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シルヴィアちゃんヤバくね⁉︎
俺らしからぬしんみりな感じで船が見えなくなるまで見送っちゃったよ。一通り化け物駆除した後とはいえ、あんな場所で盛るのはヤバすぎだろ。いや、流されてしまった俺もヤバい。なんか途中からすごいじっとりしてたし、これアレじゃん。ウィッチャー3のあの小像に変えられた貴族みたいに自分は奔放なのに相手には貞節を要求するパターンだったら怖いな⁉︎
いやまああれだけの宝を目にして仲間割れしなかったのは先ずヨシ、実験動物にされなかったのもヨシ、報酬に50ノヴィグラド・クラウン貰えたのもマジでヨシの120%ヨシの依頼でしたが。あれ?今生で女抱いたのなんだかんだで初かも。それもヤバいな⁉︎普通は娼婦くらい抱くだろ!もうウィッチャー世界で何年だ?30〜40年は生きてるのに?錬金術の材料やら装備や酒に…あと馬か。トーチを買い受けるのにお金使っちゃったから女に金使う事なんて一回も考えた事無かったな。
いやーヤバいな。ちょっと命惜しくなってきたかも。今まではゲーム脳で、ちょっとウィッチャーサーガに絡んで白き霜を防いで派手に散ってもええやんええやんのノリだったけどちょっと命惜しくなってきたな。
コルヴォ・ビアンコとまではいかないまでも、いい感じのこじんまりした家を手に入れてトゥサンで可愛い嫁さんもらってゆっくりしたくなってきたな。トゥサンに限らず、オフィルとか新大陸の方に進出しても全然良いんだけど。
猫流派の変異がさあ、全然感情残ってるというか血に酔う感じというか攻撃性が高まる感じの仕上がりだからあんな風に誘惑されると歯止め効かないよね。現代人の魂インストール&現代倫理観でこれなんだから普通のウィッチャー世界人に猫流派の変異ほどこしたら、そりゃイエロの猫ブレヘンみたいにちょっとしたきっかけで住民皆殺しとかあり得ますよ。
今回、エキムマーラレベルの怪物を何とか出来たってのと伝説級以外のグリフィン流派の鎧具足の設計図?スケッチが手に入ったのはデカい。ザッと構造を見たけど、重装と違ってそこまで動きが制約されることは無いと思う。自流派以外のウィッチャー装備って初めて構造見たんだけどやっぱり動きの制約が無いように、霊薬や道具が取り出しやすいように、バイタルパートを重点的に守れるように工夫されてるわ。
猫流派なんてザ・革鎧って感じでかなり軽装だからね。脱いだり着たりしやすくて、ずっと鎧着て街から街を旅する生活には猫流派の装備の方が向いてるけど、いざ戦うってなったらグリフィン流派の鎧いいわ〜こっちの方が絶対生存性高そう。カゲンのジョージはドラゴンと戦う際に、マハカム鋼を織り込んだ鎧の性能を過信して深手を負ったって言われてるけど過信する気持ちもわかる。
たぶん一人で着脱・手入れが出来てなおかつ、バイタルパートの保護がこの世界の他の防具よりちゃんとしてて動きやすいってのがウィッチャー装備のキモなんだろうな。
俺が鎧作り終わったら1270〜1273年のゲラルトにも絶対共有してあげよ。ゲータンに異種交配か?って笑われそう。
それはさておきシルヴィアちゃんですよ。ピロートークで色々個人情報教えてくれたんだけど、シルヴィアちゃんさんとお呼びする羽目にならなくてよかった。というのもコヴィリ?コヴィルに実家のある地方領主だか小貴族の四男坊で、いや四男じゃないですね、4人目で末娘とのことでまだ24歳なんだってさ。若い!女魔術師なんで言ってること疑い始めたらキリが無いのでそのまま信じるとして、若いな!
そりゃ実家を離れて奔放で美しい女魔術師たちばかりを見てるうえに、今まで男絡み無くてちょっと頼り甲斐のある男に一夏の冒険に連れ出されて背中を預けあって戦って、軽い読み物じみて焚き火も囲んだら吊り橋効果も相まって気持ちが盛り上がっちゃうのもしゃーないか。
あのホワイト・オーチャードにいた薬草医もそんな感じだったじゃん。ネネッケ教母のところで癒し手としての訓練を受けていたけど、一夏の恋に夢中になって出奔。男はいつの間にかフェードアウトしていて色んなところを流れ歩いて今に至るみたいな。それの男側ですわ。
なんかちょっと誤解というか理解がまだまだ甘かったんだけど、この世界の命って軽いからさらっとぶっ殺そうとするし、さらっと恋愛&夜の森の中(敗残兵はいなくても狼とか出るのに⁉︎)で秘密の逢引きとか平気でやるからな。酒場で絡まれてぶん殴る、他の孤児のガキにメシ取られそうになって殴り倒すとかは経験してきたから暴力に対してはハードル下がりきって価値観がウィッチャーナイズされてきたんだけど、性愛方面に関してはちょっと今生では全く試してこなかったので面食らっちゃいましたね。
あのゲーム内のロマンスの時に流れる曲が流れてそうな雰囲気だったからってノリで言っちゃったけど、めちゃくちゃ恥ずかしいセリフ言ってしまったな⁉︎ダンディリオンが憑依してたのかもしれん。それかヤスキエル。でもダンディリオンならもっとスマートに口説くか。ほなダンディリオンと違うか。
今後のプランとしては、シントラからブロクリオンの森を避けてナザイル⇨メティナ⇨トゥサンに入ろうかな。エビングとメヒトがニルフガード帝国に併合されていってることを考えると、ナザイルやメティナも結構国内荒れてると思うんだよね。戦いがあれば屍鬼も出る、供養されずまとめて燃やさられて現世に恨みを残せば幽鬼も出るわけだし。
ナザイル楽しみだな〜自然豊かで、平野部と山間部の落差が激しいんだよね、確か。まだニルフガードとは小競り合いやってんだろうな。これが本格的になるとナザイル貴族たちは山間部に篭って戦い、ニルフガード帝国もちょっと手を焼くことになるんだろね。
久しぶりのトゥサンは楽しみだなあ。ラファーグ氏とワインを酌み交わしながら改造した猫流派の鎧を眺め、出来栄えが良ければそのまま回収して着用しよう。にしてもアーヴェルチェは最高だからな。トゥサンではローストチキンや新鮮な卵、最高のワインを楽しみつつしばらく逗留したいね。またシェルマールやらスポアやらを駆除してぶどう畑の救い主になってあげるとしますか。
そういえばトゥサンは吟遊詩人も多いけどプリシラほどの名手はなかなか見ないな。ゲラルトとゾルタンについて行ってプリシラの公演は絶対観たい。この世界マジで娯楽無いし、そんな暇あったら剣振ってるか瞑想するし、娯楽楽しむ余裕もあんまり無いからスッと入ってくる詩・歌はマジで良いよ。熊流派のゲルドみたいに大負けして設計図とか手放す羽目になりたくないからグウェントはやらないし。
今はちょうど内輪揉めの時代、内紛の時代なんだな。テメリアとエイダーンの戦いでエイダーンが勝ち、ポンター渓谷周辺の国境線が確定。レダニア・エイダーン・ケイドウェン・テメリアはお世辞にも団結しているとは言えず、南からは将軍として辣腕を振るってる時代の"簒奪者"がエムヒルの親父さんや他の奴らと一緒にじわじわ攻め上ってきてるし。あれ"簒奪者"が鏡の達人と取引してたってマジなのかね。もしそれが本当なら、その末路にも納得だけど。
どうせ本拠地を持たない猫流派なんだから、冬場はトゥサンでぬくぬく過ごしたいね。冬の時期にここより北の北方諸国、特にエイダーン方面には近付きたくない。ドル・ブラサンナのための戦いでちょっとエイダーン兵を殺し過ぎたし、北方人は野蛮で失礼な奴が多い。北へ行くほど、交通量が少なくなるほど非人間族・魔術師・祈祷師・ウィッチャーへの偏見が強くなってくる。ごちゃごちゃ因縁つけられたらアクスィー苦手だし、普通に抜いちゃうよ鋼の剣。別にレダニアやらケイドウェンの村一つ滅ぼすのに躊躇いは無いし。ウィッチャーサーガに支障が出なければNPCを何体か経験値にしてやったっていいんだから。ヴェセミルやらゲラルトにはまた猫流派のせいで悪評が…とか怒られそうだけど。
しかし旅籠の主人にも全然嫌な顔されないし、のんびりできるからってめっちゃライ・ウイスキー進んじゃうな。ちびちびやってるんだけどもうこれ出発は明日以降だな。
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サネッド島に到着した船を降りた瞬間、シルヴィアは胸の奥にぽっかりと穴が空いたような感覚に襲われた。
周囲はいつものように美しい。青い海と白い大理石の建物が織りなすアレツザ魔法学院の風景は、彼女が幼い頃に親元を離れ、慣れ親しんだ場所だ。しかし今、すべてが色褪せて見えた。
(…もう、あの熱がない)
トーチの背中で感じた彼の体温、洞窟の焚き火の前で交わした激しい吐息、港で交わした最後のキス——それらが鮮やかに蘇っては、すぐに冷たい海風に掻き消される。
部屋に戻り、扉を閉めた途端、シルヴィアはベッドに崩れ落ちた。燃えるような赤髪がシーツに広がり、群青色の瞳が天井をぼんやりと見つめる。
「寂しい…」
声に出してしまった瞬間、喉が熱くなった。幼い頃から魔術師としての教育を受け、今年で24歳。若いながらも優秀と認められている彼女が、こんな弱音を吐くなど普段は考えられないことだった。
学院の規則で、外部の者は島に上がることすら許されない。手紙は送れるが、すぐに会えるわけではない。彼のウィッチャーの危険な仕事も、いつどこで命を落とすかわからない。
夜になると、孤独はさらに深くなった。
窓辺に立ち、海を眺めながら、シルヴィアは自分の手のひらを見つめた。感情が高ぶると自然と浮かぶ小さな炎の粒子が、今日は弱々しく、頼りなく揺れている。
洞窟での戦闘を思い出す。あの時、彼は怪物から私を守ることを優先して、自ら炎の中に飛び込んできて、怖がらずに全てを受け止めてくれた。「お前の気持ちが全てわかった」と言わんばかりに静かに微笑んでくれた。
今は違う。一人で感情を抑え込まなければならない。薬草を調合した薬を飲み、深呼吸を繰り返す。薔薇園で育てた特別な香油を指に取り、首筋に塗るが、それでも彼の匂いが恋しくてたまらない。
ベッドに横になると、昨夜の記憶が鮮やかに蘇った。彼の荒々しい抱擁、腰を掴む強い手、耳元で囁かれた低い声——
「…あなたがいないと、全部が味気ない」
枕を抱きしめ、シルヴィアは小さく身体を丸めた。そばかすの残る頰に、熱い涙が一筋伝う。
(早く手紙を書かなきゃ。でも、なんて書けばいいの? 「寂しい」なんて女魔術師らしくないことを書けって?…でも本当は一刻も早く彼の胸に飛び込みたい。炎を暴走させても、全部受け止めてくれるあの人に)
アレツザの冷たい石の部屋で、彼女は初めて「恋」という感情の重さと、それに伴う切ない孤独を、深く噛み締めていた。
赤い髪を指で梳きながら、シルヴィアは小さく呟いた。
「…待っていて。絶対に、貴方のもとに戻るから」
またウィッチャー3やり直してるんですけど、熊流派のゲルドはめちゃくちゃ良い死に方してますね。グリフィン流派のカゲンのジョージは農民に裏切られ、猫流派のキヤンは魔術師の実験体にされ、蛇流派のコルグリムは冤罪⇨死亡なのにゲルドはバラッドも残ってるし友のために戦って戦死はアツい。