映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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理不尽不条理ギャグ携帯獣!

 

「ルカリオ、メタモン……戻っとけ」

 

「だが」

 

「俺はコイツに賭けて今回はやってきたんだ」

 

 アーマードミュウツーとミュウスリーが睨み合っている。

 ミュウスリーのおかげか強者の雰囲気を感じ取ることが出来て……ルカリオでもメタモンでも荷が重いとモンスターボールを構える。

 ルカリオは相手が段違いに強いのは分かっているが、悪党なのは確かで引きたくないのだと言うが俺は今回はミュウスリーに賭けてやってきたんだ。

 

「今回はジム戦の皮を被った別の戦いだ……それでもってなら、離れてろ」

 

「……ああ」

 

「よくも……この私の一部を奪ったな!! スプリガンが!!」

 

 ミュウスリーとはなんの修業もしていないが、確かなものを感じている。

 ここはミュウスリーに賭けるのは絶対で、ミュウツーは激しい怒りを持っていてミュウスリーの事をスプリガンと呼んだ……この世界、スプリガンの概念があるんだな。

 

「スプリガン?」

 

「醜い妖精って意味だ」

 

「誰が醜い妖精だ! 今の僕は身長183cm、クッキリと見えるッピ!」

 

「その見にくいじゃない! 気持ち悪いと言う意味合いでの醜いだ!!」

 

「なんだとぉ!! 最強のポケモンだかなんだか知らないが、僕も最強のミュウスリーになったッピ!」

 

 ミュウスリーの事をスプリガンと言ったがブレずにボケるミュウスリー。

 ミュウツーはミュウスリーのペースに乗せられていて、ミュウスリーに対してツッコミを入れたがミュウスリーは怒った。

 

「くらえ! 僕の渾身の! はたく攻撃!」

 

「おい」

 

 最強のポケモンの遺伝子を奪い取って段違いのパワーアップをしている筈のミュウスリーが使ったのははたくだった。

 まだ一応はジム戦が継続中で変則的なトリプルバトルになったって事で認識してるけど、そこではたくってどうだよ? 

 

「ぐぁあああ!?」

 

「バカな!? たかがはたく攻撃でこんなにミュウツーが苦しむだと!? ミュウツーの装甲が剥がれるだと!?」

 

「フッフフ……たかがはたく、されどはたく攻撃だっぴ!」

 

「ミュウツー、惑わされるな! サイコキネシスだ!」

 

「なんの、こっちはひかりのかべ……は使えないからサイコキネシスを弾く中華の鍋だッピ!!」

 

 持っていなかった筈なのに何処からともなく中華の鍋を取り出したミュウスリー。

 サイコキネシスを弾く! と適当な事を言ってんじゃねえだろうなと思えばひかりのかべならぬちゅうかのなべはミュウツーの念動波を弾いた……と言うよりは中華料理でお馴染みの鍋を振るった際の回転が起きてサイコキネシスが弾かれた。

 

「そ、そんなバカな!?」

 

 ミュウスリーの力は絶大で、ミュウツーを凌駕している。

 自分が大金をかけて作り上げたポケモンもミュウスリーが上回りサカキはありえないありえないとブツブツと呟き出した。

 

「ナメるな!」

 

「お前なんざ美味しくないッピ! まつ毛ポケモンが、お腹ピーピーになるピ! ナメるならば、このソフトクリームの様なポケモンにするッピ!!」

 

「バイ!?」

 

「おい、どっから出した?」

 

 バニリッチをミュウスリーは何処かから出した。

 どっから出したとツッコミを入れるのは野暮だろうが、思わずツッコミをしなければならない……と思っているとポンポンとポケモン達が……トキワの森で別れた捨てられたポケモン達が一堂に集う。

 

「僕に力を分けてくれ!」

 

「おい! それ色々と違うだろ!!」

 

 ミュウスリーが明らかに元気玉を使う為の構えに入った。

 流石にそれは色々と違うだろうと指摘をするが、ミュウスリーは気にせずにポケモン達から力を受け取った。

 

「1回限り、このミュウスリーのゼンリョク! その名もライジングアルティメットシャイニングサバイブラスターキングアームドハイパー超クライマックスエンペラーコンプリート21サイクロンジョーカーゴールデンエクストリームプトティラコズミックインフィニティー極トライドロンムゲンムテキジーニアスオーマゼロツークロスセイバーアルティメットリバイスⅨレインボーオーバー」

 

「早く撃て!」

 

「最後まで言わせるッピ……えっと……くらえ! ナンバーワン爆上王様暴太郎機界魔進騎士竜怪盗警察宇宙動物、あっちょまだ言い終わってないけどなんかスゴい攻撃!!」

 

 自分で覚えることが出来ねえ攻撃をするんじゃねえ! 

 元気玉っぽい攻撃をミュウツーに向かって放てばミュウツーは飲み込まれる……フィールドが眩く発光すれば、最後にはミュウスリーだけが立っていた……

 

「そんな、そんなバカなぁああああああ!! ありえん、ありえんぞ! ピンクの悪魔め!」

 

「シズカ、受け取るッピ!」

 

 ミュウスリーになっているギエピーはサカキからグリーンバッジを奪った。

 一応はコレでジム戦には勝利した……が、サカキはありえないありえないと放心状態から直ぐに意識を取り戻す。

 

「くそ、ミュウツーのウスノロめ。全てのポケモンの遺伝子を持つというミュウの遺伝子から生まれたくせに使い物にならない役立たずが!」

 

「!」

 

「この、馬鹿野郎! 悪いことを企んでるからそうなるッピ! ……ポケモン達、ジム戦はもう終わったッピ! 全員で、とっしんだっぴ!」

 

「っく、そちらがその気なら」

 

「そこまでよ!! トキワジムジムリーダーサカキ……いえ、ロケット団のボスのサカキ! 貴方を捕まえさせてもらうわ!」

 

「バカな……何故この様な輩に!」

 

「ッピ! 悪は栄えた試しは無いんだっぴ! いけ!」

 

 無数のとっしん攻撃をサカキに叩き込むロケット団に捨てられたポケモン達。

 1体1体に怒りが籠もっており、サカキの体を次々と破壊していき動けなくし……ロケット団のメンバーがサカキを助け出そうとするが、ナツメやサイトウが協力してロケット団を倒した。

 

「っく……おのれ……」

 

「ありがとう、シズカくん……国際ポケモンマフィアのボスを逮捕することが出来たわ」

 

「いや、別にそこまでの事はしてないんで」

 

 サカキの両腕には手錠がつけられていて憎しみの眼で俺達を睨んでくる。

 ポケモン監査官のジョーイさんはポケモンマフィアのボスであるロケット団を逮捕することが出来たことを大喜びし俺にお礼を言ってくるが、俺はそこまでの事はしていない。

 

「ハーッハッハ! ……全ては僕のおかげだッピ! このミュウスリー様がトキワの森の新しい主だっピ」

 

「そこまでにしておけよ、ミュウスリー」

 

「いやいや、ホントだってば……はっ、はっ……ふぁくしょん!! ……う〜ジムに大穴開けたから寒いッピ……あれ?」

 

 ミュウスリーは高笑いをして大きなくしゃみをした。

 鼻から鼻水を、口から唾液を飛ばして汚いなと思っていれば……ミュウスリーはピッピの姿に戻った。

 唾液とか鼻水って遺伝子の塊だから、それを体外の放出するってことは確保していた遺伝子を捨てること……なのか? 

 

「ギエエエエエ!? 醜かったあの頃の姿に戻ってしまったッピ!」

 

「それが本来の姿だろうが。なにさも当たり前に自分の姿扱いしてんだ!」

 

「もう1回! もう1回ミュウツーを……ミュウツー、僕に力をおーくれ!」

 

「……いけ、モンスターボール」

 

 事件が起きてゴタゴタが起きている中でミュウツーはずっと天を仰いだ状態だった。

 最強の存在として生まれたのにあっさりと負けてしまった事が受け入れられないのか……ピッピはもう1回ミュウスリーになってやると動こうとしていて、暴走状態が酷いなと思っていればモンスターボールをミュウツーに向かって投げればミュウツーはモンスターボールに入った。

 

「シズカ、なにをするッピ!」

 

「お前達のギャフンと言わせる行為はもう終わったんだ、これ以上はもう終わりだ……ジョーイさん、コイツをお願いします。悪い奴じゃないんで」

 

「……シズカくん、ここまで動いた以上は貴方もある程度は責任を果たす必要はあるわ。そろそろアレが貴方の元に届く手筈になっているから、その子をあそこに連れて行って」

 

 ミュウツーをモンスターボールで捕獲することで保護した。

 ジョーイさんにミュウツーを安心な場所に連れて行ってくれと頼めばなにかを考えていて、ミュウツーを何処かに連れて行ってくれと頼んだ。

 

「アレってなんすか?」

 

「それはお楽しみよ……」

 

 取りあえず、事件は終わった……相手が理不尽なポケモンを使ってくるならばこちらも理不尽なポケモンを使う。

 ギャグ漫画の力を真面目に使えばここまで恐ろしいんだなと痛感させられ、俺はバッジケースを取り出した。

 

「コレで、終わりか」

 

 色々とあったものの、ジムバッジを無事に8個集めることに成功した。

 最後の最後で理不尽と言うかツッコミをしてて疲れた……赤井勇はこんな奴と長い間一緒に旅を続けてきたって事は恐ろしい。

 

「なんと言うか……お疲れさまです」

 

「ホントにな……けど、やっとスタートラインに立てた」

 

「ええ、そこからがスタートよ」

 

 色々とあって精神的にも疲れたと思っていればサイトウがお疲れと言葉をかけてくる。

 ホントに疲れたと思ってバッジケースを見れば……やっとスタートラインに立った……コレから挑む場所はバッジを8個以上集めた猛者のみで構成されているトレーナーの祭典……

 

「マサラタウンに帰るか」

 

 シゲルは既にジムバッジを8個以上集めている。サトシは色々と道草を食っている。

 真っ先にマサラタウンに帰ってくることが出来た新人ポケモントレーナーはまさかの俺でマサラタウンの面々は驚いていた……やっぱ期待されてなかったか。




リザードン♂ LV47

コノヨザル♂ LV42

ニドキング LV42

ピカチュウ♂ LV49

ラプラス♀ LV44

ニンフィア♀ LV42

フーディン♂ LV41

ゾロアーク♂(ヒスイの姿) LV41

ルカリオ♂ LV68

ドサイドン♂ LV44

ゲンガー♂ LV43

ポリゴンZ LV41

メタモン(色違い) LV44

プテラ♂ LV50

トゲピー♀ LV1

ミュウツー LV72 (保護)


因みにギエピーを見て、やっぱ主人公専用とかギャグってインチキ性能をしているなと罪悪感を感じてます。
後、主人公のピカチュウとピッピが従兄弟の関係性です
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