戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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第5話

 

 ~ライブから2年後~

 

 *響視点*

 

 あの惨劇から2年がたち、私は翼さんに憧れてリディアン音楽院に入学するこが出来た。親友で幼馴染の未来と一緒に入ることが出来て、これからの学園生活がとっても楽しみ。

 そんな私の趣味は人助けをすること。最近未来からやり過ぎと言われてしまったが、これからも困っている人がいたら何度でも助けようと思ってるよ!

 

 ──────────────────────────

 

 入学から数日後、食堂で翼さんと会うことが出来た!

 でもその時は慌ててたから口の周りにご飯を付けたままだった。めちゃくちゃ恥ずかしい!おかしな子だと思われてませんように。

 向こうは私の事を覚えてはいないみたいだったけど、今度あった時はあのライブの時のことを聞いてみよう。私のことを助けてくれたのは奏さんたちだったのか、ずっと聞きたかった。

 

 そんなことよりも!今日の失敗はそれくらいにして、本日は翼さんの新しいCDの発売日!初回特典が欲しくて学校が終わったらすぐに買いに行こうっと!

 

 

 

 

 *主人公視点*

 

 ちょうど響がコンビニまで来て小さな女の子と一緒に逃げるところまで来たな。あんまり近くにいるとコッチにノイズがやってくるから双眼鏡で確認してるが、今のところは順調かな。

 ここから響たちの逃走劇が始まるから予め目的地には先に到着しておくか。コンビナート地帯って嫌な予感がするなぁ。アイツら出てくるんじゃないだろうな。

 

「頑張れ、響。そんで頼むから何事もなく済んでくれよ」

 

 ~数時間後~

 

 一足先にたどり着いてビーストの気配がないか探索してみると、微弱だがビーストの反応がする。反応が小さすぎて詳しい場所までは分からないが、何処かに隠れ潜んでいることは確実だ。

 

「全く面倒な。しかしここ一帯に人はいないし避難する人を襲った形跡もない。となると目的は響か?救った女の子を襲い絶望させて殺すなんて、そんな効率の悪い食事の方法をとるなんて考えられない。それに効率よくするなら既に工場の人を襲っている。

 前のライブもそうだがビーストの一番の目的は装者の捕食なのか?この世界の希望を殺すことが目的か、それとも別の理由が?」

 

 うーむ、理由が知りたいな。人類の捕食よりも優先される装者たちを狙ったビースト配置。これが分かればコッチから嫌がらせが出来るかもしれないのに。

 

 お、調査してたら物音が大きくなってきたな。響たちがここまで来れたか。よく見れる場所に移動しよう。1話のクライマックスだ。

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

 響の聖詠が聞こえてくる。これでノイズの方は響や後から来る翼に任せれば問題ないだろう。あとはビーストがいつ姿を見せるかだが、まだ反応は来ないか。

 

 あっ、翼も来たみたいだな。本編じゃかなり過激にサクッと全滅させていたがここではどうなる事やら。

 

 

ドクンッ

 

 

 今現れるか、となるとやはり目的は響と翼の2人。

 確認すると3体のペドレオンが小さな隙間からドロドロと出てきて形作っていた。お前らの細胞はどうなってんだよほんとに。以前は奏が死にかけてたから戦意消失してたが今回はどうなるか。

 シンフォギアの力がビーストに何処まで有効なのかも見ておきたい気持ちもあるし、一旦様子見かな。

 危なくなれば何時でも倒せるようにブラストショットは出しておこう。

 

 おお、やっぱり翼は強いな。ノイズをあっという間に倒しきったか。ビーストがいる中不謹慎だが、カッコイイなと思ってしまう。それにしても画面越しでも思ってたことだがボディラインは出るわ際どいところもあるわで直視するのを躊躇ってしまう格好だな。

 

 ────────────────────

 

 *翼視点*

 

 ガングニールの反応を見て動揺はしていたけど、ノイズは問題なく倒しきれたようね。子どもも守りきっていたようだし、後は話を聞くために二課まで同行してもらうだけ.....

 

 ッ!この気配は!

 

「そこに居るのは何だ!」

 

 すると出てきたのは2年前に見た生物と全く一緒の個体。それがジリジリと寄ってきている。まだ小さい子も救助されてないのに!

 

「私から離れて!その子を守って!」

 

「は、はい!」

 

 ガングニールを纏った子に指示を出した。離れたらあの生物に攻撃を仕掛けて対処可能か先ずは見極める!

 

《蒼ノ一閃》

 

 私の攻撃を受けたアイツは甲高い声を出しながら怯んでいた。

 この攻撃で倒しきれなくてダメージを負うだけなら落涙はあまり効果が無さそうね。ならば!

 

《天ノ逆鱗》

 

 直撃した生物は切断されて動かなくなっていた。倒せたという事でいいのかしら。

 

「きゃあぁぁぁ!」

 

 っ!女の子の叫び声!少し離れた場所にもう一体現れていた。動きはそこまで早いわけじゃない、間に合う!

 

《影縫い》

 

 その個体は完全に止まるまては至らなかったが確実に動きが鈍くなっている。これならばもう一度同じ方法で!

 

 ...もう一体も動かなくなった。これでもう安全だろうか。

 

ヒュンッ

 

「翼さん!!」

 

「しまっ──」

 

 もう一体いたのか!足首に触手がまとわりついて引きずられる。

 その個体は胴体の部分を大きく開け、食事を迎え入れるかのように見えた。

 

 咄嗟のことで武器を落としてしまった。

 今までノイズとは戦ってきて死ぬかもしれないと思ったことは何度かある。しかし食われるかもしれないと感じたことは初めてだった。震えて上手く武器が出せずにいたその時に──

 

ドンッ!

 

 音が聞こえたと思ったら私を食おうとしていた個体は跡形もなく消し飛んでいた。

 音のした方を見たら全身を黒のコートでおおっている人物を見つけた。手元を見れば不思議な形をしたものを持っている。あれで倒したというのだろうか?

 

 続けて2発、私が斬った個体に向けて銃弾?を発射していた。その個体も跡形もなく消し飛ぶ。

 

「なぜその個体にも撃ったの?」

 

「そいつらはただ斬っただけじゃ死なない。最初のヤツを見ろ」

 

 そう言われて最初に斬った個体を見るとドロドロに溶けて逃げようとしていた。

 それを許さないようにもう一度放ち、完全に消した。

 

「細胞を残さず消すまで油断するな」

 

「アナタは何者なの?」

 

「言う必要はない」

 

 そう言い離れていった。

 

「待て!!」

 

 追いかけようとするが、2人を置いて行くわけにはいかない。ここは冷静にならないと。

 ノイズとは違う生命体にさっきの人物、新たな脅威が迫ってきているのを感じた。

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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