戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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初投稿

無印編が終わったので一般公開にしました。
楽しんで頂けたら幸いです。


エピローグ

 

 深い眠りから覚めた感覚だった。鏡の前に一人立つ自分という存在に今まで生きてきた記憶はあったが、それはこんな姿でもないし家でもない。まるで転移したかのようにも思えたが、記憶の中にある顔とは別人であるためそれは考えにくい。転生や憑依も考えたがこの家で生きてきた記憶が一切ない。

 

「何がどうなってんだ。これが俺か?」

 

 記憶ではアニメや特撮のことが好きな、有り体にいえばオタクであった。社会人になってからもその趣味は続き、日々の生活を生きる意味であった。最後にある記憶は自宅で昔のアニメを1から見ており、続きはまた明日と思い寝たところまでである。

 それが今や見知らぬ家に別人の姿、だいたい高校生程であろう今の自分に驚きを隠せない。

 

「アニメじゃねぇんだぞ、出来のいい夢ならそれで良いがもし現実ならこの先どうすればいいんだ」

 

 とりあえず一旦家を探索することにした。テレビや冷蔵庫など一般的な家庭にあるものは全て揃っており、なんなら記憶にあるものよりも立派な家だなと思い始めてもいた。少し探索し、テーブルの上におそらく自分のものであろう戸籍と通帳が置いてあった。名前は神代絆紡(かみしろ つむぐ)年齢は15歳、名前を見て「絆を紡ぐか〜、好きなウルトラマンのテーマと似てるな〜」くらいには感じていた。そんな思いも通帳の中身を見て吹き飛ぶことになった。

 

「えー、1、10、100、1000、....2億!?!?なんでこんな大金持ちになってんだ!?あーやっぱ夢だわこれ、若くなって金持ちになって、こんなバカな話ないない。寝たら元に戻るでしょ」

 

 男は深く考えない性格だった。寝たら元の生活に戻ってるだろうし、仮にこれが現実だったら今後かなり自由に暮らせるんじゃねと思いリビングのソファーで寝た。まぁ大丈夫でしょうと。

 

 ──────────────────────────

 

「え゛、どこここ」

 

 そこは森と呼ぶべきかジャングルと呼ぶべきか、木々が生い茂る場所に今度はたっていた。しかも、記憶にあるとてもよく知っている場所と雰囲気が似ているため、内心動悸が激しくなってきた。

 

「いやいや、有り得ない有り得ない。仮にここがあの場所だとしたらあの人が俺を選ぶわけが無い。小市民な俺があの人のお眼鏡にかなうとは到底思えない」

 

 そう思いながら歩く。開けた場所に着くとその思いは届かなかったと知ることになる。

 

「嘘じゃん。すっごい知ってる遺跡なんだけど。見る分には大好きだけどいざ自分がやるってなかったら丁重にお断りしたい!どうしようかな.......見なかったことにして戻ろう」

 

 背を向け戻ろうと歩き出すと景色が揺らぐ。

 

「なんで遺跡の扉が目の前にあるの??え、これ強制?拒否権ないの?いや、ここは鋼の意思で帰ろう。俺じゃなくてもっとふさわしい別の人が、それこそ主人公のような立派な人がいるはずなんだから」

 

 もう一度背を向けると今度は目の前に特徴的な形をした石がある。

 

「もーーーー!帰らせる気全くないじゃん!てかここまで強制的になって欲しいなら最初からここに飛ばせよ!全くもって自分の意思でここに来てませんけど!これ触れなきゃダメ?ダメだよなぁ、そうしないと一生このままだよなぁ」

 

 諦めて目の前の石に手を触れる。

 眩い光が目の前を覆う。

 

 目を開けると不思議な空間におり、そこには(画面で見る分には)大好きなウルトラマンが立っていた。

 

「ウルトラマンネクサス!いや、この場合はウルトラマンノアなのか?あなたが呼んだんですね。この世界はスペースビーストがいるのか?それを俺に倒して欲しいと?」

 

 憧れの存在を前に少し興奮気味になっており、いくつか質問をとばす。その答えは頭の中にメッセージとして送られてきた。

 

 -この世界に、本来はスペースビーストは存在しないはずだった。今は表には出てきていないが水面下で奴らは侵略しようと力を蓄えている。この世界を救うため、私とこの世界のことを詳しく知っている君をこの世界に呼んだんだ。勝手なことだとは重々承知しているが、私と共に奴らの手から守って欲しい。-

 

 送られてきたメッセージに混乱はしたが、ここまで頼み込まれているため日本人気質な彼は断りずらかった。それに、憧れの存在からの頼み事だ。

 

「分かった。正直怖いし絶対苦しいだろうからやりたくはなかったけど、あなたがそこまで頼んでいるのと俺相手にそこまで頼み込んでる姿も見たくないし、精一杯やってみようと思います。サポートもよろしく頼みますね?」

 

 そういうとネクサスと一体化が始まった感覚がきた。

 

「あと聞いておきたいんですけど、俺がよく知ってる世界なんですよね?ここってどんな世界なんですか?」

 

 -ここは君の世界でいうところの「戦姫絶唱シンフォギア」の世界だ。-

 

「へ?」

「え?」

「....あのー?やっぱり無しってことには...」

 

 光がより強く輝き現実世界に引き戻される感覚がくる。

 

「うそだーーーー!」

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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