アトリエ人狼2nd   作:綾海しろ

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アトリエ人狼2nd:五日目の昼時間

【あやみ(GM)】

「三日目の朝になりました。広場に出ると、そこにはソニドリの無残な死体が発見されました」

 

【レイ】

「ソニドリ……安らかにスリーププリーズ……」

 

【あやみ(GM)】

「しかし村の活動を何とか維持しようと、今日もパン屋はパンを焼き、郵便屋は新聞を配達し終えたようです。ちなみに今日のパンはカツサンドです。皆がお腹いっぱい食べれるように、たらふく量が用意されています」

 

【かえる】

「やったー! カツサンドだーーー!」

 

【ホタルビ】

「カツと勝つをかけているのでしょうか、縁起がいいですね」

 

【クロム】

「感謝する。狼との戦に勝つためには、腹いっぱい食わねばならんからな……!」

 

【櫂】

「そして今日の襲撃はソニドリさんっすか……お疲れ様でした。ソニドリさんが初回投票時、ジェラルドさんを決闘で撃ち落としていって下さったおかげで今の村があります。感謝してます……!」

 

【レーゼ】

「そうだな、サンキューソニドリ! お前の意思は、俺たちが受け継ぐぜ……!」

 

【アザラシ】

「せやな。そしてとりあえず次は占い結果からか?」

 

【櫂】

「そうですね。まずは占い師のお二人の占い結果から今日もお願いします。順番はラーヒーさん、ユーガさんの順で」

 

【ラーヒー】

「かしこまりました。実は先ほどから結果を伝えたくてずっとうずうずしていたのですよ。私は昨晩、占いでついに人狼をみつけました。クラインさん、あなたは人狼です」

 

【クライン】

「ラーヒーさんが僕に人狼判定か。という事はつまりラーヒーさんは偽占い師。本物はユーガさんって事だね」

 

【ユーガ】

「俺は宣言通りあかすみを占った! でも人間だった……疑って悪かったな」

 

【あかすみ】

「ほれ見たことですか。だからそんなに俺ちゃんが怪しいのなら占えばいいと言ったんです。これで少しは目が覚めましたか? まぁそうは言っても、俺ちゃんはラーヒー真目で見ているのは変わりませんがね」

 

【櫂】

「ラーヒーさんがクラインさんに人狼判定、そしてユーガさんがあかすみさんに人間判定すか。今朝も割れましたね……」

 

【クライン】

「そうは言っても櫂さん、約束通り今日はちゃんとルアルさんを吊り切ってくれるんだろう? 昨日までは白理さんが狼だと思っていたけれど、今朝こうしてラーヒーさんから人狼判定を受けて目が覚めたボクとしては、今日ルアルさんを吊り切ってくれるのはとても助かるよ。これで確実に人狼を一人処刑することができるんだからね」

 

【ラーヒー】

「クラインさんは人狼です。昨日も指摘しましたが彼は先日の投票時、確かに「人狼王を吊るのは早すぎる」とおっしゃっていました。人狼王を吊られて困るのはどう考えても人狼側だけです。クラインさんが村人でしたら、このような表現にはどうやってもならなかったと思います」

 

【櫂】

「それは確かに俺もそう思うんすよね……」

 

【ユーガ】

「でも反対に、たとえ狼であったとしてもこんな発言するのはおかしいんじゃないか? 狼だって馬鹿じゃないだろ? 今のようにこうして人狼だと疑いをかけられるのはクラインだってわかってたはずだ。だからもしかしたらこれ、クラインとラーヒーが同じ狼仲間で、ラーヒーが櫂に自分が真占い師だと信じさせるために、あえて一匹本物の狼を表に出したのかもしれねぇ」

 

【アザラシ】

「ユーガの言い分はあれか。ラーヒーが真占い乗っ取って、そのまま占い師として表で生存したまま逃げ切りを図ってるっちゅう事か?」

 

【ユーガ】

「ありえなくはないだろ? 狼はどれだけその数が露呈したとしても、たった一匹最後まで生き残っていればいいんだ。ラーヒーぐらい冷静な奴なら、仲間を犠牲にして最後の一匹として生き残りをかけることぐらいはしたっておかしくない! 櫂、違うか?」

 

【櫂】

「確かにラーヒーさんは前回の人狼ゲームの時も、俺とスズさんという二人の仲間を吊り上げて、ラストウルフとして最後まで村に残りました。ラーヒーさんならそれぐらいしても、おかしくはないと俺も思うっす」

 

【ユーガ】

「そうだろ?」

 

【櫂】

「でも同時に、自分の味方にわざわざ指示を出してまで粗を造らせるような人でもないと思ってるっす。あくまでも味方がうっかり踏み外してしまった時に出た粗に対しては、誰よりも鋭く指摘を入れるってだけで、こうやってわざとらしく粗を造らせてくるのは、どうしても俺の中のイメージと合わないんすよ」

 

【かえる】

「なんだかメンドクサイねぇ」

 

【櫂】

「自分でもそう思うっす、すいません」

 

【アザラシ】

「櫂、お前がどんだけラーヒーを崇拝してようが、陶酔してようがそれは個人の自由や。それに対してワイは特に何も言う事ない。かまへん。だがな、この村はお前だけの村ちゃうで。ワイらはお前の理想に付き合うために人狼探しをやってる訳でもなんでもないんやからな。それだけははっきり言っておくで。共有者としての立場っちゅうもんを考えられんのなら、お前今すぐまとめ役から降りぃ」

 

【櫂】

「で、でも俺がまとめ役から降りたら、誰がこの村の意見をまとめていくんすか……? 確定で人間判定の出ていたルアさんもソニドリさんも、もうこの村にはいないんすよ!? 残された共有者である俺が、なんとか村をまとめていくしかないじゃないですか……!」

 

【アザラシ】

「あんな。ワイらに必要なんは、共有者やない。誰の目から見ても確定で人間であるとわかった上で、冷静に村を俯瞰して見れる奴や。お前がまとめられんでも、パン屋なり郵便屋はまだ村におる。名乗り出てもろて、対抗が出なければそれで人間確定する者もおるかもしれんやろ。そいつにまとめ役のバトン渡したってワイはかまへんで。お前がこれからもこの調子でラーヒーに振り回されそういうんならな、今すぐまとめ役を下りるか、ラーヒーを必ず吊る事や。それでないとワイは、今のお前の出した答えに賛同できへんわ」

 

【櫂】

「……すいません」

 

【あかすみ】

「お、おう……アザラシお前、共有者相手に随分強気発言するじゃねぇか……俺ちゃんも半分ぐらいは同じような事思ってたけど、ここまではっきり共有者に立てつく奴が出てくるとは思ってなかったので、柄にもなく少し動揺しましたよ」

 

【アザラシ】

「みんな優しいから黙っておいてくれてるだけやで。でも内心、あかすみ以外にも少なからずそういう事思ってるやつもいるんちゃうか? 言いづらいだけでな。だから少なくとも、同じ部隊の身内であるワイからズバっと一言言っておいたほうがええんや。今後のゲームに差しさわりが出る前にな」

 

【あかすみ】

「そういうものですかね……まあ、表がこれ以上ギスるのは俺ちゃんとしては歓迎できません。他の奴らも今の空気じゃ喋りづらくて仕方ないんじゃないですか?」

 

【レーゼ】

「まぁ、そりゃなあ……」

 

【ラーヒー】

「私が原因でこのような空気にさせてしまったのでしたら申し訳ありません。……ですが私は真占い師です。櫂さんを翻弄しているように見えようが、私は真実を語り、そこから推理を伸ばしていく事しかできませんから」

 

【かえる】

「ラーヒーさんの立場としてはそうなるだろうねぇ。それは当然だよ」

 

【クロム】

「俺としては誰が村をまとめようが一向にかまわん。どうせ最後には投票で決まるのだ。村での話し合いの場ではおとなしくしていても、これから先は投票中に立場を翻す奴だって出てきてもおかしくなかろう。俺はそう覚悟しているぞ。して、どうする櫂? お前はまとめ役を下りるのか? どうなのだ」

 

【櫂】

「ラーヒーさんが勝利の為に語る事をやめないように、俺にだって村が勝つために譲れない矜持や意地ぐらいはあります……! 昨日言いましたよね? ラーヒーさんが信じ切れない場合は明日必ずラーヒーさんを吊るって。俺は今どうにかそれを見極めようとしてるんす。必死なんですよ、俺も。アザラシさんの言いたい事は分かりました。でも俺は共有者として最後まで村が勝つことをあきらめないし、俺を信じて託してくれた同じ共有者のルアさんの想いに報いるためにも、今は引きません。共有者である俺に意見があるのだとしたら、なんでも言ってください! 俺は全部その言葉、受け止めて考えますんで」

 

【クロム】

「……フッ。どうやら吹っ切れたようだな」

 

【櫂】

「精一杯俺も考えます。間違えてた時は違うと言ってもらって構わないっすし、墓下でボロカスに言ってやってください。それぐらいの覚悟はしてますから」

 

【アザラシ】

「それならええわ。櫂、お前のその言葉、一旦は信じたる」

 

【レーゼ】

「でも次に共有者の分際で泣き言言ったら、お前承知しねぇぞ! こっちは信じられる人間は自分一人で最初っから最後まで戦ってるんだからな! あんまり変な事ばっかり言いやがったらアザラシの屁かけた後に一発ぶんなぐってやるからな!」

 

【ホタルビ】

「それは……泣く子も黙りそうですし、目も覚めそうでいいですね」

 

【あかすみ】

「この村の女たちの発想はどうなってるんですか? 普通に怖すぎるんだが」

 

【櫂】

「そうならないように覚悟してやります! なんでさっきのは許してください!」

 

【アザラシ】

「よっしゃ、ほな話進めよか。とりあえず今日はルアル吊り、ここまではええんやな? 櫂」

 

【櫂】

「そうですね、今日はルアルさんを吊ります。そして今日の議題は恋人探しです。そろそろ恋人を吊っておかないと、村側としても人狼側としてもまずいんじゃないですか? だからこの村に紛れ込んでいる人狼達も、今日だけは生存の為に真剣に恋人探しに協力してほしいすね」

 

【ホタルビ】

「恋人といえば、ホタルビは昨晩色々考えていたのですが思い当たる節がある人物がみつかりましたよ」

 

【櫂】

「えっ、誰っすか!?」

 

【ホタルビ】

「ホタルビの予想ではまずかえる様が怪しいのではないか……と睨んでおります」

 

【かえる】

「えーっ、私ーーーー!?」

 

【レーゼ】

「かえるが恋人かよ……うーん、俺、かえるだけは違うんじゃないかなあって、思ってたんだけどな」

 

【クライン】

「ボクもかえるさんだけはどうやっても恋人がないと思っていたよ。むしろ恋人がありそうなのはホタルビさん、キミとクロムさんではないかい?」

 

【レーゼ】

「えっ、クロムもねぇだろ!? っていうかクロムこそねぇだろ!??」

 

【ホタルビ】

「そうですよクライン様、ホタルビもレーゼ様と同じ考えです。クロム様だけは恋人はありえない……と思っていますよ」

 

【かえる】

「ちょっとまってよ、なんで私に恋人がありえて、クロムさんに恋人があり得ないワケ? 普通に考えて私が一番ありえなくない!?」

 

【ホタルビ】

「そうでしょうか? かえる様は連日超村人の話題をかなりの頻度で口に出していますが、ホタルビはそこがとても怪しいと思っておりますよ。超村人は人狼王がいらっしゃればけして襲撃が通らない村人の切り札です。もし仮にかえる様が超人狼だと仮定した場合、かえる様の行動はかなりおかしい事になってしまいます。どうしてかはお分かりになりますね?」

 

【かえる】

「全然、ちーーーーーっともわかんない! なんで? なんで? なんで?!」

 

【ホタルビ】

「少し考えればわかる事です。本来超村人となった方は、人狼王が生きている間は積極的に普通の村人を装い、人狼サイドの襲撃ターゲットとなるように動くのが得策。ですが今までのかえる様の動きはどうでしょうか。我こそがまるで超村人であると言わんばかりの発言を繰り返し、ご自身の存在をアピールなさっていましたよね? これでは人狼が襲撃先に選ぶわけがありません。どのみち人狼王が吊られる時に、超村人は一緒に墓下へと道連れとなるのです。かえる様に襲撃を使い、超村人の能力で防がれてしまっては狼側だって意味がありませんから」

 

【レーゼ】

「確かにかえるはずっと超村人っぽい発言はしてたよな。俺はそれを見て超村人だとばかり思ってたが……そういう行動が、反対にホタルビの目から見て超村人っぽくないって事か」

 

【ホタルビ】

「ええそうです。それにホタルビは超村人であろう方を見つけておりますから」

 

【櫂】

「それって一体誰っすか!?」

 

【ホタルビ】

「誰の目から見ても明らかに白い方が一人いらっしゃるじゃありませんか。いつ狼に襲撃されてもおかしくない、そんな自ら人狼の的となってくれようとしているお方が……!」

 

【あかすみ】

「それってもしかして……」

 

【アザラシ】

「クロムの事かいな!?」

 

【クロム】

「……フッ。さて、どうだかな。だがホタルビ、お前がそう思うのならば、好きに思っているがいい」

 

【かえる】

「何それ、クロムさん否定しないってこと!? 冗談じゃないよ、この際だからもうバレてるから言っちゃうけど超村人は私だよ! クロムさんは偽物偽物偽物! クロムさんが恋人だったっていう事なんだねぇ、やっとわかったよ。そしてホタルビちゃんもクロムさんと揃って恋人陣営って事でしょ? これで私の目からは真実が明らかになったよ。今日の投票はクロムさんかホタルビちゃん。わたしはこの2人以外絶……対に入れないからね!」

 

【クライン】

「今日の投票はルアルさんで決まってるはずだよ? かえるさん、約束を破る気かい?」

 

【かえる】

「それを言い出したのはあくまで櫂くんでしょ? 私は約束なんて、そんなものなーんにもしてないからねぇ。それともクラインさんは、恋人だと濡れ衣を着せられて、黙ったまま超村人が吊るされるのが村への勝利になるとでも思ってるのかな?」

 

【クライン】

「そんな事は言ってないさ。ただ、もしかえるさんが本物の超村人であるというのなら、今日ルアルさんを吊る事で己の身の潔白を証明できる可能性があるよ」

 

【ホタルビ】

「その通りですよ。狼候補であるルアルさんを吊る事で、もしかしたら人狼王がやられるかもしれません。人狼王が死ねば、超村人は道連れで墓下に自動的に送られることになりますから」

 

【かえる】

「それって私に死ねっていってるも同義なんだけどわかってるのかい?」

 

【ホタルビ】

「村人でしたらいつか人狼王と一緒に、超村人を失う覚悟をしていると思いますよ。ホタルビもそうです。なぜなら村人は人狼を絶滅させなければ勝利を手にすることができませんからね」

 

【かえる】

「そんな事言って、もしルアルちゃんが人狼王じゃなかったらどうする訳だい? ずっと私の事を恋人だと疑い続けるつもりじゃないだろうね」

 

【レーゼ】

「とりあえず今日は約束通りルアル吊るとして、その結果次第で見えてくるものがまた変わってくるんじゃねぇか? もちろんルアル吊ってかえるが一緒に道連れにされたら、俺はかえるを信じてホタルビを怪しむと思う。でももしルアルが人狼王以外だったり真霊媒師で何も起きなければ、そんときゃ少しカエルが怪しく見えてきてもしょうがないよな」

 

【かえる】

「それを言ったら超村人対抗してるクロムさんだって同じじゃないかい? ルアルさんを吊ってもしクロムさんが死ななければ、それはクロムさんにも一定の疑いを持ってくれるって事でいいんだね?」

 

【レーゼ】

「ああ、そうか。そういう事になるな……うん。その場合は俺はかえるもクロムも、等しく疑う目を持つことにするぜ! それでいいな? クロム」

 

【クロム】

「好きにすればいいと言ったはずだ。だが俺は狼に襲われた所で死ぬようなタマではない。人狼など問答無用ではねのけてくれる!」

 

【レーゼ】

「だーかーらー! それは人狼王が生きてる時の襲撃の話だろ!? 今言ってるのは人狼王を処刑した場合の話だって言ってるだろ……! 話少しは聞けよなお前!?」

 

【ホタルビ】

「ホタルビはかえる様の在り方が、超村人としてはあり得ないと思っております。ですからよほどの事がない限り、クロム様を支持いたしますよ。最も狼を全て吊り切った時に、それでもクロム様が生き残っていれば話は別ですが」

 

【かえる】

「それってゲームが終わってからじゃないと結局意見変えないって事になるよね?」

 

【ホタルビ】

「そういう事になってしまう場合も大いにありえますね」

 

【かえる】

「じゃあやっぱりホタルビちゃんとクロムさんは敵って事なんだねぇ……」

 

【ルアル】

「この話題、埒があかなさそうなのでルアルから提案。恋人の話を熱く語り合ってくれるのもいいが、ルアルの真目をかけて、少しでも今日のルアル吊りに反対してくれる人はいないか? ちなみに今日の霊媒結果もまだ聞かれてない。さすがに真霊媒の目を少しも見てもらえないのは寂しい」

 

【櫂】

「あ……すいません、結果聞くのすっかり忘れてたっすね、申し訳ないです。教えてもらえますか?」

 

【ルアル】

「了承。聞いて驚いてほしい。昨日処刑された白理は人間だった。しかも道連れはなし。つまり狂人だとルアルの目からは確定された」

 

【レーゼ】

「はぁ~!? 白理人間だって?」

 

【あかすみ】

「ちょっといきなりどさくさに紛れてレアケ言い出すのやめてもらっていいですか? 普通ありえませんよ、ルアルお前真霊媒師なんだろ?」

 

【ルアル】

「肯定。ルアルも今物凄くびっくりしてる。てっきり占い師3人の内訳が狂人・キューピット・真占い師だとばかり思っていたから、当然白理は狼だと思っていた。しかし実際は違った。白理は人間。すなわち狂人である」

 

【ユーガ】

「ルアルは偽霊媒師だ。俺の占い結果ではちゃんと人狼って出てる。ルアルは占い師の内訳に狼がいるって事にして、なんとしても村に狼3人を全て処刑させたい人狼なんだと俺は思うぜ」

 

【ルアル】

「激しく否定。ルアルは真霊媒師である。もし仮にルアルが偽物だったとしたら、素直に白理に人狼判定を落としたほうが村に信用してもらえる可能性が高かった。でも結果は違った。つまりこれは狼側の策略である。美咲が襲撃した際に人狼側は既に狂人で見習い騎士乗っ取りを計画していたのだと推測する」

 

【アザラシ】

「正直言うとありえへん……ありえへんが、一周まわってあり得そうな気もしてくるのがこの結果の怖いところや」

 

【櫂】

「ちょっと待ってください、頭混乱してきました……」

 

【あかすみ】

「とはいっても、もうすぐ夕暮れ時ですよ。今日の吊り指定はルアルでいいんですね?」

 

【櫂】

「ルアルさんは絶対吊ります! けど一応、恋人がどこにいるかと、ルアルさんの霊媒結果から考えられる事で気づいた事があれば投票時間に教えて下さい。それをもとに一晩考えてみて、明日ラーヒーさんを吊るかどうか決定します」

 

【クロム】

「だが櫂。もし明日、お前が死んでいた場合はどうする?」

 

【櫂】

「……その場合はラーヒーさんを吊って下さい。絶対にです」

 

【クロム】

「あい分かった。その言葉、必ずや実現しよう」

 

【あやみ(GM)】

「昼会議終了。投票に移るわ」

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