ONE PIECE 救済を求める神父   作:ヴァンプッシュ

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第二話 世界に影響を与える者たち

二人はマリージョアを脱出した。

 

世界政府直属の神の騎士団やCPに加え海軍戦力が、2人を捕えるため全てが動く。

 

「ロックスと天草四郎を逃すな!」

 

「大将がやられた!宮殿方面に逃走中!海軍の維新にかけ絶対に逃すな!」

 

「天竜人多数死亡!捕まえて処刑せよ!」

 

聖地全体が大混乱に陥った。

 

しかし、二人は止まらず赤い大地を駆け抜ける。

街を飛び越え、立ち塞がった大将や聖地戦力を蹴散らすしながら進む。

 

そんな状況にロックスは豪快に笑う。

 

「ヴォハハハ!たまんねぇなぁ!」

 

「この戦力の中生きた心地はしないのですが…あなたは何でそんなに楽しそう何ですかね?」

 

逃走中で、幾多の戦力から追われながらだと言うこの状況で笑うロックスに天草は呆れる。

 

「決まってんだろ。世界の王に喧嘩売ったんだぞ?これが笑わずにいられるかよ!」

 

ドォォォォォン!!

 

大地が揺れ、遠くから巨大な影が現れた。

 

「ん?」

 

ロックスが振り向き、天草も同じ方向へ視線を向けた。

 

視線の先にはまるで歩く巨大な山。普通の巨人族とは比べ物にならない体躯。

が、その姿は燃えており火だるま寸前な姿で現れた。

 

「あれは…巨人族か?なんか燃やされながら逃げてるみたいだが…」

 

「(…あれは確か)私は初めて見ました」

 

「あ?お前あんな理想掲げてて見た事ねぇのかよ?」

 

「一人旅をしてた時にも会えなかったですね。運がなかったんです。しかし、…巨人族とはこんなにデカいものなのですか?」

 

「いや、あれは他のやつと比べたら特別デカい感じだが…普通はこんなとこ(・・・・・)にはいねぇぞ?どこから来た田舎モンだ?」

 

その男は巨大な剣を携え黄金の鬣のような長髪。

体躯から分かる戦士としての風格。

 

名をエルバフの王:ハラルド。

 

「交渉は決裂かぁちくしょう!不法侵入は悪かったが!なんでここまでされなきゃならねぇ!」

 

「聖地の建物に甚大な被害多数!犯人だ!逃すなぁ!」

 

「それは身に覚えねぇぞ!?俺じゃねぇ!」

 

ハラルドは逃げながら、正面から逃げてきている私たちに気がつくと、犯人だと当たりをつけて剣を振り上げた。

 

「聖地の建物崩れたのアイツらだろ!!おれに飛び火しやがっ他じゃねぇか!とっ捕まえて疑惑を晴らす!」

 

「ヤベェな…シロウ!合わせろ!」

 

「…やれやれ無茶言いますねッ!」

 

ロックスとシロウはハラルドが振り上げた剣に対してお互いの剣を重ねるように叩きつけた。

 

ドォン!!

 

見知らぬ同士の衝突は周囲の瓦礫となった街並みや追手を纏めて薙ぎ払った。力は拮抗していてその場に留まり力の押し合いが始まった。

 

自身達と互角に張り合う巨人族に対してロックスは興味を示した。

 

「ヴォハハハ!!!なんだぁテメェ!ただの巨人族じゃねぇな…名乗れよ!!」

 

ハラルドは笑った。

豪快な笑い声が空に響く。

 

「バラハハハ!!面白い人間達だ…ハラルドだ!お前らは!?」

 

視線をロックスへと天草へ向ける。

 

「おれはロックス!「私はシr」こいつはシロウだ!ハラルド!次の攻撃は街の中心を狙え!!お前も捕まったら奴隷にされるぞ!!」

 

「(…自己紹介遮られた)」

 

「はぁ!?何で!?」

 

「状況を見ろ!お互い追われてんだ!考えるな」

 

ぎゃぁぁぁぁ!!

街がぁぁぁぁぁ!?

 

ハラルドは言われた通りに攻撃を逸らし、街の方角へ攻撃飛ばした。

これにより追手を掻い潜ることに成功する。

 

「おい!ロックス!こっからだったら、エルバフへはどっちに向かえばいいんだ!?」

 

ロックスは方角を指差しながら即答する。

 

「新世界側は向こうだ!ヴォハハハ、生きてたらまた会おうぜ!ハラルド!」

 

「断る!おれは悪党とは関わらないことにしてんだ!じゃあなロックス!シロウ!」

 

ハラルドはその巨体を宙に浮かせ赤い大地(レッドライン)を飛び降りた。

 

「えぇ!?飛ぶのかよ!?無茶苦茶だなアイツ…ここ何メートルあると思ってんだ?」

 

「はぁ…ロックス…ちゃんと自分から自己紹介したかったのですが?」

 

「ヴォハハハ!不貞腐れんなよ。状況が状況だ。纏めてやった方が手っ取り早いだろうが。それにアイツとはまた会えると思うぞ?そんな予感がする。俺たちもいい加減逃げるぞ」

 

「…そうですね。追手も巻きましたし早いとこ逃げましょう」

 

突如として2人の襲撃により大混乱に陥った聖地。

交戦した海軍大将や聖地の戦力は救命措置空しく多くの命を落とした。

 

翌日の世界経済新聞にはこの日の重なる罪により、彼らの名は世界に瞬く間に広がって行った。

 

 




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