*主人公視点*
名シーンのオンパレードすぎるっ!
この瞬間を生で見ることが出来て良かったッッ!
バレないように移動するのが大変だったがその苦労も報われるというものよ。しかしビーストの反応があるな、また隠れてるから直前まで詳しい場所が分からないのはどうにかならないものか。
おそらく装者3人が揃ったところで襲うつもりなのだろうが、そう簡単にはいかないだろう。そんな事も学習しない奴らじゃない、俺が邪魔してるのも分かっているだろうしどうしてくるか。
「吹っ飛べよ!アーマーパージだ!!」
「え?」
あっぶねぇぇぇぇぇ!考えてる間にクリスがアーマーパージする所までいってたのか。バリアが間に合って良かった、危うく大怪我することろだ。
そんでここから──
「Killter Ichaival Tron」
イチイバルだとぉ!と、お馴染みのアレをやれたな。そんでさっさとクリスの後ろの方に隠れねぇと。
えげつねぇ弾幕。ネクサス、これバリアでちゃんと防げる?状況次第ではコッチに飛んでくるかもしれんからな、ちゃんと守りきって欲しい。まぁダメそうならストーンフリューゲルを盾にするか。
ドクンッ
何っ!もう現れたってのか?まだ3人も揃ってないが、今回は2人狙いなのか?どこにいるんだ。
この反応は少し距離が空いているな、2体か?コッチに向かって来ているな。
ん?もう1体反応がある。こっちはさらに遠いぞ、どこを指してるんだ。
これは森の外か?森の外?
まさかっ!!
──────────────────
*未来視点*
「響」
私の親友が私の知らない力で何かと戦っている。響が遠くへ行ってしまう気がする。今まで忙しそうにしてたのは全部──
そう思っていると、響が殴り返した車から嫌な予感がする。背中に氷を入れられたように身震いする感覚。体がうまく動かなかった。
そして現れたのは見た事もない生き物だった、ドロドロとした液体からその生き物は出てきた。ノイズなの?いや、ノイズかどうかなんて関係ない!早く逃げないと!
「っ!」
そう思い走り出したがもう遅かった。その生き物は触手を伸ばしてきて私の腰の部分を掴んだのだ。
「嫌ァァァ!助けて!誰かぁ!」
必死に叫んだ。でもきっと無意味。この周辺はさっき避難警報が聞こえたから近くにいる人はみんなシェルターの方に向かったのだろう。この声は誰にも届かない。響は向こうの大きな爆発音の近くにいる。距離と音のせいで声は聞こえない。
今は近くにあったガードレールに捕まってるが、それがいつまでもつのか。向こうは少しづつ胴体を開きながらにじり寄ってきている。まるで怖がる私を見て楽しんでいるかのように。
死にたくない。死にたくない。死にたくない。
どれくらい経ったのだろう。この勝負にならないやりとりが、もう1時間はたっているかのように感じた。無駄なのだろうか、助けは来ないのか、もう諦めてしまおうか────
いや!私はまだ死ねない!響とやりたい事がまだ残ってるんだから!!
最後の力を振り絞ってしがみつく。絶対に、絶対に諦めたりなんて──
「よく踏ん張ってくれた」
ドンッ!
その声が聞こえたあと、私を引っ張っていた感覚が無くなった。見るとさっきの生き物は消えていて、代わりに不思議な物を持っている真っ黒な人が近くまできていた。
「すまない、助けるのが遅れた。怖かっただろう。この近くにはもう居ないが、ここにいては危ない、早く人の多いところに逃げるんだ」
助かったという感覚がなくて、この人の言葉を聞いてやっと安堵からか、しだいに涙が出てきて止まらなかった。
「っ、う...うぅ.....うあぁ.....、うあぁぁぁ!
こ、怖かった!もう助からないって、響とはもう会えないんだって!」
この人の前で泣き出してしまい、困らせてしまった。
そして私が泣き止むまでこの人はずっと頭を撫でてくれていた。その手はとても優しく、暖かかった。
~数分後~
「す、すみません、突然泣き出して。ご迷惑でしたよね」
「いや、当然の反応だ。命を落とすかもしれなかったんだ。
そして重ねてすまない。もっと早く助けることが出来れば、怖い思いをせずに済んだものを」
「いえ、そんな!謝らないでください、あなたのおかげで助かりました」
「そう言ってくれると助かる。
先程も言ったが、ここはまだ危険だ。向こう側は先程の怪物は出てこない。走って逃げるんだ」
「あなたはどうされるんですか?」
「先程のヤツがそこにもいるからな、その駆除だ」
そういい、先程響が戦っていた場所を指さした。
「あなたは、響となにか関係があるんですか?」
「無い。俺は1人だ」
「っ、そうですか」
「彼女のことが気になるなら大丈夫だ。直に分かる」
「え?それはどういう」
「すまないが時間が無い、逃す訳にはいかないのでね。
それと、俺の事は黙ってて貰えると助かる」
そう言って飛び出そうとしている。あ、まだ言いたいことが!
「待ってください!最後に1つだけ。
助けてくれて、ありがとうございました」
「ああ」
今度こそ行ってしまった。
あの後言われた方向に走っていると車がやって来た。緒川さんという方が助けに来てくれたのだった。そこで私は響のことを知ることが出来た。
セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。
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する
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しない