アトリエ人狼2nd   作:綾海しろ

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※純粋に推理を楽しみたい人は夜時間の会話は飛ばしてください。


アトリエ人狼2nd:一日目の夜時間

 

◆◆◆一日目の夜、恋人陣営の会話◆◆◆

 

【あやみ(GM)】

「今回の人狼ゲームの花形と言えば、何といっても恋人達。でもそれを決めるキューピットの存在がみんな一番気になってるんじゃないかしら? 今回その栄えあるキューピット役を射止めたのはこちらの方よ! おいでませキューピットさーん」

 

【ラーヒー】

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン。愛のキューピット、ラーヒーです」

 

【あやみ(GM)】

「前回のラストウルフが随分と違う形に転生したものね! という訳でラーヒーさん、早速だけど愛を成就させたい二人を選んでもらえるかしら」

 

【ラーヒー】

「まさか私がキューピットに選ばれるとは思ってもみませんでしたから、実際にこのような状況になると悩みますね……。ですが決めましたよ。ええ。お一人目はあかすみさんで」

 

【あやみ(GM)】

「あかすみ!? ……これはまたチャレンジャーねぇ」

 

【ラーヒー】

「攻めの気持ちは勝つ上で大切ですから。もう一人はそうですねぇ……アザラシさんにしましょうか」

 

【あやみ(GM)】

「……了解。それではあかすみとアザラシさんを呼んでくるわね。以後、恋人陣営の会話にはキューピットが死ぬまであたしは介入しないわ。キューピットは死んだあと、一度だけ恋人達を夜の襲撃から護ることができる「愛の祝福」という能力があるわ。これはラーヒーさんが亡くなった後に、夜時間にチャットで毎回使うかどうか聞く形になるからね」

 

【ラーヒー】

「わかりました。肝に銘じておきましょう」

 

【あやみ(GM)】

「それじゃあこの村に舞い降りた、愛に生きる恋人二人を呼びましょうか。……あかすみー! アザラシさーん!」

 

【アザラシ】

「ファッ!? なんやて、ワイが恋人!? しかも相手はあかすみ!? なんでや、ありえへん事が起っとる! 前代未聞やで!」

 

【あかすみ】

「まさか恋人二人に動物を選ぶ愚か者が居るとは、さすがの俺ちゃんも思いませんでしたよ……」

 

【ラーヒー】

「ようこそお越しくださいました、アザラシさん。そしてあかすみさん。恋人には意外性というスパイスも必要だろうということで、お二人を選ばせて頂きましたよ。どうぞよろしくお願いいたします」

 

【アザラシ】

「選ばれた以上はワイも頑張るが、この鳥、喋りすぎて初日吊られるん違うか?」

 

【あかすみ】

「それを言ったら前回最初に吊られたのはどこの誰だよ」

 

【アザラシ】

「ワイや! ちゅうかラーヒー、あかすみはこういう奴やぞ? ワイとあいつで仲良しこよしで最終日まで目指すって、無理があるんとちゃうか?」

 

【あかすみ】

「そこだけは同意。ラーヒー、お前本気で勝ちを目指してるのかよと俺ちゃんは問いたいですね」

 

【ラーヒー】

「まあまあお二人とも、そう熱くならないで。大丈夫ですよ。お二人とも弁が立ち、推理力に長けている事は前回の人狼ゲームで嫌というほど理解しております。お二人でしたらどうにかこうにか、狼たちをけん制しながら村人たちを欺き、二人で共に生き延びてきれると私は信じています。適度に距離がある方が、ラインも捕まりづらくていいではないですか」

 

【アザラシ】

「そういう考え方もあるんか。まぁ選ばれてしもたもんは仕方ないしワイもやれるだけの事はやったる!」

 

【ラーヒー】

「ありがとうございます。私もキューピットとして、お二人が最終日まで残れるように身を挺して戦いますからね」

 

【あかすみ】

「仕方ないですね、そこまで言うなら俺ちゃんも一肌脱ぎましょう。というかラーヒー何か作戦はあるのかよ」

 

【ラーヒー】

「とりあえず私は占われると「キューピット」と出てしまいますからねぇ。ですので偽占い師として表に出て、暫くは占い逃れをしようかと思います。占い師を騙る以上、私は途中で襲撃されるか食われるかしてしまうと思いますが、かまいません。むしろそれまでに別の村人の方々とラインを繋ぎ、私がキューピットだと分かった後の推理をかく乱させるつもりです」

 

【アザラシ】

「偽ラインはええかもな。ワイらとは線切っておけば、後々恋人予想はされないとちゃうか?」

 

【あかすみ】

「かといってあからさまに切りすぎてしまえば、かえって俺ちゃん達の存在が浮き彫りになりますよ。つかず離れず、時に優しくタッチ。これが人外仲間同士の基本というものです。よく覚えておけよアザラシ」

 

【ラーヒー】

「そうですね、不自然さは残らない程度に適度に絡みながら他の方とラインを繋ぐことにいたしましょう」

 

【アザラシ】

「あとは狼の襲撃を受けないように気ぃつけぇ! 恋人占いは「人間」出るから占われるのはかまへんが、序盤に占われたらまたお弁当さんコースまっしぐらやで。それはそれでしんどいやろ」

 

【あかすみ】

「それな。もはや俺ちゃんとアザラシは一心同体。アザラシが襲撃されれば、俺ちゃんも道連れで死にます。そんな最後は絶対俺ちゃんもイヤーッ」

 

【ラーヒー】

「あかすみさんかアザラシさん、どちらかが欠けた時点でこの恋人陣営はおしまいです。もし誰かを犠牲にしなければならくなったときは、迷わず私を選んでくださいね。私は死んでから「愛の祝福」を一度だけお二人に与える事ができますから」

 

【アザラシ】

「騎士の護衛みたいなもんやったか? ワイとあかすみで「愛の祝福」っちゅう言葉はキモいけど、効果はええな。一回でも守ってもらえる思うと心強いわ」

 

「あかすみ」

「ですがそれはキューピットの尊い犠牲があってこそです。何事にも万能なものなんで存在していないんですよ、アザラシ」

 

【ラーヒー】

「そうですねぇ。ですから私は、ある程度の所で墓下へ落ちたほうがいいと思っています」

 

【あかすみ】

「激しく同意。祝福という能力を無駄にしない為にも、偽占い師としてラーヒーが出ておくのは俺ちゃん大賛成です」

 

【ラーヒー】

「ではそんな感じで頑張りましょう。お二人に愛の祝福が舞い降りますように」

 

【アザラシ】

「いくで! あかすみ! 元村長のワイについてきぃ!」

 

【あかすみ】

「せいぜい俺ちゃんの足をひっぱらないように頑張れよな、アザラシ」

 

 

◆◆◆一日目の夜、狼陣営の会話◆◆◆

 

 

【ルアル】

「狼チャット開始。ルアルこそが人狼王。同胞は直ちに姿を現されたし」

 

【レーゼ】

「俺参上っ! 賢狼だ、よろしくな! これってさぁ、人狼陣営の占い師みたいなものであってるか?」

 

【ルアル】

「肯定。夜の時間に襲撃した先を占える占い師だと思うといい」

 

【レーゼ】

「なるほどなぁ。他の人狼のやつらは誰だろう?」

 

【ジオリード】

「フハハハハ、人狼の眷属なる私がやってきたぞ。囁く狂人だ。人狼達よ、この私の知性を存分に使うがいい!」

 

【ジェラルド】

「オレは普通の人狼だ! まさか今回は人狼陣営だとはなぁ……驚いたぜ。とりあえず、みんなよろしくなーっ!」

 

【クライン】

「やぁ。ボクは呪狼だよ、よろしく」

 

【ルアル】

「仲間が全員そろってルアルは嬉しい」

 

【レーゼ】

「ああ。俺たちで村人たちを根絶やしにしてやろうぜ……!」

 

【ジオリード】

「そのためには、何はなくとも作戦会議だ。何かやってみたい案がある者はあるか?」

 

【ジェラルド】

「オレ、狼側は初めてだからよくわかんねぇ……。けど俺は特に特殊能力を持ってない人狼だから、何かの犠牲になるならオレからがいいと思うぜ!」

 

【ジオリード】

「私も狂人だ、必要があればなんなりとお前たちの盾となりこの身を犠牲にしよう」

 

【クライン】

「とりあえず見習い騎士の護衛先を少しでも増やすために、ボクらの陣営からも偽占い師を一人は出したほうがいいのかもしれないね」

 

【レーゼ】

「そうだな。あと今回は恋人陣営がいるんだろ? あいつらが最後まで残っちまったら、どれだけ村人を食ってようが俺たちは勝てないぜ」

 

【クライン】

「……恋人たちをあぶり出す必要があるね」

 

【ルアル】

「把握。あと超村人は、早めに処刑で始末するべきだと推測される」

 

【ジェラルド】

「超村人は人狼王がいる間は襲撃しても失敗扱いになるんだったか」

 

【ルアル】

「肯定。以上の事から人狼の中から偽占い師を一人選出し、序盤は超村人を優先して吊りへ、恋人陣営は襲撃を狙っていくのがいいと推測される」

 

【ジオリード】

「では偽占い師には私が出よう。おそらく今回も占い師は、遅かれ早かれ偽は吊られてしまうだろうからな。人狼を出すよりも効率的であろう」

 

【レーゼ】

「よっしゃー! まかせた!」

 

【クライン】

「それじゃあボクたちは最初は暫く潜伏だね。もし吊られそうになった場合は、見習い騎士か何かほかの役職を騙って延命できそうならしてみようか」

 

【ジェラルド】

「そうだな、そのままみすみす吊られちまうのも勿体ねぇし。騎士様をあぶり出せるチャンスがあれば狙っていこうぜ」

 

【ルアル】

「肯定。でも色々やってラインが繋がりすぎると、後々狼の位置がばれる可能性と高いとルアルは推測する」

 

【ジェラルド】

「そうなんだよなー。前回も繋がりすぎてて一度バレるとスズちゃんと櫂が速攻で吊られていったし」

 

【ジオリード】

「仲間の擁護はほどほどに、かといって村と対立しすぎぬ程度で単独感ある動きを意識していくのがよかろうな」

 

【レーゼ】

「そういう微調整みたいなのさぁ、俺あんまり得意じゃなんだよなぁ……」

 

【ジオリード】

「ならばレーゼは単独感を中心に動いていけばよかろう。レーゼは誰ともつながっていないと思わせられればお前の勝ちだ。まさに賢狼そのものではないか、フハハ!」

 

【クライン】

「ボクは呪狼だから、少し前に出て動こうか。いずれ吊られたとしても、夜のターンの村人側の能力行使をその日は無効にできるからね」

 

【ジェラルド】

「襲撃が確定で通る日があるのは、ある意味ありがてぇよな」

 

【クライン】

「そうだね。上手くボクの死を活用して、最終的にキミ達が生き延びてくれたらいい。……この青薔薇が散ったとしても、ボクがキミたちを守るよ」

 

【ジェラルド】

「クラインのその言葉、心強いぜ」

 

【レーゼ】

「よしっ、やってやろうぜ! 村人ども、俺たちの人狼パワーをなめるなよ!」

 

【ルアル】

「レーゼの言葉に肯定。今こそ人狼達の結束を見せつけてやるべきだとルアルは感じる。打倒村人」

 

【ジェラルド】

「恋人達もな! ゲームの裏でかわいい女の子といちゃいちゃしてる奴がいるとしたら、俺だって許せねぇぜ……!」

 

【ジオリード】

「うむ、かなり私怨が含まれているような気もするが、まあいいだろう。そろそろ夜が明けそうだ、また明日の夜に囁きに来る」

 

【クライン】

「明日また、全員生きて会おう」

 

 

◆◆◆一日目の夜、共有者の会話◆◆◆

 

 

【櫂】

「まさかの共有者でした。お相手は誰っすかね……?」

 

【ルア】

「こんばんは、ボクだよ。キミは櫂さん……だったよね?」

 

【櫂】

「そうです! いきなりこんなゲームに巻き込んじゃって、今日はすいませんルアさん」

 

【ルア】

「そんなことないよ。これも交友を深めるためのものなんでしょ? 誘ってもらえて嬉しいよ」

 

【櫂】

「……まあ、こういうとんでもないゲームを思い付きだけでポンとしてしまう、フットワーク軽い集団である事は間違いないっすね。バッセのアトリエ。……でもこんなかわいい女の子と一緒に共有者やれるって、俺どんな徳を積んだらこんな幸運を手にれられるんすか……? もしかして今日が命日になるかもしれません、俺……!」

 

【ルア】

「ええと、試合が始まる前に死なれるのは困る、かな。せっかく共有者になれたんだし初日から一人味方がわかってる状態でスタートできるのは、それだけで有利のような気がするからね。だから一緒に頑張ってもらえないかい?」

 

【櫂】

「がんばりますとも! ええ! 俺、ルアさんの為に死ぬことも厭いません! 死ぬ気で力になります! 奴隷として扱ってください!」

 

【ルア】

「だから自分から死にに行かないでほしいし、奴隷にする気もないよ……。でも、こんなボクのことを守るなんて言ってくれて少し……いや、だいぶ嬉しいかな。ありがと。頼りにさせてもらうね。ボクもあまり頼りにはならないかもしれないけど、精一杯やってみるから」

 

【櫂】

「俺も頑張ります!」

 

【ルア】

「……実をいうとね、飛び入り参加でどんなメンバーがそろっているのかとか、どんな役職に当たるのかとかそれなりに不安はあったんだけど、君みたいな人と一緒で少し安心したよ。これからよろしくね」

 

【櫂】

「確かにいきなりデスゲームに誘われたら、びっくりするよなぁ……でも人狼ゲームは一人でも欠けるとゲームが出来なくなる事も多いっすから、代打でルアさんが参加してくれる事になって本当に助かりました! でもせっかく参加するなら、ちょっとでも楽しいゲームになればいいなって俺思います。一回目は俺もなりゆきで参加しただけだったんすけど、思った以上に楽しめましたから。ルアさんも、せっかくだからただ純粋に楽しんでほしいすね」

 

【ルア】

「うん、そうしてみる。ありがとうね」

 

【櫂】

「うっす! ……とりあえず、共有者としてどんな感じで動きたいとかありますか?」

 

【ルア】

「うーん……僕は前回の人狼ゲームに参加してたわけでもないから、ルールにしても参加者に対してもわかっている事がキミよりは少ないかも。反対に櫂さんが何かやってみたいことはあるかい?」

 

【櫂】

「あ、じゃあ一個だけ。共有者には共有者爆弾っていう秘策があるらしいんすけど、知ってますか?」

 

【ルア】

「共有者爆弾?」

 

【櫂】

「共有者だけは村側で、唯一初日から自分以外の人間を一人知っている状態でスタートするわけじゃないすか。それを利用することで、偽占い師をあぶり出すテクがあるらしいんすよ。初日に共有者の一人が表に出て共有者宣言するんです。で、もう一人は潜伏した状態で、共有者が暫く占い先を指定していくんです」

 

【ルア】

「……なるほど。その占いに、潜伏しているもう一人の共有者を当てる、って事ね」

 

【櫂】

「それっす。例えば俺が初日共有者COしたとしたら、俺以外の人はルアさんが共有者だとはわからないじゃないすか。その状態で占い先の候補にルアさんを混ぜておけば、偽占い師の誰かがルアさんに人狼判定を出すかもしれない。そうしたら俺たちには確実に、そいつが偽物の占い師だって事がわかる仕組みです」

 

【ルア】

「それに共有者を伏せた状態で狼判定を出した占い師が居たら、真目が高まるね」

 

【櫂】

「それもありますね。共有者が潜伏してる状態で人狼判定を出すのは、偽占い師だったらちょっとは怖いはずですから」

 

【ルア】

「偽占い師が嘘の判定を出せない間に確定人間判定を増やしながら、共有者爆弾がさく裂すれば偽占い師が一目でわかる、って事ね。いいねその案。賛成だよ、ボク達でみんなを一泡ふかせよう! でも、表に出ている共有者は、真っ先に人狼に狙われる可能性がある。……違うかい?」

 

【櫂】

「そうっすね……完全に役職が透けますし、それこそお弁当にされる可能性は高いかもしれないっす」

 

【ルア】

「やっぱりそうだよね。じゃあ初日COする共有者はボクがやるよ」

 

【櫂】

「えっ、さっき言いましたよね? お弁当にされる可能性が高いっすよ!?」

 

【ルア】

「だからこそボクが出るんだよ。アトリエ人狼の経験値はボクよりキミのほうが高いからね。村を勝利に導くには、少しでも長く、村で君が生き延びていたほうがいいと思う。それにさっき言ったじゃない、君を頼りにさせてもらうよって」

 

【櫂】

「……! ルアさん……!」

 

【ルア】

「もちろん参加するにはボクもできる限りの事をするよ。キミにおんぶに抱っこされているつもりはないから」

 

【櫂】

「……わかりました、俺、腹を決めて潜伏します。共有者CO、ルアさんに任せていいすか」

 

【ルア】

「遠慮なしに任せて。潜伏解除するタイミングはキミに任せるね。出たほうがいいと思ったら、いつでも出てきてくれていいから」

 

【櫂】

「了解です! 共有者大作戦、開始っす!」

 

【ルア】

「それじゃあまた明日、お互い生きていたら夜に会おう」

 

【櫂】

「うす! 美少女と二人きりになれる機会なんて早々ないっすから、意地でも生き延びます!」

 

【ルア】

「あはは……それじゃあチョコミルクを飲み干しながら、夜明けをまつよ。またね」

 

 

◆◆◆一日目の夜、占い師の会話◆◆◆

 

【ユーガ】

「よーし、俺の役職は占い師だ! トビたちに何度も「お前が騙し合いなんてできるのか?」って脅されたのもあって、人狼引いたらどうしようって思ってたけど、とりあえず村側役職なら嘘つく必要はなくなったのは嬉しいな! 俺なりの素直な意見や推理を落として、村人たちに信じてもらえるように頑張ろう。……ただ初日の占い先って、いったいどこを選べばいいんだ? 俺以外に16人もいるって言ってたっけ……で、その中に人狼が4人。つまり四分の一が人狼ってことか。でも初日は何も手がかりがないんだよな~うーん。個人的にここが人狼だったら怖いなって人を選ぶってのはどうかな? 例えば前回の人狼ゲームで大活躍したジェラルドとか、ラストウルフやってたラーヒーも人狼は間違いなく強いよな。あとは口が上手そうなのはアザラシとかあかすみかなぁ。……でもある程度知ってる人たちは対話で判断できるかもしれないし。なら普段あまり話したことがなかった奴らを知るために、そういうところから占いを当てたほうがいいかもしれないな。そうしよう!」

 

【あやみ(GM)】

「占い師さん、今夜の占い先は決まった?」

 

【ユーガ】

「おう! 今日の占い先は白理にする!」

 

【あやみ(GM)】

「りょーかい。白理の占い結果は……残念、人間でしたーっ」

 

【ユーガ】

「あっちゃー。さすがに初日から狼は引けないか……でも前向きに考えたら、これで少なくとも信じられそうな人が一人見つかったってことだよな! 白理が気になったり吊りたいと思った先を意識しながら、俺も推理をしていこう!」

 

【あやみ(GM)】

「がんばってねー!」

 

 

◆◆◆一日目の夜、霊能者の会話◆◆◆

 

【美咲】

「霊能者かぁ……村側役職なのは嬉しいけど、どうせだったらキューピットであんな人とかこんな人をマッチングさせて、理想のBLカップリングを組んでみたかった……! 正直キューピットっていう役職に惹かれて今回の人狼ゲームも参加したから、恋人たちの行く末が楽しみすぎて仕方がないよ……。それに初日は霊能者はお仕事はないもんね。のんびり恋人陣営の予想でもしてみようかな? とりあえずキューピットが恋人を選ぶとしたら、やっぱり男の人と男の人になると思うんです。私ならそうします! 個人的に今一番熱いのはラーヒーさん×櫂さんの前回の人狼コンビだよ! スズさんが参加していてキューピットの役職だったとしたら、絶対この二人を選んで元狼陣営3人での勝利を目指してたんじゃないかなぁ……。あとはなんといっても外せないのはジェラルドさんとラーヒーさんの組み合わせ! 前回大会での最大のライバルが、今大会では愛し合う村人同士として降臨するなんて、神展開もいいところすぎて全BLオタクが泣くに決まっているよね。あと個人的に気になっているのはクラインさん。ちょっとミステリアスで少し影のある感じの美青年と、ユーガ君みたいな純真無垢で前向きな太陽のような青年のカップリングは、ほとんどのBL好きが一度は通る道だと思ってるんです! ああもう、想像するだけであまりにも尊くてこれじゃあ試合に身が入らないよ……! ……でも実際の所、本当にもし私にキューピットの役職が配られていたとしたら、どうしてただろう……多分そういう組み合わせは作らなかっただろうなあ……。すぐ私がキューピットだってバレそうな気もするし、なによりリアルの人たちを掛け合わせてしまうと、もし私の知らない所で恋人がいらっしゃったりしたら失礼になりそうだし、それでなくとも気まずい思いしちゃいそうだし……。やっぱりBLは妄想に留めておくべきで、実際に私が選ぶなら笑って許してくれそうなジェラルドさんと、あと一人、アザラシさんか誰かって感じかなぁ……」

 

 

◆◆◆一日目の夜、聖騎士の会話◆◆◆

 

【ソニドリ】

「やぁ、僕が聖騎士だね。狼と一対一で決闘できる可能性があるなんて、胸が高鳴るなぁ。ここぞという時に吊られに行って、まんまと狼どもを出し抜く事ができたらMVP待ったなしだね。一番確実なのは偽の聖騎士COがあるまで僕が生き延びている事かなぁ。そうしたら僕が村に本物の聖騎士である事を告発して、その人と僕の二択でその日の処刑を決めてもらえばいい。多数決で狼が吊られてくれればそれでいいし、僕が吊りに上がったら「決闘」を申し込めばいいんだしね。どちらにしても確実に狼一匹はお陀仏さ。一番最悪なのは、狼の目星がつかない序盤に僕が吊り候補に上げられる事。そうなると僕は聖騎士だって言わなきゃいけなくなるし、対抗が出なければ僕が聖騎士確定して、そのまま夜時間に狼に食われてジ・エンドだ。そんなつまらない終わり方だけは避けたいなぁ。狼どもが尻尾を見せるまでは注意深く周囲を観察して、村に紛れていようかな。怪しい人物の目星がついてからが僕のお仕事開始ってとこかな。そんな感じで頑張ってみるよ」

 

 

◆◆◆一日目の夜、見習い騎士の会話◆◆◆

 

【白理】

「ふぇええええ……!? わ、私が見習い騎士ですか!? 村の皆さんの毎晩の護衛をするなんて……よりにもよって、どうしてそんな大役に当たっちゃったんですかぁ……! ただでさえ人狼予想なんて自信ないのに、どうやって毎晩の護衛先を決めたらいいんだろう……と、とりあえず信じられそうな人を頑張って探します……! そしてその人を守ってみるしかないよね……? えええどうしよう、もし占い真贋間違えて、初日から真占い師さんの襲撃を通してしまったらごめんなさ~い! 今から謝っておきますね……本当に自信がないんです……うぅ」

 

 

◆◆◆一日目の夜、郵便屋の会話◆◆◆

 

【ホタルビ】

「ホタルビが郵便屋さんですか。なるほど。となるとホタルビが生きている限り、毎朝村に新聞が届くのですね。村人と朝刊はホタルビが守ります! 今回参加できなくなってしまったスズのかわりといっては何ですが、このホタルビ、全身全霊で村の勝利を目指し邁進いたします。人狼のみな様、覚悟していて下さい! そして見習い騎士様がGJを起こした暁には、このホタルビがセカンドシーズン1のホットなニュースを朝刊にしたためてお知らせします。騎士様がGJを起こして下されば、ホタルビは誰が本物の騎士様かを知る事ができるのです。騎士様という心強い味方と一緒に、この村を裏からお守りいたしましょう。イサリビ様、必ずホタルビは勝利を得て帰宅します。ぜひ帰ったらよくやったと頭をなでて下さいね」

 

 

◆◆◆一日目の夜、パン屋の会話◆◆◆

 

【クロム】

「な、なにぃ~~っ!? こ、この俺が……パン屋……だと? バカな……」

【レイ】

「(ププーーーッw クロムの奴、ティザームービーではあんなに殺意マシマシな描かれしてたのに、蓋を開けてみればパン屋かよw)」

【クロム】

「……という事は、俺が毎朝、せっせとパンを焼かねばならぬという事か……? しかし俺は朝はパンより白米派なのだ……。パンでは腹の足しにならんというのもあるが、大和魂が、この肉体が、あの白くつやつやとしたほっこほこの米を欲するのだから仕方あるまい! 嗚呼、一体俺はどうすればいい……」

【レイ】

「(人狼ゲーム初日に悩むところがそこなのかよ……ッ)」

【クロム】

「……はっ、ひらめいたぞ。米粉パンにするというのはどうだ?」

【レイ】

「(こっち見んなよ! 俺は喋りたくても喋れねーんだっつぅの!)」

【クロム】

「いや、駄目か……これでは俺がパン屋だと初日から白状するも当然。皆を驚かせたくば「まさかあのクロムさんがパン屋だったなんて……!?(黄色い声)」と言われるようなパンの種類をチョイスして焼く必要がある、という事だな」

【レイ】

「(……人狼ゲームってそういうゲームだったか? クロムだけ何か違うゲームしてんのか……おい?)」

【クロム】

「大和魂から最もかけ離れたパンとは何だ……ピザか……? いや違うな、あの「ぶれっくふぁあすと」なる場面によく出てくる、月のように黄金色をしたサクサクな小洒落たパン……クロワッサンだッ! ……ふっ、初日のパンはこれしかあるまい。そうと決まればまずは仕込みからだ。サックサクのクロワッサンを俺は……焼くッ!」

【レイ】

「(本当に大丈夫かよこいつ……)」

 

 

◆◆◆一日目の夜、超村人の会話◆◆◆

 

【かえる】

「いぇーい! 画面の向こうのみんな、見てるぅ~!? 私が超村人だよ~ん。いや~実にツイてるねぇ。超村人の役職がどんなものかは知ってるでしょ? 人狼王が生きている間は、私は永遠に食い殺せないんだ。これって狼から見たらかなり厄介な存在じゃなーい? 狼たちは早い段階で私を吊りたくて吊りたくてたまらないだろうねぇ。でもそうはさせないよ。こんな半無敵なパワー持っているなら、のらりくらり私は悠々自適の村人ライフを送りたいって思うのは当然でしょ? ああでも、人狼王が死ぬと私も一緒に道連れだっけ? それじゃあ人狼王以外の人狼達を先にやっつけて、最終日は私と人狼王との一騎打ちなんていう展開もロマンがあるねぇ。あと試合終了後に号外が配られてほしいから、郵便屋さんも私と一緒に生き残ってもらうってのはどぉ? 「スクープ! 超村人、人狼を駆逐し村に平和をもたらす」なんて格好よくない? 他の人たちは特に死んでも生きててもいいや。なんて、こんな事を村人が言ったら後で怒られちゃう? え~? 憎まれ蛙、世にはばかるっていうでしょ? 言わない? 長生きするために願掛けした、目立ちたがり屋のかえるのボヤきだと思って後でログ読んだ人は許しておくれ」




【システムアナウンス】

もうすぐ夜が明けます。

おいしいパンが焼きあがりました。

郵便物が村に届きました。
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