映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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南国地方修行語

 

「アローラ!」

 

「ようこそアローラ地方へ!ワシがユキナリの従兄弟のナリヤ・オーキド!ポケモンスクールの校長をしておルンパッパ」

 

 アローラ地方にやって来た。

 オーキド博士にアローラ地方のコネは無いのかとか一応は聞いてたりしたおかげかククイ博士とオーキド博士(アローラのすがた)じゃなかった、ナリヤ・オーキドことオーキド校長に出会う。

 

「す、スゴい。肉体変化(メタモルフォーゼ)の一種かしら?」

 

 オーキド博士(アローラのすがた)もといオーキド校長の顔芸を見てナツメは驚いた。

 声真似とかそういうのじゃなくて顔が骨格レベルで入れ替わるオーキド校長。肉体変化の超能力を使ってるんじゃないの!?と驚いているが、ただの顔真似だ。

 

「貴方が噂に名高いオーキド博士の従兄弟、オーキド博士(アローラのすがた)ですね」

 

「それユキナリに紹介された人に毎回言われるの」

 

 サイトウが堂々とオーキド校長をオーキド博士(アローラのすがた)と言いやがった。

 オーキド校長はハッハッハ!と軽く笑い流しているが結構失礼な事を言っている。

 

「オーキド校長は分かるんすけど、ククイ博士も歓迎してくれるとは……」

 

「なに、このアローラを修行場所に選んだ若いトレーナーが居るって聞けば会いたいものさ」

 

 オーキド博士とオーキド校長の繋がりは分かる。一応はそこからククイ博士が現れるのも分かる。

 だがククイ博士が積極的に関わってくることに対して疑問を抱けばククイ博士はアローラを修行場所に選んだ事について喜んでくれる。

 

「アローラって、不人気なんすか?」

 

「他の地方と比べて圧倒的に神秘は強いが、ポケモンバトルの文化が発展してなくてな……皆、メガシンカを求めにカロスに行きがちなんだ」

 

 まぁ、メガシンカとZワザのどっちがいいって聞かれたらメガシンカだな。

 Zワザが悪いんじゃなくて純粋にメガシンカの方がパワーバランスがイカれているから……アニポケじゃアローラは観光地とか長閑な地方として知られてる感じで、ポケモンリーグは無くて留学して地方リーグに出るとか普通にあるし。

 

「神秘が強い?」

 

「うむ。アローラには数々の伝承があるだけでなく、守り神達に会いに行ケンタロス」

 

「……」

 

 サイトウが神秘が強いってどういうことです?と疑問を抱いた。

 オーキド校長はアローラには数々の神秘的な伝承があるだけでなく、その伝承に実際に登場する守り神達と同じ種族でなく同一個体のカプ・コケコ達が居る事を教えてくれる。ただまぁ、最後の韻を踏むダジャレのせいでサイトウは白い目で見てくる。

 

「来ておいてなんだけど、大丈夫なの?」

 

 オーキド校長が手配してくれた格安の宿泊施設に向かっているとナツメが口を開いた。

 大丈夫なの?って……ああ、そういうことか。

 

「まぁ、お前等が居るから修行はどうにかなる……」

 

「いい観光地であって、良い修行場所とは言い難いですね」

 

 ククイ博士がアローラを修行の地に選んでくれてありがとう!と言っていた。

 Zワザとメガシンカだとメガシンカの方が有利に見えるからメガシンカを求めてカロスに行く奴は多い。対するZワザがあるアローラ地方だが、腕自慢と呼べるトレーナーは圧倒的に少ない。

 

 ククイ博士とかグズマとかしまキング達の一部のトレーナーは本当に強いトレーナーだ。だが他は趣味の延長線上とか勝つことよりも楽しむことを重点的に置いているポケモンバトルをしている。決してそれは悪いことじゃねえが、ジムとかが無い以上はポケモンバトルが栄えてポケモントレーナーの質とかは向上しねえ。

 

「やっぱりZワザ?入手難易度的に物凄く簡単だし」

 

「いや、そもそもでピカチュウを進化させる為にアローラを選んだだけだからな」

 

 何処に眠っているか詳細が不明なメガストーンと違って、Zワザに必須なZクリスタルはアローラを探せばそこそこ出てくる。

 神秘的な石がそこそこ出てくるってどうなってんだと言いたいが、その恩恵に預かれるから文句は言えない。ナツメやサイトウは俺がZワザを目的にアローラ地方にやって来たと思っているが、俺がやって来たのはピカチュウをゲットする際にピカチュウは原種のライチュウじゃなくてアローラライチュウに進化したいと言ったからだ。

 

「ククイ博士にそれを言うと怒られそうなので黙っておいた方がいいですよ」

 

「Zワザが欲しいからアローラに来たもそれはそれで怒られるんじゃねえの?」

 

 ピカチュウがアローラライチュウになりたいと言わなければ、アローラは多分行かなかった可能性が高い。

 サイトウは少し呆れていたが、Zワザの為だけにアローラに来たってのも色々と無粋だとは思う。

 

「つーわけで、お前を進化させるぞ」

 

「ピカ!」

 

 宿泊施設に荷物を置いた後にバトルが出来そうなスペースを見つけたのでピカチュウをモンスターボールから出した。

 ピカチュウは憧れのアローラに来ることが出来たので喜んでいるが本命であるアローラライチュウに進化することを言えば喜び、かみなりのいしを出せばかみなりのいしに触れ、ピカチュウは原種のライチュウでなくアローラライチュウに進化した。

 

「ライライ!」

 

「コレが噂に聞くアローラのライチュウね」

 

「……サイコキネシスを覚えたか」

 

 ピカチュウをアローラライチュウに進化させれば憧れのアローラライチュウになることが出来たと喜んでいる。

 取りあえずポケモン図鑑を取り出してピカチュウもといアローラライチュウのモンスターボールをスキャンすればピカチュウの頃に覚えていなかったサイコキネシスを覚えていた。確かアローラライチュウになれば自動的に覚える技だったか?

 

「ラーイライライ!」

 

「……地味に便利だな、それ」

 

 俺のピカチュウがアローラライチュウに憧れた一番の要因、それは尻尾をサーフボードの様に扱ってサイコパワーで空中をサーフィンする事が出来る様になること。アローラライチュウになったことでそれが出来るようになってアローラライチュウはテンションを上げていて見てくれとアピールしてくる。

 

「ライチュウ、お前は取りあえずはサイコパワーでサーフィンするのに慣れろ」

 

「ライ?」

 

「ピカチュウの段階で覚えれる技を覚えてる。アローラライチュウになったことでエスパータイプが追加されたから、エスパータイプの力のコツをフーディンから聞け」

 

「ディン!」

 

 アローラライチュウにしてくれてありがとうとアローラライチュウはお礼を言ってくる。

 俺は取りあえずサーフィンしとけと言えばアローラライチュウは修行しなくていいの?と聞いてくる。石で進化するポケモンは大抵は進化前に色々と技を覚える。ピカチュウだった頃、もっと言うなら俺がゲットする前に自力でなみのりを覚えようとしていた。

 カントー地方を巡る冒険の過程でアローラライチュウに進化してからしか覚えらてない技を除いたら大体は覚えさせている。

 

 サイホーンがサイドンになって体の変化に追いつけなかったミスを犯した事がある。

 だからアローラライチュウにはピカチュウからアローラライチュウになった事で生じる変化を感じ取って欲しい。

 

「ライラーイ!」

 

「お、早速アローラライチュウに進化させたんだな!」

 

「ククイ博士」

 

 アローラライチュウは嬉しそうに尻尾でサーフィンをしていればククイ博士が現れた。

 ピカチュウをアローラライチュウに進化させたと気付いた。アローラライチュウは嬉しそうにしているのを見て、そいつは良かったと笑っている。

 

「シズカ、お前は何処で試練を受ける?」

 

「……ククイ博士、ポケモンリーグが終わった後じゃダメっすか?」

 

「おいおい、なに言ってるんだ?Zワザがあれば試合を有利に進める事が出来るんだぞ」

 

 ククイ博士がやって来た理由はZワザを何処で覚えるか。

 4つの島の管理責任者とも言うべきしまキングかしまクイーンに試練を与えてもらい突破すればZワザを使うのに必要なZリングを貰える。だから何処の島でZワザを覚えるかについて確認とかに来たみたいだが、俺はポケモンリーグが終わった後にZワザの会得をしたいと言った。

 

「シズカ、Zワザを使えるだけでも充分なアドバンテージがあるわよ?」

 

「言いたいことは分かるし、それがあるってだけで試合が有利に運ぶってのも分かってる。自分が今、バカな事をしてるって自覚もある……」

 

 自然保護区では伝説のポケモンに関する罪悪感云々について考えていたが、Zワザとかメガシンカに関してはそうは思っていない。

 伝説のポケモンと比較して会得難易度が段違いに下がっているから。アローラは探せばその辺のトレーナーでもZリングを持っている……だから比較的に罪悪感とかは少ない。なら会得したらいいじゃねえかというのは最もな意見だ。

 

「今の自分で何処まで行けるかってのを知りてえんだ」

 

 決してZワザをバカにしているわけじゃねえ。むしろあった方が便利だ。

 他の人と違って優位性がとかパワーバランスとかそういう話はしねえ……ただ俺は気になった。今からアローラで鍛える。そしてセキエイ大会に挑む。セキエイ大会でZワザやメガシンカなんかが無くても実際にどれだけの力があるのかを。

 

「メガシンカやZワザが卑怯とかは言わねえ。けど……」

 

「ナイス根性だ!」

 

 ククイ博士には申し訳ねえなと思っていたがククイ博士は笑顔で答えてくれた。

 俺がZワザを今は覚えるつもりは無いと言う事について、今が覚える絶好の機会だってのに覚えないのは勿体ないと言わずにむしろZワザを使わずに何処まで行けるのかを知りたいと言う感情が良い根性だと褒めてくれる。

 

「怒らないんすね」

 

「怒るもなにも、試練を受けるのはシズカ次第だ!Zワザに頼らずに今の自分で何処まで行けるのかを知りたい。自分で色々と考えて色々と試して1回ガチンコにぶつかる!トレーナーとしてそれを止める権利は俺には無い!」

 

 折角島巡りの試練の話を持ってきたのに今は受けないと言われて怒られるとか思っていたが、怒られなかった。

 自分自身の力で挑む、ガチンコ勝負をすることをククイ博士はポケモン博士でなく1人のトレーナーとして止める権利は無いのだと主張した。

 

「アローラにはカントーよりも色々とポケモンが居るからポケモンをゲットする……まだ俺は18タイプ全てを持っていないし選手層が薄い」

 

 ラティオスを手に入れたが地方リーグでは使わねえ。

 ルカリオ、ミュウツー、ラティオスの3体が研究所で俺のポケモン達を扱いてくれるからポケモン達のレベルは着実に上がっているが選手層はまだまだだ。持っていないタイプはまだあるし、この地方のポケモンをゲットしておかなきゃ損だ。

 




リザードン♂ LV47

コノヨザル♂ LV43

ニドキング LV44

ピカチュウ♂→ライチュウ(アローラの姿) LV50

ラプラス♀ LV44

ニンフィア♀ LV42

フーディン♂ LV42

ゾロアーク♂(ヒスイの姿) LV43

ルカリオ♂ LV68

ドサイドン♂ LV44

ゲンガー♂ LV43

ポリゴンZ LV41

メタモン(色違い) LV44

プテラ♂ LV50

トゲピー♀ LV11→13

ミュウツー LV72 

ラティオス LV60
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