ハイスクールD×Dの世界に黒蝕竜が来たようです。(一時停止   作:黒亀

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今回は短めです。
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黒猫

私は主殺しの汚名をつけられたのは訳がある。

もう何年か前の話であろう、親は死に、ただ一人の妹である白音と一緒に住んでいた。

しかしある日、上級悪魔が私達の前に現れた。理由は私が持つ仙術、それに目をつけた悪魔が『悪魔の駒』で眷属にしようと押しかけたのだ。

もちろん私は断った。だけど悪魔達は妹の白音を人質にした、仕方なく眷属になって仙術を磨いた。

 

しばらくして主である悪魔が妹の白音まで仙術を覚えさそうとしてきたのだ。必死に抵抗して選んだ道は…この眷属から抜ける事…はぐれになることを決意した。

それからはずっと逃亡生活、追っての悪魔達を振り払い、白音の安全を考慮して。リアス・グレモリーの領地に置いた。

 

少し前に『渦の団』といった組織に勧誘されたが、断る…というより保留にした。

白音達が新人悪魔の使い魔を契約するため、使い魔の森に向かうことを気づいた私は冥界へ向かったが。

運悪く悪魔達に見つかってしまった。

逃亡をしていたものの、これまた運悪く足に傷を負ってしまい…。

私は死を覚悟した、だけどそこに。彼?が現れた。渦々しい黒色の鎧、手に持つ死神の鎌を模したであろう武器。

だけど、その時は騎士に見えた。

 

「…」

 

無言でこちらを見る黒い騎士。

興味をなくしたような素振りで立ち去ろうとする、私は声をかけた。

 

「まって」

 

言葉に反応してもう一度こちらを見る。

やがて声を出す。

 

「…なんだ」

 

落ち着いた低い声、若いだろうか?若干若さを感じる。

 

「貴方は誰にゃあ?」

 

いつもの調子で言ってしまった自分が憎い、けど。何故だろう、胸が熱くなる。

 

「…私は本来この世界にいるべきではない生物、だが。お前の質問には答えよう」

 

この世界にいるべきではない生物…それが冥界なのか人間界なのか私にはわからない。

黒い騎士は頭部につけている鎧をとる。

闇のような黒髪、その上に紫色のメッシュが入った髪が一筋になっている。

整った顔立ち、その目は鋭く。刃のように見えた。

 

「私は黒蝕龍ゴア・マガラ。お前達で言うドラゴンだ」

 

なんだろう、この気持ち…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前達で言うドラゴンだ」

 

何故こうもあっさり言ってしまうのだろうか。

私はなるべく原作に関わらないようにして、生きていくはずだったが…。目の前にいるこの悪魔、恐らく原作に大きく関わる存在だろうが。

何故こうも簡単に言ってしまったのだろうか。敵でも、味方でもないこいつに。

 

「…」

「…」

 

沈黙、やがて向こうから声が聞こえてきた。

恐らく追ってだろう、こいつをこのままにしていれば捕まるだろう。それが本来のストーリーでも。

だけど、何故、私はこいつを抱えて飛んでいるのだ?

わからない。

 

「…うた」

 

こいつを抱えて飛んでいる最中、不意に声を出した。

 

「だ・か・ら、私の名前は黒歌。おねーさんを惚れさせたのには責任がいるにゃん♪」

 

これは…騒がしくなるな




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修正 一月十四日
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