「こっちもでかくなってやる…!」
ブレスレットが展開し、光が体を包む
『デュアッ!!』
光の中から現れ、タコツボックスと同等に巨大化することに成功する
『出ましたね青いヤツ!その謎解明のためにも戦闘データを取るでし!』
『4号さん!そのタコツボックスはすべての能力が大幅に強化されている代わりに、一回タコ足を破壊してしまえば動力を再生できず爆発するでし!』
見えているかはわからないが、親指を立てて了解の意を見せると、タコツボックスに向けて走り出す
『デェアッ!』
━━━━━━━━
『━━━━!!』
タコツボックスは顔面の下部分を地面に接着させると、そのまま一直線に突進してくる
『ダァッ!』
それをジャンプで避け、空中で一回転した後着地する。タコツボックスに視線を向けるが、すでにタコツボックスはいなかった
『!?』
『4号!!上!!』
声の通り上を向くと、そこには降ってくるタコツボックスの顔面が。
『ヴォア…!?』
両手でタコツボックスを掴み、投げ飛ばしてなんとか押しつぶされるのを防ぐ。とてつもない重量の証拠として、自らの足元がくっきりと凹んでいた。
一瞬で飛び上がり背後へのスタンプ攻撃、あの巨体からは想像できないほどの跳躍力。一筋縄では行かなそうだ…
『※◯◇━━━!!』
遠くへ放り投げたタコツボックスは、顔から着地するもすぐ体勢を立て直した。一瞬だが背中に丸い窪みのようなものが視界に入った。いままでのボスと同じように考えるなら、あそこからタコ足が出てくるはずだ
『デュア!』
ダメージを与えるため、試しにタコツボックスの胴体にキックを繰り出す
ドゴンッ!!!
『…!?』
破裂したかのような爆音が響いたが、凹むどころか傷一つついていない。
ドン!ドガッ!!ガンッ!!!
連発して叩き込むもひるみもしない。
『ダァァッ……デェア!!!』
パワーを込めたリキデイターを放って、タコツボックスへ直撃させる。
ボゴン!!!
『!?』
『うそ、あれ耐えた…!?』
注視しなければ見えないほどの浅い凹みしか付かず破壊には至らなかった…。想像以上の硬さだ…!
『※▷◇━━━!!』
攻撃を物ともしないタコツボックスは、今のリキデイターが気に障ったのか、横回転をしながら駒のように急接近してくる。
『デェアッ!!』
ジャンプで飛び越えると同時に、右手に剣を作り出して突き立てる。箱のど真ん中に吸い込まれるよう落ちていき、剣の刃先が接触する
ガキン!!!
『!!』
打撃がダメなら斬撃で、と攻めたが剣が砕かれてしまった。回転は止まったが、頭の上に着地した瞬間
『※※◯◇━━━!!!』
急に立ち上がり、大きく飛び上がると頭…俺が乗った面を下にして落下し始めた。俺が乗ったことにより重量が増したため落下速度が上乗せされ、離れる隙もなく地面と板挟みになる
『ヴァア…!!』
多大なダメージでタコツボックスをどかそうにもできない。ダメ押しにと、小刻みに跳ねて追撃をしてくる始末。
ダン!ダン!!ダァンッ!!
タコツボックスがどくと、ダメージの重さに身体を悶えさせる。
『※◯△※!』
それを見て、まるで嘲笑うかのように顔を歪める。そして強化された自身の足で、俺を蹴り飛ばした。
『グッ…』
飛ばされた反動で、片膝を突きながらも体勢を立て直した。すると、
ピコン…ピコン…
『…!4号さんの胸のクリスタルが赤く点滅し始めたでし!』
青く輝いていた胸のクリスタルが、赤く一定の間隔で点滅し始めた。
『なんか、警告みたいやね…』
『…!そうでし!おそらくあれは、あの姿の活動限界を示しているんでし!あれが点滅を終えたときは…』
『…ときは?』
『元の姿に戻るか、もしくはそのまま…』
『…ちょっ、ちょっと、そんな縁起でもないこと言わんでよ』
通信で口々に言うなか、妥当の策を考え抜く。なにか、なにかないか…!
『※△◯━━━!!!』
考えてるうちに、タコツボックスがスタンプ攻撃を仕掛けてくる。横方向に飛び退いて避ける。ふとその時、視界に黒いものが目に入った
『(あれは…!!もしかして、これならいけるか…!?)』
頭をフル回転させ、一発逆転の策を考えついた。
『…!!』
力を振り絞って立ち上がると、指を動かし挑発の仕草を向ける。
『━━━━!!!!』
怒りに顔を歪め、爆音の咆哮を上げると今までに高く飛び上がり、抹殺しようと試みてくる。まさにそれが望んでいた絶好のタイミングだった
『(お前は高く飛び上がって、体が地面に着地する間は、タコ足が外に露出する…!着地の時の衝撃を逃すためかなんだかは知らないが…!)』
すぐさま空中へ飛び上がり、タコツボックスの上に留まる。見た通り、背からは黒いタコ足が出ている。
額の前で手首をクロスさせ、右腕を上に、左腕を下に下ろしていく。すると頭部から光が立ち上って長い刃となる。それを、自由落下中のタコツボックス、そのタコ足に向けて放つ。
『デェア━━━ッ!!(フォトンクラッシャー!!)』
光は一直線にタコ足へ直撃し、タコツボックスごとバラバラに破壊した。
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『デュア━━━ッ』
胸のクリスタルの点滅音だけが響く静かな空間と化したステージ内。デンチナマズ3匹を手に納め、飛び立つ。
━━━━
『』
━━━━
「4号ー!!!」
ヤカンから出ると、すぐさまホタルが駆け寄ってくる。
「ハッ…ハッ…やりましたよ俺…」
ものすごい倦怠感と疲労に苛まれるも持ち堪える。
「よかった…!ほんとによかったよ…!!」
胸を撫で下ろすと、再び笠をさし始めた
『4号さん!お疲れのところ悪いでしがさっきの戦闘データを解説するでし。先ほどの戦いにかかった時間は2分13秒、胸のクリスタルが点滅し始めたのは1分37秒の時点でスタンプ攻撃を受けた時でし。おそらく活動限界は、そのままなら3分かそれより少し上、点滅条件は時間限界に近づくかダメージを受けすぎる事と考察してるでし』
「…な、なるほど」
早口に捲し立てられ、疲れが薄れるほどの気迫に押された。
『要するに、活動時間は3分ほどでダメージを受ければそれも減っていく、ということでし。胸のクリスタルは……そうでしね、色が変わる警告機の意で「カラータイマー」とでも呼称しますかね…』
━━━━
「4号」
「はい?」
次のエリアへ飛ぼうとした時に、ホタルに止められる。
「なんですか?」
「いやさ、その…敬語ってなんか距離感じない?ほら、もう同じNew!カラストンビ部隊の一員なんだし、アタシの事情とか聞いてもらっちゃったし……それに見た感じ、アタシと同い年ぐらいじゃない?」
「え、まぁ…ピッタリ同い年ですけど…」
「じゃあいいでしよ!これから敬語なし、タメ口にしよ。はい、今から敬語禁止」
「え、はぁ?……わ、わかり…ん"ん"!!…わかった」
「うん、いいね!これからフラットに行こ!」
相手が相手だからなかなか難しいけど…まぁ、貴重な機会として受け入れ…受け入…受け……入れられるかこんなもん
特殊な文字のエフェクトを使い始めたんですが、見にくかったりするでしょうか…?レイダース発売前には2編を終わるもしくはオクト編まで行きたい所存…!