映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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豪華客船携帯獣強奪事件

 

「お前、着痩せするタイプだったんだな」

 

クチバジムを無事に制覇して4つ目のジムがあるヤマブキジムがあるヤマブキシティを目指す……が、サントアンヌ号に現在居る。

ヤマブキシティとサントアンヌ号は全く関係無いだろうと言われればその通りで、チケットをよくわからん奴から貰えた……このチケットを渡して来たよくわからん奴の正体はロケット団なのを知っているが、ちょっと気になる事があるので乗船した。

 

右を見ればジェントルマン、左を見ればマダムと明らかに富裕層しか居ないであろうこの場所で一般客とも言えるトレーナーが乗っている……明らかにロケット団が仕組んでいる事だがそれに対しては特に誰も疑問を抱かない。

 

「なっ、どういう意味ですか!?」

 

右を見ても左を見ても金持ちだらけの豪華客船なので衣装を変えない?とスタッフからの提案があった。

格闘技姿なサイトウも流石にTPOとかは合わせるのだと衣装を……なんかポケマスで着てそうな私服バージョンに着替えた。

そしたら……デカいなと感じた。格闘技姿で腹筋が割れているからウエストはありえないぐらいに細いんだが、胸が思ったよりもデカい。

 

「そういう意味だ……お前だって言いたいことがあるだろう」

 

「……シズカって男ですよね?」

 

「声を聞けば分かるだろう。つか、今まで何度も男子トイレとか男風呂を入ってんの見ただろ」

 

「それはそうですが……」

 

世間一般で言う巨乳ぐらいにはあるんじゃねえのかと思ったが、流石にそれを言えばセクハラになるから言わない。

衣装で着痩せしてたんだなと言えば太っていると思われたのか怒っているが、サイトウもサイトウで俺が男かどうかを気にしている。

 

今の俺の衣装は、Fateのヤマトタケルの第二再臨だ。

そして俺の容姿だがこの世界に転生して容姿が変わったんだが、その容姿はFateのヤマトタケルで声は昔と変わらずロロノア・ゾロや土方十四郎の中の人である中井和哉と瓜二つの声だ。

 

「女っぽいって思ってるなら、それは間違いじゃねえよ」

 

シズカと言う名前は女の子に付けた方が良い名前だろうが、姉貴もそうだが男でも女でも通じる名前にしている。

姓名判断の相性占いとかじゃなくて、オカルト的な話で男でも女でも通じるが逆を言えば男か女かハッキリと分からない名前だった方がそういうのに怪異に巻き込まれずに済む。

女っぽい名前である事とシズカと言う名前から国民的アニメであるドラえもんのヒロインの名を連想して色々と嫌な思いをした事はあるがもっと酷いキラキラネームの奴が居たせいでなんかどうでもよくなった。

 

「まぁ、それよりも飯にするぞ」

 

「……こういう時に男ならば一言言うべきです」

 

「……似合ってるぞ。そして次に言うことは無い……格闘着姿でも充分に似合ってるぐらいに素で美人だから社交辞令にしかならん」

 

「っ……」

 

サイトウも女だから褒めてほしいと思っている。言っていることに対して理解も出来るんだが環境が悪すぎる。

ここはアニポケの世界、要するにアニメの世界だ。美術の授業で美術の先生が言っていたが美男美女を描くよりもブサイクを描いたりする方が圧倒的に難しい。漫画でもイケメンキャラと言っているキャラよりも明らかにこっちの方がイケメンとかで、ONE PIECEとか極端なブサイクと極端なイケメンに分けている。程良いブサイクは取り敢えずそばかすとかつけとけばいい感じだった。

 

異世界おじさんでおじさんが異世界の住人は容姿に恵まれていて、イケメンではないおじさんがオークの亜種として狩られた話とかある……俺の中にもイケメンとブサイクの価値観があるわけで、この世界はアニメだからどう頑張っても全体的に顔面偏差値は高くてサイトウは製作陣営が性癖を壊す為に作った美少女だ。

 

「そういうシズカも似合っていますね」

 

「ああ」

 

もとが美少女だと言われれば恥ずかしくなるサイトウだったが同時に嬉しそうにもしている。

取り敢えずは豪華客船に乗ったんだから普段は食べられない豪華な食事を、花より団子とは言うがサイトウも花より団子だった。スイーツをパクパクと食べている。

 

「……」

 

「どうしました?」

 

「作った奴の味がする」

 

「ああ……こういうところは手を抜くところは手を抜きますが流石にサントアンヌ号ですからね」

 

美味いなと料理の味を感じていれば作った料理人の味がした。

豪華客船の立ち食い式の料理と言えばどうしても大量生産の乱雑なメニューになる。東京オリンピックとかも冷凍食品に頼っていた。それが悪いというわけじゃねえし、それはそれで美味しいからいいんだが、人が作った味がしっかりと感じれて美味い。

 

「このスイーツも使っている果物が極上です」

 

「そうか。じゃあ食後の運動、って言っても俺達は動かねえがポケモンバトルでもするか」

 

「やはりそこに行き着くのですね」

 

「悪いか?」

 

「いえ、目的を忘れないことはいいことです」

 

ある程度、食った……船上の上でのダンスパーティーなんて器用な芸当は俺には出来ない。

金持ち共が完全なる道楽として自分達が鍛え上げたポケモンを偶然にもこのサントアンヌ号に乗船している一般トレーナーと戦わせている。

 

「ここまでといこうじゃないか……ラッタもバタフリーも疲れている」

 

「ここまでって、まだまだいけるよ!」

 

「フリー!」

 

バトルをしている場所に向かえばそこにはジェントルマンとサトシが居た。

サトシはバタフリーを、ジェントルマンはラッタを戦わせていたがラッタが不利になれば上手いことを言って逃げようとする。勝ち逃げは許さないとサトシは睨み、バタフリーもまだまだ戦えると主張する。

 

「だったらよ、俺とバトルしてくんねえか?」

 

「シズカ、お前もサントアンヌ号に乗ってたのか!?」

 

「ああ……1つ、聞いておきたいがなんでタケシが居るんだ?」

 

「ああ、ジムリーダーを親父に代わってもらってな。俺は前々からやりたかったブリーダーを目指しているんだ」

 

一応は知っているが聞いておかなきゃならねえとタケシが近くに居る理由について聞いておいた。

ジムリーダーを親父に代わってもらってブリーダーを目指している……

 

「なんかお前ジムリーダー以外とジム戦をしただろ?」

 

「え、ああ……まぁね……道を間違えて結果的には良かったんだけど、一緒に旅してたカスミって奴がこのままじゃハナダジムが潰れるからってハナダジムに戻ったんだ」

 

「……そうか」

 

タケシは直ぐに見つけることが出来たが、カスミを見つけることが出来なかった。

ハナダジムの一件があの後にどういう風になったかは知らないのでそれとなく探りを入れてみればジムリーダーの枠にカスミが納まってジムを回していく方針になった……コレが原因で大変な事になっても俺は知らん。

 

「知り合いですか?」

 

「こいつがサトシ、同胞の同期だ」

 

「お前は?」

 

「サイトウと言います。色々とあり、シズカと旅をしています」

 

「サトシ、不完全燃焼な所あるだろ?さっきまでバタフリーを戦わせていたからバタフリーは無しとして……やるか?」

 

「おう!じゃあ、3体だ!スゴいのを見せてやるぜ!」

 

ポケモンバトルをするぞと言えばサトシは待ってましたとモンスターボールを構える。

使用ポケモンが3体のシングルバトルで交代はありのスタンダードなルールとなった。

 

「誘ったのは俺からだからな。いけ、イーブイ」

 

「ブイ!」

 

「あのポケモンはって、ダメか」

 

誘ったのは俺だから俺が先にポケモンを、イーブイを出した。

サトシはイーブイを初めて見るのでポケモン図鑑を開こうとするがポケモンバトル中にポケモン図鑑を開くのはマナー違反だ。

 

「よし、フシギダネ、君に決めた!」

 

「ダネ!」

 

「フシギダネ……サトシのファーストポケモンですか?」

 

「どうだろうな」

 

サトシが1体目に出したのはフシギダネ。サトシの手持ちの詳細については知らないのでサイトウは最初のポケモンかとタケシに聞いたがタケシは答えたら面白くないと流す。

 

「イーブイ、あくびだ」

 

「フシギダネ、つるのムチだ!」

 

先に動いたのはイーブイだった。

口から風船ガムを膨らませたかの様な大きな泡みたいな物を複数吐いた。サトシは特に気にせずにつるのムチを指示してパンパンとつるのムチであくびの泡を破壊して一発叩き込んだ。

 

「ブイ」

 

「中々にやるな。だったらコレはどうだ!はっぱカッター!」

 

「……ダネ」

 

「フシギダネ!?」

 

「イーブイ、あまえるとなきごえ」

 

フシギダネのつるのムチであくびの泡を割ったことによってフシギダネに強烈な眠気が襲ってきた。

睡魔には勝つことが出来ないとフシギダネはつるのムチを一発叩き込んだ後に眠りについたが、イーブイはまだ戦闘不能になっていない。

 

「あまえるとなきごえを使った?効果は同じ……いや、それよりも眠っているのなら自分をパワーアップさせる技ならともかく、相手を弱体化させる技を使っただと?」

 

「答えはこうだ。イーブイ、とっておき!」

 

効果が全くと言って同じわけじゃねえが、起こることは一緒のあまえるとなきごえを使った。

タケシはどうしてその技を選んだのかが理解することが出来ないので答えだとイーブイはとっておきを使う。イーブイは輝きながら突撃した。

 

「フシャア……」

 

「フシギダネ!?」

 

「なるほど、そういうことか……だが」

 

「ああ、雑だろう。だけど今のコイツじゃコレが一番なんだ」

 

イーブイが出せる技で最も火力があるとっておきを使った。

とっておきの発動条件を満たす為に3つの技を無駄に消費したことについてタケシが指摘をしようとするが、それについては理解している。

 

「ポケモンブリーダーになったとはいえ元ジムリーダー、イーブイがどんなポケモンかぐらいは知ってんだろ」

 

「戻れ……フシギダネがダメならって、あ!」

 

フシギダネが戦闘不能になった事で悔しそうにしているサトシだったが直ぐに気を取り直して2体目のポケモンを出そうとする。

だが、モンスターボールを投げる前にイーブイが眩い光を放った……進化の光だ。

 

「フィー!」

 

「な、なんだあのポケモンは!?」

 

「サトシ、続行だ」

 

「シズカ、驚かないのか!?」

 

「進化条件を何時ぐらいに満たすのかが気になってたぐらいだ……これから色々とポケモンをゲットしてくんだから進化する度に驚いてたらキリがねえだろ」

 

「そうだけど、もっとこう……あるだろう。2体目はお前だ、ヒトカゲ!」

 

「カゲ!」

 

「フシギダネはまだ分かりますがヒトカゲ!?」

 

サトシが2体目に出したのはヒトカゲだった。

サトシがこのバトルで出してくる3体のポケモンが読めたが、サイトウが驚いている……俺のイーブイ、いや、ニンフィアの特性はフェアリースキン。とっておきを使った以上はヒトカゲに通りが悪い。

 

「戻れ。いけ、オコリザル!」

 

「ブギャア!」

 

ニンフィアに進化したことはよかったにはよかったが、デメリットもあるにはある。

メガシンカじゃなくて普通の進化はこういう時に厄介だと感じながらもニンフィアを戻してオコリザルを出した。

バトルがやってきたのだとオコリザルは喜んでいる。

 

「いくぞ、ヒトカゲ!かえんほうしゃだ!」

 

「ヒトカゲの段階で覚えるのに時間かかる技……と言いたいが言えねえか。オコリザル、ほのおのパンチで突き進め!」

 

ヒトカゲがかえんほうしゃを自力で覚えるのにはそれなりに時間とレベルが居る。そのレベルならばリザードになってもおかしくない。それなのにも関わらずリザードになっていなくて、ヒトカゲのままだが俺もレベル的には覚えなさそうなとっておきをイーブイが覚えていたからなにも言えない。

 

ヒトカゲはかえんほうしゃを放ってきたのでオコリザルはほのおのパンチを使う。

ほのおのパンチは炎を纏った拳、かえんほうしゃを完全にとは言わねえが防ぐことが出来てオコリザルは自分の得意な間合いを取った。

 

「ヒトカゲのかえんほうしゃが通じてない!?」

 

「俺のオコリザルはお前のヒトカゲのかえんほうしゃよりも強力なかえんほうしゃを相手にしてんだし、その手の技対策だ」

 

ビームとかの殴ることが出来ないタイプの攻撃に対しての対抗策、三色パンチを構えて防ぐ。

かみなりパンチはでんきタイプ、ほのおのパンチはほのおタイプとこおりタイプ、れいとうパンチはみずタイプと主に特殊攻撃を防げる。

 

「オコリザル、ばくれつパンチ」

 

「ブギィ!」

 

自分の最も得意な間合いに入ったのでばくれつパンチを叩き込む。

ヒトカゲは避けることが出来ずにばくれつパンチが直撃してサトシの足元まで飛んでいく。

 

「ヒトカゲ、大丈夫か!?」

 

「カゲカゲカゲー」

 

「大丈夫じゃない!?」

 

ばくれつパンチが当たったヒトカゲは起き上がったがばくれつパンチの追加効果であるこんらん状態になった。

フラフラと酔っ払いの千鳥足になっており、ヒトカゲは大丈夫じゃないと直ぐに気付いたが遅い。

 

「ばくれつパンチ」

 

2発目のばくれつパンチをヒトカゲに叩き込んだ。

アッパーに近い形でヒトカゲは上空を舞って落下して戦闘不能になった……

 

「戻れ……強い」

 

「ッピ!!」

 

「ピカチュウ、ごめん……ゼニガメ、君に決めた!」

 

「チャア」

 

ヒトカゲが戦闘不能になった事で俺が強いのだとハッキリとサトシは認める。

ピカチュウが頬にビリビリと電気を溜めてやる気を出しているがサトシはピカチュウを出さずにゼニガメを出した。

 

「お前、最初のポケモン、ピカチュウだよな?どういうルートを通ったらその3体がゲット出来るんだよ」

 

「へへ、驚いたか?」

 

原作知識で知っているとはいえ普通では手に入らないポケモンをゲットしている。

カントーの最初の3体はリザードンが優遇されまくりだが、それでも他の2体も充分過ぎる程に破格の性能をしている。俺もどれもゲットする事が出来るって言うんだったら普通に3体は欲しい。優先順位で言えばリザードンが一番だが。

 

「だが、どれも進化していない……レベルが低い証拠だ」

 

「進化だけが全てじゃない。戦い方次第で色々と出来るんだ。俺はそれをクチバジムで学んだ!」

 

「そうか……だが、実用化は出来ていないだろう」

 

進化していないからレベルが低いことを指摘すれば進化が全部でないと否定し、戦い方が色々とあると主張する。

クチバジムで学んだと言っているからクチバジムで原作通りピカチュウで勝ったんだろうが、他のポケモン達もそういう風に上手く扱えているかと聞かれれば出来ていない。

 

「ゼニガメ、みずでっぽう!」

 

「オコリザル、れいとうパンチ」

 

「……!ゼニガメ、一旦ストップ!」

 

ゼニガメにみずでっぽうを使わせたがそれは読めているとれいとうパンチを使って防ぐ。

ここでサトシがなにかに気付いたのかオコリザルに向かってみずでっぽうを吐いているゼニガメを止める。

 

「ガメ?」

 

「コレで凍らせる事は出来ないぜ!」

 

「そう来るか」

 

れいとうパンチで水が凍っていくのを見てこのままだと細長い氷の棒的なのが生まれるとサトシは察した。

だからみずでっぽうを途中で中止にさせてオコリザルに細長い氷の棒を拳にくっつかせる。

 

「ブギィ」

 

「コレでオコリザルのパンチは封じた!ゼニガメ、たいあたりだ!」

 

左手の拳に細長い氷の棒みたいなのがくっついて重さでまともに動かせないとパニックを起こすオコリザル。

サトシは攻撃するチャンスが生まれたとゼニガメにたいあたりを指示したが

 

「甘いですね」

 

「かみなりパンチだ」

 

「もう1個の手で!?」

 

れいとうパンチ、ほのおのパンチ、ばくれつパンチの3つを使っていた拳とは逆の拳でオコリザルはかみなりパンチで殴った。

サトシは片手を封じて有利になったと思ったがサイトウが甘いと言った。タケシが驚いた。

 

「コレって高等技術なんだな」

 

「ええ、ポケモンにも利き手や利き足の様な物がありますから」

 

ずっと右の拳で殴っていたが、決して左の拳で殴れないわけじゃねえ。

拳が2つあるんだからどっちかに偏ることはあってもなんらおかしくねえが、片方のまま放置するのは普通にアウトだ。両方の手で殴れる様に鍛えている。高度な技術かに思ったが格闘技ならば右利きと左利きがあって偏りがあったとしても放置をすることはしないんじゃねえのかと思ったがそうじゃねえみてえだ。かくとうタイプのエキスパートが言うんだから間違いねえ。

 

「1体も倒せなかった……」

 

「どうやらお前とシズカの間には力の差があるみたいだ……だけど、まだまだお前は成長出来るさ」

 

「……そうだよな……」

 

同じ日に旅立って同じ速度で行動しているのにも関わらず大きなレベルの差がある。

お情けでバッジを2つ貰っているのと純粋な実力でジムバッジを貰っているのではかなりの差がある。タケシがフォローを入れたらサトシは落ち込みながらも前向きになった。

 

「いや〜いいバトルだった!」

 

「あ、さっきの……リベンジか?」

 

「いやいや、違うよ……君のバタフリー、とても強かった」

 

「そういう貴方のラッタも強かったですよ」

 

バトルも無事に終わったと思えばジェントルマンが拍手して戻ってきた。

リベンジマッチでも果たしに来たのかとサトシは警戒しているがバタフリーが褒められれば嬉しそうにしており、社交辞令なのか本音なのかは知らないがラッタも強かったと褒めた。

 

「ならば話は早い!どうだね、私のラッタとバタフリーを交換しないかい?」

 

「え、交換?」

 

「そうとも。自分のポケモンを」

 

「サトシ、やめとけ……テメエが丹精込めて育てたポケモンを全く知らねえ奴に渡すんだぞ?」

 

「譲渡でなく交換だ。君のバタフリーに見合うようにこちらもラッタを」

 

「そしたらそのバタフリーが今度はあんたの目に適うポケモンと交換だろう?」

 

ジェントルマンがポケモンを交換しよう!と提案をするが、それはダメな事だと言っておく。

ポケモンにおいて多分、あんまり活用されていないシステム。通信交換。別のバージョンを持っている友達と通信をしてそのバージョンにしか出ないポケモンをゲットするというポケモン商法と言われる汚いやり方があるがまともに実戦で使われたのを見た覚えが無い。

 

今でこそSNSが発達して家にネット環境が置いてあるのが当たり前の時代になったけど、それまでの間は通信交換は1つのロムにポケモンを置くのに使うか進化に使うだけの物で他の誰かからポケモンを貰うとかあんま見ない。

必死になって育てたポケモンを交換ってのは釣り合いが取れなきゃダメで、場合によってはサメトレとかもある。

 

「……俺のポケモンは俺のポケモンです。誰かと交換するつもりはありません」

 

サトシも冷静になって考えたが、バタフリーを渡す理由が見当たらなかった。

ジェントルマンは聞こえるレベルで舌打ちをしたが無視し、そういえば通信交換の機械があるってことはセルフ通信交換もあるんじゃねえのかと探せばセルフ通信交換の機械もあった。ユンゲラーをそれに転送してフーディンに進化させた。

 

その後はロケット団が現れてポケモンを奪おうとしたが、乗っているポケモントレーナー達が連携を取って撃退した。

そしてサントアンヌ号は大しけに揉まれて転覆しかけたので全員がゴムボードに乗った。

 

「キューン!」

 

「こういう時はラプラスが頼りになりますね」

 

人口密度が多いミッチミチのゴムボートが嫌なのでラプラスを出した。

人を乗せて泳ぐことが大好きなポケモンだからラプラスは俺とサイトウを乗せてくれて……なんとか無事に生還した。

こうなることは知っていたが、俺が干渉した事でなんかバタフライエフェクトが起こらないのかが気になっていたがバタフライエフェクトは起きるもの……ただ主人公補正みたいなのがなんだかんだでサトシを守ってくれている感じがした。




リザード♂ LV33→36

オコリザル♂ LV25→30

ニドキング LV27→29

ピカチュウ♂ LV38→40

ラプラス♀ LV25→28

イーブイ♀→ニンフィア LV25→29

ユンゲラー♂→フーディン LV21→27

タマゴ
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