戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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皆さんアンケートの回答ありがとうございます!思ってたよりも回答して貰えて嬉しいです。
トンデモ理論でも寛容な方が多めなのである程度は許してくれそうですね。
セレナに関してなんですが、当初は生存させようとは思ってなくてコメントで頂いてどうしようか考えました。
アンケートの形をとるのはセレナで最後にしようとは思いますが、もしこのキャラをどうにかして欲しいとかあれば感想のついでに書いてもらって大丈夫です。
自分がそれありかもと思って展開を思いついたらこっそり追加してるかもです。
長々とすみません、では本編をお楽しみください。


第18話

 

 *主人公視点*

 

「ただいま」

 

「あぁ、おかえりなさい..」

 

 随分沈んでいるな。

 今の了子なら仕方ないか。

 

「随分落ち込んでいるようだが、理由はフィーネを名乗りガングニールを纏ったマリアか?」

 

「っ、そうね。絆紡くんには全部話すわ」

 

「聞こう」

 

「フィーネを名乗っていたことだけど、それは恐らく彼女がレセプターチルドレンだからよ」

 

「レセプターチルドレンか、名前の時点でいや予感がするな」

 

「ええ。昔私が考えたの。

 計画に失敗した時、次のフィーネが誕生するためには刻印を持つものがアウフヴァッヘン波形に触れないといけないけど、そんな事が次にいつ来るのか分からない。

 だから集めたの。素質のある身寄りのない子供たちをね」

 

「なるほどな。

 表では了子が死んだことになってるから、理論上では次のフィーネがその子どもたちの中から出る予定だったと言う訳か」

 

「しかし私が生きている以上、誰も私となることはない。

 彼女ら組織がフィーネを名乗った理由は分かりやすい脅威だからでしょうね」

 

「なるほどな。

 次にマリアがガングニールを纏えた訳だが、それも了子が?」

 

「そうね。

 前に私が米国政府と繋がっていた時に、ガングニールの欠片を渡していたの」

 

「だから纏える訳だ。

 組織の名前と、世界各国を敵に回してまでする目的は推察できるか?」

 

「組織はF.I.S.という名前よ。

 目的はまでは詳しく分からないけど、私が残してきたデータや聖遺物を使って何か企んでるとは思うわ」

 

「そうか」

 

「...ごめんなさい。

 私が今までしてきたことのせいで、こんなことになってしまった」

 

「俺に対してそこまで気にしなくてもいい。

 謝るなら、事が全部済んだ後にでもして回るとしよう」

 

「どうしてそこまで、非難されて色々言われても仕方の無いことだと思ってたのに」

 

「了子が過去何をしてようと、それが巡り巡って障害となり立ち塞がる事になろうとも、俺がすることは変わらん。

 それに、色々してた事は織り込み済みで助けたんだ。

 だから言う気にはならないさ」

 

「絆紡くん..」

 

「さらに言えば、もう昔みたいなことをするつもりは無いだろう」

 

「あんな事はもうしない。絶対に」

 

「その言葉が聞けるなら俺はいい。

 早くパスタを食べよう。いつもより30分も遅れてる。

 それに今日はビーストと戦って疲れてるんだ」

 

「ええ!?ビーストと戦ってたの!?

 怪我とかは大丈夫なの?」

 

「大きな怪我は無い。

 あの中に入ってれば1日あれば普段通りに戻る」

 

「そう、良かった。それと

 

 ──────ありがとう」

 

「受け取っておくよ」

 

 その後はいつも通りの食事となった。

 まだ少し落ち込んでいるようだが、帰ってきた時よりかはマシになったな。

 

 いつか必ず皆と笑い合えるようにしてみせるさ。

 

 ────────────────────────

 

 とりあえず次のイベントは近い。

 

 浜崎病院での戦闘があるが、ここでは装者たちがAnti_LINKERによって大幅な弱体化をしてしまう。

 ヤツらが出る隙があるかは分からんが、何が起こってもいいように近くまで見張ることにしよう。

 

 

 病院内での戦闘は無事終わったみたいだな。

 だがビーストの反応がある。

 

 来るのはペドレオンの残党か、他の小型ビーストか。

 翼はネフィリムを追いに行ったからこの場にいるのはギアの出力が落ちた響とクリス、そしてウェル博士だ。

 

 今ビーストが襲いに来れば一溜りもない。

 来るなら来い、どこから来ても出る準備は終わってるぞ。

 

「おい、コイツを連れてあっちに向かうぞ」

 

「分かった」

 

 響とクリスがウェル博士を確保して移動する。

 俺も後ろから──────

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

 なんだ、地面が揺れて!

 

「うわっ、ああぁっ」

 

「何だこの揺れは!」

 

「ヒッ!何が起こるというんです!」

 

 向こうもパニックだ。何が来るってんだ!

 

 地面から何かが飛び出て

 

 ──────また触手か!!

 

 しかもあの特徴的な形は、あの虫のかよ!

 

 

 

 *響視点*

 

 私たちがウェル博士を連れて翼さんの方へ向かおうと思った時、地面が揺れた。

 

「気を付けろ!地面から何が来るぞ!」

 

「お、おい!一体何が来るっていうんだ!」

 

「静かに!」

 

 揺れがだんだん強くなっていく。

 

 そして私たちの前に出てきたのは巨大なミミズのような触手だった。

 

「また触手かよ!」

 

「ヒィィィィ!」

 

「後ろに下がって!」

 

 今の状態だとまともに戦えない、この場から逃げないと。

 

 その触手の先は間違いなく私たちの方を向いている。

 戦闘は避けられない、くる!

 

ドンッ!

 

 横から触手に攻撃が当たり地面の中に戻っていく。

 

 この攻撃は──

 

「ここは俺が引き受ける。

 そいつを連れて離脱しろ」

 

「あなたは!」

 

「お前、また助けに」

 

「いいから早く行くんだ。

 走れ!」

 

 その言葉と同時にウェル博士を連れて走る。

 

 少し後ろに先程の穴から地面が盛り上がりながらこっちに向かってきている。

 

「とにかく進め!

 やつが諦めるまでな」

 

 地面に向かって攻撃をし続けてくれている。

 

「目的地まであとどれくらいだ」

 

「あと5分も走れば到着します」

 

「5分か、残り1分までに追うのを諦めなかったら最後一斉に地面を攻撃する。

 それでいいか?」

 

「いいじゃねぇか、逃げ回るだけなんてアタシの性にあわねぇ」

 

「わかりました!タイミングはお願いします」

 

 その後は度々飛び出してくる触手から守ってもらいながら残り1分の地点に到達する。

 

「そろそろ1分です!」

 

「分かった。

 3数えるぞ、0になったら攻撃だ」

 

「最後に特大のをくれてやる!」

 

「いくぞ、3、2、1

 ──0!」

 

ドガァァァァン!!!

 

 彼の合図とともにそれぞれが今出せる最高の威力で地面を攻撃した

 

「あ、あのバケモノはどうなった!?やったのか!?」

 

「.......退けはした。だが倒してはいない」

 

「とりあえずは一安心ですね」

 

「そうだな。それと、あそこ一帯は誰も入らせないようにしておけ。

 肝試しにでも向かったら食われるぞ」

 

「おっさんに伝えておくよ。

 それと、今回も助かった。

 お前が来てくれないとかなり危なかった」

 

「ビーストの撃破が俺の使命だからな。

 来るのは当然だ」

 

「あの!私たちと一緒に行きませんか?

 一緒に戦いましょう!」

 

「断る。

 組織といるより単独でいた方が動きやすい」

 

 断られちゃった。

 けど、いつかこの手を取ってくれるまで私は諦めない!

 

「分かりました!

 でも、私たちはいつでも待ってますんで!

 今回もありがとうございました!」

 

「ああ。

 それじゃあな」

 

 そう言って去ってしまった。

 

 私たちも早く翼さんと合流しないきゃ!

 




過去一の難産だった。
フィーネが主人公陣営にいるから覚悟はしてたけど用語解説や今後の展開を見ながら考えてたらすっごい時間がかかってしまった。

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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