どうも、ようやくリアルの事情が落ち着いてきたので投稿します
今回の話には原作にはない設定が含まれます
キャラの設定は原作通りこそ至高って人は読まずにブラウザバックを推奨します
大丈夫だよって人はこのままどうぞ
「……おい新八。俺ァ、昨日のパチンコ屋で『最新の、なんか凄まじく液晶の派手なエヴァンゲリオン』に、前話で手に入れたオーガニック万札を全部突っ込んだ。結果は聞くな。いいな、絶対に聞くなよ」
秋も深まり、少し肌寒くなってきた万事屋の2階。坂田銀時は、コタツ布団を胸まで引き上げて死んだ魚の目を天井に向けていた。
「聞きませんよ!! 聞かなくても、ちゃぶ台の上に綺麗に【10円玉が3枚】並んでる時点で、僕の脳内ツッコミセンサーが自動的に『はい、いつもの一文無しスタートです』って処理してますからね!! 学習能力ゼロかよォォォ!!」
新八の魂のツッコミが木造の部屋に響き渡る。
「嫌ネ新八。銀ちゃんにジャンプ主人公としての経済観念を期待する方が間違ってるアル。私はもう諦めて、隣のガレージ(※前話でお引越ししてきた傭兵トリオの家)に行って、オーガ(GP-羅刹)の旦那に高級なお肉をおねだりしてくるヨロシ」
「神楽ちゃん、引っ越してきたばかりのご近所さんにタカリに行くのやめなさい!」
万事屋一行がいつも通りの貧乏会話を繰り広げていた、その時だった。
トントン、と、極めて上品で静かな、しかしどこか背筋が凍るような気配を孕んだノックの音が万事屋のドアに響いた。
「――失礼します。万事屋の皆様、お初にお目にかかります。……デンジくん、靴は揃えて脱ぎなさいって言ったでしょう?」
「へ、へーい、マキマさん……いや、マキマちゃん。今日も最高に可愛いっす……!」
ドアを開けて入ってきたのは、黒いスーツに身を包んだ、長い三つ編みと不思議な『同心円状の瞳』を持つ美しい女性ーー公安対魔特異4課のマキマ。
そしてその隣で、新品のタキシードをアレンジしたような私服を着て、デレデレとした締まりのない顔で彼女の顔色を伺っている少年ーーデンジであった。
「ゲッ、何だか凄まじく不穏なオーラを持った美少女と、その横のガチの犬(パシリ)が来たアル!!」
神楽がソファから起き上がる。
「お、お前……いや、あなた方は一体……」
銀時が鼻の穴を広げながら、ポケットの30円を隠す。
「『チェンソーマン』の、公安のデビルハンターの二人じゃねーか!! なんでそんな、新婚旅行の帰りにでも立ち寄ったみたいな距離感でうちに来たんだよ!!」
「ふふ、ご挨拶が遅れました。私はマキマ。……そしてこちらは、私の夫のデンジくんです」
「「「「はあぁぁぁぁぁ!!?!?」」」」
新八のメガネが衝撃のあまり真っ二つに割れた。
「け、結婚してるゥゥゥゥ!!? 原作であんなに凄惨なポチタの奪い合いとかチェンソーの引っ張り合いとか生姜焼き(※自主規制)とかやってた二人が、なんでこの街で籍入れておしどり夫婦になってんだよォォォ!!」
「あはは! 細けぇことはいいんだよメガネ! この街にいる、とある『同僚の方』がさァ、手回しして俺たちの婚姻届を勝手に役所に受理させてくれたんだよ! おかげで俺ァ毎日、マキマちゃんの作った美味しい朝ごはんを食べて、夜は同じベッドでーー」
「デンジくん、お喋りが過ぎるよ」
マキマが静かに微笑むと、デンジは一瞬で「ひゃいっ!」と直立不動の犬に戻った。
「……コホン。万事屋の皆様、本日は『ご依頼』があって参上しました」
マキマは優雅に書類を取り出し、ちゃぶ台の上に置く。
「この複合都市には、サリバン理事長やリアス様をはじめとした、多くの『上級悪魔』が一般市民として平和に馴染んでいます。ですが……世界観が混ざり合った弊害で、理性の薄い『下級悪魔』や、一部の野心的な他世界の悪魔たちが、他の住人たちに被害を及ぼす事件が多発しているのです」
「あァ……。確かにこの街、歩けば歩くだけ魔界だの千年城だのの、物騒な人外がゴロゴロ転がってるからな」
銀時が耳の穴をほじりながら応じる。
「ええ。そうした連中を確保、あるいは社会のために『排除』するのが、私たちデビルハンターの仕事。今回の依頼は、その討伐(お掃除)任務の『手伝い』をしていただきたいのです。……もちろん、我が公安からの報酬は、あなた方のその悲惨な財布を満たすに十分な額を用意していますよ」
「……マキマさん。俺、あなたのためならチェンソーでも木刀でもなんでも振るうわ。今すぐその悪魔ってやつ、ミンチにしてきてやるよォォォ!!」
手元資金30円に戻った万事屋に舞い込んだ、次なる大型任務は「悪魔退治」!
すでに結婚してデレデレ(&恐怖政治)状態のデンジ&マキマ夫妻と共に、複合都市の闇に潜む悪魔たちの駆除任務が、今、完全に幕を開けようとしていたーー!
「へぇ、ここが公安対魔特異4課、あるいはこの複合都市の『デビルハンター本部』ねぇ。なんかうちの2階よりは小綺麗だけど、放ってる空気がガチの死線じゃねーか」
デンジとマキマの結婚(既婚)という特大の爆弾を浴びた万事屋一行は、そのまま仕事の詳細を聞くため、複合都市の官庁街にあるハンター本部へと案内されていた。建物全体がエーテルシールドと悪魔除けの結界でガチガチに固められた、いかにも物騒な施設である。
「マキマさん、デンジくん、お帰り。……お、連れてきたな、噂の万事屋。これで今月のピザ代とパチンコ代の予算が下りるってわけだ」
本部の作戦室に入るや否や、赤いコートを羽織り、大型の二丁拳銃(エボニー&アイボリー)をテーブルに無造作に置いた白髪の男が、不敵な笑みで銀時たちを迎えた。
「ゲッ、スタイリッシュ・デビルハンターの頂点!!」
銀時が鼻の穴を広げて叫ぶ。
「『デビルメイクライ』の最強の半魔、ダンテじゃねーか!! なんでお前が公安のオフィスでピザの箱に囲まれて偉そうに座ってんだよ!! ……って、待て。マキマちゃん、さっきデンジが『とある同僚の方が手回しして籍を入れさせた』って言ってたの、もしかして……」
「ええ。そこにいるダンテさんが、私たちの『仲人』をしてくれたの。デンジくんがマキマちゃんマキマちゃんってうるさいから、悪魔の力(あるいは神の気まぐれ)で婚姻届の書類を偽造して、役所に受理させてくれたのよ」
「俺、ダンテの兄貴には一生頭が上がんねぇっす!! 結婚最高ォォォ!!」
デンジが狂喜乱舞する。
「おォォォいィ!!!」
新八のメガネが衝撃のあまり床に落ちた。
「お前が犯人かよダンテェェェ!! 何がスタイリッシュだよ! やってるお節介がネオサイタマのヤクザの強制結婚のそれじゃねーか!! 原作のあの血で血を洗う因縁を、パチンコ代欲しさの便利屋のノリでハッピーエンドに書き換えるんじゃねえぇぇぇ!!」
「ハハハ! いいじゃねぇかハッピーエンド。世界が平和ならピザも美味い。……おい、お前らも挨拶しな」
ダンテが笑いながら奥を指差すと、そこからさらにクセの強すぎる『今回の合同任務メンバー』がゾロゾロと姿を現した。
「ワハハハハ! 待ってたぞ万事屋! このノーベル賞候補の天才・パワー様が、今回のアク魔退治の切り込み隊長をしてやるからな! ひれ伏せ! あと、今夜のご飯は全部肉にしろ!」
頭に特徴的な赤い角を生やした、チェンソーマンのワガママ暴走魔人、パワーが鼻息荒く胸を張る。
「……ハァ。また不審な大人との合同任務か。サオリ、この人たち本当に役に立つの? 10円玉3枚しか持ってないみたいだけど」
「……黙れ、ミサキ。私たちは依頼された仕事をこなすだけだ。悪魔だろうが、公安だろうが、私たちの前に立ち塞がる『理不尽』は……すべてここで、撃ち砕く」
パワーの横からガシャリとアサルトライフルを構えて現れたのは、ブルーアーカイブのゲヘナ・トリニティの歴史の闇を生き抜いた、アリウス分校の特殊部隊『アリウススクワッド』(錠前サオリ、秤アツコ、戒野ミサキ、槌永ヒヨリ)であった!!
「待て待て待てェェェ!!」
新八のツッコミが、デビルハンター本部の天井をブチ破る勢いで炸裂した。
「なんで公安のオフィスに、チェンソーマンの魔人と、ブルアカのガチのテロリスト中学生(アリウス)が同じハンターの制服着て並んでるんだよォォォ!! どんな混成部隊だコラァ! 悪魔退治に行く前に、この部屋の治安が完全に世紀末覇者決定戦だろォォォ!!」
「ふふ、みんなとっても仲良しだよ。……さあ、万事屋の皆様」
マキマが同心円状の瞳を妖しく光らせ、静かに微笑んだ。
「メンバーは揃いました。今回のターゲットは、この街の地下に巣食い、アリウスの学園の残骸やホロウのエーテルを吸収して肥大化した特級の悪魔――『銃の悪魔の残党(混成体)』です。チェンソー、魔術、銃撃、そして万事屋の泥臭さ。全火力でデビルハントに向かいましょう」
新婚デレデレのデンジ&マキマ、仲人の最強半魔ダンテ、ノーベル賞(自称)のパワー、そしてガチの特殊部隊アリウススクワッド。
全次元で最も「攻撃力」に極振りした最凶のデビルハンター混成軍団による、特級悪魔解体デスマッチが、今、完全に幕を開けようとしていた――!!
「ハァーーーッ! イヤーッ!」
「ワハハハハ! 天才・パワー様の血の刃のサビにしてくれるわァァァ!」
公安対魔特異4課の圧倒的な大火力が、地下の巨大な廃墟エリアを赤く染め上げていく。
デンジがチェンソーをギチギチと唸らせて悪魔の肉片を切り刻み、パワーが血の武器で周囲を薙ぎ払い、錠前サオリ率いるアリウススクワッドが完璧なミリタリー連携で残党をハチの巣に変えていく。
「ふん、スタイリッシュにいこうぜ」
ダンテが空中をステップしながら、二丁拳銃で銃の悪魔の残党の頭部を正確にブチ抜いていく。
「おいォォォィ!!!」
銀時が『洞爺湖』の木刀で辛うじて漏れてきた悪魔を叩き落としながら叫んだ。
「公安と便利屋(ダンテ)とアリウスがガチで組みやがって、お前らの火力が高すぎて万事屋の出番が『落ちてきた薬莢の回収』くらいしか残ってねーんだよ!! 30円の我が家に少しは獲物を残しとけよォォォ!!」
「銀さん、贅沢言ってる場合じゃないです! 銃の悪魔の残党、これで粗方片付きましたよ!」
新八がメガネの汚れを拭きながら周囲を見渡す。確かに、特異4課の蹂躙によって、特級クラスのはずだった悪魔の残党は一瞬でミンチの山と化していた。
「ふふ、さすがは私の可愛いデンジくんたち。お掃除は完璧ね」
後方でマキマが静かに微笑んだ、そのまさに刹那だった。
ジジジジ……ッ、ガガガガガガガガガガガガ!!!!!
地下基地全体の空間が、強烈なデジタルノイズと共に激しく歪み始めた。
周囲に散らばっていた銃の悪魔の肉片が、ホロウの不気味な紫色のエーテル燃料と強引に結合し、凄まじい質量を持って一箇所へと集束していく。
立ち込めるデジタルエーテルの煙の向こうから、ガシャコン、ガシャコンと、全身を100%の超金属で武装した、全高十数メートルの【究極の機械生命体】が姿を現したのだ。
その背中には、銃の悪魔の肉片を取り込んだことで、さらに禍々しいエーテル電流を帯びた、超巨大な二門の「エネルギーキャノン砲」がマウントされていた。
「ひ、ひぃぃぃぃぃーーーっ!!!」
新八のメガネが衝撃のあまり裏返るほどの絶叫が響く。
「なんでここにいるんだよォォォ!! デジモンアドベンチャーで世界を闇のデジタル空間に変えようとした、ダークマスターズの一角『ムゲンドラモン』だァァァ!!!」
「待て待て待てェェェ!!!」
銀時も頭を抱えて絶叫した。
「1章のバビルス教師編の時にシャウトモンが超進化したからって、なんで今度はチェンソーマンの世界観に、あの『すべてのサイボーグデジモンのパーツを組み合わせた最高傑作』が、エーテル侵食体(悪魔)としてポップしてんだよォォォ!!」
かつてデジタルワールドで数多の子供たちを絶望の淵に叩き落とした、最強の100%マシーン型デジモン。それが複合都市の引力と銃の悪魔の肉片によって、全次元最悪の「サイバー悪魔」として現出したのだ。
『ターゲット……ロックオン……。ムゲンキャノン……最大出力、装填。』
ムゲンドラモンの背後の二門の巨砲が、前話のキラーマジンガを遥かに凌駕するレベルの、空間ごと焼き尽くすような真っ赤なエーテル熱線をチャージし始める。
「……ほう、悪魔の肉片を食ったトカゲのブリキ人形か。いいじゃねぇか、退屈しなくてよ」
ダンテが不敵に笑い、大剣リベリオンをガシャリと構え直す。
「……マキマちゃん。あのデカい犬ロボ、俺がバラバラにして、マキマちゃんにカッコいいところ見せてやるからなァァ!!」
デンジの頭部からチェンソーの刃が飛び出し、再び狂気の咆哮を上げる!
銃の悪魔の肉片を宿した、100%デジタル超金属の破壊神ムゲンドラモン。
特異4課の最強ハンターたちと、30円しか持たない万事屋による、世界線の壁を完全にチェンソーで切り裂く「サイバーデビルハント大戦」の火蓋が、今、完全に切って落とされた!!
『ターゲット……装甲破損。……エラー、エラー、エ…ラー………!』
全身を100%の超金属で武装していたムゲンドラモン(エーテル侵食体)の巨体が、大音響と共に激しく火花を散らした。
デンジの狂気的なチェンソーの乱舞がその強固な脚部をズタズタに引き裂き、パワーの血の矛が右側のキャノン砲をへし折り、錠前サオリ率いるアリウススクワッドが集中砲火で電子頭脳の装甲を完全に剥ぎ取った。その完璧な御膳立ての隙を突いて、ダンテのリベリオンの一閃と、銀時の木刀『洞爺湖』による渾身の脳天唐竹割りが同時に炸裂!
かつてデジタルワールドを恐怖に陥れたダークマスターズの最高傑作は、銃の悪魔の肉片ごと完全に解体され、地下の廃墟へと沈黙したのだった。
「ーーふふ、お見事。さすがは私のデンジくん、そして万事屋の皆様ね」
任務完了後、マキマから手渡されたのは、公安の特異予算から出た、ずっしりと重い最高級の革財布。中には、銀時が昨日エヴァンゲリオンで溶かした額を遥かに凌駕する【最高額の報酬】が詰まっていた。
「よ、よっしゃァァァァァ!!! 30円からの大・完・全・大・逆・転だァァァ!! これで今度こそ本当に美味い飯が食えるぞォォォ!!」
銀時が財布を掲げて涙を流し、新八と神楽も狂喜乱舞する。さらに、今回の決戦でラストアタックをスタイリッシュに決めたご褒美として、半魔の最強ハンター・ダンテがニヤリと笑って銀時たちの肩を叩いた。
「おい万事屋、今日はよく働いたな。俺の奢りだ、この街に最近できた『最高にイカした行きつけのピザ屋』に連れてってやるよ。悪魔を切り刻んだ後のピザとコーラは五臓六腑に染みるぜ?」
「本当アルか!? よし、コーラは1人1ガロンずつ注文するネ!!」
神楽が鼻息を荒くし、一行はデビルハンター本部の地下を後にした。
複合都市のダウンタウン。ネオンサインが怪しく明滅する路地裏に、その店はあった。
ダンテが「ヘイ、大将! いつもの特大ペパロニピザ、10枚持ってきてくれ!」と、勢いよくドアを押し開けて店内へ入る。
広々とした店内。しかし、厨房の奥から聞こえてくる「叫び声」と「凄まじい調理音」に、万事屋一行は本日最後の驚愕で文字通り石化することになった。
「マ、マッマ、マンマミーアァァァァァ!!! 悪魔の次は、今度は注文の嵐かァァァ!! 早く生地をこねろペッピーナ!! 釜の火力が足りねえぇぇぇ!!」
厨房の奥で、頭に不気味なほどの青筋を浮かべ、過呼吸寸前で白目を剥きながらマッハ5の超高速でピザ生地を叩きつけているのは、インディーゲーム『Pizza Tower』の世界からやってきた、常に発狂一歩手前のハゲ頭のイタリア人シェフ、ペッピーノ・スパゲッティ!
そしてその隣で、「おじさん落ち着いてー! ほら、トマトソースなら今3秒で20リットルすり潰したからー!」と、これまた超高速で具材をトッピングしている、女体化ファンアートからそのまま実体化して飛び出してきた女の子、ペッピーナ・ラーメンであった!!
「待て待て待てェェェ!!!」
新八のメガネが、ピザの焼ける香ばしい匂いの中で弾け飛んだ。
「おかしいだろこの店の厨房のG(重力)!! なんで2Dアクションゲーム界きっての爆走発狂イタリアンオヤジが、その非公式女体化キャラと仲良く同じエプロン着てピザ焼いてんだよォォォ!! 動きの残像がガチの『マッハ走行』のそれじゃねーか!!」
「うわ〜……あのハゲのおじさん、精神状態がパチンコで全財産溶かした時の銀ちゃん並みに不安定アルね……。いつ発狂してこの店ごとダッシュで木っ端微塵にブチ壊すか分からんヨ……」
神楽が引き攣った笑いを浮かべる。
「あはは! 大将、今日もいいキレ味じゃん! ほら、ピザが焼けたぜ!」
ダンテはいつものことと言わんばかりに笑い、運ばれてきた特大のピザを一切れ口に運んだ。
あまりの店員の濃さに絶望しかけた万事屋一行だったが、いざテーブルに置かれた、とろ〜りとしたチーズが限界まで伸びる焼き立てのピザをパクリと口に含んだ瞬間――。
「「「う、美味すぎるゥゥゥゥ!!!」」」
ペッピーノの狂気的な調理技術と、ペッピーナの丁寧なサポートによって爆速で焼き上げられたそのピザは、間違いなく全次元で最高の『絶品』であった。銀時も、神楽も、新八も、そして横でマキマにピザの耳を優しく「あーん」して食べさせてもらっているデンジまでもが、全ての因縁を忘れて笑顔でピザを貪り食うのだった。
味は宇宙一、しかし店長が常に爆発一歩手前のピザ屋。万事屋一行は、公安からの大金を握りしめ、最高に贅沢な満腹感と共に依頼を終えたのだった。
(第2章・第11話「悪魔退治編」 完)
はい、というわけでデビルハンター回でした
ダンテさんのお陰でデンジ君とマキマさんがくっついてるっていう設定は我ながら賛否両論あると思いますが、この後に予定してる回を丸く収めるにはこれがベストだったので付けました
それでは今回はこの辺で