毎回投稿する前に確認したりしてるのに、投稿した後に改めて見てみるとなーんな違和感あるミスしてる時あるんですよね……だから細々とした所が変わってる時があるのでご了承ください。
滅茶苦茶大々的に変えてる時はご報告します。
それでは、どうぞ!
「あ、おはようゼハートくん!一昨日ぶりだね。体調は大丈夫そう?」
「ああ、手厚い世話を受けたからな。改めて感謝する、ありがとう」
「いやいや大袈裟だよー!ゼハートくんがいなかったら、私も大変な事になってたかもしれないからね〜」
改札を抜け、私に挨拶と感謝を伝えて来たゼハートくんにそう伝える。
……あの時は流石に焦っちゃったよねー。ただでさえ借金返済大変なのにカツアゲなんかされちゃったらたまったもんじゃないからさ。本当に良かったよ〜……
「所で、今日は何をするつもりなのだ?私なりに出来る事があれば何でもするが………」
私が一昨日の事を振り返っていると、ゼハートくんが私に質問して来た。
「うーん、そうだねー……」
確かにごもっともな質問だよねー……やる事多いし。まず何からするかってのは大事だよね。……よし!
「まずはここがどんな場所なのかって事をゼハートくんには知ってもらおっかな!それで、知ってもらってから色々考えようよ!」
「………成程な。確かに、復興作業を自分なりにしようとしているのに、肝心の地域のことを知らないのは本末転倒だ。案内、よろしく頼む」
「おっけー!それじゃあ順番に案内していくよー!」
○
「最初はやっぱりここかなー。正直これ以上ない程今のアビドスを表現してるって言っても過言じゃないし………」
「………ここは、私も通った事があるな」
「あ、そうなんだ!やっぱりここは通るよねー……」
そんな訳で、私達が来たのは………ゴーストタウンです。
……待って!?別に盛り下げたかった訳じゃないの!!ただ……簡潔に事情を知ってもらう為には、やっぱりここは欠かせないかなーって思った訳です。
……綺麗なものばかり見せても、仕方ないからね。まだ綺麗なもの見せれてないけど、絶対見せるから!!
誰に向けているかも分からない言い訳を唱えながら、私はこのゴーストタウンの説明をする。
「うん。それじゃあ察しはなんとなく付いてると思うけど、ここはゴーストタウンになっちゃった市街地なんだ。砂漠化のせいで住めなくなっちゃったりとか、色んな理由で引っ越してる人がいたね」
「成程。やはりこの前確認した通り、そういう訳だったのか」
「そうだねー……あ、でも!実はまだ住んでる人も居たりするんだよ?ここは結構砂に埋もれちゃってるから流石に居ないけど、比較的マシな所なら住んでる人もいるんだー」
「そうか。私がたまたま通らなかったのだろうな……因みに今更なのだが、アビドス自治区の総人口はどのくらいなのだろうな。流石に分からないとは思うが………」
「え?うーん……」
総人口、かぁ……昔のデータならワンチャン学校を探せばある気はするけど……今は多分計測されてないよね。
「分かんないかなー。けど、昔は凄かったんだよ?色んな学園の自治区から人がいーっぱい来てたし、それだけ人気だったんだ!」
「……言われてみれば、確かに聞いた事があるような気がするな。とはいえ、昔の記憶だが……」
「でしょー?そんな風にいつかしたいなっていうのが私の、私達の目標です!」
「中々大きく出たな?もし出来なかったらどうするつもりなんだ?」
「え!?………うーん。どうしようかな〜……」
出来なかったらって事を考える事は結構あるけど、そうなった後かぁ……うーん……
「……冗談だ。そこまで間に受けなくていい。失敗した時の事ばかり考えても仕方がないからな。考える必要はあるが、それは今では無い筈だ」
「……冗談か絶妙に分かりずらいなぁもう。そのお顔で言われても分かんないよ」
「ん?………そこまで私の表情は硬かったか?普段通りにしているつもりなのだが……」
「うん。ものすごくわかりずらい。もっとこうにぱーって感じで……こう、指で口元を上げて………」
「………こういう感じか?」
「……………っぷっ!!」
だ、駄目………!!私が言った事なのに笑っちゃうのは流石に失礼だって……!!で、でも……目と口が合ってなさ過ぎて………!!
目はキリッとしててカッコいいのに、口が無理やり笑おうとしてるせいで……なんか面白くなっちゃってる……!!
思わず上がりそうになる口角を指で押さえ、何とか笑いを堪える。
あれ?……もしかしなくても……今の所ものすごく変な人じゃない?私。そんな風に見られてたらどうしよう………!!立ち直れないかも………
感情を右往左往させていると、ゼハートくんが笑顔?を辞めた。
「…どうやら、今の私に笑顔は出来ないようだな。精進するとしよう」
し、精進………笑顔に精進かぁ……
「……そこまで深く考えなくていいんだよ?私が言った事だけどさ、笑顔って自然と出てくるものだから。一昨日とかちゃんと出来てたよ!」
「そうか?ならいいが………」
……話がだいぶ脱線しちゃったね。
「それじゃあ、次はちょっと奥に行って、アビドス砂漠付近にでも行こっか!ものすごーく暑いから、水分補給はこまめにしようね!」
「分かった。この前の反省点を踏まえてスポーツドリンクは持って来たからな。忠告通り飲むとしよう」
用意周到だねー。さて、それじゃあ私も………ん?
「………あれっ!?……ごめん!お水持ってくるの忘れちゃったから、ちょっと戻って自動販売機で買って来てもいい?!」
「……ああ、分かった。私はここ近辺を少しだけ散策しておくとしよう。そこまで時間は気にしていないのだ。ゆっくりで大丈夫だぞ」
……はぁ。やっぱり私ってこういう所でミスしちゃうのよくないよなぁ……
「よーし!そろそろお昼という事で、やって来ました柴関ラーメン!ここホント美味しいんだよね。オススメはやっぱり看板メニューの柴関ラーメン!」
あれからアビドス砂漠の案内を済ませた私達は、柴関ラーメンに来ていた。
「この店がそうなのか………楽しみだな」
ふふん!そのご期待に応えられる店だよーここは!最近私も食べてなかったから楽しみなんだよねー!
私も心を踊らせながら店に入る。
「いらっしゃい!……ってユメちゃんか、1、2週間ぶりかい?今日はホシノちゃんと一緒じゃないのか?…あと、そこの坊主は?」
私達が店に入ると、大将が元気よく出迎えてくれた。こういうささやかな温かさも、私が好きな理由なんだよね。……いや、まずはゼハートくんを紹介しないとだよね。
「あ、この子はゼハートくんっていうの!色々あって、私達の事を手伝ってくれる事になって……今はアビドスを散策して、どんな所か教えてる所で……ホシノちゃんは、また今度連れてくるよ!」
「ほうほう、成程な………まあ席も空いてる事だし、取り敢えず座ったらどうだ?俺も話が聞きたいしな!」
「はい!………それじゃゼハートくん、こっちこっち!」
「あ、ああ………」
話の流れに少しついて行けていないのか、声を詰まらせたゼハートくんの手を引っ張ってカウンター席まで誘導する。
「メニューはこちらだ。さて、注文はどうする?」
「私は柴関ラーメンの並盛りで!」
「……私も、柴関ラーメンの並盛りで頼む」
「あいよ!それじゃあちょっと待っててくれ!すぐ作るからなー」
そんな事を言って調理を始めた大将。相変わらず見た目に反して貫禄あるよねぇ……あんなに可愛いのに。
と、本人に言えば確実に突っ込まれるであろう事を考えていると、ゼハートくんが口を開けた。
「ユメはこの店に結構な頻度で通っているのか?かなり店主と仲がいいようだが………」
「……………えーっとね」
「坊主、そりゃ暗黙の了解ってやつだな。女の子がラーメンなんて頻繁に食うか?………つまりはそういう事だ。まあ偶に来る程度だが、それでも長いこと来てくれてるんだよ。常連ではあるかもな」
「成程な………無神経だったか。すまないユメ」
「い、いいよ全然!うん!」
た、大将………!!良かったぁ、ここで言葉選びミスっちゃったらものすごく食い意地張ってる女の子って見られちゃってたかも……ほんと良かった……
「にしても、ゼハートだったか?ここらじゃ見ない顔だが……どっから来てるんだ?」
手慣れた手つきで湯切りをしながら、大将はゼハートくんに話しかけた。
「ミレニアムの郊外だな。そこから電車でここまで来ている」
「……そりゃ中々遠いな……結構大変じゃないか?」
「いや、電車の外から眺める景色が好きなんだ。だから、そこまで苦じゃないな」
「景色……どんな所が好きなの?」
少し気になってしまったので、私は思わず質問してしまった。
「どんな所、か………人の営みが感じられる所、だろうか」
「……人の、営み?」
「ああ。例えば、活気に満ちた所や……苦難に抗い、意志を持って戦おうとする気に満ちた場所も、私は好きだ」
「……成程な。確かに、そういう場面を見るとやる気出るよなぁ……ユメちゃん達を見て『俺も頑張るか!』って気持ちになるのとおんなじ感じって訳だ」
「……そんな風に思っててくれたんだ。えへへ…嬉しいなぁ……」
一人でもそんな風に思っててくれた事が嬉しくて思わず頬が緩む。それにしても、景色、かぁ………なら、最後はやっぱりあそこかな!
私なりの観光プランを考えていると、ラーメンができたみたい。………相変わらずおいしそう!
「待たせちまったな!柴関ラーメンの並盛り二人前だ。ゆっくり味わってくれ!」
「………これは、美味しそうだな……」
「でしょ?大将のラーメンはアビドス、いやキヴォトス一美味しいから!」
「嬉しいこと言ってくれるねぇ!ほいよっ、サービスだ!」
「やったー!!」
やっぱりラーメンって言ったらこの味玉だよねー!それが更にトッピング……!!悪魔的だね!
「それじゃあ……いただきまーす!」
「いただきます」
「おう!」
………やっぱり美味しい!食レポとかは難しくて出来ないけどほんと美味しい!いくらでも食べれるかって言われたら………流石に色んな意味で無理だけど、それぐらい美味しい!
「……美味しいな。麺の食感、具材に染み込んでいる出汁、そして量。どれをとっても美味しい……流石、キヴォトス一とユメが言うだけの事はあるな」
「でしょー?やっぱりラーメンって言ったらここなんだよねー」
「おいおい、これ以上煽てても何も出ねえぞ?また今度ホシノちゃんも来たらサービスしてやんよ!」
「気前がいいな………味玉も美味い」
「だよねだよね!やっぱりラーメンって言ったら味玉だよねー。チャーシューとかメンマも捨て難いけど………」
………うん!正直どれも美味しい気がするし、一番は決めない方針でいこう!
そんな事を考え、大将やゼハートくんと色々話していると、気がつけばあっという間にラーメンを食べ終わっていた。
「ごちそうさまでしたー!」
「ご馳走様でした」
「お粗末様っと、さて、それじゃあ………いや、代金は今回タダにしておくか!」
「え!?良いの?でも、流石にそれは………」
「良いってことよ!どうやらゼハートもこの店を気に入ってくれたみたいだしな、また次食べに来てくれよー?」
………大将……!!流石です!!
「ああ、是非」
「うん!今度はホシノちゃんも連れてみんなで来るよ!」
「そうしてくれ!……それじゃあ、またのご来店、お待ちしてるぜ?」
その言葉に返事をしながら、私達はこの場を後にしたのだった。
◯
「ただいまーホシノちゃん!ごめんねー1人にしちゃって。寂しくなかった?」
なんだかんだ言ってもう夕方に差し迫って来る時間帯。私達は学校に帰って来ていた。
どうやらホシノちゃんは生徒会室の整理整頓をしてたみたい。散らかっていた資料が纏まって、元の場所に戻ってる。私整理整頓が苦手だから助かるよー……
心の中で感謝をしていると、ホシノちゃんは少し目を尖らせて怒って来た。
「ユメ先輩は私をなんだと思ってるんですか!?………それより、アビドスの案内は終わったんですか?」
「うん!大体終わったかな!」
「そうだな。かなりの距離を歩いた筈だ」
そうだねー、結構歩いたからへとへとだよー……
「そうですか。ユメ先輩が何かやらかしませんでしたか?」
「ホシノちゃんこそ私の事なんだと思ってるの!?私も流石にそこまで───」
「では、ここにある水筒は何ですか?」
机に置かれている、物凄く見覚えのある水筒を指差して私の事をジト目で見て来るホシノちゃん。
「…………忘れてました………」
「全く、このアビドスで水分を忘れるなんて命知らずですよ?何回やってるんですか………」
「ひぃん……ごめんね、ホシノちゃん」
「私は良いんですが、困るのはユメ先輩ですよ?この前のゼハートの二の舞になりたいんですか?」
「………返す言葉もありません」
ほんとその通りで……はい。ごめんなさい。
私が落ち込んでいると、ゼハートくんが私に質問にして来た。
「………そういえば、私に見せたい景色があると言っていなかったか?どこでその景色が見れるのかは分からないが………」
………あ!そうだ!!
「そうだよ!見せたい景色があるんだー!この時間帯ならではだね!」
「……ああ、何となく私は分かりました。確かに、綺麗ですよね」
「でしょー?私お気に入りの場所だからね!ホシノちゃんも来なよ!休憩は大事だよ?」
「……いや、私は大丈夫です───って手を引っ張らないでください!自分で歩けますから!」
「ほらほら、時間は有限だよー!ゼハートくんも早くー!」
「………元気が有り余っているな。本当に」
そりゃ勿論、これでも生徒会長だからね!みんなを引っ張るためには元気が必要なのです!
そして私は、目的地───この学校の屋上に来た。
当然そこまで綺麗でもなくて、手入れなんてそこまで出来てなくて、風で舞い上がった砂がちょっと積もってたりもする。だから、一歩踏み出したらジャリって音がする。
良い言い方をすれば年季が入ってるって言うのかもしれないけど……みんなからしたらこの校舎はボロボロで、見るに耐えないものなのかもしれない。
けど───
「やっぱり綺麗だねー!」
「……そうですね。偶にここから見る景色は、とても綺麗です」
夕陽が見える。少し下を見れば私達の通学路が見えて、そこに光と影の境界線が出来てる。遠くを見ればまだ人が住んでる居住区があったり、アビドス砂漠が見えたりする。
「これが……見せたかったもの、か。確かに、綺麗だな」
「でしょ?やっぱりここなんだよねー!ほら、奥の方に見えるのが今日一緒に行ったアビドス砂漠で、この時間帯に見ると夕陽で綺麗に見えるんだー!」
「……確かに、昼間とは随分違って見える。ユメが見せたがっていたのも頷けるな」
「良かった。ホシノちゃんもこの景色は気に入ってくれたからね。ゼハートくんも気に入ってくれるって信じてたよ!」
「……ユメ先輩、それはどういう理論なんですか?」
「え?二人とも真面目で、優しいからかな……?後は、私の直感!」
「真面目に考えた私が馬鹿でした」
少し拗ねたのかそっぽを向いたホシノちゃん。……後で謝らないとなぁ……
……よし、一旦話を切り替えよう!
「………コホンッ!ゼハートくん。アビドスはどうだった?君の目に、どう映ったのかな?」
どんな風にここを見てくれたのかな?………出来れば、気に入ってくれてたらいいんだけどな。
答えをソワソワしながら待っていると、ゼハートくんは話し始めた。
「そう、だな……確かに、廃れている所もあったり、限界を迎えている所があるのは否めないのだろう。正直な話、復興は困難を極めていると言ってもいい。だが」
そこで言葉を区切って、ゼハートくんは少し微笑みながら話してくれた。
「お前達は私などよりも長く、この地の現状を見てきた筈だ。それでも尚、現実と向き合い、抗おうとするその姿勢からは、アビドスを如何に愛しているかが伝わった。そして、少ないながらもそれに賛同し、応援してくれている人々の姿は………とても、見事なものだった」
「………そっか!……嬉しいな」
本当に嬉しい。だって、真剣に考えてくれてるのが分かるから。手放しに全部褒めるんじゃなくて『難しい所はあるけど、それでも良かった』って言ってくれたのが、本当に嬉しい。
私のこの気持ちが少しでも伝わってくれた事が、すごく嬉しい。
「私はね、このアビドスが好き。ちょっとした通学路も、お昼に食べる柴関ラーメンも、ここに住んでる人達といろんな話をする時も、全部ぜーんぶ好きなんだ!だから、頑張れるんだよ!」
苦しくなる事もあるし、本当にこれでいいのかなって思う事もある。でも───頑張ってくれてるのは、私だけじゃない。
「最初はね。半ば押し付けられた形で私は生徒会長になったから、大変な事もあったし、ホシノちゃんが来てくれるまでは本当に大変だったんだ。でも……こうしてここまで頑張ってきて、色んな事をホシノちゃんと経験して……そのどれもが、とっても綺麗な思い出になってるの。それも、理由なのかな」
「……そうか。いい理由だな。故郷が、そこに住む人々が愛おしいというのは、私も────いや、今更、か………」
「………大丈夫?ゼハートくん」
「……ああ。大丈夫だ。それよりも、私はそろそろ帰るとしよう。今日は一日をかけてこのアビドスを案内してくれた事、本当に感謝している。次は、私にできる事を全力でさせて貰う」
「………うん!それじゃあ、またね!ゼハートくん」
「ゼハート、また後日」
「…………ああ」
そう言って、ゼハートくんは屋上から去っていった。
「……それじゃあ、私達もそろそろ帰ろっか」
「珍しいですね。先輩ならゼハートと一緒に帰りたいとか言いそうなものを………どうしてですか?」
「え?うーん………なんとなくなんだけどね。そっとしておいた方がいい気がしたの」
「そっと、ですか?」
「うん。なんでかな、たまーになんだけどね。ゼハートくんが───苦しそうに見える時が、あったからかな」
……いつか、もっと仲良くなったら、その傷を癒せるのかな?
◯
「……酷く、眩しかったな。私には、どうにも」
本当に、な。
「…………例え立場が、環境が違えど、その地を、そこに住む民を大切に想う気持ちは、私にも分かってしまった」
だが、本質はまるで違うのだろう。
「………ユメは、自らに向けられた忠誠心や感情を、悪用などしはしないのだろう。それに対して、私は………」
……もし、やり直せるのなら────
『やり直しなんて出来やしねえんだよ。お前は、その苦しみに悶えて生きるのが役割ってやつだ。ハハッ!精々足掻けよ!それで、苦悶の表情を俺に見せてくれ!』
「…………そうだな。やり直したいなどと、愚かな事は宣ってはいけないのだ。それは、エデンの為にその魂を捧げた者への侮辱となる」
私には、生き残った者として生きる責務があり、過ちを犯した先達として、伝え、支える義務がある。だから───例えその道がどれ程険しかろうとも、彼女達を見守るとしよう。
『へっ。どこまでも馬鹿な奴だな。確かに、この前はなんとか上手くいったみたいだがな、もし仮に────』
『お前が死ぬか、アイツらを助けるかの二択しか選べない場面に出くわしたら………お前はどうするんだろうな?……ああ、楽しみだ!』
……自分の中にある矛盾に、気付かないフリをしながら。
はい、今回はメインはユメ先輩視点で、最後だけゼハート視点にしてみました。
ゼハートは彼女達から話は聞いていても、アビドスの内情をそこまで知らないと思ったので、ユメ先輩がアビドスにどんな想いを抱いているかを描きながら観光してもらいました。まあ、大体私の妄想なんですけどね……
それはさておき、お気に入り登録やコメントなどなどありがとうございます!モチベの維持に繋がってるので、してくれたら嬉しいです!
それでは、また次回お会いしましょう!