ヤサカ・マオの奇妙な異世界放浪記   作:ノア・ローディル

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皆さんお久しぶりです。
もう忘れた方もおられるかもしれませんが作者のノアです。
ここ数ヶ月いろいろありました。
学校を辞めたりその影響で就職活動が難航していたりと。
まあ多くは語りませんがとりあえず本文を読んでください。
その上で感想などいただけたらうれしいです。


第2話 月面都市独立平和維持軍

時は西暦2001年国連横浜基地副指令香月夕呼は悩んでいた。

目下月面からの謎の通信文に検討がつかなかったのである。

いや、通信文の内容自体はすぐに把握できたのだがその意味が分からなかった。

「うーん、”ツキハデテイルカ?”なんてそんな当たり前なことをわざわざあたし宛に送ってくる意味が分からない。まあこれが地球上のどこからか送られてきたのなら別に気に留めはしなかったんだけど……」

それもそのはずである。今、月にはBETAのハイヴがあるはずでそんなところからわざわざ通信を送る意味が分からないしなにより内容が意味不明であった。一瞬夕呼は月に人間がいるのかと思ったがそんなわけないとその考えを否定した。

「まさかね……」

イレギュラーなら現れたではないか自身のその前に。

一週間ほど前奇妙な青年が夕呼の前に現れた。

名を白銀武見た目はごく普通の高校生だった。

んが……。

すでにその青年はこの世界では亡くなっており戸籍が存在しなかった。

しかもその青年が言ったキーワード「社霞」「鑑純夏」「00ユニット」は夕呼本人かそれに近い人間でなければ知る由がなかった。

それは彼がおそらく並行世界から来たことを示していた。

彼曰くこの世界は2度目だという。そして前の世界で救えなかった者を救いたいとも言っていた。

「でも……。そんなばかな話は」

さらにイレギュラーが来たと言うの!?

夕呼は混乱したがすぐに立ち直り、

「まあとにもかくにも発信元の通信プロトコルを解析しなきゃね。これじゃこっちが送られぱなしで会話にならないし」

彼女の独白はキーボードのタッチ音に消えていった。

 

 

 

 

時は流れ11月11日。BETAの新潟上陸が始まった。

日本帝国軍及び帝国斯衛軍、そして国連軍による阻止作戦が始まっていたが戦況は困難を極めていた。

斯衛軍第16斯衛大隊長斑鳩は周囲のBETAを撃破しつつもそろそろ戦線に限界が来ていることを悟っていた。

「くそっ!このままでは全滅だ!一旦戦線を下げ戦力を再構築するしかない!」

そういうと斑鳩は近くにいた武御雷に通信を入れた。

「月詠真那中尉、貴様はC地点にいる月詠真耶中尉と合流して撤退しろ!帝国軍や国連軍と合流しつつ戦線を再構築するんだ!」

突然の命令に真那は戸惑う。

「しかし隊長、あなたが殿を務めるというのですか!」

「うるさい!これは隊長命令だ。このままでは少なくとも新潟は全滅なんだぞ!」

そんな口論が続こうとしていた時だった。

彼らの上空に巨大な影が現れた。

「な、なんだあれは!」

斑鳩が驚いたと同時に彼の戦術機に通信が入った。

いや斑鳩の戦術機だけではないこの場にいる戦術機にどうやら一斉送信されているようだった。

「BETAと戦闘を繰り広げる全軍に告ぐ。ここは月面都市平和維持軍”ロンド・ルナ”が引き継ぐ。そのため戦闘中の戦術機は全機撤退せよ。

私はロンド・ルナ指令のブライト・ノアだ。MS2個中隊の投入を確認し、次第全機撤退せよ。繰り返すこの戦場はロンド・ルナが引き受けた」

そういうと空中戦艦とおぼしきものから戦術機に似た巨大人型兵器が16機時間をおいて確認された。

 

 

 

 

場所は移り戦闘前のラー・カイラムブリッジ。

3人の男性と一人の少年がこの場所でミーティングを行っている様だった。

「それでMSを投入後、BETAの半数を殲滅後ガンダムXtypeM(便宜上ここではそう呼んでいる)とGビット2機による残BETAの殲滅か」

ブライトがマオに尋ねる。

「はい。僕とティファの計算ではそれで全部消滅させることができるはずです」

「しかしそれではこちらの人類にむざむざ我々の秘密兵器を見せ付けることにならないか?」

アムロが疑問をぶつける。

「はいそれは僕もそう思ったんですけどシャア少佐が」

続けようとしたところでマオをシャアが制止した。

「それは別段重要なことじゃないぞアムロ。肝要なのは今後の交渉において我々がどれだけ優位に立てるかそれと並行して横浜基地の副指令にどれだけ早いタイミングで接触できるかだ」

それにブライトが続ける。

「シャアのいうとおりだアムロ。確かに我々の中でもtypeMとGビットは戦略的、戦術的において大きな意味を持つがそれは相手側がこちらの技術を要求したときに限られるし、何しろ我々の世界の兵器ではないしアストナージでさえ把握できてないのだからこちらでさえその性能は未知数で計りかねている。これをもし要求されたとしても技術として渡しようがないからな。その意味ではその価値は兵器としてはおそらく形骸化するだろう」

「無論サイコフレームなどの秘匿すべき技術はあるがな」

とブライトは続けた。

「それで今回投入する量産機はジェガンとギラ・ドーガでいいんだな」

アムロは確認を続ける。

「はい。今回ハロ達によって一次生産が終了したのが一部指揮官機仕様をのぞいた各6機ずつです」

マオは続ける。

「あとラー・カイラムの2番艦は生産中でロールアウト間近ですが、レウルーラのほうはMS搭載数がラー・カイラムに比べて劣るのと主砲の調整が難航しており生産そのものは終了しているのですが実戦配備はまだ先かと」

「ふむ。MS開発計画のほうはどうなっている?」

ブライトが尋ねる

「はい。実地試験をかねてアムロ少佐達にのってもらう2機がそうです」

そういうとマオは設計図らしきものを2枚広げた。

ひとつは「Hi-νガンダムHWS」

もうひとつは「ナイチンゲールサイコミュ試験強化型」

とかかれていた。

「詳しい説明は時間がないので今回の作戦が終了した際に整備兵のクルーの皆さんと一緒にしますが、Hi-νガンダムHWSは文字通り従来のHi-νガンダムにHWS(ヘビーウエポンシステム)つまりフルアーマー化と似たようなものなのですがフルアーマーとの違いは全身の装甲の強化もしくは追加をしないことあくまでも重火器の追加を主目的としているためフルアーマー化のように全体の性能が底上げされているとは言い難いのですが、装甲をパージすることで従来の汎用試作機として運用することができます。そしてナイチンゲールの方なんですがこれはサイコフレームを従来と違いほぼ全身に使用することでサイコミュ兵器の同調率と機体の反応速度、サイコ・フィールドの任意発動をテストするために設計しました」

「サイコ・フィールドとは何だ?」

シャアが尋ねる。

「記録映像がないのでなんともいい難いんですけどつまりサイコミュのバリアみたいなものです。ミサイルのシャワーぐらいなら余裕で無効化できるかと」

マオが説明する。

「つまりIフィールドがビームを無効化するのに対してこれは実弾も含めて無効化できます」

「もはやファンタジーだなそれは」

シャアがひとりつぶやく。

「ふふっ僕にとったらあなたたちの存在のほうがよっぽどファンタジーですよ」

マオが笑顔になりながら言う。

「おっとそろそろ戦闘領域だ。マオはtypeMとGビットで別行動なんだろ?」

アムロが言う。

「そうですねでは僕はこれで。ほなまた」

そういうとマオはブリッジの外に行き外に待機させていたガンダムX魔王にカタパルトデッキから飛び乗る

「ティファ機体は万全やな?」

マオがティファに尋ねる。

「はい。Gビットの機体システム及びハイパーサテライトキャノンのシステムともにオールグリーンです」

ティファが確認をとるとマオは笑みを浮かべた。

「よっしゃロンド・ルナの初陣や!気張っていくでえ!」

そういうとマオは機体のスラスターを全開にした。

ガンダムX魔王とGビット2機はラー・カイラムから離れ別行動を取る。

 

 

 

 

次回予告

 

新潟上空に現れたロンド・ルナその戦力は未知数だが彼らは交戦中の全軍に撤退を呼びかける。

撤退する中でとある一人の衛士は空中戦艦とその艦載機であるMS。その性能の一端を目撃する。

戦闘が加速していく中で彼がみたのは戦闘かはたまた蹂躙か。

 

次回、第3話 佐渡島ハイヴ攻略作戦始動!

 

君は人類の誇りを見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ノア「色々ありましたがついに投稿できました第2話」
ノア「もうね細かいことは言いません」
ノア「ただ感想を少しでもいただけると投稿ペースが上がるかもしれません」
ノア「ではまた次回の更新までさようなら」
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