とある最強の|能力喰い(スキルイーター)   作:零崎一識

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ビリビリ鬼ごっこⅡ

私のこと波櫻恭哉は隣にいる不幸の塊、上条当麻と一緒に後ろにいるビリビリ中学生、御坂美琴となんとも楽しくない真夜中の鬼ごっこの真っ最中だった。

「ふ、不幸だぁー!!」

「おい、当麻のせいで不幸が降ってきたじゃねぇか!」

「なんだよ不幸が降るって、元は恭哉のせいだろ!?」

「ごちゃごちゃ言ってないで止まれって言ってんでしょうが!!!」

 

 

もうどのくらい走っただろうか、ざっと三十分くらいずっと走り続けているのではないだろうか。恭哉は元スキルアウトなので腕っ節やスタミナは自信があったのだが後ろからずっとペースを落とさず、ビリビリさせながら走ってくる女子中学生を見たら少しショックを受けていた。

恭哉はそんなことを考えながら走っていたら、ふと止まってしまった。

「はぁ、やっと止まってくれたわね」

「・・・・別にお前のために止まったわけじゃないけどな」

「うっさい。アンタは私に倒されればいいのよ」

「いきなり、死刑宣告!?」

「つーか、あんたの隣にいたツンツン頭は?」

 

恭哉はあれっ!と後ろに振り向くが誰もいず静まり返ってた。まぁ当麻のことだ、どこかで空き缶踏んでいるに違いないと思っていたら突如、恭哉の頭の横に電撃が通りさっていた。

「あぶなっ!!!」

「ちっ、外したか・・・・」

「女子中学生が舌打ちするもんじゃないですよ!」

「だーから、ごちゃごちゃ言ってんじゃないわよ!」

御坂は足を地面にドンッと踏みつけ電気を発生させ恭哉に向け、当てようとするが恭哉は左手を突き出すと空間がひしゃげた様な音がすると跡形もなく電撃が消えてなくなった。

「あーも、なんでアンタには当たんないのよ!」

「さぁ、実力じゃね?」

この時、御坂の頭のどこかでブチッとなったような気がする。すると御坂はスカートのポケットからコインを一枚取り出し、右手を構えた。

「ヤバッ、あれ超電磁砲じゃん!」

「死になさい♪」

御坂はコインを上に弾き、落ちてきて親指で撃つと同時にオレンジ色の火花を纏ったコインが恭哉に向かっていく。

恭哉は咄嗟に顔面を庇うように左手を出す。次の瞬間さっきと同じような音がし、威力が吸収されたように地面にコインがチャリンと鳴り、コインが落ちる。

「えっ・・・」

御坂は驚きの表情を浮かべる。電撃は止めるれたもののまさか超電磁砲まで止めるれるとは思いしさなかっただろう

「ど、どうして私の超電磁砲を止められたのよ!」

「簡単だ、ただお前の超電磁砲の威力を喰らっただけだ」

「はあ!?」

御坂は何言ってんだこの男はという顔をしている。まぁ、初めて当麻にこの説明をしたらチンプンカンプン顔をしてたからなと思い出してみた。

「ちなみにもっとすごいことをしてやろう」

恭哉は財布からコインを二枚取り出しそして両手を突き出し構えた。

「まさか・・・・」

「そう、そのまさかだ!!」

恭哉は御坂と同じようにコインを上に弾く。

「|二連式 超電磁砲(ダブルレールガン)!!!」

弾いたコインはまっすぐ上に上がり、落ちてきたコインを先ほど御坂がやったようにそのまま御坂のほうに向けて弾く。

「えっ・・・・きゃあああ!!!」

もちろん恭哉は紳士(自称)なので御坂には当たらず、顔の横を通りすぎていく。

「アホ、女にぶちかます奴がいるか」

「な、なによこれで勝った気にならないでよね覚えてなさい!」

御坂はどこかの下っ端の捨て台詞を吐いて去っていった。

「別に勝負したつもりはないんだけどな」

恭哉もその場を去ろうとすると大事なことを忘れていた。

「そう言えば当麻は・・・・」

 

 

「ふぅ、ここまでくれば追ってこないってあれ、恭哉は?

おーい、恭哉?」

当麻すまん、今度なんかおごると思う恭哉だった。

無論、覚えてたらの話だが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




恭哉の能力は話が進むごとにわかるのでご安心を。
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