ダンまち世界に闇の福音に転生して人類を導くのは間違っているだろうか 作:魔法少女(偽)
ホログラムを起動してはじめに出てきたのはヒューマンの男女だった
男の方は軽鎧を身につけ長槍を携えた青年で女の方は プレートアーマーを身に付け剣を携えた騎士風の女性だ
二人とも第一級冒険者で当時は幹部を務めるほどの実力者だし青年の方は面倒見が良いので今回は丁度いい相手だ。
女性の方はちょっと頭が固いところがあるが指導経験はあるので相手としてはいい方だ。ただ少しスパルタ気質なのでやり過ぎないか心配ではある
「おぉ、団長じゃねぇか。何年振りだ?」
「お久しぶりです、雪姫殿」
「大体800年ぐらいだなクー。それにアルも久しいな。二人とも今日は頼んだぞ」
二人とも某運命に出てくる英雄達に似ているがナギ達同様酷似しているだけの別人だ。名前もクー・ホリンとアル・トゥ・リアと微妙に似ていてパチモンっぽい感じはするが実力は本物と同等だ
「あれ?何か二人の名前をお祖父ちゃんから聞いたことがあるような。確かヘスティア・ファミリア一の呪詛武器の使い手と最強の騎士って」
「呪詛武器って……まぁ魔槍だから間違っちゃいねぇがそりゃ多分俺の事だろうな」
「わ、私は騎士ではなく冒険者です!それに時間は有限ですので早くやりましょう」
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「《炎よ集いて爆ぜろ》“ファイアボール”!」
「《氷の精霊よ、我が槍となりて敵を穿て》“アイスランス”!てやぁ!」ズガガガ
「フッ!せやっ!とりゃ!」
ベルの相手はクーが務め、魔法と短刀を駆使して攻めるがクーは槍で魔法を捌き短刀の攻撃は躱したり槍で弾いたりしているので攻撃は一切当たっていない
「いいぞ、坊主。攻めて相手に何もさせないのも一つの作戦だ。だが格上が相手だとそれも隙になるぞ──こんな風にな」
「えっ…うわぁ?!」
ベルは短刀で斬りかかることに夢中になりすぎてクーの動きに反応出来ず足を引っ掛けられ、槍を突きつけられてしまった
「大人気ないないんていうなよ?お前がなろうとしているのはそういう世界だからな。こういう事も覚えて駆け引きをしていかなきゃ生き残れないんだからな。人からも、モンスターからもな」
「……はいっ!」
「おしっ、いい返事だ。続けるぞ“ベル”」
「〜〜っ!お願いします、クーさん!」
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一方でリリルカの方は斬り合いをしながらもアルから指導を受けていた
「槍の利点は“突き”と“リーチの長さ”です。なので剣や刀、短刀などの相手をしている時に間合いを確保して戦えます」
「そんなこと…わかってます!」
「ええ、貴女は武器の特性をしっかりと理解しています。雪姫殿から教わったのでしょう。ですが貴女のそれは長い棒で突ついているのと変わらない。ステイタスは言い訳にしかなりません。貴女には技術が足りない──槍とはこう扱うのです」
パシッ、クルッ、ヒュッ
「……ッ!がはっ!?ゴホッゴホッ」
「得物をすぐに手放すようではまだまだですね」
「ゴホッ...ヴ...あなたの武器は、ゲホッゴホッ剣のゴホッ...はずでは…」
「冒険者足るものある程度の武器を扱えなければいけません。私は剣の他にも大剣、槍、弓、魔法が扱えます」
「バケモノです……ねっ!」
「失礼な。ヘスティア・ファミリアには魔力を全部使う代わりに一矢でバロールを倒したりどの階層でもモンスターを一撃で倒したりするものや短文詠唱で地形が変わるほどの魔法を使う者もいたんですよ」
「…もう滅茶苦茶です」
「えぇとても滅茶苦茶な方達でしたがそれと同時にとても仲間思いな方達でしたよ。さぁ、休憩は終わりです。続きをやりますよ」
「やってやりますよ。そしていつか貴女達を越してみせます」
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クーやアルに戦いのイロハを教えてもらったベルとリリルカだが流石に攻撃を当てることは出来ず一日が終わりそれ以降も色々な元ヘスティア・ファミリア眷属達に教えられ遂に攻撃を当てることが出来、偉業達成することが出来た
ベルはその純粋さから過去の幹部達から教えられたことを吸収していき、自分の戦闘スタイルを確立して達成した
リリルカは1番はじめにあたったアルに刺激されたのか魔法も発現し槍一本でやっていたのを武器種を増やしスキルの“異空倉庫”を活かし武器を投合した瞬間に新しい武器を出して接近戦か魔法を使うなどをして変則的な戦闘スタイルで勝利をもぎとった
かくしてベルとリリルカはレベル2となり冒険者登録をしていないにも関わらずランクアップを果たした