復讐者と探索者と挑戦者   作:遠山tsun

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先に言っておく!今回はカオスだ!


~混沌者(天丼者)~

また週が明けた月曜の放課後。僕と穂香は個々の能力を高めるため、中庭から少し離れた所で《焔牙模擬戦(ブレイズプラクティス)》をすることにした。

 

「「《焔牙》!!」」

 

《力ある言葉》を二人して口にし、僕は鞘付きの《大太刀》を、穂香は《短剣(ダガー)》をそれぞれの手に具現化する。穂香が腰の位置に《短剣》を構えたのを見て、僕も鞘を抜き、焔散させる。

 

そんなとき。

 

「ねぇ災禍。鞘って一応《焔牙》なんだよね?」

「うん。僕が《超えし者(イクシード)》になったときに出たと思われるものだよ。」

「じゃあ何で消すの?」

「いや、だって鞘で殴るのもあれだし、《大太刀》で斬った方が威力高いと思うから。」

「ふぅ~ん。何か意味あると思うんだけどなぁ……。」

「それは同感。まぁいいや、始めようか!」

「それもそうだね!」

 

僕は《大太刀》を下段に構え、最初は左切り上げで行こうと決めて、飛び出した。

穂香は、僕の太刀筋を呼んで、それを紙一重で避けて、《短剣》を逆袈裟(僕から見れば袈裟)の向きで振り降ろした。

 

「甘い!」

 

《大太刀》を右手で思い切り引いて、丁度刃が《短剣》とぶつかるようにした。案の定、キィン!と甲高い音を響かせ、《大太刀》と《短剣》が小さな火花を散らしながら斬り結んだ。

 

「ぬぬぬ……!」

 

常人なら反動で《短剣》を手放すだろうが、そこは流石《超えし者》。寧ろ押し込んできた。が、それを易々と許す僕ではない。同じく押し込み、いわゆるつばぜり合いの状態になった。

 

「はぁあ……!」

 

同じ《Ⅰ(レベルワン)》ともあり、均衡状態が続く

 

このままじゃ拉致があかない。こうなったら、無理にでも押し込んで見せる!

 

と力を込めるため大きく息を吸い込んだその時、穂香の女の子らしい甘い匂いと、汗が混ざって更に色っぽいスメルが鼻から入り、ドキンと胸がなった。

 

「!隙あり!」

「あ、しまっ――」

 

その匂いに一瞬呆然としてしまい、力が抜けた瞬間、穂香に押し切られて僕は地面に仰向けで倒れた。

 

「急にどうしたの災禍。勝負中に手を抜くなんて駄目だよ?」

「あ、いや、その……あはは。」

「?」

 

穂香の匂いを胸一杯に嗅いでしまったから、これだけで僕は素敵な銀色の柵に囲まれた部屋へと行けるだろう。だから、そんなことをおくびにも出すものかと思った結果、誤魔化すしかなかった。……いいね?このことは、お兄さんとの約束だぞ?絶対言うなよ?黒鉄宮に行くのは嫌だっとこれは違うやつや。

 

「汗かいたから、風呂に入ろう?」

「そうしよっか。」

 

そして、探られないうちに話を切り替える。僕の危機管理能力、進化してる……!

 

何故か分からないが、僕は拳を握っていた。

 

――――――

 

《新刃戦(しんじんせん)》まであと四日となった火曜日――二時限目の授業である、内容は英語!大っ嫌いだ!!

 

「――――、――――。」

 

もはやうさ先生の英語の聞き取りを僕の脳は拒否している。仕方ないね、英語だもんね!

 

「――。……とまぁ、今回はここまで。《新刃戦》のこととか、質問あるなら今のうちだよ~?」

「あ、はい、先生。」

「なになに、九重君。」

 

どうやら授業は終わったようだ。質問タイムに入ったらしい。そこで、九重は真っ先に手をあげた。

 

「《新刃戦》って英語でなんて言うんですか?」

 

何ともまぁどうでもいい知識!妥当に考えたら――――。

 

僕は、そのうち考えるのをやめた。

 

どうでもいいや!うさ先生の答えを聞こう!そう思い立ち、うさ先生を見ると……

 

「そうだね~…にゅ、ニュー…ブレ、ブレイド……?」

 

腕を組んで思いっきり悩んでいたぁ……。

 

段々教室の空気が危うくなってきたとき、うさ先生は腕を組むのをやめた。つまり!

 

うさ先生は……考えるのをやめた。(気付いた?今回のテーマは天丼なんだよ!ネタがn(斬龍災禍はログアウト《し直した!》)危なかった……色々と。

 

「分かんないから、その質問パス!」←うさ先生

「それでいいんですか!?」←透流

「いいんです!」←うさ先生

「それでも先生で?」←クラスの誰か

「いいんです!」←うさ先生

「授業で寝ても?」←僕

「駄目だね!」←うさ先生

「「くそぉう!」」←僕(と透流)

 

乗らなかったかぁ……!クラスの誰かのには乗ったというのに!

 

「なんでや!何で災禍はんのには乗らんかったんや!」

「駄目だから駄目って言っただけなのに!?」

「悪いね!」

「聞いてないよ!?あぁもうとりあえず今回は終了!また後でね!」

 

このクラス、出来る(確信)。うさ先生は足早に去っていった。

 

そして、僕の心は晴れ渡っていた。

 

――――




スパンが空いてしまってすみません!遠山tsunです。理由は三月二十六日発売の『ソード・アート・オンライン』のロスト・ソングをしていt(もうやめるんだ!!*訳、これ以上罪をさらけ出すのはやめるんだ)おっと失礼。
さて、今回はある希望二より例のジョジョネタをぶちこみました。それも二回!天丼ですよ天丼!美味しいですよね!……え?違うそうじゃない?さいですか……。
とまぁおふざけはここまでにして、次回予告。
次回は……グロ以外のR-15要素を含むから紳士の皆、頑張れ!!
それでは、じゃあの!!
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