映像機画版携帯獣世界転生物語 作:こうすけ増田劇場版
ゲームではポケモンをゲットしたらどんなポケモンでも言うことを聞く。
明らかにトレーナーと不釣り合いなレベルのポケモンであろうとも言うことを聞く。ポケモンが言うことを聞かない場合はそれは本来の持ち主以外のトレーナーだったから
「ギャーッス!」
「こら!飛び回ってないで一緒に修業をしますよ!!」
この前、ゲットしたプテラだが……言うことを聞かなかった。
単純に俺がポケモントレーナーとしてのレベルが低いから言うことを聞かないのか?と思ったが、単純にプテラの奴がヤンキー気質の性格で今までグランパキャニオンで育っていたお山の大将だった為に俺の言う事なんざ聞けるかと遊んでいる。
折角捕まえたレアなポケモンだから使いこなせるようになりたい。
サイトウとポケモンバトルをしたいが、プテラは空を飛び回っていて言うことを聞かず……ベロベロバーと煽ってきた。
「いい度胸ですね」
「待ちなさい……シズカ、貴方はどうするつもりなの?」
バシャーモが入っているモンスターボールを握ったサイトウに待ったをナツメはかけた。
鉄拳制裁をしたいのはわかるけれども、それでも待ったをかけて……俺がどうするつもりなのかを聞いた。
「ルカリオを呼べば一瞬で解決する……けど、それじゃあ意味が無い。鬼の居ぬ間に洗濯をするプテラになっちまう」
確実にプテラを〆る事が出来るポケモン、ルカリオが居る。
ルカリオで〆ればプテラもある程度は言うことを聞いてくれるが、それだとルカリオの前で愛想笑いをするだけのプテラになる。
「トレーナーとして心を通わせる……なんて言うけど、俺には無理だ。向こうが暴れん坊ならばこっちもそれ相応の暴れん坊で対応をする」
「リルリンリン!」
サトシ一行ならば何かしらのイベントがあってお前の言うことを聞いてやるよとなるが、俺はそうはいかねえ。
そんな風に上手い事誤魔化すことが出来るほどに俺は器用じゃねえよと……プテラを相手にして勝つことが出来る自信があるポケモン、ポリゴンZを出した。
「プテラ、勝負だ……お前を屈服させてやる」
「ギャウス?」
「……リルリンリン」
「ギャアアアス!」
屈服させる事を選んでプテラに戦いを挑むがなんで自分がそんなことをしなきゃいけないんだと勝負そのものを受けようとしない。
ただポリゴンZがなにかを言ったことでプテラは大激怒した……勝負は成立した。
「シズカ……失敗だけは絶対に許されませんよ。言葉による和解でなく力による屈服の場合、一番最初が肝心です。そこを間違えてしまえば取り返しがつかなくなります」
「ああ、分かってる……勝負だ」
プテラに対して勝負を挑む。
ポリゴンZは余裕を見せていてそれが気に食わないと……まさかのはかいこうせんを撃ってきた……だが、それをポリゴンZは軽々と避けた。
「ポリゴンZ、わるだくみだ」
「リルレロ!」
「もう1回、わるだくみだ」
ポリゴンZとプテラの間にはそこそこのレベル差が開いている。
確実に倒すには強烈な一撃で倒すのが一番で、幸いにもプテラははかいこうせんを無駄打ちしてくれたおかげで反動で動けなくなっている。2回連続でわるだくみを使えば……プテラから怒りの感情が消える
「ギャウス」
「……コレは」
「分かってる……目の色を変えやがった」
今までは捕食者として上位に君臨する者としてプテラはポリゴンZを見下していた。
だが、はかいこうせんを軽々と避けた上でわるだくみを2回使ったことでプテラは見下していた俺とポリゴンZを自身の中で評価を諦めて、ただただ怒りや傲慢なんかの感情に身を任せての戦闘をやめる。
ルカリオの次に高いレベルのプテラは、自分自身を屈服させる為に本気で挑んできていると分かり本気に対しては本気で答える。
プテラが翼を羽ばたかせれば風が吹いた……コイツはおいかぜ、いい技を持っている。
「まずい、プテラはいわタイプの中でも最速と言っていいポケモン!」
「大丈夫だ……ポリゴンZ、はかいこうせんならば避けろ……そいつがもう通じねえのはプテラが分かっている」
プテラにおいかぜのコンボで圧倒的な素早さを手に入れたと焦るサイトウ。
おいかぜを覚えているのはポケモン図鑑でプテラのデータを確認した時から分かっていて、これは想定内……プテラはビュンビュンと飛び回っているが一向にはかいこうせんを撃ってこない。はかいこうせんを撃つには移動しながらじゃなくて制止をしなきゃならなくて、ビュンビュンと飛び回っているプテラの素早くて高い機動力という武器が使えなくなる。
「ギャーース!」
「ポリゴンZ、ほうでんだ」
「レレレ!!」
高速移動した末にやってくるのはつばさでうつ攻撃……物理技は当然使ってくると読めていた。
圧倒的な速度で動いているプテラを一点集中の攻撃で捉えるのは難しいが、波状攻撃であるほうでんならば話は別だ。ポリゴンZに近付いたプテラはポリゴンZが放つほうでんに当てられた
「ギャウス!」
「アレで倒れないか」
「あのプテラ……もしやヌシかなにかでは?」
「それは分からないけど、圧倒的な強さを持っている事だけは確かよ」
わるだくみを2回使った上でのほうでんを浴びたプテラだが軽々と起き上がる。
これはあきらかにおかしいなと感じたのかプテラがぬしポケモンなのかを疑うサイトウとナツメ。万が一なにかが起こった時を想定していてモンスターボールを握っているが……それを開くことは無い。
「ギャウス……」
「お前にはそれ以上はねえ……あるのは1つだけだ」
ポケモンバトルの流儀に則っているのか、それとも確実な一撃で沈める方法を考えているのか4つ目の技に悩むプテラ。
ブレイブバードやもろはのずつきを受ければポリゴンZを倒すことは出来るだろうが、プテラは意図的にそれを覚えれない様にさせられている。
ポケモン図鑑に載っているデータが確かだって言うのならば、プテラはブレイブバードももろはのずつきも覚えていない。
下手に近づいても、ほうでんの餌食になるだけで耐えることは出来たがそう何度も何度も受けていいものじゃねえ。流石にそれは分かっているからどういう風に動いてくるか。はかいこうせんなら避ける事は出来るし、そろそろおいかぜが切れる頃で急激な速度の変化で体が追いつかない。
「ニィ……」
「っ、ポリゴンZ、ほうでんだ!」
色々と考えた末にプテラは最後の技を決めた。
この技ならば確実に決まるだろうと確信を持っており高速で移動していたプテラは動きを止めれば虹色のオーラを身に纏って力を蓄え……全速力でこっちに向かって突撃する。そう、ゴッドバードだ。
ブレイブバード以上の技といえば技だが、パワーを蓄えるのに時間がかかる。
おいかぜによって会得した圧倒的な速度には勝つことが出来ないと予測してプテラの動きを見てから動く後の先での体勢に入っていることをプテラは見抜いてゴッドバードで攻めてきた。
ポリゴンZは、全力のほうでんを放つ。
プテラには命中するがそれでもゴッドバードの勢いは衰えず止まることは無く……ポリゴンZに激突した。
「ギャアアアアース!!」
「ナツメ、このままでは」
「大丈夫よ……まだポリゴンZは動けるわ」
プテラの渾身のゴッドバードを受けたポリゴンZだが倒れなかった。
大ダメージは受けたもののそれでも起き上がり、息を大きく乱しながらもプテラの前に出て威圧感を放つ。プテラはまだ生きていたのかとなり、はかいこうせんを放とうとする。
「今ならなんとかなるだろ……じこさいせいだ」
「なっ、なんでここでじこさいせいをするのですか!?」
今にでも倒れそうな中でじこさいせいを選べばポリゴンZはじこさいせいをする。
プテラははかいこうせんを放てば今度はポリゴンZに当たり……ポリゴンZはまた虫の息に近い状態になった。
「ポリゴンZ、じこさいせいだ」
「ギャ……」
「これは……」
「なにもよ、圧倒的な力ってのは、はかいこうせんやソーラービームみたいなド派手な技だけじゃねえんだぜ……分かりづらいだろうがそれと同時にわかった瞬間に恐怖を抱く。特にお前は決定打がねえから……ポリゴンZ、じこさいせいだ」
「ギャウス!!」
「じこさいせいだ」
「レレレ!」
「……まさか、そんな風に戦うなんてね……」
本来ならばポリゴン2じゃなきゃ出来ねえ戦い、じこさいせいとしんかのきせきに物を言わせた圧倒的な耐久力での持久戦。
プテラは圧倒的なパワーや素早さを見せつけてくれる。まだまだ成長の余地があるポリゴンZならばプテラに負けないパワー勝負が出来るだろうが今回は話は別だ……ポリゴンZじゃあんまりしねえ耐久力での勝負だ。
はかいこうせんの反動が消えればつばさでうつ攻撃をしてくる。
それに対してじこさいせいを使って回復すればポリゴンZは完全に回復した……色々としたのに全てがリセットされたが負けるものかとプテラは再びおいかぜを使うのでほうでんを浴びせて……今度もまたゴッドバードで攻める。
「じこさいせいだ」
「……ギャアアアアアアアアッス!?」
ゴッドバードは当たったがポリゴンZは倒れない。だからじこさいせいを使う。
ポリゴンZが回復したのでプテラを見ればプテラは固まっていた……ポリゴンZはプテラが野生の中で見たことがない特異なポケモン。今までプテラが戦ってきた相手とは異なっていて感じたことがない感情が湧き出たのかプテラは汗を流して叫んだ。
「じこさいせい……とどめのほうでんだ」
プテラははかいこうせんを撃ってくるが、こんなもんは受けても大したダメージにならないのは分かっている。
じこさいせいをしてポリゴンZがある程度まで回復をすれば、はかいこうせんの反動で動けないプテラはありえないものを見ていて……ポリゴンZのほうでんをまともに受けて、倒された。
「真綿で首を絞めるだなんて、可愛い顔をしてエグい手を使うわね」
「ポケモントレーナーが居るからこそ成立がするポケモンバトルでしたが……まさかそういう事が出来たのですね」
「まぁ、見ている側としたら面白くねえのは分かるが……コイツもポケモンバトルの醍醐味だ」
プテラを力による屈服をさせると決めていて、ポリゴンZの圧倒的な火力によるてきおうりょくのはかいこうせん!でなくじこさいせいの連打。プテラは今までに感じたことがないものを感じて恐怖を抱いていて、力による屈服には成功した。
耐久サイクルとかの考えはこの世界には無いが、ポリゴンZじゃなくてポリゴン2ならばもっと恐ろしく動けていた……力と力によるぶつかり合いじゃなくて、どれだけ力をぶつけても絶対に倒れないという普通じゃねえ力を見せつけた。
今までに感じたことがない恐ろしさを持った力をぶつけてプテラは恐怖を抱いていた。
自分の持っている力をぶつけているのに、一向に倒れる気配が無い。倒れなければ最強だという自分の知らない力を見せつけてプテラを倒した。
掌返しとは言わねえが、プテラは俺の言うことを聞くようになった。
今まで感じたことがない力を思い知って、その力を越えるには自分だけの力じゃ不可能でその力を発揮していた俺は信じる事が出来るトレーナーだとプテラは俺を認めた。
リザードン♂ LV46
コノヨザル♂ LV42
ニドキング LV41→42
ピカチュウ♂ LV48
ラプラス♀ LV43
ニンフィア♀ LV41→42
フーディン♂ LV41
ゾロアーク♂(ヒスイの姿) LV38→40
ルカリオ♂ LV68
ドサイドン♂ LV43
ゲンガー♂ LV43
ポリゴンZ LV39→41
メタモン(色違い) LV44
プテラ♂ LV50
タマゴ(トゲピーのタマゴ)