一刀がいなくなった世界の乙女たち ―― 魏国再臨 前日譚 ――   作:無月

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単純馬鹿と苦労する者 【蒲公英視点】

「星姉様の馬鹿ー・・・・

 なんでよりによってたんぽぽに、こんなめんどくさいこと頼むのかなー」

 多分今頃、魏からこっちに戻ってくる道中にいるだろう星姉様に文句を言いながら、朱里ちゃんたちに行った報告書とは別に来た手紙を見直して、机に突っ伏した。

 

『この書簡が来た時点でお前のことだから、どの件かは察しが付くだろう。

 わからなかったら詠に聞くか、情報を集めて自分で察せ。ただし、朱里たちには聞くな。

 この手紙の内容についても、適当にぼかしておくように。

 魏でうまいメンマの店を見つけた、自慢話をされたとでもでっち上げておいてくれ。

 蒲公英、お前に頼みたいことは一つだけだ。

 もしあの(馬鹿)が馬騰殿の一件で朱里たちに乗せられそうになり、馬鹿なことを実行する前に止めてもらいたい。あるいは(馬鹿)が馬鹿なことを実行に移しかけたら止めることが、今蜀の地に居るお前にしてもらいたいことだ。

 こちらの焔耶(馬鹿)を止めきれなかった私が言うのもおかしいが、魏の都にて起きた一件にて、あの焔耶(馬鹿)は魏の軍師の中で最も怒らせてはいけない者に火をつけてしまった。まぁ、私が本当に恐ろしいのはあいつよりも、その後ろで一切の自己の感情を見せていない者たちの方なんだが・・・

 まぁいい。とにかく蒲公英、そちらは任せたぞ。

 仮に止めることが出来なくとも、私が戻るまでに足止めはするようにしてほしい』

 

 あっれー? この手紙の中って『馬鹿』って言葉が異様に多くない?

 わざわざ名前のところに馬鹿って書かなくてもいいんじゃない? 星姉様。

 ていうか、そっちの焔耶(馬鹿)何やったの?!

 商人さんとかの噂とか聞いてれば、そりゃなんとなくはわかってるけどさぁ・・・ たんぽぽ、一応武官だからこういうの専門外なんだけどなぁ。

「はぁ・・・ お腹痛くなりそう・・・」

 でも、行くしかないよねー。

 この間韓遂のお爺様来てお姉様に何かを話しに来てるんだし、魏からの返答の内容だって『前に治めてたところに戻っていい』って言ってくれてるんだし。

 それどころか、たんぽぽたちが戻るまで警邏隊とか技術提供だってしてくれてるみたいだし、感謝はしても恨むことなんてこれっぽっちもないんだよね。

「問題はお姉様がどれくらい叔母様の一件を引きずってるか、ってことだよね」

 叔母様の最期は、曹操さんから三国同盟後にようやく伝えられた。その死に様は武人としてではなく為政者としてのものであり、そして曹操さんはそんな叔母様に敬意を示して丁重に弔ってくれた。

 そんな曹操さんに対して感謝こそしても、恨むのはお門違いも良い所だと思う。

 殺し合うっていうことは死体を野晒しにされても、貶されても文句を言えない。そんな中で手を合わせて弔ってくれるということが、どれだけのことかわかる人って意外と少ないんだよねー。

「はあぁー、星姉様の馬鹿~~~~」

 そう言ってもう一度、ここに居ない星姉様へと文句を言ってから諦めて立ちあがる。内容もすっかり覚えた書簡を整理されてない本棚に適当に放り入れてから、お姉様の部屋へと向かった。

 

 

 少しだけ憂鬱な気持ちになりながら、『西涼に帰るかどうかと、韓遂のお爺様の話を聞くだけ』と割り切ってお姉様の扉を叩く。

「お姉様ー? 入るよー」

「おっ? 蒲公英か。

 でも、お前が扉叩くなんて珍しいなぁ。いつもはどーんと入ってくるか、悪戯しかけてはまった音か、悲鳴に気づいて笑いに来るかのどっちかだってのに」

「後半は否定しないけど、扉叩かないで入るのはお姉様だからね?!」

 どっかの子どもとか、馬鹿とか、酔っぱらいじゃないんだから、たんぽぽは入る時ちゃんと声かけるし、扉叩くもん。

「後半も否定しろよな・・・・

 まぁ、蒲公英から悪戯とったら白蓮と似たようなのになるもんな」

 そうだね、お姉様から馬術とったら馬鹿が残るみたいにねー。

 喉まで出かかった言葉を飲み込んで、笑顔を向けるだけにしておく。ちょっと強張ってるかもしれないけどね!

「ちょっと聞きたいことあってきたんだけど、今平気?」

「見ての通りだよ、昼前にあいつら()の世話もしちまったし。槍の手入れぐらいしかすることがないくらいだ」

 そう言って肩をすくめてながら、お姉様は片手に持った銀閃を叩いた。

 うわぁ、本当にお姉様って趣味少ないなぁ・・・・

 女として枯れてるっていうか、根っからの武人っていうか、お姉様に強制的にでも女の子的な遊び教えなきゃ駄目かも・・・

「おい、蒲公英。

 何だよ、その同情的な視線」

「気のせいじゃない?」

 本当にわからないと言った様子のお姉様ににこやかな笑みを向けて、そろそろ本題に入らなきゃな―、本筋に戻らないとなぁ、でもお姉様は遠回しじゃ気づかないんだろうなぁとか考えた結果、直接的に言うことにした。

「ねぇ、姉様。

 私たちこれからどうする?」

「何だよ、突然。

 それにそれじゃ、漠然としすぎてわかんねーぞ?」

「んっとさ、韓遂のお爺様も来たし、魏からも『人手が足りないから、領地に戻ってほしい』ってなってるじゃん?

 それに関して姉様はどう考えてるのかなぁー?って思ってさ」

 それにたんぽぽたちのまとめ役はお姉様だし、仮にたんぽぽが反対してもお姉様の決定の方にみんな従うだろうしなぁ。

 まぁ、朱里ちゃんとかはたんぽぽたちが西涼に帰ったら不都合なんだろうけど。

「うん、そろそろ帰るか」

「はぁ?!」

 あっけらかんと言われたその言葉に、なんかいろいろと考えていた頭が追い付かなくておかしな声をあげちゃったじゃん?!

「いやー、韓遂の爺様に『いつまでほっつき歩いてないで、いい加減帰って来い! この家出娘どもが!!』って言われたんだよ。

 なんかそれに妙に納得しちまって、こりゃ帰るしかねぇなーって」

「いや、家出じゃないから?!

 そりゃ韓遂のお爺様は年齢的に戦場無理だから民のことを任せたけど、たんぽぽたちがそうしなかったら慣れない籠城戦で負けが見えてたからね?!

 しかもたんぽぽたちに『前衛に出ろ』って言ったの叔母様だし!」

 突っ込みどころ満載のお爺様の言葉におもわず叫び、お姉様はそれを気にした様子もなく、言葉を続けた。

「それにあたしたちにこっちの気候あわないし、料理は辛いし、地理的にだってあいつら(馬)を走らせなんないしなぁ。

 韓遂の爺様が持ってきてくれた馬乳酒を飲んだら、なおさら西涼が恋しくなっちまった」

 そう言って笑うお姉様の手にはお爺様が持って来ただろう馬乳酒があり、とても単純なことのように言ってのけてしまう。

「大体、こっちの異民族っつっても美以(みい)だから戦うことなんてありえねーだろ? 

 だけど西涼は、五胡とかまだまだ守らなきゃいけないとこだしな。

 それに、故郷を恋しがってるのはみんな同じだし。うん、帰るか。蒲公英」

 お姉様って普段馬鹿なのに、こう言うことになると馬鹿じゃないよね・・・

 でもさ、星姉様が気にかけてたのも、たんぽぽが心配なのはそこじゃないんだよ。

「・・・お姉様は、叔母様のことで魏を恨んだりしてないの?」

 星姉様は手紙じゃ馬鹿馬鹿言ってたけど、遠回しに話を聞いてやれって言ってくれたんじゃないかなー?

 気持ちがわかって、なおかつ距離が近いたんぽぽに止めるついでに想いを共有するようにに言ってくれたんじゃない?

 星姉様は基本的に楽しいことが好きな快楽主義者だけど、鋭い人だし。

「うーん・・・ 今でもまったく恨んでない、って言ったら嘘になるかもしんないなぁ」

 自分の髪を弄って少しだけ迷うようにしてるのに、その目は逸らさないでまっすぐにたんぽぽを見ていた。

「でも、本当にただの悪逆非道な奴が母様の遺体を弔ってわざわざ墓作ってくれたり、負けた側であるあたし達に同盟っていう形を作ってくれるなんてありえっこないだろ。

 それにさ、あたし達が留守にしてても西涼がなんとかなるようにしてくれて、よくしてくれてたみたいだし。

 そんな奴らをいつまでも憎むことなんて出来ないし、韓遂の爺様から母様の最期も聞いたけど、母様自身が望んだんじゃ反対も出来ないよ。母様、頑固だしな」

 叔母様も、お姉様も本当にいつも槍みたいにまっすぐだ。

 そんな二人に憧れて、だからみんなついていきたいって思うんじゃないかな?

 だからたんぽぽはさ、叔母様からお姉様が足りないところを任されてたんだよね。

「お姉様の親だもんね」

「あたしはあそこまで頑固でも、強情でもない!」

「いやいや、そっくりだってー」

 こうやってお姉様が考えないところを考えることとか、気を回すこととかさ。

 はぁ・・・ 星姉様。

 ウチのお姉様は星姉様の心配を斜め上に行くくらい単純馬鹿だったけど、そっちの焔耶(馬鹿)みたいに暴走する系の馬鹿じゃなかったよ。

「んじゃ、明日にでも荷物まとめて帰る準備しとくか!」

 前言撤回、考えなしのただの馬鹿かもしんない。

「いや、それは無理だから!?

 とりあえず、お姉様はここでの自分の立場考えてよ!

 一応『五虎将』の一角やってるんだし、今決めて明日帰るなんて出来るわけないでしょ?!」

「はぁ?

 だってそんなの朱里たちが勝手につけた名称で、あたしたちは桃香の臣下になったわけじゃないし、むしろ立場って同盟に近いだろ?」

「そうだけど! そう簡単にいくもんじゃないの!!」

 あの時は前衛に出てたたんぽぽたちが戦って戻ってきたときには全部終わってて、逃げるしかなかったんだもんなぁ。それで行く宛てもなく彷徨ってたら、桃香ちゃんたちに拾われたって感じだったし、その時も別に仕官したわけじゃないんだもんなぁ。

「大体、ここの土地って異民族に対して優しくないし、いまだに構えてる奴多いじゃねぇかよ。じめじめするし、料理辛いし、遠駆け出来ないし、馬乳酒ないし」

 子どもみたいに頬を膨らませてそっぽを向くお姉様。

 たんぽぽ、頑張れ。まだ大丈夫、たんぽぽ強い子。我慢の子。まだ怒らなーい、まだ怒らなーい。

「仕方ないじゃん!

 ここの土地って私たちが来る前美以たちとの関係よくなかったし、こんな入り組んだ山の中にわざわざ来る人いないんだから!!

 それにこの後、たんぽぽ仕事で荊州に行かなきゃいけないから、それまでは帰ること言いふらさないでね!」

「はぁ? なんで蒲公英が荊州に行かなきゃいけないんだよ?

 全然関係ないじゃん」

 むしろそれ、たんぽぽが一番聞きたいよ!

「お姉様は荊州問題って知ってる?」

「んー、あれだろ?

 元は袁家のどっちかの領土で取ったり取られたり、任されたり、逃げたりしてて、結局誰が治めてるんだかよくわからない土地になっちまった。ってやつだろ?

 でも結局、あたし達が赤壁で負けて逃げた時治めた魏が今も治めてるんじゃなかったっけか?」

 地理的に大陸の中央にある荊州はこの乱世で見事に掻き回されて、上が変わり続けた大変な土地なんだよね・・・

「そう。

 そのことで今、紫苑さんが向かってるんだけど、もう一人補佐が必要だから、それで馬で早く合流できるたんぽぽが指名されたの!」

「ふぅん? まぁ、わかったよ。

 じゃ、蒲公英が戻ってきたら、帰れるようにはしとくからな?」

「うん、そうしてね。

 く・れ・ぐ・れ・も、朱里ちゃんたちには余計なことを言わないようにね」

 納得できてなそうに首を傾げながらも、一応頷いてくれたお姉様に念を押しておく。

「いや、何でだよ?!」

「い・い・か・ら!」

「はぁ・・・・? まぁ、わかった」

 これで聞きたいことは聞けたし、言いたいことも言えたから部屋を出ようと思って背を向けたけど、一つだけ聞き忘れていたことを思い出した。

「ねぇ、お姉様。もう一つだけいい?」

 そう言って顔だけ振り向くと、やっぱりそこにはいつもと変わらないお姉様が居て、その傍にはよく見れば結構な数の瓢箪が転がっていた。

「なんだ? 今日はやけに質問が多くないか? お前」

「もし、もしもだよ?

 もう一度、魏と蜀が・・・・ ううん、この三国が戦になった時、お姉様は誰につくの?」

 今の状況なら『ありえない』といえないことであり、むしろ星姉様やもっと今の事態がわかってる人なら別のことを考えているかもしれないこと。

 でも、たんぽぽにわかるのはこの程度だし、たんぽぽがやらなくちゃいけないことは西涼に居た時から変わってない。

「仮定の話なんてしたって仕方がないだろ・・・

 三国は同盟して平和になってる今に戦いなんていらないし、ありっこないじゃないか」

 仮定の話ってだけだったら、よかったのになぁ。

 だから、仮定の話。もし戦が起こってしまった時、お姉様はどうするのか、何を選ぶのかをたんぽぽは知っておきたい。どうなってもついていくしかないけど、その選択にどんな思いを抱いてついて行けばいいのかをたんぽぽ自身が決めておきたいんだと思うから。

「これだけは本気で応えて、お姉様」

 たんぽぽの声が本気なのかをわかったのか、お姉様は少しだけ真面目な顔になって、少しだけ考えていた。

「全部をちゃんと知って、話を聞いたとき、あたしは義がある方につくよ」

 姉様の予想外の言葉に、おもわず目を開く。

「蜀につくって言わないんだ?

 義理って意味じゃ、蜀に対してたくさんあるとか言うのかと思った」

「義理っつうか、蜀にあるのは友好だけだろ?

 でも、あたし達はもう月たちのことを繰り返しちゃいけないんだよ。何も知らないで戦って、終わったあとにわかって後悔するのは一度で充分だろ?」

 そう言って笑うお姉様の答えは単純なもので、また一本瓢箪を空にした。

 はぁ・・・ これだからお姉様を放っておけないだろうし、傍に居るんだろうなぁ。

 でも、それとこれとは別だよね?

「ねぇ、お姉様。

 話は変わるんけどさ、たんぽぽの分の馬乳酒は?」

「・・・・・美味かったぜ!」

 そう言って親指を立てるお姉様に、たんぽぽがすることは一つしかないよね?

「歯を食いしばれーーーー!」

 渾身の一撃を叩き込むために、たんぽぽはお姉様(単純馬鹿)に襲い掛かっていた。

 

 

 

「まったく、お姉様には困ったもんだね」

 そう言ってたんぽぽはすっきりとした顔で城内を歩いていると、詠ちゃんが居たから軽く手を振ったら、首を傾げられた。何で?!

「やっほ、詠ちゃん」

「白蓮はもう帰ったけど、あんた達は帰らなくていいの?」

 えっ? ちょっと待って。

 今、すっごく聞き捨てならないことが混じってたんだけど?

「白蓮ちゃん、昨日今日で帰っちゃったの?!」

 まさかお姉様、これを知ってて帰りたがってたんじゃ・・・・?

「えぇ、元々あの子は一人で彷徨っていたし、一人でさっさと帰っちゃったわよ。

 幽州の地も、以前は民の方の避難に回っていた妹さんでも回らなくなっていたみたいだし、朱里たちは白蓮の能力を見誤っているんだもの・・・・ まったく、あの子がいるだけでどれだけの書簡が片づけられていたかも理解できてないなんて、頭おかしいんじゃない?

 まぁ、いいわ。

 どうなっても僕は月についていくだけだもの。それ以上でも以下でもないし、月以外のためじゃない。もしそれ以外の感情があったとしても、それは蜀のためじゃないもの」

 まるで自分に言い聞かせるみたいに小さな声で言ったそれを、たんぽぽは聞いてるしかなかった。

 でもなんだろう、たんぽぽと詠ちゃんはどこかとても近い気がした。

「それに流石に官位的にはずっと上の立場の者を使っていたことを、いい加減まずいとでも思ったのもあるんじゃない?」

 えっ? カンイ? カンイって、官位?!

「それって、皇帝様がなくなった時点で効力なくなったんじゃ・・・?!」

「劉協様はご存命で、魏で穏やかに暮らされてるわよ。

 今はこの国の象徴として、生きていらっしゃられるわよ」

「えっ?!」

 詠ちゃんは肩をすくめて、それ以上は話そうとはしなかったけど、ちょっと待って・・・・ お姉様は太守の娘、白蓮ちゃんは幽州の為政者、じゃぁ桃香ちゃんの最後の官位って・・・・

「気づいたようね。

 まぁ、この陣営の『友達』とか、『仲間』なんて立場を適当にしたぼやけた言い方だもの。気づけば将の一角に数えられていたり、戦力として見られていたりと、いろいろと詐欺じみてるわよね」

「・・・・詠ちゃん、蜀のこと嫌いなの?」

 言いたい放題の詠ちゃんにそれだけを聞くと、詠ちゃんの顔から表情が消えた。

「反董卓連合の一件を、僕は一度として『許す』なんて口にしてないと思うけど?

 まぁ、そんな僕よりも今は魏の郭嘉の方が恐ろしいと思うけどね。

 手紙ですら伝わってくる冷たい殺意、それがもし表に出たらどうなるかなんて見なくてもわかるよ。でも、それでも僕のすることは変わらない」

 うっわー・・・ 荊州問題の魏側の代表、郭嘉さんじゃなきゃいいなぁ・・・ たんぽぽ、まだ死にたくなーい。

「蒲公英もそうでしょ?」

「うん、まぁねー。

 じゃぁ、ちょっと荊州まで行ってくるから、それまで頑張ってね。詠ちゃん」

 これからどうなるかはまだわからないけど、お姉様が決めたことがたんぽぽがついてくことだって言うことはきっと変わらない。

 それに、沙和ちゃんが本気で恋した相手が噂みたいな人なわけないしね。


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