映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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主人公会合

トキワシティに辿り着いた。

その間にポケモンの1体でもゲットしてやろうかと思ったが出てきたのはポッポ、コラッタしかいなかった。流石にその2体は欲しくはない。

 

「いけ、ヒトカゲ」

 

「カゲ!」

 

「いけ、ポッポ!」

 

「ポォ!」

 

トキワシティに辿り着いたからやることと言えばポケモンバトルだ。

野生のポケモンバトルはどうしたって?この世界じゃゲットする以外では野生のポケモンとバトルすることは無い。トレーナー同士でのポケモンバトルと技の特訓が主流だ。

 

「ポッポ、たいあたりだ!」

 

「ヒトカゲ、ひのこだ」

 

この世界では技は無数に覚えるが4つまでしか使ってはいけない決まりがある。

そして技を4つに絞る傾向がある。どういうことかと言えば手数を増やしても仕方が無いと言うこと。例えばヒトカゲの最終進化系のリザードンはあやしいかぜを覚えれる。だが、現実の対戦環境であやしいかぜを覚えているリザードンは皆無だ。

 

実戦で使うことが無い技に時間を費やすのならば、常に使い続ける技を決めて練度を上げるという考えだ。

コレに関してはどっちが正しいかなんて無い。この世界にはわざマシンが無い。だから育成していたら勝手に覚える技以外の技を覚えさせるのも割と一苦労だ。タイプ一致補正の事もあるが、結局のところはそのタイプのポケモンがそのタイプの技を覚えてバトルに挑めば良いだけの話だ。

 

「ポッポ、大丈夫か?」

 

「ポ!」

 

まぁ、そういう細かな話は置いといて今はポケモンバトルに集中する。

今日はポケモントレーナーになった奴等が多いのかポケモンセンターが混んでいてポケモンセンターと隣接しているバトルフィールドが混んでいる。やっと自分の番だとはじめてのポケモンバトルをする。

 

相手のポッポに対してこっちはヒトカゲ。

たいあたりで突撃してきたのでひのこをぶつければ苦しんでたいあたりを失敗する。直ぐに体勢を立て直した。

 

「ポッポ、空を飛んで撹乱しろ!」

 

この世界のポケモンバトルはゲームのポケモンバトルじゃない。

精々使えそうなのはポケモンに関する知識だけでアニポケ独自のやり方を学ばないといけねえ……ポッポは空を飛んでいる。鳥ポケモンだから当たり前だがヒトカゲはそれに対して困惑をしている。

 

「慌てんな」

 

ひのこを使えて動かない的に対して百発百中だが動く的に対しては命中率が低いのか不安になっている。

俺からの指示を期待していたから慌てることをするなと言う……本当に当たり前な事だが空を飛んで攻撃することが出来るってのは強えな。ポッポにとって飛ぶことは生まれた時から出来て当たり前な事だから動きには淀みが無い。

 

「っく……」

 

「ヒトカゲ、えんまく」

 

ポッポの機動力に翻弄されると予測していたが俺の言葉でヒトカゲは意識をしっかりと保つ。

それは予想外だとなるのでここで俺は動いてえんまくを指示すれば相手のトレーナーはニヤリと笑みを浮かべている。

 

「ポッポ、煙を吹き飛ばすんだ!」

 

「ポッ!」

 

バッサバッサと翼を仰いでヒトカゲのえんまくを吹き飛ばすポッポ。

コレはふきとばしに入るんじゃないのかと思ったが入らないみたいだ……ただこの展開は普通に予測している

 

「ヒトカゲ、ひっかくだ」

 

「カゲ!」

 

ポッポが風を起こして煙を飛ばすのに力を使っている。

ヒトカゲが隠れているえんまくは晴れるがそれをするのに集中していてえんまくを吐き終えたヒトカゲは好きに動ける状態だ。

ヒトカゲは走り出してポッポに向かってひっかく攻撃で攻撃をすればポッポは倒れた。

 

「カゲェ!」

 

はじめてのポケモンバトルで勝利をすることが出来た。

ポケモンバトルが好きと頷いたヒトカゲにとって嬉しいことでステップを踏みながらこっちを見てくる。

 

「よくやった……まだいけるか?」

 

「カゲ!」

 

ダメージらしいダメージは受けていないから続行可能かを聞けばイケると頷いた。

トキワの森が近いのが原因だからかは知らんがむしタイプのポケモンが多い……むしタイプのポケモンだから最終進化にまで持っていかねえとどう頑張っても扱いきれない。それでも挑んでくるのは……なんなんだろうな。

 

「回復をお願いします」

 

10連戦して10連勝した。ヒトカゲはまだまだイケるとノリにノッていたがコレ以上は無理だと判断をした。

はじめてのポケモンバトルで10連勝は嬉しいが……なんと言うか周りとは熱量が違う。他の奴等は本気で嬉しそうに悔しそうにしている、俺はまぁ何となくでしている。ヒトカゲは嬉しそうだし結果的に俺に良い方向に流れているから文句も何もないが熱いものが込み上げてくるかと聞かれれば怪しい。

 

「ジョーイさん!急患です!」

 

「まぁ、酷い怪我!どうしてこんなになるまで……直ぐに治療の用意よ!」

 

「ラキ!」

 

ヒトカゲの回復を待っているとピカチュウを抱えたポケモントレーナー、サトシがジュンサーさんと一緒に現れた。

ピカチュウは大怪我を負っておりジョーイさんがそれを見て声を上げた……直ぐにラッキーが担架を持ってきてピカチュウを運んでいった。

 

「ピカチュウ……」

 

「大丈夫よ、ジョーイさんなら完璧に治してくれるわ……それよりも今はその泥塗れの汚れを落としなさい」

 

「はい」

 

ジュンサーさんはピカチュウがジョーイさんに預けられたのを確認しサトシを励ました後にフォローを入れる。

泥塗れの状態じゃいけないなとサトシは体の汚れを落としに風呂等を利用してサッパリとする。その間に俺は飯を、オムライスを食べる。

 

『おぉ、サトシか。お前さんに渡したピカチュウが重傷で運ばれたからなにがあったかと連絡が来たんじゃが』

 

「オーキド博士、ポケモンセンターに無事に辿り着いたから問題は無いよ……それよりもそれってラーメン?」

 

『ぬぉ!?……と、ところで他にポケモンはゲットしたかの?』

 

「え、あ……1体もゲットしてません」

 

『期待したワシがバカじゃった』

 

オーキド博士が無駄にデカいモニターでサトシと通話している。

ポケモンをゲットしたかどうかを聞かれればサトシは1体もゲットしていない事を伝えればオーキド博士は目に見えて落ち込んだ。

 

『おぉ、シズカもおったのか……どうじゃお前さんは?』

 

「ポッポとコラッタしか出なかったんでゲットしませんでした」

 

「オーキド博士、コイツと知り合いなの?」

 

『なーにを言っとる!お前さんよりも先にポケモンを貰いに来たトレーナーじゃ!言わばお前のライバルの1人じゃ!』

 

「まぁ、そういうことだ……今日は貰ったポケモンとのコミュニケーションに時間を費やしましたので。言うことをしっかりと聞いてくれてポケモンバトルを楽しんでました」

 

『そうかそうか。それはなによりじゃ』

 

明日からは真面目にポケモンのゲットに力を入れる。

ゲームならヒトカゲ1体でもジム戦に挑めるがこの世界では規定数のポケモンを用意しとかないとジム戦そのものが出来ねえからな。

 

オーキド博士にライバルの1人だと伝えられればサトシは闘志を燃やしている。

唯一のポケモンであるピカチュウが傷ついてるのを忘れてねえか?

 

ウィーンと自動ドアが開く音が聞こえればお転婆人魚のカスミが真っ黒焦げの自転車を持って入ってきた。

余計なのには巻き込まれたくないなとその場を後にしながらも考える。

 

 

 このままサトシについていくべきか?

 

 

と言う内容だ……今の俺は時間を忘れるぐらいにポケモンバトルに熱中熱狂するぜ!の状態じゃない。

今の俺は何となくでしているところがあって、サトシと一緒に冒険をすれば面白い物が見れる。ただ逆を言えば波乱万丈な冒険の幕が開いてしまう。それ相応の事はあるしサトシについていけば確実にジムには辿り着けるが……一歩間違えれば世界が滅びる事件に巻き込まれるのは嫌だ。サトシは選ばれたトレーナーみたいな感じだが俺もそうだとは限らねえし、俺はそっち側の住人じゃない自覚はある。

 

面白いものは見れるのは嬉しいが、流石に事件に巻き込まれるのは嫌だ。

行けども行けども殺人事件に巻き込まれる死神体質とは言わないがサトシはトラブルに巻き込まれる星の下に居るから疲れるには疲れる。

 

「さて、ポケモン探すか」

 

結局のところ俺は何もしなかった。

色々と考えたけど俺は俺のペースで動けばそれでいいかとなり2番道路には向かわない。2番道路に向かわない理由は単純にそっちに欲しいポケモンは居ないから。モンスターボールからヒトカゲを出す。

 

「……トキワジムか……」

 

トキワジムにはミュウツーがいる……アニポケなら有名な話だ。

トキワジムに挑んだとしてミュウツーが出てきたらその時点で終わりだ……この世界はやたらと伝説のポケモンが優遇されるからな。

トキワジムに関しては後回し、サカキがジムリーダーで人工ポケモンを使ってくるって言うならこっちは司法の手を、ポケモンGメンや国際警察みたいな悪の組織に対してのカウンターの様な存在をぶつければいい。少なくとも四天王以上ならば伝説のポケモンと渡り合えるだろう。

 

「カゲ!」

 

ヒトカゲにポケモンの気配を感じたのならば教えてくれと頼み込めばヒトカゲは気配がすると言う方向を歩く。

なんの気配を感じ取ったんだと思えば、22番道路では特に珍しくもなんともないニドラン♂、ニドラン♀、マンキーがいた。いいところに居てくれたな。

 

「ヒトカゲ、えんまくだ」

 

「カゲ!」

 

ニドラン♂、ニドラン♀、マンキー……どれも優秀なポケモンだ。

数の上ではこちら側が不利だからとえんまくを吐けばニドラン達は驚いて声を上げている。俺はすかさず3つのモンスターボールを取り出し……煙から出てきたニドラン♂、ニドラン♀、マンキーにぶつけた。

 

ダメージを与えていないからゲットすることは出来ねえかと思っていたが普通にゲット出来た。

俺はポケモン図鑑を取り出してニドラン♂、ニドラン♀、マンキーのデータを確認する。

 

マンキー♂ 特性 やるき

 

ひっかく にらみつける けたぐり きあいだめ 

 

ニドラン♀ 特性 どくのトゲ

 

なきごえ どくばり ひっかく みだれひっかき しっぽをふる

 

ニドラン♂ 特性 はりきり

 

つつく つのでつく どくばり ねんりき ちょうおんぱ

 

「珍しいな……」

 

ニドラン♂とニドラン♀は役割が似ていて、選んだのはニドラン♂だ。

ニドラン♀は要らないなとモンスターボールから青色の光線を出せばニドラン♀が出ていき、ニドラン♀はその場を去った。

後はやる事はコレだなとマンキーとニドラン♂に進化するつもりがあるかどうか、バトルをする気があるかどうかの確認をする。

 

このポケモン図鑑、初代の図鑑だからコノヨザルは出ない。ただ進化するつもりはある。ニドラン♂もニドキングになるつもりがある。

それならば問題は無い……まだポケモンのゲットをしたいからと水辺を探す。

 

最初に挑むと決めたジムはニビジムだ。

ニビジムはヒトカゲ以外ならば攻略は比較的には簡単だがヒトカゲを選んだ時点で難易度が上がる、と言うよりはヒトカゲ以外のポケモンの力を借りなきゃならねえ。それがマンキーとニドラン♂だ。

今後の事も考えれば出来ればみずタイプのポケモンが欲しい。幸いにもカントーのみずタイプのポケモンは基本的には優秀な奴しか居ない。

 

「浅い川か……」

 

水辺があるところを探せば浅い川を見つけた。

方角的にトキワの森方面に繋がっている川だ……なにか珍しいみずタイプのポケモンはいないかと探したがトサキントしか居ない。流石にトサキントは無しだと歩いていると泳いでいるピカチュウがいた。

 

「ピッ!」

 

「……自力で至るのは珍しいな」

 

泳いでいるピカチュウが珍しいなと思いつつもよく見てみればサーフボードの様な物をピカチュウは作り出している。

レベルアップだけじゃ本来は覚えられないなみのりをピカチュウは覚えている……と思ったがまだまだだった。サーフボードに乗ってバランス崩さない段階で苦戦してて倒れる。サーファーあるあるだがそれさえどうにかすればなみのりを完璧にマスター出来る。

 

「ピ!ピカァ!」

 

「なんだ?」

 

俺に気付いたピカチュウは嬉しそうな表情をする。なんだと思っていればピカチュウは近付いてきた。

愛玩動物みたいに人に心を開いているタイプのピカチュウか?と思ったのでモンスターボールを取り出してライチュウを見せる。

 

「ピィカ!ピカピーカ!」

 

「ライチュウに進化するつもりがねえならゲットはしねえ」

 

「チャア」

 

ポケモン図鑑でライチュウを見せればなにか抗議をするピカチュウ。

ライチュウに進化するつもりが無いのならばゲットするつもりは無いと言えばそうじゃないと言いピカチュウは何処かに行った。今回は縁が無かったと割り切ろうとすると数分後にピカチュウがボロボロの1枚の紙を持ってきた。

 

「コイツは……アローラライチュウか」

 

「ピ!ピカ!」

 

1枚の紙にはアローラライチュウが載っていた。

アローラライチュウだと声にすればそうだとピカチュウは目を輝かせていた……おい、まさか……

 

「お前、アローラまでなみのりで行くつもりだったのか?」

 

「ピ!」

 

一応はアローラ以外でもアローラライチュウに進化させる方法はある。イッシュのブルーベリー学園がそれだ。

ただしどういう仕組みなのかどういう原理なのかは一切知らねえ、分かるのはアローラに近い環境にしてる感じぐらいだ。ピカチュウは原種のライチュウじゃなくてアローラライチュウに進化したいみたいで、ここじゃどう頑張っても普通のライチュウにしか進化することが出来ないからとアローラまでなみのりで行くつもりだった。

 

「こっからアローラまで1000km以上あんぞ……現実的に考えて無理だろ」

 

「ピィ!ピカピーカ!」

 

「……アローラな……」

 

なみのりで行くのが無理なら俺のポケモンになるから代わりにアローラライチュウに進化させてくれとピカチュウは頼み込む。

ここはアニポケ世界でアローラ地方は……平和で神秘的な土地である事は知っている。ポケモンバトルも楽しいって思っている奴もいる。ただアローラは閉鎖的な所が多くてククイ博士やしまキング・クイーン以外は殆ど外の世界を知らない、そんな感じだ。

 

ククイ博士が夢見たアローラポケモンリーグも結局は身内だらけの大会って言われてるから実質独立リーグみたいなところがある。

それが悪いってわけじゃないが、アローラのレベルは低いだろう。

 

「まぁ、一応は行ってやるよ……ただ、お前はその前にピカチュウの間じゃないと覚えれない技術は覚えろよ?」

 

ライチュウだろうがアローラライチュウだろうが、進化した後に普通に育ててもレベルアップで技を覚えない。

レベルアップをしていたら使うかどうかはともかく勝手に覚える技以外を覚えないといけねえ……でんきタイプの絶対の弱点であるじめんタイプに有利ななみのりは形だけなら覚えている。後はしんそくとかそらをとぶとかシグナルビームとかだな。

 

アローラライチュウになれるのはジム巡りを終えてからだと伝えればピカチュウはそれでも構わないと俺のモンスターボールに入った。

 

「……まぁ、こんなもんか」

 

マンキー、ニドラン♂、ピカチュウがゲット出来た。

全員が進化もバトルもしてくれる奴等……本来の目的はみずタイプのポケモンだが、ピカチュウに聞けばここらに出てくるみずタイプのポケモンはコイキングかトサキントぐらいでいいのがない。オーキド博士に聞いたら川よりも海に行けと言われてそりゃそうだなと納得した。




ヒトカゲ♂ LV5→10

マンキー♂ LV4 

ニドラン♂ LV9 

ピカチュウ♂ LV30
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