二子峠奪還作戦   作:國鉄

1 / 2
河島桃、角谷杏、小山柚子の生徒会3人組(カメさんチーム)が卒業したあとの世界なのであんこうチームやアヒルさんチーム、ウサギさんチーム、カバさんチーム、レオポンさんチーム、サメさんチーム、カモさんチーム以外は全てオリジナルです。またカメさんチームも、オリキャラで構成しています。


第一章黒森峰交流戦

秋田・岩手県境――深い森と霧に包まれた山岳地帯。

かつて鉱山輸送に使われていた林道、急峻な尾根、谷を縫う細い橋。全国大会でもなかなか見られない、本格的な山岳戦フィールドで交流戦が行われようとしていた。

大洗女子学園 VS 黒森峰女学園

黒森峰は隊長・逸見エリカ。 大洗は隊長・西住みほ。

両校とも卒業生たちの世代交代を経て、新たなチームとしての力を試す一戦である。

「各車、最終確認!」

大洗のフラッグ車・IV号戦車H型の車内で、西住みほが通信機を握る。

「今日は勝敗も大事だけど、交流戦だからね。みんな、怪我のないように!」

「了解です!」

各車から元気な返事が返ってくる。

一方、黒森峰陣営。

ティーガーIIの車長席でエリカが腕を組む。

「相手はみほ率いる大洗。交流戦だからって手加減はなしよ。」

「了解!」

黒森峰の重戦車隊が山道に並ぶ。

ティーガーII。 ティーガーI。 パンターG。 IV号駆逐戦車70v。重駆逐戦車エレファント。ヤークトパンター。そしてIV号J型。Ⅱ号戦車。Ⅲ号J型。I号戦車。

山岳地帯とは思えないほどの重装甲戦力だ。

午前9時00分。

両校の戦車が所定位置へ展開。

山の上では冷たい風が吹き、谷には薄い霧が残る。

審判車から放送が流れた。

「これより大洗女子学園対黒森峰女学園、戦車道交流試合を開始します!」

両チームの隊長が無線を開く。

「大洗女子学園、西住みほです。よろしくお願いします!」

「黒森峰女学園、逸見エリカよ。正面から叩き潰してあげるわ。」

「ふふっ、今日は山岳戦だからどうなるかな?」

「望むところよ。」

試合開始!!

ドォォォォン!!

開始と同時に黒森峰の先遣隊が尾根筋へ前進。

対する大洗は一斉に散開する。

「歴女チームは北側の林道へ!」

「了解!」

「アヒルさんチームは谷沿いを偵察!」

「任せてください!」

「カメさんチームは予備戦力として中央待機!」

「心得た!」

大洗は得意の機動戦を選択。

しかしエリカはすでにそれを読んでいた。

「パンター隊、東の尾根を確保!」

「ティーガー隊は中央突破!」

「大洗に自由に動かせるな!」

その時。

山の中腹を進んでいたアヒルさんチームが報告する。

「隊長! 黒森峰のパンター3両を発見!」

みほの表情が引き締まる。

「思ったより早い……!」

エリカも同時に報告を受けていた。

「見つけたわね。」

ティーガーIIの砲塔がゆっくりと旋回する。

「まずは大洗の目を潰す。全車、前進!」

霧の立ち込める山岳地帯。

谷を挟んで対峙する大洗と黒森峰。

世代交代後の両校がぶつかる最初の交流戦は、予想以上に激しい山岳機動戦の幕を開けたのだった――。    




大洗女子学園戦車道チーム

あんこうチーム
IV号戦車H型改

カメさんチーム
ヘッツァー

アヒルさんチーム
八九式中戦車

カバさんチーム
III突撃砲F型

ウサギさんチーム
M3リー

カモさんチーム
B1 bis

アリクイさんチーム
三式中戦車チヌ

レオポンさんチーム
ポルシェティーガー

サメさんチーム
Mark IV

ツルさんチーム
試製五式中戦車チリ


ムササビさんチーム
試製五式砲戦車ホリI

キツネさんチーム
試製五式砲戦車ホリⅡ

タカさんチーム
クロムウェルMkⅣ巡航戦車


ヒグマさんチーム
is7重戦車

ヤマネコさんチーム
M6重戦車

オオカミさんチーム
KV5

シロクマさんチーム
VK3002パンター

シカさんチーム
四式中戦車チト


リスさんチーム
五式軽戦車 ケホ



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。