【番外編其の一】プロローグ的な回想
これは有象無象の一体であるとある妖怪の物語である。
『幻想郷にようこそ名も無き妖怪さん』
『数百年後、妖怪が消えると言われここまで来たが甚だ疑問だ。だが信じよう』
『貴方は何を呆けているのです、気を抜いていると死んでしまうわよ』
『あそこから、俺たちは来たのか、綺麗だ……』
『お主は才も力も持たぬ、だが私の腕を持ってしても殺し切れなかった。どうだ、私と共に来ぬか?』
『済まんな、俺は自由が好きだ。縛られるのは御免蒙る。それに、誰かを護れる程強くないんだ俺は』
『さっさと掛かってきな。逃げたい奴は早く逃げとかないと、巻き込んじまうよ』
『それじゃあ俺はこれで……お前ら離せ。絶対無理だあんな化物は…!』
『この結界は無害、それどころか得にしかならないものです。信じられないのなら皆さん、お好きにどうぞ?』
『あの時の言葉通りだったな、賢者。妖怪は格段と減った。俺はここに残る』
『今は何年で此処は何処でしょうか……!?今度はもっと離れてる。あの子は大丈夫なの……』
『あぁ?どうした?困ってるなら人里に送るが』
『二つ目の結界が張られたみたいね、私には関係ないけど』
『一応ここの住人なら関係あるだろう。ただの人間じゃなくてもそれは変わらん』
『ぐ、うぅ……やっとここまで来れた。後は、あの人がいる場所へ、あの人の元へ行かなくては……』
『おいどうした、ぼろぼろじゃねぇか。弱ってるし竹林に近い。あそこの医者に連れて行くか』
『まさか客第二号が君とは』
『人里にいた時からの馴染みだからな、来てやったぞ。第一号はあの嬢ちゃんか?』
『はじめまして新聞を取る気なんてないでしょうか?』
『新聞?取ろうか、面白そうだ』
『貴方たち程度が私に喧嘩を売るなんて、その大罪身を以て思い知れ!』
『あぁありゃもう駄目だ誰も助からん。さっさと退散して良かった』
『色々な決闘方法が提案されたけどスペルカードルールってのが一番良いみたいね』
『あぁあれか、通常の弾幕に強力な弾幕を封じた札を使うやつだったか。人間と妖怪が対等に戦えるようにするとはな』
『貴方は何の妖怪なのですか?』
『何の妖怪かだぁ?俺が逆に知りたいくらいだ。まぁ些細な事だからそこまで興味はないが』
『だから見た目でしか相手の実力を判断できない奴が喧嘩を売ってくるなと……』
『俺に言われても、別に関係ないから。お前飲み過ぎだろこの辺でやめとけって』
『何故そこまで優しくしてくれるのですか?』
『んぁ?知らん、なんとなく』
言い訳をさせてもらうなら「多忙な所為で筆が進まない」です。本当にすみません。自分は執筆より睡眠を取ったのです。まぁ社会人になったオタは趣味より睡眠を時間に裂くという情報があるらしいのですがそれに似たようなものです。見苦しい良い訳だなこりゃ……。ここ最近これ完走できるのか本当に不安なんだよなぁ…。
1400文字程書いたんだが、如何せんこれより先に進んでいない。こんなものを上げる訳にもいかないので昔書いていた予告編の様なものを上げました、次話投稿したら消すかもしれないです。
次話は早い内に投稿できる様に頑張ります。
2015年11月15日。追記。タイトル改変。