グルメ界で、鹿でしかない   作:トリコ世界の料理食べたい

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視界の端には鹿がいる

逃  げ  ら  れ  ま  し  た。 

 

100年に一度の、肉料理”ニュース”の熟成。

それに乗じて、ニュースとか言う大柄なブルーニトロがやってきて、15回ぐらい殺したのはいいのだが肉料理”ニュース”は全て持ち逃げされてしまった。

 

どうやらもう一体ブルーニトロがいたようで、大柄ブルーニトロが戦っている際に『裏のチャンネル』を使って高速かつ距離短縮を用いて調理していたようだ。

さすがはブルーニトロ。

 

敵ながら戦闘・調理・計画含めあっぱれと言わざるを得ない。

配下だった猛獣たちも大分殺されてしまった。あのマントルショット喰らうと私でも大分痛いんだが⁇

 

今回はあれだな。猛獣の位置配備を間違えたか。

もう少し肉料理”ニュース”があった”慈王の洞”においておけばよかったかも。

次は滅殺してやる…‼︎

 

とはいえうまくいった部分もある。

 

「カロロロ…」

「グルルル…!」

 

食欲の悪魔、ニトロ。

外来種であるブルーニトロとは違う、レッドニトロである。たまーに肉料理”ニュース”を狙いにやってきているのとかもいるが、そちらはブルーニトロの奴隷や八王にも喧嘩売るような戦闘狂だ。

そいつらとは違い、今回”食域の森”に招き入れたのは在野にいたレッドニトロ。

 

原作に出てきたカカとかとは違い、喋る機能はないみたいでブルーニトロによって色々()()()()らしく、私に協力したいと申し出てきたので森に受け入れたわけ。

ブルーニトロ戦いの中でも大分活躍してくれたので、君たちの今後に期待だぜ。

 

ちなみにいつもは”食域の森”総出で戦うことはほとんどない。

エリア5を荒らす食欲の悪魔だとか、肉料理”ニュース”を狙う奴がいたらいつもは争い合っている”食域の森”の猛獣が牙を剥く。

たまにあるけど基本は彼らが袋叩きにしてくれるので、私は基本手出しせず、最後に出てくる。

ゲームで取り巻き倒したら最後に出てくる魔王のロールプレイみたいで割と楽しい。

 

さて、話は変わるのだが八王っていうのを説明しよう。

この地球はグルメ界と人間界で分かれており、グルメ界は8つに分かれており、1〜8にナンバリングされている。

そして私がエリア5の八王というわけ。

 

みなさん、税金払ってくだちい。

何ッ、納税しない?オラッ、『裏のチャンネル』4000倍速‼︎

 

なんてことがマジでできる立場なのだ。

私偉いのですぞ。崇め奉ってください。

 

そしてここ、エリア5は四つの大陸に囲まれている。

このエリア5は地球の最南に位置する大陸で、北北東に人間界。西に一つ、東に一つ、北に一つ大陸がある。

 

西にあるのは面積世界2位の大陸であり、巨大生物がいる中で猿が全てを支配している猿の大陸、別名『モンキーレストラン』と呼ばれるエリア7。

統べる八王は猿王バンビーノ*1。バンビーナとイチャコラしながら踊りまくっている、イタズラもので愛妻家の猿山の王。

あとビーム撃てる。

 

エリア7にある地球のフルコースはスープ”ペア”。猿王のキンタマである。

 

本来は地球から流れ出す泉だったのに、猿王の先祖が()()()()()()()()()ので彼らの種族のキンタマがフルコースになった。

…いや、意味がわからん。そもそも、星から湧き出る源泉飲み干すって何よ。

 

東にあるのは栄養満点の海に満ちた三つの島で構成された、グルメ界の海の”旨み”のユートピアでありながらも、直径3000kmほどのサイズの隕石が消失する危険地帯、エリア6。

 

統べる八王は鯨王ムーン*2。光速で動くことができる星の魚”アナザ”を捕食しようとし、そればかりか胃袋が『魂の世界』に直結しているとかいう化け物、大食感、大食いやろう。

あとビーム撃てる。

 

ある地球のフルコースは魚料理”アナザ”。海の旨みを生む魚なんだけど、ムーンから逃げるために光速を超えて、それでも逃げられなかったので『裏の世界』に逃げてきたとか言う可哀想な奴らだ。

 

鯨王ムーンの吸い込みはブラックホール級なので、光速でも逃げられない。

こっちも理解が追いつかない。

私なんて時間加速と時間遅延、移動時間超短縮による擬似ワープくらいしかできないんだぞ!

 

原作でも八王はほぼ全員がビームを撃てていた。やはりビーム撃てるようにならないと、八王として不適格か…。

今度練習しよっと。

 

猿王バンビーノに関してはほぼ困っていない。

戦うのが好きなのだが、基本エリア7から出てこない猿山の王。おそらく奥さんであるバンビーナとイチャイチャしているのだろう。

チャ○ピーと化した肉料理”ニュース”に聞いたら、『肯定』と返ってきた。

…っけ、リア充が。嫉妬なんかしてないもん。

 

たまーに暇つぶしのつもりなのか『水切り山』が二つが飛んでくるのを見て、奥さんと一緒に仲良く遊んでいるんだろうなー、と思っている。

べ、別に寂しくねーし。部下いるし…。

 

逆に面倒臭いのが鯨王ムーンだ。

なんとエリア5の諸島を文字通り()()()()()

 

そりゃあもうムシャムシャですよ。

さすがグルメ界、”プリン島”とか”島ガニ”、”ほっかほっか島”なんてのも居るのだが、それらが全部食われていく。

流石に見過ごせないので発見次第向かい”食域の森”の皆んなとともに戦うのだが、私諸共食べようとしてくるので超大変な相手だ。

 

初めて戦った時は、転生して初めて死ぬかと思いました。はい。

この経験からレッドニトロや先代鹿王の時の猛獣などを引き入れ、”食域の森”の戦力向上を目指しいったのだ。それまではブルーニトロの撃退にも全力を出さず、少しずつ強くなろうとしていたので、逆にいい経験だったのかも。

…いや、プラスマイナスで収支マイナスだわ。

 

今までなんとか撃退し続けているけど、ブルーニトロより戦いたくない存在。

 

で、さらにクソな相手が一体いる。

 

それが居る大陸は北。

世界最大の面積を誇り、『世界一の美しさ』とさえ形容される『グルメの園』と、通常の20万倍のスピードで時間が進む『老いの洞穴』があるエリア4。

 

エリア4にある地球のフルコースはデザート”アース”。『グルメの園』にあり、地球上のすべての甘味を凝縮して育つ花。

世界一のエネルギー源を誇る、最高峰の食品。

 

この大陸を統べるのは『全ての蛇の母』と呼ばれる種。

最長個体は地球を一周し、速度は最速で光速を超え、人間界でたまに見れたとしても胴体を見れるかどうかと呼ばれる蛇、『マザースネーク』。

 

その最強個体にして頂点。

お気に入りである『グルメの園』を汚されることを最も嫌い、美しいものが好きな、嫉妬深さと母のごとき寛大さと言う矛盾を併せ持つ母なる最強の蛇。

 

蛇王マザースネーク。個体名、ティアマト。

 

たまにエリア5にやってきて、空を荒らしまくる害悪蛇である。

 

 

 「シャアアアアアアアァァァァァァァ‼︎」

 

 

コンニャロめ、お前が通った跡に竜巻残るから生態系やばいことになんだよ!

しかも全然消えねえし!お前を撃退したあと毎回毎回竜巻消すために『裏のチャンネル』で40000倍速してんのに、消去作業に3日経ったし、それでも消えないのあるし!

 

おFu○kですわ‼︎

 

”食域の森”のみんなもブルーニトロとの戦闘でケガしてるしさ、私がやるしかねーじゃん、もー!

 

オラ、『裏のチャンネル』、1億倍速‼︎

さっさとエリア4に帰りやがれ、このヘビめ‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーさて、お前たち。グルメ界には多数の異常地帯が存在していることは知っているだろう?

レーザー光線が降る平原、重力が異常な山、隕石が消える海に、突如として砂漠になる森、20万倍で時間が進む洞穴、雲でできた大陸などだ。

 

そのうちの一つ。

グルメ界における”竜巻”を説明しておこう。

 

エリア4や人間界とグルメ界の境目にてよく見かけることができるのだが、これはエリア4の八王、蛇王マザースネーク*3が移動した跡で、『マザートルネード』なんてグルメ界の住人たちは呼称している。

 

その中でも一際大きいのがエリア6とエリア5にある竜巻だ。

八王同士で暴れすぎたのか、積乱雲を超え、『積帝雲』なんて呼ばれている。できてから1000年経っても残り続けている脅威の異常現象さ。

 

 

ーーーあぁ、二狼の言う通り、その中にも当然美食は存在している。

古代文明の遺跡があるなんて噂もあるさ。だが、行くとしたらしっかり準備しておきなさい。

 

 

ーーーあそこはまさに、地獄の中の地獄、とも言える場所だからな。

 

 

 

 

 

*1
種族名:キンタマントヒヒ 捕獲レベル:6000

補足:捕獲レベルは低いがそれは強さではなく、難易度の話であり、作中では捕獲レベルも変動する。時間操作や光速移動、存在抹消や真空を生み出す八王がいる中で、猿王は純粋な身体能力で八王となっている。化け物。

*2
種族名:ブラックホールホエール 捕獲レベル6600

*3
原作において、確定で蛇王と烏王のみ種族名で呼ばれている理由として、本作では2体のみ途中で個体名が失伝していると推察する。そのためオリ主はわかっており、他陣営である人間やブルーニトロは知らない、と言う設定で今作は行います




鯨王ムーン「ムシャムシャ」

猿王バンビーノ「イチャイチャ」

蛇王ティアマト「イライラ」

鹿王スカイディア「んもー( *`ω´) 、テメエらぶっ殺す」


ちなみにどちらも本気で戦闘したのでエリア6における『積帝雲』の内部は重力が乱れ、エリア5の『積帝雲』の内部は時間が乱れてます。
地獄〜。
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