仮面ライダーフィクス   作:旅人0605

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少し遅れました。一応、最新話を20人ぐらいが見てくれたら書き始めるってしてるんですけどね。まあ、今回の話は妹と幼馴染編第2話の部分です。それではどうぞ。

それと、最後にアンケートを作ったので出来るだけ答えて欲しいです。これは物語の根幹に関わってくるので。


第7話裏切りのビジュアル

ワタルside

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰だ?こんな時間に」

 

自分は深夜、店の入り口の扉が叩かれている音によって目を覚ました。マスターはバイトが忙しかったからなのか、別の部屋でぐっすり眠っている。自分が店の入り口の扉を開けると、そこには銀髪と赤い目の男性が立っていた。

 

「お前が月影ワタルだな?」

「ええ、貴方は?あと今、深夜なんですけど」

「単刀直入に聞く、お前は昨日の19時頃何処に居た?」

「へ?19時っすか?確か、マスターに店の鍵の確認して欲しいって言われて帰ってきたぐらいっすかね」

「それを、証明できる人は?」

「あの、これ何の尋問っすか?」

 

自分が言うと、男性は警戒心を少し緩めると言った。

 

 

「対憑从影専用殲滅部隊第3支部隊長、三途川ナギだ」

「え、殲滅部隊?一体何のようで──」

「昨日のニュースは見たか?」

「ニュースっすか?いや、店に戻ってからは飯作って風呂入ったら、すぐ寝る準備してたので」

「昨日、うちの支部じゃねえが、殲滅部隊の隊員が死んだ」

「えーと⋯」

「死んだのはマキが居る第4支部の比嘉だ、知ってるだろ?」

「ッ!?比嘉さんが!?」

 

比嘉さんが死んだ?いや、自分は昨日の夕方の18時ぐらい辺りに会って話してた筈だ。ってことは、俺と話した後に何かあったのか?

 

 

「先刻の事をもう一度聞く、証明できる人は?」

「⋯⋯今寝てる家のマスターですけど」

 

今のところ、マスターは起きる気配が無い、まあ深夜だからそれはしょうがない、でも

 

「何で…比嘉さんが」

「一応詳しく聞きたい話もある、この店のマスターも含めてだが、明日殲滅部隊に来い」

「りょ、了解です」

 

そう言うと、三途川ナギという人は店から出て行った。俺は少し考える誰が比嘉さんを殺したのか、俺は自分の携帯から先日のニュースを調べた。

 

「”頭部を激しく損傷した”憑从影が関係してんのは確かだな」

 

自分は比嘉さんの階級は知らない。だけど、マキ経由で戦闘技術もかなり高いのは知っていた。なら、憑从影の階級は何だ?下級や中級はあり得ない。マキは中級、そのマキが強いって言ってたって事は少なく見積もって上級、もしくは災害級やCalamityの可能性だってある。

 

「Unkown、は流石に無いか……最悪あれを使ってみるか?」

 

自分は店の隅に置いてある段ボールからビルドドライバーを取り出した。

 

「どう使うかだけでも確かめておくか」

 

ラビットフルボトルを懐から取り出すとビルドドライバーに装填した。

 

ラビット!

 

「フルボトルを認識する力があるって事は、やっぱり科学的には説明出来なさそうだな」

 

その後、持っていた全てのフルボトルをビルドドライバーに装填してみたが、ラビットフルボトル同様に、識別音声が鳴るだけだった。

 

「キャップには『R/T』って書かれてるけど、Rは兎、Tは何だ?」

 

 

その後、自分はビルドドライバーを色々試している内に朝を迎えたのだった。

自分が起きた時には既に10時を回っていた。

 

「ドライバーを調べる為とはいえ、流石に寝過ぎたな…マスターは、もうバイト行っちまってるか」

 

自分はビルドドライバーを懐に入れると、殲滅部隊の支部へと店を後にするのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタルside─終了─

_______________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マスターか?」

 

ワタルの携帯が鳴っており、マスターからの電話だった。

 

 

「もしもし、マスターどうした?」

よお…久しぶり、でもねえか

「ッ!?スターク!何でお前がマスターの携帯で」

さて、何でかな?

「巫山戯んなッ!!マスターはどうした、無事なのか!?」

お前が俺の指示に従う限りは無事だよ

「何が目的だ」

これからお前には和光樹林公園に行ってもらう

「は?何で」

もし来てくれたらお前に良い物をやるよ、少し早いが誕生日プレゼントだ

「何言ってやがる!」

今日の17時までには来い、じゃあな

 

 

スタークからの電話が切れるとラビットフルボトルを振り、駅の方へと走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何やってるのワタル」

「マキか⋯マキも駅に用事か?」

 

ワタルは和光樹林公園に移動中にマキと遭遇した。フルボトルを振りながら走っていた様子を見て呼び止めたようだ。

 

 

「ワタルこそ何でボトル振りながら走ってるの?」

「本当は殲滅部隊に行く筈だったんだが、スタークから脅迫の電話が来た。マスターの安否が不明なんだよ」

「そんな!?ブラッドスタークがマスターを?」

「自分はこれからスタークに言われた場所に行くんだがマキは?」

「マキは相棒の高階さんから協力要請が入ってこれから和光樹林公園に」

「なっ!?マキも和光樹林公園なのか?」

「ってことはワタルも?」

 

ワタルはマキとお互い同じ目的地だと言うことが分かり、同行する事になった。

 

 

「なあマキ、ちょっと話しておきたいことが有るんだけどいいか?」

「どうしたの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあ⋯はあ⋯!高階さん、お待たせしました!」

「ごめんマキちゃん。急に呼び出しちゃって」

 

それからある程度時間が経つとマキは和光樹林公園へと辿り着き、物陰に隠れている高階と合流していた。

 

 

「いえ、それで憑从影はどこにいますか?」

「ひっ!あそこに」

 

高階が向いている方向には巨大な口を持つ憑从影、両腕が黒い蟹の鋏のようになっている憑从影、黒い鎌を背負っている赤髪の角を生やした憑从影がそれぞれ人を襲い、脳を喰らっていた。

 

 

「人が⋯襲われてる!!助けなきゃ!!」

「僕は大型2体をやります!マキちゃんは女の憑从影を任せても良いですか?」

「分かりました!異能力⋯朧──がはああっ!!!」

 

マキは後ろから強い衝撃が走り、倒れてしまう。そして、マキが後ろを向くと高階に何かをされたのがわかった。

 

「ガハッ!!ガハッ!!た、高階⋯さん⋯?どう⋯して⋯?」

 

その質問には、先ほどの赤髪の鎌を持った女の憑从影が答えた。

 

「うふふ、あんた、上手くやったじゃない」

 

「え⋯?ど、どういう⋯こと⋯?」

 

「彼はそっちに送り込んだ私たちのスパイよ」

 

「スパイ⋯?う、うそ⋯」

 

それを聞いた高階は狂気に満ちたような笑顔で言った。

 

「危険因子を滅ぼす為のねぇ〜」

「ぐっ⋯!!まさか、」

 

「あら?私たちと戦うつもり?あんたに背負えるとでも思ってるの?」

「背負う⋯?」

「呆れた、知らないなんて」

 

気づけば先程の女の憑从影はマキのすぐ後ろに居て、鎌を振り下ろそうとしていた。

 

(は、速い⋯!!でも──)

 

「私たちに敵対した自分を恨みなさい、脳を真っ二つにしてあげるわ!!はああ──」

 

『フルボトル!スマッシュアタック!ロック!

 

その瞬間、女憑从影の持っていた鎌に金色の鎖のような物が巻き付いて動きが封じられる。

 

「なっ!?何だこれは!!ッ!?」

 

そして、女憑从影は何者かに殴られたように吹っ飛んで行った。それを見て、高階は困惑したような表情で言った。

 

「一体何が起きてるんだ!?」

「後ろだよバーカ」

 

その言葉で後ろを振り向こうとする高階よりも先に何かが高階を蹴り飛ばしてマキから離れさせた。そしてそれは姿を現した。

 

「大丈夫か?マキ。やっぱり俺の予想は当たってたな」

「信じたくなかったけどね」

 

すると、マキも先程のダメージが無かったかのように立ち上がり、ワタルに言った。

 

「もう少し早く助けてくれても良かったんじゃない?」

「見極める時間も必要だったんだよ、まあ先刻の言葉で確信に変わったがな」

 

「一体何を言って」

 

「単純な話だよ、俺もマキも此処に来た時点でアンタを疑ってたんだよ」

「ええ、マキは最後まで全てを信じてた訳じゃありませんでしたけどね」

 

 

 

 

 

 

 

──数刻前──

 

 

 

 

 

 

 

「なあマキ、ちょっと話しておきたいことが有るんだけどいいか?」

「どうしたの?」

「今回、比嘉さんが殺された件は知ってるよな?」

「う⋯うん、実は」

 

マキは先日、比嘉さんが殺される寸前に着信があった事を聞いた。

 

「スタークは和光樹林公園で待ってるって言ってた、そして高階はマキに和光樹林公園で憑从影の被害が出てるって言ってた、これ本当に偶然か?」

「高階さんが人を襲ってるって言ってる憑从影がブラッドスタークの可能性は?」

「その可能性もあるが、俺には別の推測が頭を通っていて仕方がない」

「推測?」

「ああ、高階さんが憑从影の可能性だ」

「なっ!?」

 

ワタルは前から気になっていたことがあると言い、マキに質問した。

 

 

「憑从影と憑影の明確な違いって何なんだ?」

「違い?それは憑从影は悪霊の思想が色濃く受け継がれてて、憑影は──」

「そうじゃない!もし、憑从影が憑影を騙っていた場合の見分けかたは?」

「それは…」

 

ワタルが思う限り、正確に憑影と憑从影を見分ける方法は無いと思っている。現在、マキが答えられないのがそれだと思ったからだ。

 

 

「まあ、間違ってたら高階さんには謝る」

「でも、どうやって?」

「マキ、背中こちらに向けろ」

「え?わかった」

 

マキが後ろを向くと、ワタルはスマッシュスチームガンをバフモードにして、ダイヤモンドフルボトルを装填した。

 

『フルボトル!スマッシュバフ!ダイヤモンド!

 

「まあ、痛いの一瞬だよ」

「え?それってどういう⋯ッ!?」

 

ワタルはマキの背中にそれを撃ち込むと水色の粒子がマキの背中に纏う。

 

「痛いじゃないですか!?」

「仕方ないだろ、でもこれで防御は大丈夫」

「ちょっと待って、マキに何させる気ですか!?」

「ちょっと、背中にこれ貼って貰っていい?」

「これ何ですか?輸血パック?」

「中身は血糊、相手が不意打ちするとしたら100%背中からだ」

「ってことはマキは」

「囮を頼んだ。危なくなったら助けるから」

「まあ、何もないのに越したことはないけど」

 

 

_______________________

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、一人増えたところで君達は僕らに勝てないよぉ!!でもどうして分かったのかな?僕が君達の天敵、憑从影だって!!」

 

ワタルとマキは背中合わせになり、ワタルはスマッシュスチームガンを向けて、マキは手をかざした。

 

「先刻言ってたよな?アンタ」

 

『僕は大型2体をやります!マキちゃんは女の憑从影を任せても良いですか?』

 

「言ったけどそれが?」

 

「元々、ここに居る憑从影は合計3人、大型2人を倒せるんなら何でマキが来る前に倒さない、倒せるぐらいの実力があるんならどうして襲われてた人達を見殺しにしたってことだろ?」

「ワタルには少し近くで隠れてもらってました」

 

「隠れてた?隠密系の異能力かい?」

 

高階が煽るように言うが、ワタルは懐から薄紫色のフルボトルに似た小瓶を取り出した。

 

「この知り合い命名の”ロストボトル”で姿を隠したんだよ、このカメレオンのボトルでな」

 

「驚いたな、僕を見抜いたのが2人も居た何て」

 

「何?」

「2人ってワタル以外にも」

 

そして笑いながら高階は言った。

 

「昨日キミの家から帰ってたらさぁ、比嘉先輩にバレちゃって!!」

 

「えっ!!?」

「っ!?」

 

「だから⋯ころしちゃった!!

だって比嘉先輩キミの家に向かってたし、途中で電話までしようとしてたからさぁ!!」

 

「た、高階さんが比嘉先輩を?」

「⋯⋯何笑ってやがる」

 

「ぎゃははッ!!僕が勝てるワケないじゃ~ん!!

リンネ様だよ!!

だってキミにバレたら今日の計画台無しになっちゃうでしょ〜!!?

あ、それとは別にもう一体も始末していただいたっけ?」

「ははっ、娘を守って死んだあの母親か」

 

「リンネ?」

「誰⋯ですか?」

 

 

「ん〜誰だっけなぁ、三途川⋯ん〜」

 

「え⋯そ、それって⋯」

「三途川って」

 

ワタルは今日の深夜に現れた銀髪の白衣を着た男性を思い出す。

 

「忘れちゃった!!!」

 

「ハカちゃんの⋯お母さん⋯」

「あの人の家族か…」

 

「んん〜?誰それ!?知〜らないッ!!」

 

(ハカちゃんが⋯泣いてる⋯苦しんでる⋯)

(ああ、久しぶりだな⋯こんなにキレたのは)

 

「マキが敵取りますね⋯」

「慈悲は無しだ、憑从影は全員ぶっ潰すッ!!」

 

ワタルはフィクススパナボトルをスチームガンに装填し、マキは異能力を発動する。

 

『fix spanner』

 

「異能力⋯『朧火』!!」

「再生ッ!!」

 

『spanner in fix all clear』

 

マキは火炎を纏うと、巨大な人型の憑从影を燃やし尽くした。

 

「グハアアアアアーーーッ!!!」

「ガウナヴ!!」

 

女憑从影はマキが出した火炎に燃やされている憑从影に叫ぶが、返事は無かった。

 

(こ、この小娘!!ガウナヴを一撃で⋯!!)

「お前の相手はこちらだぞ?お嬢さん?」

 

『スマッシュフィニッシュ!!』

 

ワタルはフィクススパナボトルが装填されたまま引き金を引き、緑色のエネルギー弾が女憑从影の腕を撃ち落とした。

 

「ガハァッ!!何だこの一撃は!?」

「自分がこの世で一番嫌っている奴らを殺す力だよ」

 

『フルボトル!スマッシュアタック!ロック!

 

ワタルはロックフルボトルを再度装填し、女憑从影を拘束した。

 

「また先程の珍妙なッ!!」

「お前に止めを刺すのは俺じゃない」

 

「私の異能力は⋯寒さ、冷たさへの耐性を失う代わりに3種の炎を扱うことが出来る、もう⋯許しません!」

「あ゙!?」

 

「火焔時雨!!」

 

その声と共に、女憑从影の近くにいた蟹爪のような両腕を持っていた憑从影が炎の矢に貫かれた。

 

「グガアアアアアーーーッ!!!」

 

「1つは火炎、マグマの物理炎」

 

「ググル!!!」

(こ、こいつら⋯強い⋯ッ!!!?)

 

ワタルは片腕の無くなった女憑从影の首にヘッドロックを決めて死なない程度に締め上げる。

 

「さて、お前の番がやってきたぞ?」

「もう1つは⋯」

 

「ぐっ!!!」

 

「黒焔幻葬!!」

 

そのマキの声と共にワタル諸共、女憑从影に黒い炎が纏い始める。

 

「ぐああああーー!!!な、何だ!!?視界が!!!」

 

「私がイメージした幻影に溺れる黒炎です」

「まあ、自分には効かないがな」

 

「や、やめろ!!私の脳を喰らうなああっ!!」

 

「マキ、止めだ」

「はい、そして朧火は、この合図と共に破裂します”爆ぜろ”」

 

その言葉と共に女憑从影が纏っていた黒炎が更に強くなり、包み込んだ。

 

「ぐぎゃああああーーーーーッ!!!」

 

その叫び声があった場所にはもう憑从影の姿は影も形も無かった。

 

 

「黒炎に火炎⋯?それに何だ、そのふざけた技名は!!」

 

「言われてるぞ厨二病」

「私、厨二病ですから」

 

「ぐっ!!け、幻影以外の炎も⋯隠し持っていたのか!!!それに何なんだお前は」

 

「新人に手の内を見せるほどバカじゃありません」

「そう言えば、比嘉さんとマキ以外の前じゃ、フィクスになったこと無かったな」

 

マキの纏っていた炎は鮮やかな青色へと変わる。ワタルはタカフルボトルを振り始める。

 

「なん⋯だと⋯!!?青い⋯炎⋯!!?」

 

「高階さん⋯犯した罪を、償う時間です」

「安心しろよ、次に目覚めたときには地獄にいるだけだ」

 

 




ロストボトル

・コブラ   ・???
・???   ・???
・カメレオン ・???
・???   ・???
・???   ・???

マキは生存させた方がいい?

  • お願いします
  • いや、原作通りの方が良い
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