【あやみ(GM)】
「同数の為、ジェラルドさんとソニドリさんで決選投票を行うわ。決戦弁明は投票とは逆の順番でジェラルド君、ソニドリ君の順番ね。弁明後は二人を除いた全員で再投票を行い、最多票が処刑されそのまま夜を迎える形よ。よろしくね。それではジェラルド君から弁明どうぞ!」
―― 【二日目・昼】 決 戦 弁 明 ――
【ジェラルド】
「言うのが遅くなったのは悪かったけど、もう一度言っておくぜ。オレは見習い騎士だ。だから今日はソニドリを吊ってほしい。初日からこうしてみんなに処刑先に上げられて、誰からも助けが入らなかったのが人間である証明だと思ってほしいぜ! 狼や恋人達は常に徒党を組んで行動してるんだ。オレがもしどちらかだったとしたら、少なくとも一人か二人は誰かオレの事をフォローに回ってくれてたはずだぜ。それがなかったって事は、オレには味方がいないって事だろ? あと信じられる人を探してみてたけど、現段階では特にいないのが現状なんだよな……だってさっきも言ったけど、ジオリードはオレに人間判定出してるんだぜ? ジオリード真目あるとか言ってるクロムを支持したホタルビちゃんがオレに一票入れてるのってどういう事なんだよ。そしてそれを誰一人指摘しない村人も一体どうなってるんだよー! オレの目からはまだ占い真贋はついてなかったけど、クロムと同じくジオリード真目で見てるんだとしたら、やっぱりホタルビちゃんの投票はおかしいと思ってるし、ホタルビちゃんはソニドリも庇ってるんだよな。オレの目から見るとソニドリとホタルビちゃんが結託してオレに突っかかってきてるように感じる。だからホタルビちゃんが人外なら、ソニドリとジオリードと繋がってるんだろうなって今は思ってるよ。だからこそ余計、今はソニドリを吊ってほしい! 頼む! だってソニドリのやつ雑殴りしてる事は認めてるんだぜ。人外を探すためとはいえ、自分から先に村人につっかかって行ってるのはあいつの方だろ? 前回のオレは、信じられるヤツを探す人狼ゲームだった。でも今回のオレは逆だ。オレを信じてくれる人を探すゲームだ! オレが今日生きていたら、共有者を護衛するぜ」
【ソニドリ】
「ジェラルド君が見習い騎士様か……これはさすがに僕吊りになってしまってもおかしくないなぁ。それでもせっかくの機会だし、意見だけはちゃんと言っておこうか。確かに僕は雑殴りをした事は認めるけれど、でもそれは誰彼構わずに殴っていた訳ではないよ。ちゃんと気になるところをはっきりさせたくて取り上げていただけさ。僕からみて、ジェラルド君のあのタイミングでのルアル君への介入は明らかにおかしかったんだよ。何故だかわかるかい? そのつい少し前に櫂君が占い師達に「意見封殺は良くない」と話していて、それに真っ先に君が同意しているからさ。僕はあくまでも「ルアル君が狼や恋人陣営の可能性がある」という意見を言ったまでだ。それを「人外も処刑の時間が近づけば近づくほど、こうやって誰かを印象付けて吊り対象にもって行きたくなったりするかもしれない」とあたかも僕が人外であるかのような形で、意見を封殺しようとしたのはジェラルド君、君の方だよね? その時点で僕からしてみれば、君は違和感の塊さ。突っかかってしまったっておかしくはないだろう? それにあの時のルアル君の喋り方的に、なんとなく狼に利がある考え方を参考にしようとしてるのはどうしてだろう? ……と村人の一部が思ったのも事実だろう。それに対して君がすぐ、何の違和感も抱かずにフォローに入ったのが僕から見ると逆に違和感だったんだよ。一つ一つの違和感は些細なものでも、それが積みあがって行けばやがて答えは導き出されるはずさ。極めつけは見習い騎士COだ。確かに見習い騎士が初日に吊られてしまうのは、村としてはかなりの損失だろうね。だけど人狼達が真っ先に村から居なくなってほしい役職のトップ3には見習い騎士が入ると思う。占い師は既に場に出ているし、次に消えてほしいのは爆弾を抱えている共有者。そして護衛ができる見習い騎士だろうね。別の役職を口に出していたら、僕はまだジェラルド君の事を考え直すことが出来たかもしれない。でもこのタイミングで見習い騎士COなら、いっそ出なくてもよかっただろう? だってもし君が本物の騎士だった場合、万が一、投票で死んでしまったとしたら、それこそ狼達から見てこれからは夜の度に襲撃し放題になってしまうよ。本物の見習い騎士なら何も言わずに口をつぐんだまま、まだこの村には騎士がいると思わせて死んで行った方がよかったんじゃないかな? だからこそ僕は思ったよ、君は恋人陣営ではない。見習い騎士を最後にあぶり出そうとした人狼だろうってね」
―― 【二日目・昼】 決 戦 結 果 ――
ジェラルド:2票
ソニドリ:13票
最多票:ソニドリ
【あやみ(GM)】
「決戦弁明の結果、本日吊られる事になったのはソニドリさんよ!」
【ソニドリ】
「やっぱりね――なら仕方ない、出るよ。僕は聖騎士だ。「決闘」を申し込む!」
【あやみ(GM)】
「誰に決闘を申し込みますか?」
【ソニドリ】
「それはもう誰の目から見ても明らかじゃないかい? ジェラルド君、君だよ」
【ジェラルド】
「なっ……!?」
【あやみ(GM)】
「決闘を受理しましょう。……ジェラルド君は人狼だった為、即死しました。決闘の結果、ソニドリさんが勝利を手にして夜のターンへ!」
【ソニドリ】
「決戦になる前に、無理やり投票で殺し通す事もできただろうにね。僕を生かしておくなんて詰めが甘いなぁ。仕事はきっちりこなしなよ、人狼」