戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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第14話

 

 *主人公視点*

 

 決戦の地から少し離れた場所で待機しているが、そろそろ戦闘が始まりそうだ。しかしバラルの呪詛か。今後も続く戦いにあれ関連ばっかりなのは、つけた側も望んでいなかっただろうな。

 

 

 戦闘が始まったか、装者たちはカ・ディンギルを止めるために塔を壊すのに全力を尽くしてるがフィーネを突破するのは難しい。

 だから最初の一発目は──

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal」

 

 クリスの絶唱。

 これで月の完全破壊は防いで欠片の損傷までにとどめることが出来た。ここはかなり印象的な場面だったな、当時は完全に死んだと思ってたから叫んでしまった。

 後に無事だったのを知ってもう一度叫んだ。

 

 念の為クリスの様子を見に行くか。

 

 うん、まだ息はある。ビーストの反応もな──

 

 .....急に反応が大きくなったな、動きが活発になっている。しかもかなり多い、それが全部街の方へ集まっている。

 まぁ、来るだろうとは考えてたさ。それに、来るっていうならできる限りもっと1つになるんだな。そうした方が、まとめて倒せるってもんだ。

 ここまできたら逃げるなんてしないさ、そのために強くなったんだ。な、ネクサス。こっからが本当の戦いだ。

 

 ────────────────────────

 

 向こうの様子を見ている間に戦闘もかなり進んでいるな。

 次は翼の捨て身の特攻か、あの魂が震えた叫びは何度聴いても響いているよ。

 自身の命を賭して守ろうとする強い意志。ここにいるクリスも、翼も。彼女たちがいるから、俺も自分の意志でこの世界を守りたいと思えるんだ。

 

 そして、翼の大技がカ・ディンギルに決まる

 

 .....凄まじい大爆発だ。爆風がこっちまで届いたぞ。

 だがこれでカ・ディンギルはもう使えない。

 後は響、頑張れ!お前が守りたいものはまだ残ってるぞ!まだ諦めるな!

 

 

 俺も、そろそろここを離れるか。

 

 ────────────────────────

 

 *響視点*

 

 翼さんも、クリスちゃんも、学校も、私の大切な人や大切な居場所が全部無くなっちゃった。

 

 私は一体何のために戦ってきたの?

 

 もう何も分からない。

 

 

 -数分後~

 

 

 もう戦えない。

 守りたいものが無くなった私に戦う力は残ってない。

 

 了子さんが私にトドメを刺そうとしている。けど、もう──

 

 

 その時、

 歌が聞こえた。

 

 この歌は、リディアンの校歌?

 それにこの声は、未来やみんなの声だ。

 私を励ましてくれている。

 なら!

 

「まだ歌える!頑張れる!!戦える!!!」

 

 体に力が湧いてくる。

 了子さんが聞いている。

 この力の正体は何なのか?そんなものは決まっている!

 

「シンフォギアァァァァァ!!!!」

 

 ────────────────────────

 

 翼さんもクリスちゃんも無事だった!

 良かった!!

 

「2人もいる。それにみんなの歌声がくれたこのギアなら、負ける気がしない」

 

 しかし了子さんの方も、

 

「堕ちろぉ!」

 

 ものすごい数のノイズを出してくるが、私たちの敵じゃない!

 ノイズは私たちの技や連携であっという間に壊滅させた。残すは了子さんだけ!

 

 そう思ってたら、ソロモンの杖を突き刺した了子さんの元に残っていたノイズが集まっている。

 

「取り込まれてるの?」

 

「そうじゃねぇ、取り込んでるんだ」

 

 そして、ノイズだけじゃなくてデュランダルをも取り込んでしまい、そのとんでもない破壊力で町を壊してしまった。

 

 さらに、了子さんだけでも精一杯なのに──

 

もう1つの災害が動き出した。

 

「ギィィィィィ!!」

【ブロブタイプビースト ペドレオン(グロース)】

 

 突如として現れた巨体。地面を突き破り、誕生の産声を上げていた

 その姿は私が初めて出会ったビーストとそっくりだった。でもそれは、ビル程大きな存在となって暴れている。

 

「アイツは!前会った奴がデカくなったのか!」

 

「どちらかだけでも手一杯だというのに、このままでは」

 

「いったいどうしたら!」

 

 ビーストがコチラに迫ってきている。これで完全に挟まれた形になった。

 了子さんとビースト、どっちもかなりの強敵で同時に相手するなんて出来ない。

 私たちがどう対処すればいいのか悩んでいると、

 

空から赤い光が降ってきた。

 

 ビーストの前に落ちてきた謎の光。

 その光が収まると、その中から銀色の巨人が姿を現した。

 

「あ.....あの.......巨人は」

 

「翼さん!あの人を知っているんですか!」

 

「...ああ。忘れもしないさ。あのライブの日、私たちをビーストから守ってくれて、奏の命を救ってくれたんだ」

 

「つ、つまり!!」

 

「味方ってことか!!」

 

 私とクリスちゃんが驚いていると、その巨人は私たちの方へ振り向く。

 そして、力強く頷く。『ここは任せろ』と伝えるかのように。

 そうすると、ビーストの方へと向かっていった

 

「シュアッ!」

 

「向こうは彼に任せよう。きっと大丈夫だ」

 

「あんだけ派手に登場したんだ!負けたら承知しねーぞ!」

 

「頑張ってください!!」

 

 彼には彼の、私たちには私たちの戦いが始まる。




アニメのキャクター同士の関係性やビーストの脅威の周知とか色々積み上げの時期だったから大型ビースト出すのがネクサ本編よりも長くなってしまった。
ここまでネクサスの活躍が全然無かったけどやっと書けるようになった。

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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