とある最強の|能力喰い(スキルイーター)   作:零崎一識

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にじファンから移転です。
それではスタート!!


ビリビリ鬼ごっこ

「ふ、不幸だぁぁぁぁああ!!??」

「・・・・なんでこんなことに?」

「お前のせいだよ!!」

「ごちゃごちゃ言ってないで待てっつってんだろうが!!!」

 

 

 

ここは学園都市。東京の三分の二の面積を誇る、人口二百三十万人がいる大都市だ。

外と比べ科学技術が何十年も進んでおり生ごみの自動処理や掃除ロボがわんか溢れているのだ。

そんな近未来の様な場所にいる学生、|波櫻恭哉(はざくらきょうや)は|上条当麻(かみじょうとうま)と・・・・・ファミレスで苺おでん?を食べていた。

 

「なぁ恭哉、なんだその外来異食物は?」

「なにって苺おでんDXだけど?」

「恭哉ってそんなゲテモノ好きだったけ!?」

「いや~これはノリだよ、ノリ。

よくやっただろ中学二年生のころ、ドリンクバーでジュースをミックスするやつ」

「いや、知らねぇけどよ・・・・まぁいいやそれ全部食べろよ、失神してもしらねぇぞ」

「ガッテンだ!!」

 

恭哉はテーブルの上にある苺おでんDXが注ぎ込まれたどんぶりを持ちそのまま口に流し込みすべて平らげてしまった。すると手に持っていたどんぶりをテーブルに置いた後、横にゴロンと寝転がる。数秒後、恭哉の体がビクンッと跳ね上がりガクガクと震え白目をむいて気絶してしまった。

 

「お、おい恭哉大丈夫か!」

「あははは、目の前に猫耳メイドが・・・・・今なら死んでもいいかも」

「恭哉ぁぁぁあああああ!!!?」

 

この小説の主人公、波櫻恭哉はどこか遠くの桃源郷に逝ってしまった様だ。当麻はまぁ|恭哉を心臓マスタージをしたり体を揺さぶったりしたが無駄だった。まぁこいつだし大丈夫かな~と思い再び寝かせておいた。

 

 

 

当麻はふと、周りを見ると・・・・・・

 

「君ぃ、俺たちとお茶しない?」

「いっぱいかわいがってあげるよ、グへへへへ」

 

どんな難破の仕方だよと当麻は思う。グへへへへとか言ってる時点でアウトだろ、しかも向こうの相手は怯えるどころか、むしろ堂々としている。

第一級フラグ建設者、上条当麻はこの少女がとんでもない奴と知るわけもなく助けようと思ってしまったのだ。

 

「おい、当麻」

「うおおお!?生きてたのか」

「勝手に殺すな、それより当麻あの子助けに行くんだろ」

 

「ああ!」

「ほんっと、お人よしだな。

しゃーない、俺も手伝ってやるよ」

「ほんとか!」

「当麻があんな連中に負ける訳ないけど一応、保険だ」

「ありがとうな、恭哉!」

 

当麻はそう言って微笑む、こんな笑顔を女子に見せたら一発で堕ちるだろう。

だが、恭哉はあえて・・・・・

 

「なんだよ、気色悪りぃな」

 

罵倒しておいた。

 

「ひどっ!?」

「まぁいい、さっさと行くぞ」

「スルーかよ!」

 

恭哉は当麻を置いていき、スタスタと不良の前に立ち。

 

「おい、テメェら子供相手にナンパしてんじゃねぇぞ。

目障りなんだよ」

 

「テメェ、調子乗ってんじゃねぇぞ!!

「なんだと!俺らはロリコンじゃねぇ」

 

恭哉は不良を挑発するとあら不思議、キュウピーちゃんも驚きの三秒でできる不良の積み合わせができちゃった、もちろんだれも食べないが。

 

「つーか、自分たちでロリコンじゃねぇ!とか言ってんじゃん。

かー最高だな、ロリコンっていうのはガキ相手にナンパするような奴を言うんだよ。

てか俺の目の前にいるじゃん」

 

 

 

「はぁぁぁ・・・」

 

当麻はため息をつく、まぁ仕方がないだろう波櫻恭哉は超が付くほどの毒舌で尚且つドSなのだ。

友達や知り合いにはあまり言わないのだが嫌いな奴のときは、とことん言う奴なので当麻はそのやり取りで喧嘩などに巻き込まれ一度、スキルアウトのチームを三つほど潰したことがある。

 

(普通にしてりゃ、良い奴なんだけどな)

「つうか、ガキ相手に・・・・・」

「な、なんだと、言わせておけば・・・・」

 

両者一向譲らずまだ口論をしている、不良の方はもう半泣き状態なのだが。

当麻はそろそろ不良の方が可哀想になり恭哉に声をかける。

だが、恭哉はここで気づけば、いや気づくべきだった。少女の顔が下を向き体をプルプル震えていたところを。

 

「なぁ恭哉もうその辺で・・・「子供やらガキやら私はそんな幼児体型かああああ!!!!!!!!」

 

少女は子供扱いされたのが嫌だったのか突如、体から電気を発生させ不良たちを丸こげにしてしまった。

 

「うぎゃぁぁぁぁあああ!!!???」

「あばばばばばば!!!???」

「うおっと!あぶな!」

 

恭哉はかろうじて受け止めた、いや受け止めたと言うよりも吸収したと言ったほうが正しいのだろう。

電撃を放った少女は信じられなーいと言う顔をしている。なにしろLEVEL3以上の電撃を止められたのだから。

当麻のほうはお馴染みの幻想殺し(イマジンブレイカー)で打ち消している。

幻想殺しというのは異能の力なら火や電撃はもちろん神の奇跡まで打ち消せれる代物なのだが効力は右手だけなのでほかの部分に当たったら普通の人と同じダメージを受けてしまうので内心ビビリまくりなのだが。

 

 

 

少女は呆然としていた、手加減はしたもののそこそこの威力はあったはず。それをいとも簡単に止められてしまった。

少女は止められて悔しいと言う気持ちよりも戦ってみたいという気持ちのほうが強かった、戦ってみたい、この男たちはどのくらい強いのだろう、そんな思考がグルグルと回りそして・・・・・・。

 

「ねぇ、そこの二人、名前は?」

「「あん?」」

「だから名前よ、名前」

「あぁ、俺は波櫻恭哉、こっちのつんつん頭は上条当麻だ」

 

少女はふーんと頷き、二人の顔を見て・・・・・。

 

「私は御坂美琴、アンタら私と勝負しなさい!!」

 

「・・・・はあ!!??」

 

どこの果たし状だよと心の中でツッコむ。しかも御坂美琴って言ったら学園都市に七人しかいないLEVEL5ではないか。

なにが私と勝負しなさい!!だ、戦ったらさっきの不良みたいに黒こげになってしまうではないか。

(は!?ふざけんなよ、俺の人生短すぎだろ!

超電磁砲(レールガン)なんて打たれてみろ、腹に風穴開くぞ!)

 

「なにゴチャゴチャ考えてんのよ、返事は?」

「そんなの決まってんだろ」

恭哉は一つ溜めて。

 

「い・や・だ!!」

「どうしてよ!」

 

そこで当麻が説明する。

 

「だって、考えてみろよ。

俺と恭哉はLEVEL0なんのに勝てるわけないじゃないか」

 

この学園都市は能力者がいる、低能力者、異能力者、強能力者、大能力者、超能力者、そして無能力者がいる。

その中で当麻と恭哉は無能力者だ、当麻の場合、能力測定をやってもすべて測定不能になりLEVEL0。

恭哉はLEVEL4以上の力はあるのだがめんどくさいからやっていないのでLEVEL0なのだ。

 

「じゃあ、私の電撃をどうやって止めたのよ!」

「それは・・・・・禁則事項です♪」

 

某未来人の真似をしてみたのだがみさかの反応は?

 

「そうか、そうか。

あくまでしらを切るつもりなのね・・・・なら!!」

「力ずくではかせてもらうわ!!!」

 

「「はぁぁぁぁぁあああ!!!??」」

 

 

 

「待ちなさい!!」

「ちくしょう、最近ろくなもんじゃねぇ!当麻、お前のせいだからな!」

「今回はほとんど恭哉のせいだろ!?」

「なに、ぺちゃくちゃ喋ってんのよ。早くつかまれっていってんだろうが!!」

 

「「ああぁ、もう不幸だぁぁああああ!!!」」

 

御坂美琴もといビリビリと波櫻恭哉、上条当麻のリアル鬼ごっこが始まる!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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