映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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詩音街幽霊系携帯獣思案

 

「ふぅ、出れましたね」

 

イワヤマトンネルを無事に抜け出た……ゲームじゃ暗記しなきゃ攻略がめんどくさいイワヤマトンネルだが幸いと言うべきか、人の手が加わってる。それでも世間一般で言う険しいダンジョンってのは変わりは無い。

 

「寄り道は正解だったな」

 

「ええ……ですが」

 

「特性だけはどうにもならん」

 

イワヤマトンネルで偶然にもサイホーンの群れを見つけた。サイホーンは欲しいとモンスターボールを投げてゲットした……だが、目当てのサイホーンじゃなかった。特性がひらいしんのサイホーンじゃなくて特性がいしあたまのサイホーンが欲しい。

ひらいしんのサイホーンに関してはテラスタルと組み合わせれば使えなくもないが、最終的な方向性で言えばハードロックのドサイドンが欲しい。

 

サイホーンがいいポケモンなのは知っているからサイホーンのゲットを喜んだが、厳選をした事にサイトウは疑問を抱いている。

だが俺の目当ては言うまでもなくいしあたま個体のサイホーンで、探すのに思ったよりも時間がかかったが結果的にはゲットする事が出来た。

 

「このやり方だけは多分、変えられねえ……本気で勝ちに行くってことは好きな事だけをやればいいってわけじゃねえし、場合によっては切り捨てる事も大事だ。それが正しいか間違いなのかは……勝って証明するしかない」

 

「……そうです、ね……目当てのサイホーンは逃さないのですよね?」

 

「ああ、キッチリと育てる」

 

俺の厳選に対して疑問を抱いているがまだ異議は唱えてこない。

俺のやり方が必ずしも正しいと思っていない。だけど絶対に間違いとも言えない……どっちが正しいのか、どっちが間違っているのかを証明する方法は1つだけ、ポケモンリーグで優勝する事だ。

 

自分のやり方を貫いた結果の勝利ならば、きっとそれは1つの答えだ。

正しいや間違いなんかは関係無い。それが正しいのか間違いなのかは後で他の誰かが決めることだからな。

 

「サイホーンをゲットしたのは良かったですが……わざわざここまで寄り道をした意味があるのですか?」

 

「次のジムがあるヤマブキジムはもっと最短のルートがある、だろ?……確かにあるにはあるがちゃんと意味はある。サイホーンは予想外だが、この街に来たかったんだ」

 

最短のルートで行けば今頃はヤマブキジムがあるヤマブキシティに辿り着く事が出来るとサイトウが指摘する。

真っ直ぐに進むことだけが正しいわけでなく、時には寄り道をしないといけないが俺達の時間は有限だ。ヤマブキシティに最短のルートで向かうのも1つの手ではあるが、この街に……シオンタウンにやってきたのはしっかりとした理由がある。

 

「次のヤマブキジムはエスパータイプを使ってくる。今の俺の手持ちじゃエスパータイプと相性が良いのはいねえ」

 

「攻撃を受けるだけならばニンフィアで充分ですが……エスパータイプの天敵であるゴーストタイプですか……それは少し危険な賭けですね」

 

「なにがだ?」

 

「エスパータイプのポケモンは大抵はフェアリータイプのマジカルシャインやゴーストタイプのシャドーボールを覚えます……この街でゴーストタイプのポケモンをゲットしたとしてシャドーボールを覚えさせるでしょうが向こうも当然対策の1つや2つ、しています」

 

ヤマブキジムはエスパータイプのポケモンをメインに使ってくることを事前にリサーチしている。

この街にいるゴーストタイプのポケモンをゲットすれば最高の戦力になるが、エスパータイプは弱点であるゴーストタイプに有効打なシャドーボールを覚える……………

 

「純粋にやるなら、フーディンだけで充分なんだがな……」

 

シャドーボールを用いた戦闘をするだけならば、ゴーストタイプのポケモンを無理にゲットしなくてもいい。

まだふんどのこぶしを覚えていないがオコリザルは将来的にはコノヨザルになる。だが、この街に住んでいるゴーストタイプのポケモン、ゴース、ゴースト、ゲンガーの3体は非常に優秀なゴーストタイプのポケモンだ。

 

一部の出来ることがフーディンと被っているが、ゲンガーにしか出来ない変化技が多い。

フーディンとゲンガーだとゲンガーの方が色々と優遇されているが……サイトウの考えている通り、無理にゴーストタイプのポケモンに対してガッツかなくてもいい。

 

フーディンはシャドーボールを撃つことが出来る。

ゲンガーを捕まえたとしてゲンガーならではの戦い、くろいまなざし+みちづれなんかは面白いコンボだが基本的な戦闘として、殴り合いとしてはフーディンと大して変わらない。

 

フーディンが必要な場面でゲンガーで代用出来る。ゲンガーが必要な場面でフーディンで代用出来なくもない。

だが、ゲットする価値は確かにある。

 

「シズカ、タマゴが光っています!」

 

「長かったな」

 

ゲンガーをゲットする価値があるが、その分のデメリットもあると色々と考えていれば副会長から貰ったタマゴが輝いた。

何時ぐらいに生まれるとかそういうのが全く分からんかったがずっと持ち歩いていた。本当になにが生まれるのかが分からん不安要素ではあるが、副会長がレアなポケモンだとは言っている。

 

タマゴの色合い的にコイキングとかは絶対に無いだろうが、これで色違いのコイキングならば文句の1つでも言いたい。

ブーンブーンと定期的に輝いているタマゴを持ってポケモンセンターに向かう。ポケモンがタマゴから孵るからトレーナーになる子がしっかりと付き添う様にと言われてタマゴに張り付き……そして生まれた。

 

「ロァ!」

 

「……マジか」

 

副会長がレアなポケモンだと言っていたが具体的には何なのかについて説明を受けていない。

それ相応のが出てくるのを覚悟していたが、生まれたのはゾロアだった。しかもただのゾロアじゃない、ヒスイゾロアだった。

 

「この子は……ゾロア?に、似ているわよね……」

 

「副会長に連絡を入れましょう!」

 

流石のジョーイさんもヒスイゾロアを見るのははじめてなのか困惑している。

ゾロアに似ているのであってゾロアじゃないのは分かっている。だが、それでもゾロアっぽいポケモンだ。わけが分からないのでサイトウが出した案、副会長に連絡を入れようとなり副会長に連絡を入れた。

 

『君達は……その様子だと無事に生まれたみたいだね』

 

「生まれるには生まれましたけど、なんすかこのポケモン?」

 

『そのポケモンはゾロアと言うポケモンで主にイッシュ地方で見られるが……そのゾロアはただのゾロアでなくポケモン学会の中では絶滅したと言われているゾロアのリージョンフォームさ』

 

副会長にテレビ電話を入れたら俺達の事を覚えてくれていたみたいで生まれてきたポケモンについて聞いた。

ゾロアの事を全くと言って知らないと思っているのか、丁寧に教えてくれる。

 

「絶滅してんのに生きてるんですか?」

 

『ポケモンの力は実に不思議でね。時間を移動するポケモンなんかが何体かいる。それだけでなく時空間の穴、別の世界の別の時間に移動する穴が稀に見られたり、この世界とは似ているが少し異なる場所があるんだ……例えばこの世界の何処かにジョウト地方でもありシンオウ地方でもある神秘的なシント遺跡というところがあったりね』

 

「……」

 

『ゾロア自体はおかしくもなんともないポケモンだ。進化条件は同じで、特性も同じ。ノーマルとゴーストの複合タイプで非常に優秀なポケモンだ……使いこなせれば君は強くなれるだろう』

 

「まぁ、そうっすね……オーキド博士に見せても問題ないすか?」

 

『色々と言いそうだけど、問題は無いよ』

 

絶滅しているのに野生の個体やこういう人工的に養殖に成功している点についてツッコミを入れれば、様々な事が絡み合って絶滅している古代のポケモンが現代に迷い込むことがあると教えてくれる。

サラリとシント遺跡の存在を語ったりするが行く理由が特に無かったりする。副会長はヒスイゾロアは非常に珍しくて育てれば俺の力になるポケモンでポケモン研究の第一人者であるオーキド博士に見せても問題は無いのかと聞けば問題は無いと言い電話を切った。

 

「ロァ」

 

「……ポケモンバトルするつもりはあるか?」

 

生まれたばかりのゾロアは俺に頬ずりをする。

タマゴの時から自我を持っていたのか、俺のことをトレーナーだと思ってくれてそれなりに心を開いてくれている。

副会長が言っていた様にヒスイゾロアは強いポケモン、タイプは優秀だし特性も一点物だ……ただ……タイミングが圧倒的に悪い。

 

このシオンタウンに立ち寄ったのはゲンガー系統の何れか1体をゲットするためだ。

フーディンと性能が若干被っているし、俺のバトルスタイル的に使い分けることが出来るかどうかと聞かれれば怪しい。だがそれでもゲンガーは優秀なポケモン。数少ないキョダイマックスとメガシンカの2つを持っているポケモンだ。

 

「困りました、いえ、遂に来てしまいましたね……タイプ被りが」

 

取り敢えずヒスイゾロアを自分のモンスターボールに入れればサイトウが問題がやってきた事を畏まって言う。

畏まって言うことかと思ったが、言っている内容についてはなにも間違いじゃねえ……遂にやって来てしまった。タイプ被りが。

 

「既に欲しいポケモンは目星がついてるからな……無理にゲットしたくねえ」

 

ゲンガーは言うまでもなく優秀なポケモンだが、他にも目当てのゴーストタイプのポケモンはいる。

ユキメノコとギルガルド、この2体は絶対に捕まえたいと思っている……ユキメノコ、ギルガルド、コノヨザル、ヒスイゾロアークの中にゲンガーを入れる?明らかに偏りが……いや、待てよ。まだ、どくタイプのポケモンをゲットしてなかったよな?

 

ニドキングはゲットしているにはゲットしているが多彩な技を使いこなせる方針で育成している。

ヘドロばくだんやどくづきも覚えているには覚えているが使い道があんまり無い……ギルガルド、ユキメノコ、コノヨザル、ヒスイゾロアーク、ゲンガー……他に絶対にゲットしたいもしくはゲットする事が出来る可能性があるゴーストタイプのポケモンは居ないから……これ以上は無しにする

 

「……ゲットするか」

 

ギルガルドもユキメノコもコノヨザルもヒスイゾロアークもゲンガーもゴーストタイプのポケモンだが運用方法が大きく異なる。

ヒスイゾロアのゲットで予定調和が崩れてしまってポケモンのゲットのルートが変更になったかと頭の中がパニックになったものの落ち着いた。

 

旅をしてく上でコイツは絶対にゲットしたいと思えるポケモンと偶然にも手に入れる事が出来たポケモンがいる。

今回はその2つが絶妙なまでに混じり合ってしまった……ヒスイゾロアに関しては完全に想定外の事だった。だが、決して悪い方向に流れているわけじゃねえ。むしろ他の奴が持っていない武器を手に入れる事が出来た。

 

「……出来る事が似ているポケモンですので、くれぐれも扱いを間違えてはいけません」

 

「それを言い出すとお前の手持ち全部、かくとうタイプだろう」

 

ゲンガーも欲しいと決めてポケモンタワーに向かうことになるがゲンガーとフーディンは性能が似ている。その上でヒスイゾロアを手に入れてしまった。ゲンガーならではのゲンガーのバトルをこれから覚えていかなければならない……だが、これでいい。

フーディンとゲンガーと言う一部は異なるが似たことが出来るポケモンが居るのは意外と大きい。

 

これから先、ポケモンを6体全て使ってのフルバトルがある。

そのフルバトルで使うパーティメンバーを固定にしていたのならば相性の良いポケモンで攻めれば勝つことが出来る。俺の最初のポケモンはヒトカゲで順調に育っていってる。ヒトカゲがリザードンになりリザートナイトを手に入れればチームの最後を任せる事が出来るポケモンになるが相手がリザードンを出してくるのを読まれれば幾らでも対策が可能だ。

 

流石に今の段階ではこれ以上はゴーストタイプのポケモンはいらない。

後はユキメノコとギルガルドぐらいで、それ以上にゴーストタイプをゲットしようならば何かしらの戦術的理由があるゴーストタイプのポケモンじゃなきゃならねえ。

 

予想外ではあるがポケモンが更に増えた……ただゲンガーが悪ふざけをするのが大好きな個体だったから研究所に送ってルカリオに矯正してもらうことにした。




リザード♂ LV39→40

オコリザル♂ LV33→35

ニドキング LV31→34

ピカチュウ♂ LV43→44

ラプラス♀ LV33→37

ニンフィア♀ LV31→35

フーディン♂ LV29→33

タマゴ→ゾロア(ヒスイの姿)♂ LV1

ルカリオ♂ LV68

サイホーン♂ LV24

ゲンガー♂ LV37
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