スプラって、泣けますよね
「いいよな〜、シオカラーズの新曲」
「なー、『あさってcolor』な」
「…にしてもあいつ、どうしたんだろうな?」
「ん?…あぁ、タカミヤ?あいつは大事な用事ができたとかなんか言ってたぞ」
「ほー?俺たちとの用事より大切なやつね……まさか彼女?」
「それは…ないんじゃね?あいつそんな様子なかったし」
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「やっほー4号!」
「今日も来たんね」
『ヒマナノカ』
シオカラ亭。ここには、大人気アイドルが裏の顔でいる。一体タコもいる。俺が来たばかりのころとは変わっ…変わりすぎた。
「うるせっつの。わざわざ予定切り上げてきたんだよ、暇じゃない」
『ナラドウシテクルンダ?』
「は?そりゃお前、楽しいからに決まってんじゃん。この二人と…お前はおまけ、といるとなんだか楽しいんだよ」
『オマケトハナンダ』
「まぁまぁ4号、あんまり当たんないでよ」
あの戦いが終わってから。技を出し切り少しも動けなくなった俺とタコワサ将軍を連れ、シオカラ亭へ帰ってきた。タコワサは現在スノードームに収められ、反省…は見えず普通に過ごしている。ヒビが入っているがこれは昔脱走した時のものらしい。なにしてんだ
「いやー、ストレス発散になったよ!」
「アオリちゃんはそれでええんか…」
アオリとホタルのシオカラーズコンビも帰ってきたし、オオデンチナマズも帰ってきて万々歳といったところか
「…あ、そうだ。ホタル、ちょっといい?」
「ん?なんね?」
「タコワサと戦う前、言ってたじゃん
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『この戦いがおわったら、ね…』
『…あー、やっぱいい、帰ってきてから言うね』
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…あれって結局何言いたかったんだ?」
「え?あー……今言っちゃう?それ」
額に手を当て、下を向くホタル。そんなに言いにくいことすか…?
「えーとね、あのー、そのー…」
「?」『?』「…ははーん?」
縮こまってしまい、なんだか申し訳なくなってしまう。集団で聞いちゃ悪かったか
「…あ、そうだ…うん、これでいこ…。コンサートだよコンサート、うん」
「コンサート?」
「そうそう、この戦いが終わったら、うちらのコンサート見にきてねって、あははは…」
「…?そう、わかった。見に行く」
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「…ふぅ。今聞いてこんでよ…バカタカミヤ…」
「へー?名前、教えてもらったんだ」
「ひゃっ!?あ、アオリちゃん…!?」
「あっはは!なにそのリアクション!」
「それは、アオリちゃんが急に…!」
「4号ってタカミヤって言うんだ、タカミヤ…タカミヤくん…、いい名前だね」
「え?」
「あー、なんだかかっこよく見えてきたなー。前の戦いで熱いコール受けちゃったからなー」
「えっ?!」
「…へへ、ホタルちゃんがいかないなら、私がいっちゃうよ〜」
「そ、それは…!。……こほん。ワタシは譲る気ないよ?」
「わかってるよ〜、お互い頑張ろうね」
「…てことはアオリちゃん「それはご想像にお任せしま〜す♪」…もう…。ふふっ」
遠くでヒソヒソ話しているシオカラーズを見て、俺がやったんだなと改めて思う。戦いは無駄じゃなかったと…
『オイ』
「あん?どうかした?」
『ヒダリウデ、ナンカヒカッテルゾ』
「…はい?」
言われるがまま左腕を見てみると、ブレスレットが淡く光を放っていた。
「どうしたんだ…?」
チョンっと触ると、光が一直線状に地平線の先を指した。
「うおっ!…急になんだ…?」
『…ヒカリノサキニ、ナニカアルノカ?』
「……わからない。俺はそもそも、これがなんなのか、どんな力なのか知らないからな」
『ジャアイイキカイダナ。コノヒカリノサキニ、イッテミレバイイ』
「……」
タコワサに言われ、ふと考える。
「……そう、だな。なにかわかるかも知れない」
当てのない考えだが、何か行かなければならない気がしてならない。
「あの二人には用事ができた、なるべく早めに帰ってくるって伝えてといてくれ」
『ワカッタ』
「じゃあ行ってくる」
光の力を使い体を浮かせると、そのまま光のさす方へ飛んで行った。
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俺は知らなかった。
この力がどんなに強大なものか、そしてこの世界の広さを。
次回予告
『光の先へ飛び立ったタカミヤ。そこには、新たな出会いと戦いが待っていた…ハイカラスクエアを救ったヒーローは、そこで何を見る?次回、ようこそ世界の影へ』
もうすこし続くんです。よければお付き合いください