ありがとうございます!
拙い作品ですが暖かい目で見て頂けると幸いです。
*主人公視点*
~変身解除後~
フィーネも悲しい最後だよなぁ。
恋心が暴走して響たちと対峙してたけど、普通の日常は悪くないと思ってそうなのがなぁ。
もっと話し合うことが出来れば。
ん?どうしたネクサス。
.....もしかして俺がフィーネを助けようか悩んでると思ってる?
いやいや待て待て待ちなさい。この前も言っただろ?奏みたいな事はもうしないって!
特にフィーネなんか今後どうなるか奏以上に分からないよ?
自分の首を絞めるような事は絶対しない!
──今回は結構粘るなネクサス。
いや、本心で言ったらそりゃ助けたいなとは思ってるよ。
ただ俺の能力じゃ限界があってな、助けるやり方も助けた後の扱いも分からないんだよ。それくらいフィーネって存在は難しい。
だからもう諦めようかなって──
-諦めるな-
んぐっ!
いやでも、実際いいアイデアが思いつかないんだけどどうすればいいんだ?
フィーネの体はこの後どうやっても滅びる。これを変えることは不可能だ。
仮に月の落下をそもそもさせずにフィーネの死を変えたとして、確実に遺恨が残るしフィーネの生存はまた争いを生む。
自死を選んだとしたらもっと最悪だ。
俺は彼女のそんな姿は見たくない。
響と想いを伝えあう邪魔はしたくないんだよ。
だから今回はもういいんだよ、それで納と──
-諦めるな-
今回はホントに強情だな!
あーもう!じゃあどうする?どうすれば助けられるってんだ。
死んだ後何でも願いを叶えてくれる玉でも探す旅に出るか?
無理難題がすぎる!
いい方法が全く思いつかない。どうすれば.....。
いや、死んだ後?.....死んだ後か。
完全に死んだと周りに認知させることが出来ればフィーネを中心とした争いは起こることがない。
それで俺が匿って表に出さなければ彼女が今後及ぼす影響もほぼないだろう。
だが肝心の死んだ彼女をどうやってこの世に留めるか。
.....
.........
...............
.......................仮に、の話だけど。
彼女が崩壊した後すぐに、崩壊した体と魂を回収して改めて肉体として固定する。みたいな事って可能か?
ほら、バラージの盾を形成した時みたいに。あれも光の結晶で形作ったじゃん?
なら元々の肉体と魂に、俺の光エネルギーがあればどうだ?
反応が薄いな、かなり厳しいってことか。
なら出来ないか...。
ん?厳しいができなくは無いってことか?
肉体の固定は出来そうなのか?
その反応は出来るってことかな。
なら魂の固定が難しいんだな。
当たりっぽいな。
それは俺が頑張ればどうにか解決するのか?
それだけじゃないのか。つまり固定できるくらいフィーネの魂としての強さも必要ってわけか。
一応出来そうな目処はたった。
後は彼女の強さと、俺の光エネルギーが持つのかどうかってところだな。
──諦めるな、か。響に言ったりしたのに、俺が諦めてちゃ世話ないな。
それに、ネクサスに言われると身がギュッて引き締まるよ。
ありがとな、俺の気持ちを後押ししてくれて。
そろそろ月を落とすところだ。
頼むぞネクサス。俺のエネルギーくらい幾らでももってけ!
ぐうっ!か、かなりしんどいぞ。残ってる8割は持ってかれたみたいだ。
どうだ!成功したか!
.....やったのか!?
はぁぁぁ、疲れたぁぁぁ。
よくこんな無茶苦茶な作戦実行したよな。
最悪エネルギー減らしただけの可能性もあった訳だし。
けど、良かったぁ。
今ここでは騒ぎになるからフリューゲルの内部にでも留まらせておいて。
最後にでっかいお片付けが残ってるんだからな。
変身しても満身創痍な状態だろうが、もうひと踏ん張りだ!
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あの後月の欠片までいって破壊することに成功した。
爆発から3人を守るために《セービングビュート》で傍に確保し、光エネルギーで覆いながらこの体を盾にすることで怪我を負わせずに守りきることが出来た。
けど、もう意識が.....
「ウルトラマンさん!しっかりしてください!!」
「おい!死ぬんじゃねぇぞ!ウルトラマン!」
「さっきの爆発から庇うなんて、みんなで生きて帰るぞ!」
ダメだ...マトモに返事も出来ない。
フリューゲル、後は頼んだ.......。
「ウルトラマンさん!!!」
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あの後フリューゲルが俺を回収し、自宅まで運んでくれたおかげで命は助かった。かなりの重傷だが。
フリューゲルの中で安静にする前に、フィーネと話しておこう。やって欲しい事もあるし。
ネクサス、もう彼女をここに呼び出して大丈夫だ。
フリューゲルの中から光とともに彼女が出てくる。
すっぽんぽんじゃねぇか!まぁそりゃ服は無理だよな!予め言っといてよ!
とりあえず毛布を取ってくるか。
「うぅ.....ここは?私はいったい──」
「目は覚めたか?」
「お前は!ここはどこだ!私に一体なんの用がある!」
「落ち着け、一から説明する
まずお前は彼女たちとの戦いに敗れ、そして月を落として死んだ。
ここまでは大丈夫だな?」
「ああ。覚えているとも。
そんな私が何故現世にいる?」
「俺がバラバラになったお前の肉体と魂をもう一度固定した」
「肉体と魂の蘇生?そんな事を出来るなんて、お前は一体なんなんだ」
「正体はまだ答えられないな。それに口で言うほど簡単じゃないさ。お前を呼び戻すのに莫大な量のエネルギーも使った」
「それで?私を呼び戻して何をさせようと言うのだ?」
「話が早いな」
「返答次第ではお前を殺すがな」
「それは怖い。しかしその肉体は俺が固定したんだ。俺が死ねばお前も死ぬぞ」
「構わない。そもそも死んだ身。元に戻るだけだ」
「流石にこれでは脅しにもならないな。
やって欲しい事は簡単だ。ここでビーストについて研究を進めて欲しい。
研究者なんだろ?」
「ビーストについてだと?なぜ私がそんな事をしなくてはならないのだ」
「そう言うな。これは彼女たちのためでもあるんだ」
「立花響のことか。何故その名前が出てくる」
「彼女たちがビーストに狙われている。理由は知らんがな」
「なんだと!?」
「事実だ。
だから奴らへの対抗策を考えて欲しい。俺は開発など詳しくないからな」
「.....信じられんな。
お前がビーストと争っているのは知っているが、本当のことを言っているとは限らん」
「随分疑い深いな。嘘をつく理由はないと思うが。
ならどうすれば信用できるか教えてもらえるか?」
「お前の正体を明かせ。それで信用できるか決める」
「なるほど、ハナからそのつもりか。まぁ構わないさ。
ただし、コレを聞くのならお前を逃すつもりはない。
その覚悟はあるか?」
「覚悟を問うか。
いいだろう。では聞かせてもらおうか、お前の正体を」
「あの銀色の巨人の正体が俺だ」
「なっ!?
──事実なんだな?」
「コレを使って変身出来る。長時間は無理だがな」
「なら今ここでなって見ろ。それで納得できる」
「そうしたいのは山々だが今は出来そうもない。
こう見えて無茶のし過ぎでかなりの傷を負っていてな、変身する力も残ってない」
「何?──ッ!
お前、この出血量!早く手当てをしないと間に合わなくなるぞ!」
「心配してくれるとは優しいじゃないか」
「戯言を抜かしている場合か!
本当に死ぬぞ!」
「大丈夫だ、この話が終われば治してくるさ。
もし手伝ってくれるなら頼みたいことがあるしな。
──どうだ、信じて貰えるか?」
「.....分かった。お前の話を信じよう。
だから早く用件を言え。さっさとその傷を治してこい」
「やっぱりお優しいこって。
頼みはこの家にお前の研究所を作ることだ。
金はまだ1億残っている。番号も全部教える。コレを資産運用で増やしたり何でもいい、満足できる研究所が出来るまで好きに使ってくれ」
「...お前はどうしてそこまで出来る?
人知れずビーストと戦い、誰かを守ろうとすることが出来るのだ」
そんなの決まってる。
「好きだから。この世界が。生きるみんなが。
だから戦える」
「──ッ、はぁ。
あの子と同じくらい放っておけない子ね。
分かったわ。後は任せてゆっくり休んでちょうだい」
「そうか。
なら、名前も伝えておく。神代絆紡だ。
──後は頼む。フィーネ」
「絆紡ね。覚えたわ。
それと、これから私のことは了子って呼んで。
今はそっちの方がいいもの。それと、
──任せて、絆紡くん」
ようやく休めそうだ。
最後、優しい笑顔だったな。
セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。
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する
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しない