戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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初めてアンケートも追加してみました。
気楽に回答してください。

何となくですけど復活するイメージも掴みましたので。


第17話

 

 *主人公視点*

 

「「「ウルトラマン!!」」」

 

 この姿なるのも久しぶりだな。

 今回の相手はアイツか。

 厄介度で言えばトップクラスだ。

 ここで倒し切るべきだな。

 

「無事だったんですね!また会えて嬉しいです!」

 

「心配かけさせやがって」

 

「なんと心強い援軍か」

 

 だが、まず俺がすべきは3人の合体技を安全に終わらせること。

 ヤツの触手を全てたたき落とす!

 

 シュン!シュン!

 

「フッ!ハァ!」

 

 3人を守ればいい!そうしてるうちに──

 

「セット!ハーモニクス!!」

 

 よし、発動までいけたな。

 七色の光が会場に広がってノイズを殲滅していく。

 後もう少しだ。完全にノイズを倒せたなら。

 

「これが私たちの!絶唱だあああああああああ!!」

 

ズドォォオオン!!!

 

 良し!ならこっちも!

 

 伸びてきた触手をガッシリ掴む。

 

「オオオオオ!」

 

 そしてヤツをこちら側に引きずり出す!

 

「デヤァァァ!!」

 

「グオオォォォォ」

【フィンディッシュタイプビースト クトゥーラ】

 

「コイツがさっきの触手の正体か!」

 

 このビーストは元々異形の海とよばれる特殊位相に潜んでいて、そこから触手だけを現実世界に伸ばして人間を襲う。

 かなり厄介だ。昼夜関係なく突然現れる触手に警戒しないといけなくなる。

 

 そんなヤツを今逃せば大変なことになるが、わざわざ向こうのテリトリーに向かってやる必要も無い。

 むしろ、こっちのテリトリーで戦わせてもらう!

 

 

 

 *響視点*

 

 ウルトラマンさんが戦っていた触手の本体が穴から出てきた。

 かなり不気味で目を逸らしたくなる見た目をしている。

 

「このビーストが暴れたらそばにいる人たちが危ない!

 行くぞ!立花!雪音!」

 

「は、はい!!」

 

「まだ暴れてやるか!」

 

 ビーストと戦おうとしていると、ウルトラマンさんが私たちの前に出る。

 

「ウルトラマンさん?ここは任せろってことですか?」

 

 彼が頷く。

 

「ふざけんな!アタシはまだやれる!」

 

「待つんだ3人とも!

 先程絶唱を使ったばかりだ。ここは彼に任せて下がるんだ」

 

 師匠から連絡が入る。

 

「しかし、彼1人に戦わせる訳には」

 

「お前たちを気にして彼が全力を出せないと邪魔になる。

 ここは信じるんだ」

 

「分かりました」

 

 

 私たちが下がるとウルトラマンさんは戦い始めた。

 だけど戦うには場所が狭すぎる。

 

 ほとんど距離がない。

 

 何度目かの組み合いのとき、ビーストを観客席の方へ投げ飛ばした。

 少し距離が空くと、ウルトラマンさんが左腕を胸の前に出して振り下ろした。

 

「フッ!」

 

 すると徐々に光が包み込み──

 

 

 姿が変わっていた。

 

 いつもの銀色の姿から赤と黒のラインが入った姿に変わり、胸のところにクリスタルのようなものが付いていた。

 

 そして流れるように左右の手首を交差して、青い光が宿る右拳を空に突き出した。

 

「デアアア!」

 

 その光は空から黄金の光が滝のように降ってきて、ウルトラマンさんとビーストを包んでいった。

 

 数秒もすればどちらもステージから消えてしまった。

 

「は?アイツらはどこに行きやがったんだ!」

 

「司令!ウルトラマンは何処に!」

 

「こちらでも調べているが分からん!何処かにワープした可能性はあるが全くの不明だ!」

 

「ウルトラマンさん、私たちを巻き込まないようにしてくれたんですか」

 

 きっとまだ戦ってるんだ。

 私に出来るのは勝って帰ってくることを願うだけ。

 

 ──絶対、帰ってきて。

 

 ────────────────────────

 

 *主人公視点*

 

 メタフィールド──

 

 現実世界からは不可視の空間で、ネクサスが自身を拡張することで生み出している。そしてここでならネクサス本来の能力を発揮することが出来る。

 だが身を削って作りだしてる空間だから時間制限があり、3分間だけだ。それを過ぎると回復不能なダメージを負って俺は死んでしまう。

 

 だが、それだけのデメリットを背負うに値するメリットがある。

 

 ジュネッスになったことに加えて、メタフィールド内の能力上昇効果により、今まで感じたこともないほどのパワーが溢れている。

 

 これがメタフィールド、命張ってまで生み出す価値はあるな。

 何より、響たちが戦いの巻き添えをくらう心配がない。

 

 俺以外に被害が出ない、これが1番のメリットだ!

 

「グオオオオオオ!」

 

 いくぞクトゥーラ!

 

「ジェアッ!」

 

 一気に距離をつめる。

 

「グォォ」

 

 クトゥーラも何本もの触手を出して捉えようとしてくるが──

 

「ハアッ!」

 

 上空に飛び出して交わす。

 そのままの勢いで脳天にチョップを叩き込む!

 

「デヤァァァ!」

 

「グォォ!!」

 

 火花が出るほどの強烈な一撃を叩き込めた!

 負けじとクトゥーラも左腕の太い触手を叩き込むが、大振りな攻撃は交わす。

 

 そのご自慢の左腕にはずっと警戒してんだから!

 

 しかし躱されたくらいでヤツも攻撃の手は緩めない。

 何度も何度もぶつけようとしてくる。

 

バシィン!バシィン!

 

 このまま回避して隙を伺おうとした時、回避した瞬間に細い触手を2本出して腰に巻きつけてきた。

 

「グッ!」

 

 そのままクトゥーラが俺を持ち上げて地面に打ち付ける。

 

「グアッ!」

 

 その攻撃は1度では止まらず何度も打ち付ける。

 

「アァッ!ガアッ!」

 

 このままではマズイ!

 もう一度打ち付けようと空中に持ち上げたところを《パーティクルフェザー》で触手を切り飛ばす!

 

「グオオオオオオ!」

 

 クトゥーラももう一度捕まえようと今度は4本出てきたが、もう捕まる訳にはいかない!

 

 俺は空中で回転しながら三日月型のカッターを連続発射する。

 

《ボードレイフェザー》

 

 迫ってくる4本の触手を全て切り落とした。

 

「グオオオ!」

 

 そのまま何発もクトゥーラに発射する。

 

「グオオオオオオ!」

 

 この攻撃でクトゥーラがよろめく。

 

 しかしコチラも時間があと僅かだ。

 それを知らせるコアゲージが鳴り響く

 

 ティコン、ティコン、ティコン

 

 トドメだ!

 

 ジュネッス最大の必殺技、両腕を下でクロスさせ、光エネルギーを両腕にあるアームドネクサスに集中させる。

 

「ハッ!ォォォオオ!」

 

 そして両腕を上に広げてL字に組んで放つ!

 

「デヤアッ!!!」

 

《オーバーレイ・シュトローム》

 

「グオオオオオオォォォォ」

 

 クトゥーラを分子レベルで消滅させる。

 俺の勝ちだ

 

 ふぅ、この技は膨大なエネルギーを消費するから何度も打つことは出来ない。さっきみたいに確実に当たる瞬間でなければ、外した時にこちらが一気に不利になる。

 使い所は見極めないとな。

 

 メタフィールドも解除しよう。

 実際に使ってみるとかなり生命力を使った実感がある。

 毎日使うとなれば4日目で倒れそうだ。

 

 ────────────────────────

 

 ん?響たちまだ会場にいたのか。

 

「あっ!帰ってきたぞ!!」

 

「ビーストの方は!いないのか。

 もうあなたが倒してしまったのか?」

 

 頷いておく。

 そうしたら3人とも力が抜けたように座り込んだ。

 

「よ、良かったぁ!ウルトラマンさんが無事に帰ってきて」

 

「ホントだぜ、しっかしさっきから鳴ってるそれは大丈夫なのか?」

 

 今はもうメタフィールドも解除したから大丈夫だ。

 

「今日のところは、どちらも無事に終わることが出来たな」

 

 ホントにそうだな。

 それに今クトゥーラを倒せたのはかなりデカイ。

 

 しかしかなりの強敵だった。

 もう疲れたし、早く帰ってパスタ食べよう。

 

「あっ、もう行っちゃうんですか?」

 

「倒したらすぐ居なくなるよな」

 

「色々事情があるのだろう。

 最後に伝えたいことだけ話すとしよう」

 

 ん?伝えたいこと?

 

「3ヶ月前、私たちを守ってくれてありがとう!」

 

「お前が守ってくれなきゃアタシたちもここにいなかったかも知れねぇしな。

 ありがとな、ウルトラマン」

 

「私たちだけではない、この世界に生きる人々を守ってくれたこと。

 心から感謝する。ウルトラマン」

 

 3人からそう言って貰えるの、何だか小っ恥ずかしいな。

 

 でも、しっかり受け取ったよ。みんなの気持ち。

 これで明日からも頑張れそうだ!

 




ちなみに、本来はその人物にあったジュネッスになります。では主人公が何故姫矢ジュネッスになれたのかと言うと、もう主人公の中のジュネッスのイメージが劇中でのジュネッスとジュネッスブルーに固定されてるからです。
でも主人公はブルーにはなることが出来ません。
その理由は主人公の器に入り切らないからです。そのためどちらか一方となった時によりイメージの強かった姫矢ジュネッスが選ばれました。

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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