映像機画版携帯獣世界転生物語   作:こうすけ増田劇場版

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関東闘携帯獣準決勝(後編)

 

 数の上では俺が有利、ポリゴンZはでんじはの撃ち合いで疲れ……ていない。

 ポリゴンZはあくまでも特殊攻撃主体のポケモンとして徹底的に鍛えているからな。

 

『さぁ、5分間のインターバルを終えて残すところは後半戦となっております!果たして、どちらが決勝戦に向かうのか!』

 

「いけ、ポリゴンZ!」

 

「いけ、スターミー!」

 

「リリリ!」

 

「ヘァッ!」

 

 再びポリゴンZを出せばスターミーが出てきた。

 スターミーはかくとうタイプの技を覚えない……となると

 

「スターミー、メガシンカ!」

 

「来るか!」

 

 ここでメガシンカのカードを切った。

 スターミーは眩い光に包まれればメガスターミーにメガシンカを果たした……メガスターミーは体力以外の種族値が100を越えている。全ての能力が高水準であるが……ホントに気をつけなきゃいけねえのはそこじゃねえ。

 

「スターミー、アクアジェットだ!」

 

「ポリゴンZ、真っ直ぐだからはかいこうせんだ!」

 

 メガスターミーの特性はちからもち、実際のステータスの倍の力を持っている。

 マリルリみたいに元の種族値が低いポケモンですら使い分け次第でエグい火力を出すことが出来る。

 物理攻撃の種族値が100の力持ちは単純計算で200と同じ扱いになる。メガスターミーを除けばメガシンカを含めて攻撃の種族値200のポケモンは存在しない。

 

 予想通りかアクアジェットで突っ込んできやがった。

 アクアジェットならば読みやすいとはかいこうせんを真っ向からぶつけるが……メガスターミーのアクアジェットの威力が半端じゃねえのか、はかいこうせんとぶつかり合ってもはかいこうせんを押し切りメガスターミーがポリゴンZを倒した。

 

「ポリゴンZ、戦闘不能!スターミーの勝ち!」

 

「戻れ……よくやった。メガスターミーにはコイツだ!」

 

「クォン」

 

「っふ……甘いな!スターミー、10まんボルトだ!」

 

「10まんボルトで反らせ!」

 

 ポリゴンZを一撃で倒す圧倒的なパワー、メガシンカの中では強い方に部類されているだけはある。

 ちからもち+アクアジェットのコンボが強力ってのはマリルリが証明している。みずタイプの物理攻撃だけは避けなきゃいけねえとラプラスを出せば10まんボルトで攻めてきたのでこっちも10まんボルトを放ち無理矢理軌道を逸らす。

 

 特性がちからもちになることで物理攻撃のポケモンに見えるメガスターミー。

 実際その通りなんだが……メガシンカする事で普通に特殊攻撃力の方が高くなる。メガスターミー、両方が普通に出来るポケモンで技範囲も弱点補填出来るぐらいには広い。

 

「スターミー、アクアジェットだ!飛び回れ!」

 

「ヘァッ!」

 

 メガスターミーの10まんボルトを反らした事でただ単に10まんボルトをぶつけるだけでは勝てないとカイは分かった。

 アクアジェットで攻めるのか?と思ったが、飛び回る様に指示を出す。ラプラスは何処だ何処だと視線で追いかけようとしている。

 

「視線で追いかけるな!みずタイプの攻撃はお前には通じずアクアジェットそのものはパワーアップする技じゃねえ!何処かで1回、立ち止まって攻撃を撃つ時が来る!」

 

 アクアジェットでぶつかったところでちょすい個体のラプラスには通じない。

 相手の狙いはアクアジェットを用いて何処に居るのかが分からないと狙いを定める事が出来ず、視線で追いかけるのを限界を迎えた時に何かしらの1手を使ってくること。アクアジェットと10まんボルトと技枠は2つ使っていて、ここからアクアブレイクなんかの技は使わない可能性が高いし使ってもラプラス相手には不発に終わる。

 

「アクアジェットで突っ込んできたらフリーズドライで対抗しろよ」

 

「クーン」

 

 メガスターミーは物理も特殊もいけるポケモン。

 アクアジェットで無理矢理突っ込んできて物理攻撃の間合いに入ってきてからの攻撃に移る可能性も普通にありえる……メガシンカポケモンで機動力がある以上、どうしてもこっちが後の先の状態になっちまうからな……

 

「ラプラス、少し勝負に出るぞ。10まんボルトを広範囲に放て!」

 

 この試合、ポケモンをどれだけ残してメガスターミーを倒せるかどうかが鍵になってくる。

 俺の残りのポケモンはコノヨザル、ニドキング、リザードンの3体だ。どれもメガスターミーと相性が悪いが、その弱点をカバーする技は覚えている。だが、メガスターミーは圧倒的なパワーを持っている……少しでもメガスターミーを削っておかなきゃならねえ。

 

 ラプラスは10まんボルトを一定方向でなく波状攻撃として放つ。

 メガスターミーに命中するが……元々の耐久力と一点に向かっての放出でないから威力は下がってる。

 

「スターミー、10まんボルトを纏いながら突撃だ!」

 

「無駄だ!こっちにはコレがある!フリーズドライだ!」

 

 準々決勝のサトシがやっていたピカチュウに10まんボルトを纏わせての突撃をメガスターミーにやらせる。

 これのおかげでスターミーは10まんボルトをある程度はとなるが、ラプラスにはこの技があるとみずタイプのポケモンに対して有効打になるフリーズドライを10まんボルトを纏っているメガスターミーに放つ。

 

「それを待っていた!放て!」

 

「ヘァッ!」

 

「クッォオオ!?」

 

「っ、パワー不足か……」

 

 10まんボルトを纏ったメガスターミーは纏うのを止めて10まんボルトを放った。

 フリーズドライと10まんボルトがぶつかり合えば……10まんボルトが勝った。ラプラスのフリーズドライの威力は決して低いわけではないが、スターミーはメガスターミーになったことで最も特殊攻撃力が上がっている。タイプ不一致とはいえ10まんボルトを放ったとしてもラプラスのフリーズドライを貫く事が出来るのだとラプラスのフリーズドライを貫いて10まんボルトを当てた

 

「クォウ……」

 

「ラプラス、戦闘不能!スターミーの勝ち!」

 

「スターミー、油断するな。まだ3体控えている」

 

「ヘァ!」

 

 ラプラスが戦闘不能となった事で俺のポケモンは3体となった。

 数の上ではコレで互角になったが向こうにはメガスターミーと言うメガシンカポケモンが居る……普通に厄介なポケモンだ。

 ラプラスのフリーズドライに対して10まんボルトで貫いたからかなりの火力を持っている……ヤベえな。

 

「戻れ……頼んだぞ、コノヨザル!」

 

「ブギャ!」

 

 4体目に出したのはコノヨザル。

 メガスターミーとは相性は互いにいい関係であるが……コノヨザルの戦闘スタイルは出来ない。

 

「まずいですね」

 

「なにが?」

 

「コノヨザルは主にドレインパンチとビルドアップを使い自分を強くして、最後にふんどのこぶしを決めるという戦闘スタイルを取っています。ですが、メガスターミーは見た目こそ変ですがパワー系のポケモン。コノヨザルの時間をかけて強くなる戦闘が出来ません」

 

 サイトウはコノヨザルとメガスターミーの対面を見て呟いた。お袋はなにがダメなの?と聞いた。

 時間をかけて強くなるコノヨザルに対して既に完成している強さを持っているメガスターミー。どちらが不利なのかは言うまでもなくコノヨザル……ただしだ……

 

「俺がそういうのを想定してねえと思ってんだろ?コノヨザル、いのちがけだ!」

 

「なんだと!?」

 

 コノヨザルのバトルスタイルはドレインパンチとビルドアップを組み合わせて強くなり最後にふんどのこぶしを叩き込む。

 ドレインパンチが通じない相手に対してはほのおのパンチ、れいとうパンチ、かみなりパンチの3色パンチがあり、それを主軸にどうにかする。だが本当にどうしようも無い時の手札が無いわけじゃない。

 

 話は少し変わるようで実は繋がっているんだが、俺がメタモンをゲットした理由は2つだ。

 1つは自分のポケモンと体力以外は全く同じにコピーする事が出来ること。これでポケモン育成の効率を上げる。もう1つは格上を相手にして勝利することであるが、そもそもでその格上って誰なの?と言う話になる。

 

 俺が想定している格上、それはメガシンカをしたポケモンだ。

 メガシンカをしたポケモンは大抵は強い。種族値も嫌でも上がっている……メガシンカしているポケモンをメガシンカしていないポケモンでも倒せなくもないが相性の有利やそのポケモンが高レベルじゃなきゃ無理だ。

 

 俺は既にルカリオナイトZを持っているがリザードナイトXとY両方を手に入れるつもりだ。

 ルカリオとリザードンがメガシンカ戦力として既にカウントをしているが……ルカリオとリザードンじゃ突破する事が出来ねえ系統のメガシンカポケモンも普通に居る。

 

 ポケモンチャンピオンズでもパーティにメガシンカ出来るポケモン2体入れてることは普通にある事だ。

 そのメガシンカポケモンと相性が悪いポケモンを倒す事が出来るメガシンカポケモンだろう……ただ厄介な事にこの世界じゃそれをすることは出来ねえ。全員が持っていて当たり前なメガストーンを持てない。

 

 メガシンカポケモンに対抗するにはメガシンカポケモンが一番だ。

 しかし、メガシンカに必要なメガストーンはゲームと違って独占する事が出来ねえ。ならば、相手をコピーすればいい。メタモンならば体力以外はコピーする事が出来る。メガシンカポケモンは絶対に体力だけは増えねえ仕組みだ。

 

 じゃあ、ここで体力の面をどういう風にカバーするのか?と聞けば、ステルスロック等で削るんだが……コノヨザルのいのちがけも相手の体力を問答無用で削ることになり

 

「ヘァ……」

 

「ブギャ……」

 

「スターミー、コノヨザル、両者共に戦闘不能!」

 

 場合によってはメガシンカポケモンと相打ちを狙える。

 Zワザが使えていたらメガスターミーをぶっ倒すことが出来てるんだが、俺は今回はZワザは要らねえと放棄した。メガシンカをするポケモンを確実に仕留めるにはコノヨザルのいのちがけからのメタモンでのコンボが使える……

 

「元に戻された、か……」

 

 前半戦はこっちの方が有利に試合を運べていたが、メガスターミーで流れを一気に持ってかれそうになった。

 やっぱメガシンカ半端ねえなはさておき、これでお互いに手持ちは2体になった。

 

「いけ、ニドキング!」

 

「二ド!」

 

 俺の5体目はニドキング。

 なにが出てきても大体は対応をする事が出来る……相手のポケモンがなにが出てくるのか、残りの2体がリザードンと相性の悪いポケモンだったらニドキングが頑張って貰わなきゃならねえ。

 

「いけ、ウインディ!」

 

「ワォ!」

 

「……ニドキングで何処までかの世界か」

 

 相手の5体目はウインディ……なんだがただのウインディじゃなくてヒスイウインディだ。

 俺も言えた義理じゃねえけど、お前何処でゲットしたんだ?と言いたくなると同時にニドキングで何処まで頑張ればの世界になった。

 ヒスイウインディの特性はいかく、もらいび、いしあたま……出た瞬間に能力が発揮しなかったからもらいびかいしあたまだが、いしあたま個体の場合だとフレアドライブともろはのずつきが問答無用で飛んできて、もらいびだとリザードンのほのお技が死ぬ。

 

「ウインディ、フレアドライブだ!」

 

「迷いなく来たって事はいしあたま個体か?ニドキング、10まんばりきで迎え撃て!」

 

 ヒスイウインディがフレアドライブで突っ込んできた。

 技とか工夫とかでなく火力重視の大技なのを見ていしあたま個体だなと感じた。ヒスイウインディの機動力と高いパワーでフレアドライブともろはのずつきをポンポンと撃てるのは反則と言うかそれが許されるならいしあたまラムパルドとブレイブバードともろはのずつきを覚えたプテラが許されねえかな?

 

 原種よりは劣るがヒスイウインディは高い機動力を持っている。

 炎を身に纏って突撃するのでこっちも勝負だと10まんばりきでぶつかり……互いに弾かれる。

 

「二ド」

 

「ワォ」

 

 ニドキングが笑った。ウインディが笑った。

 お互いに自慢の一撃をぶつけた事でお互いにコイツは強い相手なのだと分かって笑みを浮かべている……

 

「絶対にリザードンに任せられねえな……ニドキング、なにがなんでも倒すぞ」

 

 今、思い出したがウインディはワイルドボルトも覚えれたはずだ。

 デメリット無しでワイルドボルトを使えるってのは割と強い……なにかの拍子でニドキングが負けてリザードンに繋がったらその時点で敗北してしまう。

 

「ウインディ、しんそくで撹乱しろ!」

 

「ニドキング、じしんだ!」

 

 メガスターミーの時と同じでフィールドを動き回って攻撃の狙いを定める事が出来ない様にする。

 ただしメガスターミーの時と違って受けるこっち側はダメージを0に出来ない……しんそくで撹乱してその素早さを乗せてフレアドライブかもろはのずつきを叩き込めるが、ニドキングにはこの技があると波状攻撃であるじしんを使えば

 

「ウインディ、飛べ……っ!」

 

「そうだろうな……その状態じゃ出来ることは限られてるよな」

 

 じしんから逃れる為に高くジャンプをしたウインディ。

 これならば!となるが、ここで相手は気付く。ウインディはこの空中に浮いている状態から地面に降りるまで攻撃が出来ないのを。やれることは幾つかはあるが、フレアドライブはもろはのずつきの様に激突して相手にダメージを与えるタイプの攻撃は使えない。

 

「ニドキング、10まんばりきだ」

 

 ここが狙い目だとニドキングに10まんばりきで攻める。

 ウインディは地面に足がついたと同時に回避しようとするがニドキングの10まんばりきの方が先に命中し……ウインディは戦闘不能になった。

 

「ウインディ、戦闘不能!ニドキングの勝ち!」

 

『決まったぁ!ニドキングvsウインディ、激闘の末に勝利したのはニドキング!これでカイ選手は残すところは後1体となっております!果たしてここから巻き返せるのか!」

 

 ニドキングはじしんと10まんばりきだけを使わせた。

 多彩な技を持っているニドキングだから残りの2つの技の枠を使って弱点を攻める。じめんタイプと相性が良いポケモンならやりやすいが……

 

「いけ、ロトム!」

 

「ロトト!」

 

「っ!……よりによってそいつか!」

 

 今まではカントーのポケモンだったが最後の最後で厄介なのが来やがった。

 ポケモン廃人がなんだかんだで愛用しているポケモンの代表格、ご丁寧にウォッシュロトム……ニドキングともリザードンとも相性が悪い……考えろ。考えろ……そうだ!

 

「ニドキング、どくどくだ!」

 

「ロトム、ハイドロポンプ!」

 

 ウォッシュロトムと相性がいいのはくさタイプの技だが俺はニドキングにくさタイプの技を覚えさせていない。

 等倍の技をぶつけて体力を削ることは出来るが、後に繋げるポケモンバトルを選ぶ。ニドキングは猛毒の液体を角から発射して浴びせればロトムはウォッシュロトム固有のハイドロポンプを撃ってくる。

 

「二ド!」

 

「まだいけるな。ニドキング、どくづきだ!」

 

 ウォッシュロトムのハイドロポンプが直撃したことで戦闘不能になるかと思ったが立ち上がったニドキング。

 まだいけるとここから更に体力を削りに行くとどくづきで攻めようとするが

 

「ロトム、ハイドロポンプ!」

 

 ロトムのハイドロポンプの方が先に直撃した。

 どうにかしてロトムの体力を削りたいと欲をかいてしまった。後で考えれば時間稼ぎした方が効率が良かったと分かった。

 

「ニドキング、戦闘不能!ロトムの勝ち!」

 

「ふぅ……やべえな」

 

 あの時ああしてれば良かったと言えることは幾らでもあるが、それを言うのは試合が終わった後だ。

 なんだかんだでお互いに追い詰められてしまった……けど、ここから成果を発揮する事が出来れば面白い。

 

「いけ、リザードン!」

 

「グォウ!」

 

『シズカ選手の最後のポケモンはリザードン……しかしなんという事でしょう。ロトムとは相性が最悪です!』

 

「どうするんですか……シズカ?」

 

 最後に出てきたのはリザードンでよく育てられているリザードンなのは分かっている。

 だが、相性の上では圧倒的に不利……一発逆転をするチャンスはあるにはある。ただし、それが成功する確率は圧倒的に低い……

 

「安全な橋だけじゃねえんだ」

 

 ここは人と競い合って勝負をする場所だ。

 ここをこうしておけば安全になるという考えを持っていたらアウト……確率が低かろうが勝負をしなきゃならねえ時は確実にやってくる。その時が今、やって来た。

 

「リザードン、にほんばれだ!」

 

「ロトム、ハイドロポンプ!」

 

 最終的にはメガリザードンを想定しているから覚えさせたのはいいが実戦で使っていないにほんばれをここで使う。

 ウォッシュロトムの出せる最大火力だとハイドロポンプをリザードンにぶつけるがリザードンは耐えた。

 

「この一発が勝負だ!リザードン、ソーラービーム!」

 

「ロトム……っ、ハイドロポンプだ!」

 

「迷ったな!」

 

 俺はまだくさタイプのポケモンを持ってねえ。

 だがソーラービームの覚えさせ方ならば知っている。リザードンは太陽光を集めてソーラービームを発射しようとするが対戦相手のトレーナーが迷った。晴れ状態じゃみずタイプの威力は落ちる。かと言ってかみなりを落とそうにも晴れ状態じゃ落としにくい。

 

「グォウ!」

 

「ロトォ!」

 

 一瞬の迷いがあって、リザードンの方が先にソーラービームを発射した。

 ロトムも遅れてハイドロポンプを放ったがリザードンのソーラービームの方がタイプ相性や威力が上でありハイドロポンプを貫いてロトムに当てた。

 

「ロゥ……」

 

「ロトム、いたみわけだ!」

 

「これでもかよ……だが間合いに入った。ドラゴンクロー!」

 

「いや、コレで終わりだ!10まんボルト!」

 

 ソーラービームを当てたことでロトムに大ダメージを与える事が出来たが戦闘不能に出来なかった。

 ただし虫の息には変わりはないと思っていればロトムにいたみわけを使わせて体力を半分にするがロトムといたみわけで接触するのでこっちの間合いだとドラゴンクローで攻撃をしようすればロトムの10まんボルトとドラゴンクローがぶつかり合い爆発を起こす。

 

「グゥウウ!…ウゥ」

 

「ロォトォ!……トォ」

 

『互いに最後のポケモンの意地ともいうべき根性を見せております!しかし……これは……』

 

「リザードン及びロトム戦闘不能!……お互いに手持ちを6体戦闘不能となった為に審議に入らせていただきます!」

 

 俺のリザードンも相手のロトムも同時に倒れた。

 審判が両者共に戦闘不能だと言う。じばくとか使っての引き分けならばじばくを使った奴の敗北になるが今回は勝手が違う。

 

『え〜ポケモンリーグ協会会長のタマランゼじゃ。この試合の結果……カイ選手の勝ちとみなす!』

 

「納得がいく説明を!」

 

『うむ。確かに引き分けになったが倒れたタイミングがロトムの方が遅い……おそらくじゃがロトムがニドキングに受けたどくどくでロトムは限界を迎えた。対するリザードンはロトムのハイドロポンプや10まんボルトによる攻撃で敗れたんじゃ』

 

 俺の負けで対戦相手のトレーナーの勝利だと決まった。

 俺は当然、納得がいく理由をと求めればロトムが倒れたのはソーラービームやドラゴンクローだけでなくニドキングが与えたもうどく状態による恩恵が大きい。最後にロトムが倒れたのはもうどくで体力が切れたからで?リザードンは純粋にロトムの攻撃にやられた……モニターにロトムとリザードンが映るがほんの僅かだがリザードンの方が先に倒れている。

 

「勝者、カイ選手!」

 

『決まったぁあああ!!ポケモンリーグ・セキエイ大会!準決勝を制したのはカイ選手!シズカ選手、後一歩及ばず!』

 

 準決勝で後一歩のところまで勝ち進んだが、最後の最後で負けた。

 本気で挑んだからそれ相応の価値があるのと……まだシゲルとの3位決定戦が残っているから油断はしない。




リザードン♂ LV52

コノヨザル♂ LV49

ニドキング LV51

ライチュウ♂(アローラの姿) LV53

ラプラス♀ LV48

ニンフィア♀ LV50

フーディン♂ LV52

ゾロアーク♂(ヒスイの姿) LV48

ルカリオ♂ LV69

ドサイドン♂ LV49

ゲンガー♂ LV51

ポリゴンZ LV50

メタモン(色違い) LV55

プテラ♂ LV54

トゲキッス♀ LV46

ミュウツー LV72 

ラティオス LV60

クワガノン♀ LV48

キュウコン♀(アローラのすがた) LV46

ポッチャマ♀(色違い) LV1
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