完結まで頑張ろうと思います!
しかし先の事を考えすぎて今が書けなくなってきている!
これは非常にまずい
*主人公視点*
そろそろナスターシャ教授が米国政府と取り引きする頃だな。そうなるとフロンティアの浮上の時も近い。
俺はどうするべきか.....。
「絆紡くん、ちょっといいかしら」
「どうした」
「前に言ってた月の軌道をどうするかなんだけど、月遺跡で軌道の再設定をするしか方法が無さそうなのよ」
「それは現状可能なのか?」
「多分だけど無理ね。
本来であれば月は設定された軌道しか回らない。なのに変わってるという事は欠片を破壊した時にその機能が停止してしまったと考えられるわ」
「なら再起動するところから始めないといけないわけか」
「そういうこと。
現状その再起動させる方法が思いつかないのよ」
「面倒だな。設定したいが電源が入ってないわけだ」
「つけるためのエネルギーにはあてがあるんだけどねぇ」
「それは?」
「フォニックゲインよ。
ただ私たちだけじゃ集める方法がないの」
「そうだな。それにどれ程必要なのかも分からない」
「ちょっと行き詰まった感じなのよねぇ」
これ以上はでなさそうか、なら──
「ふむ.....。
了子、フロンティアというのはどういったものなのか分かるか?」
「ええ、ある程度は。
遥か昔、カストディアンが飛来してきた際に使われていた船であると伝えられているわ」
「だったらフロンティアを使っていたのは月の遺跡を作ったのと同じ存在なわけだ。
ならフロンティアに月の遺跡に関わることがあるかもしれないと思わないか?」
「!?
確かにありえない訳じゃない。
いえ、思いつける中ならこれが1番可能性がある!」
「賭けにはなるが、アイツらにフロンティアの封印を解かせるのも手かもな」
「もしそうなったら私も連れて行くの?」
「当然だ。
こうなった以上、秘匿だなんだと言ってる場合じゃ無さそうだからな」
「久々に外に出られるわけね」
「バレないように俺と似た格好はしてもらうがな」
「それは仕方がないわね。
何時でも出れるように準備しておくわ」
「そうしておいてくれ」
二課の人らにバレたらとんでもない騒ぎになるだろうし。
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未来を尾行していたら今日が響と一緒に出かける日だと分かった。
つまり今日が交渉日となる。
何も無ければ交渉決裂、ノイズ襲来、未来誘拐が起こるはずだが。
ビーストの反応がある。
今回は最近と違って人がかなり多い。
小型でも助けきれるか分からないのに大型なんて来たらひとたまりもない。
とりあえず中で待機はしてるがかなり不安だ。一般人が多すぎる。
「ノイズだー!!」
こっちもビーストの反応が強く!
タワーの外にはいない、やはり中。
反応は非常階段の方か、逃げるために人が集まるっていうのに。
「ば、バケモノだ!!
逃げろーー!!」
手が早い、なんでいきなり一般人に手を出すようになったんだ!?
いや、違うな。本来はこれがビーストの生態として正しい。
今までが異常だっただけだ。
「どけ!!」
こいつは──
「ギシャアアァァ!」
【インセクティボラタイプビースト アラクネア】
「フッ!」
ブラストショットの波動弾の直撃で倒す。
だが反応がまだ多い。
「さっきのはもう居ない!
落ち着いて進むんだ!」
「あ、あんたは一緒に来てくれないのか?」
「すまないが、上の方に用事があってな。
下にはもう居ない。信じて降りてくれ」
「わ、分かった」
まだあと2体はいる。
近いところから最速で倒していくしかない。
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*マリア視点*
米国は取り引きなんてするつもりはなかった。
初めから異端技術に関するデータを奪うつもりだったのね。
今はマムを連れて脱出するのが最優先。
進路に米国のエージェントが向かって来るけど強行突破するしかない。
「うあぁっ」
!?
逃げようとする人を!
「私のせいだ..」
これも全て、フィーネを背負いきれなかった私の!
「なんだ!このバケモノは!!」
「ギシャア..」
エージェントの後ろに!
「あれは、スペースビースト?」
『人と恐怖を食らう生き物だ』
「くそっ!銃がそこまできいてないぞ!?」
「なんなんだコイツは!
ぐああっ!」
1人が尻尾で吹き飛ばされた。
今なら逃げられ──
「クッ!」
「マリア..」
私には見捨てることなんて──
「どきなさい!」
ガングニールなら!
ガンッ!
「ギシャア!」
なんて頑丈な鋏!
ガングニールが弾かれるなんて!
「逃げなさいあなたたち!
私が食い止めてるうちに!死にたいの!!」
「ッ!撤収だ!」
離れてくれたけど、マムを守りながらでは派手な動きはできない。
どうしたら──
「出会ったら退避に徹するように言っただろ」
「この声は!?」
「グオォ..」
ビーストが消滅した!?
「早く逃げろ。
上にまだ残ってるんだ」
「...奇遇ね、私たちも上に用があるの」
「そうか、ならノイズは頼めるか」
「助けて貰った借りは返す。
ついてきなさい」
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*未来視点*
私は響にもう戦って欲しくないのに!
私が響を守らないといけないのに!守りたいのに!
この手を離してしまった──
「グオオ」
「何っ!
ビースト...!」
今にも私を襲おうとするビーストがいた。
周りはもう誰もいない。
このままじゃ、誰か──
「攻撃を受け止めてくれ!」
「わかってる!」
ガキィィン!!
「くっ、重い!」
マリアさん!?
私を守って──
「よく止めた。
これで安全に仕留められる」
ドンッ!
ビーストが現れた時、いつも助けてくれる人もいた。
「あの、ありがとうございます!」
ドォォン!
爆発が!ここはもう持たない!
「死にたくなければこい!!」
「っ、はいっ!」
「あなたはどうするの?」
「俺のことは気にするな。手も塞がっているだろう。
3人で行くといい」
「そんな、危険です!
一緒に逃げましょう!」
「大丈夫だ。
逃げる手はある」
「死ぬんじゃないわよ。
時間が無い、早く行くわよ」
結局あの人を置いてきてしまった。
本当に無事なんですよね?
もう、誰も居なくならないで──