戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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第13話

 

 *未来視点*

 

 突如、私たちの学校に巨大なノイズが複数体現れた。当然学校はパニックになり、私はみんなが避難できるように誘導している。

 

「こっちです!落ち着いて進んでください!」

 

「ヒナ!大丈夫?」

 

 来たのは創世、詩織、弓美の3人だった。

 

「みんな!まだここにいたの?」

 

「うう、学校が襲われるなんてアニメじゃないんだから」

 

「小日向さんも一緒に逃げましょう!」

 

「ごめん、先に行ってて!私は避難が遅れた人がいないか探してくるから!」

 

「ヒナ!」

 

 ────────────────────────

 

 人がいないか探してると時間が過ぎていき、その間にノイズによって学校がどんどん壊されていく。

 

「学校が、響の帰ってくる場所が!」

 

「未来さん!危ない!!」

 

「緒川さん!」

 

 私が外を見ている間にノイズが近くまで来ていたが、緒川さんのおかげで間一髪助かることができた。

 

「早く逃げましょう!」

 

「はい!」

 

 

 それから緒川さんと逃げて、曲がり角を曲がったところにいたのは

 

「あの時の──」

 

 私が以前であった生物、最近司令から知らされたスペースビーストという怪物が、私たちの目の前にいた。

 

「なぜビーストもリディアンに!」

 

 緒川さんが拳銃で対応しようとするが、効果は薄いみたい。ジワジワと近付いてくる。

 

「くっ、この武器ではダメか。未来さんは横を通って逃げてください。ここはボクが何とか隙を作って囮になります」

 

「ダメです!一緒に逃げましょう!」

 

 ダメ、このままじゃ。誰か!!

 

ドンッ!

 

 あの時私を助けてくれた音が聞こえた。

 そして目の前のビーストが消えて──

 

「ハッ、もしかして!」

 

「先に行け。ビーストは俺が片付けておく」

 

 また助けてくれた。

 

「あなたは例の!

 ここは危険です。あなたも我々と一緒に地下へ」

 

「必要ない。まだ何体かいるからな」

 

「でも、ここにはビーストだけじゃなくてノイズもいます!」

 

 いくらこの人が特別な力を持っていたって、これだけの数のノイズは──

 

「大丈夫だ。信じろ」

 

 その声を聞いて、絶望的な状況なのに何故か安心感があった。

 

「本当に大丈夫なんですね?」

 

「ああ、だから逃げろ」

 

「.....分かりました。

 絶対に生きてください!後でお礼を言いたいので!

 緒川さん、行きましょう」

 

「え、ええ」

 

 大丈夫、あの人がそう簡単に死ぬ訳ない。

 あの言葉を聞いて、そう思えた。

 

 ────────────────────────

 

 *主人公視点*

 

 やっぱりこっちに現れてたか。それもまぁまぁな数が。

 何体か倒して回ったがビーストによる被害は無さそうか?それよりもノイズの被害の方が何倍もあるからな。

 

 響たちが来るまでにこの場にいるビーストは全て倒す。そのためには──

 

 この無限に思えるほど多いノイズをどうにかするしかない。

 

 そしてこの世界に来て対ノイズのことを考えなかった日はない。

 流石に触れれば炭化するヤツ相手に正面突破は無理だ。ならどうするかって、逃げ回るしかないよなぁ!!

 最初の2年はこれでもかってほど脚力を鍛えたんだ!そう簡単に捉えられるかよ!

 

 そっからは誘導、回避、撃破を繰り返して数を減らしていく。地味な作業だがこれが1番早い!夜までには終わらせるぞ!

 

 その後最後のビーストを消滅させた時──

 

 

「随分大忙しねぇ、ビーストキラーくん」

 

「ッ!」

 

「ホントよく生き残ってるわ〜、それに凄い身体能力。それだけ飛んで走ってしてるのに息一つ切らさないなんて」

 

「猫を被るのはやめろ」

 

「...そうか。お前、どこまで知っている」

 

「さぁな、相手の欲しい情報をあっさり喋る奴はいないだろ」

 

「それもそうか。なら私が今どう思っているのかは分かるか?」

 

「作戦の邪魔になりかねないヤツを始末することか?」

 

「聡いな。キサマのその力は近くで見たが全く理解が出来なかった。

 ならば不確定要素は取り除くに限る」

 

「その通りだな。俺がお前でもそう考える」

 

「意外に冷戦だな。もっと慌てふためいてくれるかと期待していたが。

 それともただの虚勢か?」

 

「さぁ、どっちだろうな?」

 

「答えをはぐらかす男は嫌いよ。

 私はノイズを操れる。お前の周りをノイズで埋め尽くすことも出来る訳だが、そこからどうのりきる?」

 

 そう言うと周りにおびただしい量のノイズが現れる。

 

「見せてもらおうか、その余裕の理由を」

 

「そうだな、俺の目的はあくまでビーストの始末だ。

 なら、仕事が終わったのなら帰ろうか」

 

 ブラストショットをガンモードに変えて上空に光を放つ。

 

「キサマ、何をした!」

 

 フィーネがネフシュタンの鞭をぶつけてくるが、

 

パシィン!

 

 バリアで弾き返す。

 

「バリアだと!忌々しい」

 

「では帰らせてもらうとしよう」

 

「何!?

 ぐっ!何だこの振動波は!」

 

 凄まじい振動波と共にストーンフリューゲルが現れる。

 俺はフリューゲルの中へと入っていった。ここまで来れば何者にも阻止することは出来ない。

 

 そのままフリューゲルは飛び立つのだった。

 

 

 

「ごめん。すぐにまた出るから、近場に下ろしておいて」

 

 ────────────────────────

 

 *フィーネ視点*

 

「まんまと逃げられたか。だがノイズを操れる以上私の方が優位なのは変わりない。邪魔するのなら殺す!」

 

「しかし、奴の力は一体何なんだ?あの力は完全聖遺物でないと理由がつかない。あんなものがこの世に存在していたのか?ビーストのことといい、最近になって悩みの種が増えることになるとはな」

 

「もう少しで計画は完遂される。誰にも邪魔させてなるものかっ!」

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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