戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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第11話

 

 *クリス視点*

 

 ん、寝てたのか。ッ!!

 

「ここは!?」

 

「良かった、目が覚めた?」

 

「お前がアタシをここまで連れてきたのか?

 ッ!そうだ!近くに真っ黒の怪しいヤツいなかったか!」

 

「連れてきたのは私だけど、そんな人は見てないよ」

 

「...そうか、変な事聞いて悪かったな」

 

 あの後どっかに行ったのか?聞きてーことが山ほどあるってのに

 

「未来ちゃーん!お友達の具合はどう?」

 

「おばちゃん!ちょうど目が覚めたところです。助かりました」

 

「いいのよそれくらい、ゆっくりしてて」

 

「ありがとうございます」

 

 .....お人好しなヤツらだ。

 

 ────────────────────

 

 *主人公視点*

 

 警報がなったか。

 俺は響かクリス、どっちの近くに行くべきか。かなり距離が離れてるからな、外したらかなり痛いぞ。

 

 .....

 .......

 ...............決めた。

 

 クリスの方に向かうか。休めたとはいえ体力はまだギリギリの状態だろう。それに、まだビーストの事について二課程にも分かってない。このままだと知らずに突っ込んで不味いことになるかもしれんからな。

 未来の方は頼むぜ響。結局未来が1番信頼してるのは響なんだから、信頼に応えてノイズやビーストが来ても守り切れると信じてるぞ。

 

 ────────────────────

 

 クリスの場所はノイズが一直線に集まる方向にいるから分かりやすいな。

 

 いた、ちょうど戦ってるところだ。向かってくる大量のノイズ相手に1歩も引かないな。

 しかし、感情に身を任せたがむしゃらな戦い方だ。疲てるだろうに気合いで持ちこたえてるのか?よくもつねぇ。

 俺は戦いが終わったあとの体力切れを狙った小物に気を付ければ大丈夫かな。

 

 

 ~1時間後~

 

 

 夕方になってひと段落着いたみたいだ。新しいノイズは出てこない。周りにビーストの反応もなし、響が向かった先にも反応なしってことは今回の件に関しては杞憂に終わったみたいだな。

 クリスに色々説明するために会いに行くか。

 

 ──────────────────-

 

 *クリス視点*

 

「雪音クリスだな」

 

「!?

 お前は今朝の!」

 

 向こうからやってくるとは、探す手間が省けたな。

 

「ああ。その様子だと親切な奴に助けられたみたいだな」

 

「お人好しなやつにな。それよりお前には聞きたいことがある。風穴開けられたくなかったら私の質問に答えろ」

 

「元よりそのつもりだ。そうじゃないとわざわざ出てこない」

 

「いい心がけだ。まず、お前は何者だ?フィーネの手先か?」

 

「何者かには答えることは出来ないが、フィーネとやらの手先ではない」

 

「巫山戯んな!質問には全部答えろ!風穴開けられてぇのか!」

 

「撃てるのか?」

 

「何?」

 

「撃てば死んでしまうかもしれないのに、お前は撃つことが出来るのか?」

 

「んぐっ!.........クソっ!!」

 

 出来ねぇ、私には。

 

本当は優しい性格のくせに悪い子ぶっちゃって。撃てないなら、脅迫にはならないな。答えられるものは返しているのだから感謝して欲しいくらいだ」

 

「分かった、次の質問だ。

 お前は今朝倒したバケモノの正体を知ってるのか?」

 

「ああ、知ってる。ヤツはスペースビーストという。人間と、人間から生まれる恐怖を食らうものだ」

 

「人を.....食う?」

 

 じゃあ、アタシは──

 

「そうだ。今朝お前は食われかけてたからな。助けられた礼でもするか?」

 

 な、生意気言いやがって!

 

「しねぇよ!!.....いや、やっぱしておく。ありがとな」

 

「........」

 

「何とか言えよ!」

 

「いや、まさか素直にされるとは思わなくてな、少々驚いてたところだ」

 

「うっせえ!やっぱりするんじゃなかった!

 まぁいい次だ!お前は二課の連中の仲間か?」

 

「違う。俺は常に1人だ。仲間はいない」

 

 そうか、1人。.....1人か。コイツはコイツで孤独に戦ってるのか?

 

「そうか。

 .....最後の質問だ。それでお前はなんでわざわざアタシの事を探して出てきたんだ」

 

「もう最後でいいのか。簡単なことだ。

 お前がビーストを相手にするのはノイズの比じゃない。その力でならと思い上がる前に忠告しに来ただけだ」

 

「っ!そーかよ!余計なお世話だ!」

 

「ならいいが。ついでにもう1つ忠告しておく。

 ビーストは狡猾だ。お前の油断、心の隙を狙ってくる。餌になりたくないならその背中を預けられる者を見つけることだ」

 

 そう言うとアイツは去っていく。てゆーか──

 

「アイツも大概お人好しな性格してんじゃねぇか」

 

 だか、私に背中を預けることができる仲間なんて──

 

『話し合おうよ!』

 

 なんで今あの甘ちゃんなヤツの顔が出てくるんだ!

 クソっ!最後に変な事を言うからだ!

 

 だが、スペースビーストか。今朝は危うく食われるところだった。

 .....ッ!思い出しただけでも身震いしてきやがる!

 アイツの言う通り私一人じゃあのバケモノには勝てないのか?

 

 助け合える仲間か.....

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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