楽園に至るには   作:NTT.T

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ミレニアム編一章、開幕です!

なんとかストーリー振り返りながらやらんとなぁ……ってなってる所です。

それにしても最近暑くて嫌になります。夏ってやっぱり嫌いです。

………私事はさておき、高評価、コメント、お気に入り登録などありがとうございます!励みになってます!

それでは、どうぞ!



追憶 ミレニアム編一章
who are you?


 

これは、今から少し前のお話。

 

一人の少女が目覚め、やがて勇者へ至る為の序章。

 

笑いあり、困難あり、共に歩む仲間ありな、まさに王道なゲームだ。

 

さあ、セーブデータを見るとしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も相変わらずレギルスの制作や、ウタハ達と今後の展望について話していたりしていた。そして、ひと段落ついて休憩していた時にやって来たのは────

 

「成程、武器が必要というわけか」

 

「そうなんだよねー……何とかしてくれないかなー?ゼハート先輩?」

 

「お願いしたいです……!」

 

俺にそう尋ねて来たのは才羽モモイ、そして才羽ミドリだ。彼女達はゲーム開発部という部活に所属していている。そして、新入部員である天童アリスと言う少女に新しい武器を与えたいのだとか。

 

……ふむ、新しい武器か。確かに、ミレニアムにおいて武器を選ぶという点で見ればここが最善だろう。

 

「そうだね。ここで武器が見つかるかはさておき、ここでは試作品がたくさん作られているからね。よければ試していくかい?」

 

俺の心境を代弁する様に、ウタハがそう言いながら話に入って来た。

 

「うん!お願いします!」

 

「……なら、ここからは私が」

 

「俺も手伝おう」

 

「ああ、頼んだよ」

 

俺はヒビキと共にどの武器がいいかを思考した。因みに今現在、当人のアリスは部室のあちこちを行き来している。その様子を少し見ていたのだが………

 

「……ゼハートはどう思う?」

 

「そうだな……まず、どの様な武器を使った事があるか。これは大事だろう。………尤も、武器を使った事がある様には見えないが」

 

無邪気に目を輝かせ、あちこちの試作品を見て回るアリスを改めて見る。……正直、何か武器を持っているのならここまではならないだろう。やはり、武器は持った事がないと見て間違いない。

 

「だね、私もそう思う。………なら、やっぱりこの拳銃かな。プラスチック製で軽いし、反動も小さいから」

 

ヒビキもどうやら俺と同じ見解になった様だ。

 

「俺も同意見だ。実は、俺もここで開発された似た様なタイプの拳銃を使っている。だから、実用性は保証出来る」

 

そう言いながら、俺はホルダーに納めてあった拳銃を取り出し、モモイ達に見せた。

 

「……確かに、初心者には最適かも……」

 

「はえー成程……うわっ、確かにかるーい!これならアリスでも簡単に扱えるかも!名前とかあるの?」

 

「名前か、この拳銃の名前という事だな?」

 

「うん!」

 

拳銃を大事に握りながら元気よく頷くモモイ。

 

「この銃の名前は、seekerだ」

 

「…………しーかー?」

 

「……確か、seekっていう単語は『追い求める』という意味でしたよね?」

 

モモイが頭にはてなマークを浮かべている最中、ミドリが俺にそう質問して来た。

 

「そうだな。良くも悪くもこのエンジニア部は、皆が何かを求め、日々発明に励んでいる。それこそ『浪漫』だったりだな。俺もその一人という事で、この様な名前にした」

 

俺が追い求めているのは『強さ』だ。……助けを求める誰かに俺の手が届く様に、自分なりの力が必要だと感じた。だからこそ、このキヴォトス屈指のマイスターが集まるミレニアムに来たのだ。彼女達の技術とヴェイガンの技術を組み合わせれば、より良いものが生まれると。

 

………単純に、来てみたかったというのはあるがな。

 

「へ、へー……ま、まあ、知ってたけどね!」

 

「絶対知らない間だったでしょお姉ちゃん………てか動揺しすぎだよ」

 

「う、うるさーい!」

 

「……ふふっ、相変わらずそうで何よりだ」

 

たまにゲーム制作のアイディアが欲しいから見学したいと言って来る事があるのだが、いつも通りだな。

 

「……す、すいません。お恥ずかしいところをお見せしてしまって」

 

「ん?ああ、気にしないでくれ。仲が良いというのは間違いなく良い事だからな。そのままのお前達でいてくれ」

 

「そ、そうですか……ありがとうございます。……ん?そう言えば、アリスちゃんはどうしたんだろう?」

 

俺に感謝を告げると共に、そう言えば先程騒いでいたアリスの声が聞こえないことに気がついたミドリ。俺も振り返ってみると。

 

「………わぁ……!!」

 

今までより一層目を輝かせ、ある武器の前に佇んでいた。

 

「……ふふふ、お目が高いですね!その武器は私達エンジニア部の『ロマン』が詰まった武器なんです!」

 

「え、えっと……?」

 

「おおっと、説明をする前にまず自己紹介からですね!では、初めまして!説明が必要ならお任せあれ、いつでも答えをお届けしますよー!エンジニア部のマイスター、コトリです!」

 

「…………?」

 

「貴女がゲーム開発部4人目のメンバーのアリスですね!それでは早速解説を────」

 

「……コトリ、一度間を開けたほうがいい。アリスが困惑しているからな」

 

「……はっ!?すみません!解説になるとつい周りが見えなくなってしまい……よく見ればミドリもモモイもいますね!お久しぶりです!」

 

「おひさー!」

 

「うん、久しぶりだねコトリちゃん。……それで、このアリスちゃんが見てる大きいのって何?」

 

「………!!よくぞ聞いてくれましたミドリ!これはエンジニア部の下半期の予算、その内の60(・・)%程をかけて作られた『宇宙戦艦搭載用レールガン』です!」

 

「宇宙戦艦って、これまたすごい事を………」

 

モモイ、ミドリがその規模に驚いたのか、目を少し見開いて反応していた。

 

このレールガンは俺が持ちうる技術を全て駆使し、本来なら70%費用が掛かる所をなんとか削減しながらも、理論上パフォーマンスは落ちない様にした。………正直、自信作だ。

 

「……でも、何でそこまでして作ったの?」

 

「良い質問ですねミドリ!実は、エンジニア部は現在ヘリコプター、汎用作業ロボットの開発に続いて、宇宙戦艦の開発に着手しているところなのです!だから、これはその第一歩という訳ですね!」

 

「ああ。コトリの言う通りだ。しかも、ゼハートがやたらとそういう兵器の開発に優れているという事もあって、かなり開発はスムーズに進んだんだ」

 

ミドリが疑問を漏らすと、コトリとウタハがその疑問に澱みなく答えを出した。……まあ、かつての俺は指揮やモビルスーツでの戦闘がメインではあったが、これでもヴェイガンを率ていたのだ。ヴェイガンの事は全て知っておかなければならないだろう。

 

故に、技術の大半は頭の中に入っていた。………完全に再現できるかは別の話だが、な。

 

「………なんか、聞いてるだけでワクワクする!」

 

「……こうやって聞いてると、確かに考えなしで作ったわけでもないみたいだし、今回はうまくいきそうだよね!ゼハート先輩監修みたいだし!」

 

どうやら、二人ともウタハ達の話を聞いてワクワクしてくれた様だ。……それにしても。

 

「……信頼してくれるのは嬉しいが、俺に対する信頼が少し重くないか……?」

 

確かに関わりはあるが、そこまで信頼される様な事をしただろうか……?

 

疑問を抱きながらも、隣で唸っているコトリを見ると、残念そうな顔で話し始めた。

 

「……それが、残念ながらそう上手くはいっていないんですよ」

 

「え、なんで!?さっきの話だと上手くいきそうだったのに!?」

 

モモイが先ほどよりも大きな声で疑問を口にすると、ヒビキがここで簡潔に、そしてこれ以上無いほどの問題点を挙げた。

 

「…………予算不足、だね」

 

「え?予算不足?」

 

「そうなんですよねー……やはりいつの時代も、科学者達を苛むのは予算、これに尽きるというわけです。そもそもこれを一門作るだけでこれほどの費用がかかっているので、戦艦を作ろうとすれば更に膨大な金額が必要になります。なので、この作品以降計画は進んでいないんです」

 

「計画段階で分かりそうじゃないそれ!?何で作っちゃったのさ!?」

 

ヒビキとコトリが伝えたあんまりにもあんまりな事実に口を大きく開きながら叫ぶモモイ。………だがまあ、これに対する回答は、少なくともウタハ達の中では決まっているだろう。

 

そう思うと同時に、ウタハが腰に手を置き、堂々と胸を張って話し始めた。

 

「ふっ、愚問だねモモイ。ゼハートの話を聞いていなかったのかい?そんなもの────ロマン以外ないだろう」

 

「ば、バカだ!!頭いいのにバカな集団がいる!!というか、こういうのを止める為にゼハート先輩がいるんじゃないのー!?」

 

「………ゼハート先輩……」

 

俺に指を刺しながら、目を見開いてそういうモモイ。それと同時に何とも言えない表情で目を細めるミドリ。

 

「……確かに、冷静に考えるなら止めるべきだったのかもしれんが……俺も、ロマンという単語には弱かった様でな………作りたくなってしまった」

 

戦艦に搭載されている砲塔を見慣れているかと言われれば、当然見慣れてはいる。故にそこまでロマンを感じるわけでは無いのだが………自分達で作るとなると話は別だ。

 

改善点を話し合い、試作し、成功すれば共に喜び合う。これによって得られる達成感というものはそう簡単に得られないだろう。

 

それに、レギルスを作る上でのノウハウも多少は積めた。悪い事だらけでは無いだろう。もう完成半ばまでは辿り着いているからな………あともう少しだ。

 

少し心の中で言い訳を唱えていると、ウタハが肩に手を置いてきた。

 

「大丈夫さゼハート。ここ(エンジニア部)にいる以上、誰も君を咎めたりしない。寧ろその生き方こそが、エンジニア部たるもの必要だとすら言えるね」

 

「うん。そうだね」

 

「やっぱりロマンに生きてこそ、です!」

 

「……まあ、それは良いとして、この武器の名前はなんて言うの?」

 

一旦話を置いておきたかったのか、ミドリは話題の転換を図るべく、アリスが目を離さず見ている武器の名前を聞いた。

 

「よくぞ聞いてくれました!このレールガンの名前は『光の剣:スーパーノヴァ』と言います!」

 

「……ひ、光の剣……!?うわぁ……!!」

 

その単語を聞いた瞬間、先程から話についていけず、黙りこくっていたアリスが再び目の輝きを取り戻した。

 

「アリスの目が凄いことになってるよ!?」

 

「やっぱり、琴線に触れちゃったか………」

 

モモイとミドリは驚きながらも、どこか納得した様子で頷いていた。

 

「………欲しいです」

 

「ん?」

 

俺の聞き間違いでなければ、欲しいと言っていたな。それはつまり………

 

そして、俺の懸念通り、アリスは言葉を発した。

 

「偉大なる鋼鉄の職人よ、私にあの龍の息吹を授けてください!」

 

中々独特な語彙を使いながらも、あの武器に対する熱意を思いっきりぶつけてきたアリス。この武器にそこまで熱意を持って見てくれたのは非常に嬉しいのだが……

 

「………すまないな。それは現実的に不可能なのだ」

 

「な、何ででしょうか!?レベルが足りていないからですか!?でしたら装備可能レベルを教えてください!!」

 

「そうだよ!それに、ウタハ先輩はここにあるものなら何持っていっても良いって言ってたじゃーん!」

 

「……それはそうだね。だが、ゼハートが『現実的に不可能』と言うのには理由がある」

 

ウタハがそう言うと、ミドリが少し考え込み、やがて俺達に質問して来た。

 

「やっぱり、予算をそれだけ掛けた以上、簡単には譲れないから……とかですか?」

 

「まあ、それもあるな。だが、根本的に無理なのだ」

 

「さっきから言ってたけど、それっていったい何なのさー?」

 

「………重量だね」

 

「重量?」

 

そう、重量だ。ウタハの言う通り、この武器の重量はハッキリ言って人が運用できるレベルに収まっていない。

 

「そうなんです!まず、この武器の基本重量は140kgを超えています!更にここに光学照射機、バッテリーなどを備え付けて発射した際の反動は200kgを優に超えています!人間がまともに扱える代物ではありません!」

 

そう、やはりこの理由に尽きるだろう。……仮にもし、レギルスが完成すればこれも扱える様になるかもしれんが、生身でこれを扱える人間はまず居ない。

 

「………気に入ってくれたのは本当に嬉しいんだが、そういう訳なんだ。まともには扱えない。だが安心してくれ、まだまだ他にも武器は────」

 

と、ウタハがそう言う半ば、アリスはいつの間にかウタハの前に立ち、目線を上げ問うた。

 

「汝、その言葉に一点の曇りもないと誓えるか?」

 

「……あ、ああ。誓えるとも」

 

………まさかだが……アレを持ち上げるつもりなのか?冗談だろう?無理に決まっている……筈だ。

 

だが、その感情とは裏腹にアリスは剣の前に佇み、レールガンの取っ手を軽く握った。

 

「……この武器を抜きし者……覇者へと至らん!!」

 

その言葉と共に────アリスは難なくレールガンを持ち上げた。

 

「……やりました!持ち上がりましたよ!!」

 

ピョンピョンと跳ねてしまう程テンションが上がっているのか、武器を持ちながら周りにそう訴えかけるアリス。

 

「……コレはまた……凄いね」

 

「……うっそ……」

 

「えええーーーー!!??」

 

「………馬鹿な……」

 

……どういう事だ?いくらキヴォトス人でも、あそこまで簡単に持ち上げられる物なのか?いや、あり得ない。データは取れていないが……こんな事があり得るはずがない。なら、一体何故…………

 

エンジニア部の皆と共に驚きながら、俺はそう考えていた、が……

 

「えーっと、このボタンはー……」

 

そう言いながらレールガンの引き金を引こうとしていたアリスを見て、思考を中断した。

 

アレはまずい……!!

 

 

「皆!!今すぐ伏せろ!!!」

 

「え!?何々!?」

 

「……え?」

 

「……っ、光よ!!!」

 

 

俺の言葉やモモイ達の驚きから少し遅れ、アリスが引き金を引いた。そこから射出された光線は正に破壊の権化。荒々しく吹き荒れる暴風と共に、神々しく輝く光は勢いのまま………エンジニア部の天井を貫き、青空が見える様にしてしまった。

 

「あーー!!!??私達の部室の天井がー!!?」

 

パラパラと落ちてくる天井の破片が散る中、コトリがそう叫んだ。

 

だが、そんな事よりもあり得ない事が起こっている事に気が付いた。……どうやら、ウタハもそれには気がついている様だな。

 

「……凄いです!!アリス、この武器を装備したいです!!」

 

自信が持つ武器が成した芸当に酷く感動したのか、そう叫ぶアリス。……やはり、難なく扱えているな。しかも反動にまるで堪えていない様だ。

 

……やはり、何かがおかしい。だが………

 

そう考えながら、アリスの事を見る。相変わらず目は輝き、立ち振る舞いは正に純粋無垢な少女と言った所だろう。

 

「ちょっと待ってください!その、開発経費とか諸々の理由でその武器は……勘弁して欲しいのですが………!!」

 

「……いや、構わないよ。どの道扱える子なんて、彼女以外に現れることもないだろうしね」

 

コトリはアリスの発言に何とか考え直してもらおうとしたのだろうが、ウタハの発言を聞き、黙ってしまった。

 

「………それも、そうですね」

 

そして、納得したのだろう。落ち着いた口調で、そう呟いた。

 

「だろう?」

 

「なら、私が調整するよ。アリス、こっち来て」

 

「はい!アリス、行動を開始します!」

 

ヒビキがそう言うと、アリスは意気揚々と武器を持ちながら早歩きで歩いていった。

 

………まあ。少なくとも今は、このままでいいだろう。今は。

 

「ゼハート先輩?どうかしたんですか?」

 

「……ん?ああ、いや、元気な子だと思ってな。俺には少し眩しすぎると思っただけだ」

 

「……ふふっ。それもそうですね。でも、すぐに慣れますよ」

 

「ああ。そうかもしれないな」

 

「ちょっとミドリ!ゼハート先輩!何やってるのさ!早く見学しに行かないと、面白い物見れないって!!」

 

「………俺はゲーム開発部の部員でもないんだがな、まあ良い」

 

その言葉に惹かれる様に、俺はヒビキとアリスの側へ向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

"成程成程、それでそんなカッコいい武器を手に入れたって事ね"

 

「はい!この光の剣があれば、アリスは無敵です!」

 

「実際、フィジカルだけだったらどう考えても最強そうだしねー」

 

「私やお姉ちゃんどころか、下手したらもっと凄い人たちよりもそこだけ見たら上かもしれないもんね……」

 

ゲーム開発部の部室で少し寛ぎながら、私はアリスがどうやって武器を手に入れたのか、その経緯を聞いていた。

 

どうやら、エンジニア部という部活の子達にお世話になった様だ。……用事が終わったらこの後会いに行こうかな……?いや、ロボットとかそういうの居そうだからとか、そんな事を思ってた訳じゃないんだけどさ?お礼は大事だよね、うん。

 

「分かるよー先生!興味津々なんでしょ?」

 

"…………まあ、本音を言うとそれはそうだね。正直行きたい。けど、その前に、何とかユウカ対策しないと、ね?"

 

「……それもそうですね。ただでさえアリスちゃんの語彙はあんな感じですし、ある程度テンプレは叩き込んでおかないと、です」

 

そう、後少しでユウカが来るそうなのだ。急にユウカから言われたそうなので、モモイ達も随分焦ってたみたいなんだよね………だから、少しでもアリスの存在が疑われない様に、私も頭を捻っている訳だ。

 

"…………それにしても、私以外に男の子っていたんだね"

 

「あ、それってゼハート先輩の事?確かに珍しいよねー」

 

「珍しいっていうか、ゼハート先輩以外に男子生徒がいるなんて聞いたこともない気がするけどね……」

 

"やっぱりそうだよね………"

 

ゼハート・ガレット……黒服(・・)から聞いた名前だ。

 

それは、ホシノを奪還する為に黒服のアジトに乗り込んだ時の事。

 

 

 

 

 

『………どうやら、私達と貴方のやり方は些かズレている様ですね。まあ、仕方のない事です』

 

"うん。何があろうと、私は貴方を認めない"

 

『クックック……ここまで言われてしまうと、それはそれで清々しい物です。………それにしても……ああ、少し納得出来ましたね』

 

"……一体、何の話なんだ?"

 

『大した事ではないですよ。少し、いやかなり前に、興味深い存在を見つけましてね。交渉こそしていませんが、いずれは顔を合わせたい物だと思っていたのです』

 

"質問の答えになってないよ"

 

『コレは手厳しい……そうですね。貴方を見て、何故()に興味が湧いたのか、その理由が少し分かったような気がしたのです』

 

"……言い回しがいちいちめんどくさいなぁ……それで、その彼ってのは誰なの?"

 

『ええ。ここまでお話に付き合ってくれたお礼です。教えるとしましょう。その生徒の名前は─────』

 

 

 

 

 

……黒服がなんで興味を持ってたのかはいまいち分からないけど、それも込みで、今度会いに行きたいな。

 

そう思いながら、ユウカを迎え撃つ為に、私はアリスに色んな事を教えるのだった。

 





seeker

ゼハートが持つ拳銃の名前。ゲーム的に言えば固有武器。かつて楽園を求めた者であり、今も尚誰かを守る為の力を求めている彼にふさわしい武器の名前と言えるだろう。因みに名前は割と数秒で思いついた。

ヘイロー

ヘイローを構成している色は黄色。それもただの黄色ではなく、何処か神々しく輝く黄色って感じです。形状は、モブ生徒みたいな円の中に『V』を刻むような形になってます。なんでこんな形にしたかと言えば、ちょっとだけでもガンダムのアンテナっぽくしたかったからです。そう言えば言及してなかったなという事で、考えて来ました。

アビドス過去編の後に何書いて欲しい?

  • ミレニアム編一章(時系列的には過去編)
  • ミレニアム編二章
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