戦姫絶唱シンフォギア~光の絆~   作:@a.s

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第7話

 

 *主人公視点*

 

 最近のノイズが現れる場所はリディアンが中心になっている。とはいえ毎度様子を見に行ける訳じゃないが、この前見に行った時は洗練された動きをする翼に不格好ながら何とかしがみつこうする響の姿を見ることが出来た。

 そんなこんなで1ヶ月はずっとその調子で連携なんて取れたもんじゃなかった。1人で2年間戦い続けていた翼に、1ヶ月前までは戦うことを知らなかった響とでは大きな差があるから仕方ない事ではある。

 ただアニメの時みたいに響相手にツンツンしてる翼じゃ無かったのは幸いだな。やっぱり奏の存在は偉大だ。鋭利な刃時代も魅力的だが、やっぱり装者たちが仲良くしてる時の方が好きだし。

 

 

 それよりももうすぐ流れ星の日がやって来るってことは、ついにクリスが登場するってことだ!初期のクリスを見るの楽しみだなぁ。ネフシュタン装備のクリスは今のうちしか見れないから脳内フォルダにちゃんと入れておかなくっちゃ。

 それに、その日はアニメでも物語が大きく進む特別な日だからな、入念に準備して行くか!

 

 

 ~流れ星当日~

 

 

 あっ、ブドウ型ノイズがやられた。

 戦いの広場に先に来ていた俺は装者たちが来るのをじっと待っていた。

 響は流れ星を未来と見に行くことが出来なくてかなり精神にきてるな、翼はそんな響を見てどうしようか悩んでるみたいだ。2人が打ち解けるにはもう少し時間がかかりそうだな。

 

 お!クリス来た!相変わらず肌面積少ないのに大事なところは守れてない鎧だなぁ。もう戦闘が始まりそうだし、ここから翼とクリスを見守っておくか。

 ってあっぶな!蒼ノ一閃飛んできたんだけど!そばに居るだけで大怪我しそうになるわ。流れ弾にも気を付けないとな。

 

 っと思ってたらビーストの反応か。コッチに向かってきている。数は...って、この反応は2、3体ってレベルじゃない。しかもまぁまぁ早いのが一直線に四方からやってくる。どんなビーストだ?目視できれば良いんだが夜だし木々の中に隠れてるから視界も悪い。

 おまけに、

 

ドォン!ドォン!ズバァン!

 

 戦闘が激しくなってきてるからそっちにも意識を向けなきゃ俺が巻き込まれる!早く収まってくれー!

 

 

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl」

 

 もう翼の絶唱じゃん。ビーストの狙いは動けなくなった翼を捕食するためか?いや、絶唱の後は司令が来るからそう簡単にはいかないはず。それなら2人の戦闘中に襲った方が可能性はあると思ったが、なぜこのタイミングに。

 

ブゥン、ブゥゥン

 

 これは羽音?虫の小型ビースト?.....アイツかぁ!

 狙いはその場での捕食じゃなくて連れ去って安全にって事かよ!だから空飛べるやつが数のゴリ押しで来るってわけか。

 数は20匹は来てるな、司令と響で守りきれるか?無理そうだったら俺も参加するが、フィーネの前に姿晒すのは出来れば勘弁願いたいね。

 

 

 

 *響視点*

 

「翼ぁ!!」

 

 翼さんがさっきの戦いで大量の血を流している。私はまた何も出来なかった。そう思ってた時、

 

 かなり大きな虫の羽音が聞こえてくる。しかもかなりの数。

 

「なんだあの虫は!了子君、絶対に出るんじゃないぞ!」

 

 その中の2匹が翼さんに向かって突撃してくる。狙いは翼さん!?

 

「せあっ!!」

 

 司令があっという間に2匹とも叩き潰した。

 

「響君!俺たちで翼を守りきるぞ!コイツらは翼を逃す気は無いみたいだ!」

 

「は、はい!」

 

 そうだ、じっと立ってちゃダメだ!翼さんを守りきるんだ!

 司令は翼さんが近くにいるから威力の高い技を使うことが出来ない。私が頑張らないと!

 

「せいっ!やあっ!」

 

「フンッ!!」

 

 司令と私で10匹以上は倒している、半分は倒せた。これならいける!

 

「やっ!あっ、嘘」

 

 完全に捉えたと思って振った拳が躱された。そのまま翼さんの方に迫っていく。

 

「くっ、邪魔だ!」

 

 司令の方は残った虫が一斉に突撃している。確実にその1匹を近寄らせるために。守れない!私のミスで!

 

「翼さん!!」

 

ドンッ!

 

 聞いた事のある音が聞こえた。翼さんの近くにきた虫は消え去っている。

 まさかっ!振り向くとあの時の人が立っていた。司令も急いでコッチに来る。

 

「響君。あの人物で間違いなさそうか?」

 

「はい。手に持っているものも全く同じです」

 

「そうか。

 翼を助けてくれたことに感謝する。我々は特異災害対策機動部二課というものだ。1回だけでいい、君と話をさせて貰えないだろうか」

 

なんであんだけ迫ってきて無傷なんだこの人。...拒否する。俺から話すことは無いからな」

 

「そうか、残念だ」

 

「早く病院に連れていくといい。それと、その残骸は1つも残さず回収しておけ。前も言ったが、細胞が残ると厄介だからな」

 

 そう言うと何処かへ行ってしまった。無愛想な言い方だけど、翼さんの事を本気で心配してくれてると感じた。

 でも、あの人がいないと翼さんを守ることが出来なかった。足りない。足りないことが多すぎる。

 さっきの戦いも翼さん1人に背負わせてたから、あんな大怪我を負わせてしまった。今の未熟な私じゃこの力を振るうことは出来ない。

 どうしたら.....

 




ビーストはビーセクタです。
ネクサスのゲームをやったことがある人はおなじみのアイツですね。

セレナをトンデモ理論で無理矢理にでも復活させるかどうか。もしするってなってもなるべく自然に出来るようには努力するので気楽にお答えください。

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