ニチアサみたいな魔法少女のいる世界観なのに明らかに設定を間違えたモンスターパニック物に出てきそうな怪生物がログインしてきた話 作:二度見屋
暗く狭い裏路地の最奥。
膝を抱えて縮こまっていた巨人の視覚野に、逆光を背負って立つ小さな人影が映り込んだ。
過剰な情報に苛まれていた巨人の脳髄が、その「個体」を認識した。
直前に大通りでけたたましい音を上げ、処理しきれないほどの
彼らの中には「人間」という概念も、それがどういう生き物かという知識も存在しない。
ただ、物理的なサイズと、そこから得られるであろうエネルギー量を天秤にかけた結果、「手っ取り早く摂取できそうな栄養源」と定義しただけだった。
この個体は、先ほどまでの「群れ」と違い、サイズも小さく、単独で目の前に立っている。
既に情報量の津波による混乱も収まっている。
「未知への恐怖」は、生命の根源的な欲求である「捕食本能」によって容易く塗り潰された。
巨人は何の声も発することなく、爆発的な筋収縮によって路地のアスファルトを蹴り砕いた。
先刻のぎこちない歩みは完全に消失している。ラットから得た獣の瞬発力と、人間の骨格の可動域を独自の演算で最適化した、弾丸のような前傾姿勢の跳躍。
四肢の先から伸びた鋭利な爪が、ただ純粋にリソースを摂取するという目的のためだけに、真っ直ぐに魔法少女へと向けられた。
一方、迎え撃つ魔法少女とその肩に浮かぶ小さな妖精は、眼前に迫る異形の怪物を前にして困惑の極みにあった。
「なによこいつ……! 悪魔、なのよね!?」
赤を基調とした煌びやかなドレスに身を包んだ魔法少女が、ステッキを構えながら叫ぶ。
彼女たちが普段戦っている「悪魔」という存在は、蜘蛛やムカデなどの虫、あるいは蛇といった、人々の根源的な「恐怖」を象徴するような姿をしているのが常だった。
しかし、目の前にいるのは、剥き出しの筋繊維と不規則な鱗で覆われた、ただのグロテスクな肉の塊の巨人である。
恐怖の象徴というよりは、生命の設計図を間違えた「単なる化け物」という表現が相応しい、極めて異質な存在だった。
「わ、分からないっす! 姿が異常すぎる上に……こいつから『魔力』の気配が一切しないっす!」
光の球のような姿をした妖精が、焦燥に駆られた声を上げる。
悪魔とは異次元からやってきた存在であり、どれほど姿形が違おうとも、一様に魔力というエネルギーの残滓を纏っているはずだった。
「魔力がない悪魔なんて聞いたことないわよ……っ、もしかして新種!?」
魔法少女は持ち前の勝ち気な性格の裏で、極めて冷静な思考を巡らせていた。
相手の正体が分からない以上、不用意な接近戦は死を意味する。これまでの悪魔とは根底から何かが違うという本能的な警鐘が鳴り響いていた。
「シッ!」
巨人の爪が届く直前、魔法少女の足元で赤い魔力の光が爆ぜた。
彼女の体は物理法則を無視した加速で後方へと大きく跳躍し、巨人の一撃を間一髪で回避する。
空を切った巨人の爪が路地のレンガ壁に激突し、壁面を大きく抉り取った。
「パワーはなかなかね……なら、これならどう!」
宙を舞う魔法少女が、空中でステッキを振るう。
彼女の持つ「炎」の権能が魔力によって顕現し、高密度に圧縮された数千度の火球が三発、流星のような軌道を描いて巨人の巨体へと殺到した。
ドゴォォォォンッ!!
裏路地に爆炎が巻き起こり、周囲のゴミ箱や室外機が一瞬にして融解する。
回避という概念を持たなかった巨人は、その火球を無防備に全身で受け止めた。
表面を覆っていた細胞群が瞬時に沸騰して蒸発し、その下にある筋繊維が数千度の超高温によって黒焦げの炭へと変異していく。
巨人の脳に、神経網を通じて強烈な電気信号が叩き込まれた。
自身を構成する細胞群の不可逆的な破壊を知らせるエラーコード。いわゆる「痛覚」と呼ばれるシグナルである。
だが、知識を持たない巨人は、それが「苦痛」であるという情緒的な理解を持たない。悲鳴を上げることも喘ぐこともなく、ただ自身の肉体が削り取られているというデータを無機質に処理した。
『あの光る球体は、こちらの細胞構造を破壊する事象である』
巨人の知能は即座にそう定義し、損傷した部位の細胞群に対して「何とかして耐えろ」というシグナルを送った。
熱という強烈な環境ストレスに対し、細胞たちは秒単位でデタラメな変化を試みる。
大量の水分を分泌して冷却しようとした細胞は一瞬で水蒸気によって吹き飛んで死滅した。細胞膜を分厚く形作り、熱に耐えようとした個体も、数千度の熱には耐えきれずに自壊した。
そんな無数のエラーと死のサイクルを、魔法少女からの火球を受けながら行う中で、偶然にも「熱によるタンパク質の構造崩壊を遅らせる、特殊な補助タンパク質」を合成した細胞群が、高温に晒されながらも、他の細胞群よりもほんのわずかに長く生存した。
結果的にそれは、地球の深海に生きる超好熱性古細菌が生存戦略として獲得した、シャペロンタンパク質と似たものであったが、巨人はそんな知識を持っているわけではない。膨大な試行錯誤の末に、たまたまその「正解」を引き当てただけである。
巨人は生き残ったその細胞群のDNAを血管を通じて全身に行き渡らせると、その形質を持った個体を爆発的に増殖させ、耐熱の皮膚を構成しようとした。
しかし、次弾として撃ち込まれた魔法少女の火球が直撃した瞬間、巨人の脳はそのアプローチが根本的に間違っていることを悟る。
タンパク質の構造を維持する以前に、細胞を構成する炭素化合物そのものが燃焼し、炭化してしまったのだ。
生化学的な耐熱では、この破壊事象は防げない。
巨人の細胞群は試行錯誤の方向性を切り替えた。
「……! こいつっ!! 再生能力があるタイプか!!」
「でも、さっきより体が小さくなってるっすよ! 攻撃は効いてるみたいっす!」
さらに続けて放たれる二発の火球を腕を使い防御し、巨人の左腕から肩にかけての皮膚が大きく炭化する。
巨人は路地の壁を蹴り、壁面を這い回るようにして魔法少女の攻撃を回避しながら、時間稼ぎのフェーズへと入った。
これまで巨人は、細胞分裂に失敗した個体や死んだ組織を不要なものとして即座に分解し、再吸収していた。だが今度は、試行錯誤の中で「炭化した死細胞を捨てずに、接着剤となる分泌液で表面に張り付けていた個体」が、熱に対してより長く耐えている事に気付く。
細胞が炭化してできた死の層が、炎の熱を遮る物理的な盾として機能したのだ。結果としてそれは、宇宙船が大気圏突入時に用いるアブレーションシールドと同じ物理法則をなぞっていたが、巨人はただ「燃えカスを残した方が壊れにくい」という結果だけを採用し、それを左腕に「盾」として纏い始めた。
「嘘でしょ……燃えカスを盾にしてるっていうの!?」
魔法少女が驚愕の声を上げるが、彼女の手は止まらない。相手に魔力がないとはいえ、その不気味なほどの適応力に危機感を覚えた彼女は、さらに火力を増した青白い火球を立て続けに巨人へと放つ。
数分間に及ぶ攻防。
炭化組織の盾だけでは連続する火球の圧倒的な熱量を防ぎきることはできず、火球の直撃を受けるにつれ、炭化組織は段々と表面から蒸発し、徐々に熱が深部へと到達し始める。
だが、それによって巨人が稼いだ数分間という時間は、彼らの細胞群がさらなる試行錯誤を繰り返し、決定的な構造変化を完了させるには十分すぎる猶予だった。
熱を通しにくい物質は何か。巨人の体内で無作為な分解と合成が繰り返される中、自身の骨格や牙を形成している無機物「リン酸カルシウム」が熱に強いことが判明する。
巨人は即座に破骨細胞と同じ機能を持った細胞群を増殖させ、歩行や姿勢制御に不必要な部分の骨を自ら溶かし、血管網を通じて表面の皮膚組織へと無機成分を輸送。皮膚組織のすぐ下層に、セラミック装甲とも呼べるカルシウム層を構築した。
さらに試行錯誤は続く。層を厚くするよりも、層と層の間に隙間を空けた方が熱の伝導が遅いことに気がついた。そしてその隙間に、外から取り込んだ気体(空気)を閉じ込めた構造が、最も熱を遮断したのだ。
リン酸カルシウムの鎧で火力を受け止め、何層にも挟み込んだ空気の断熱層で深部の細胞への熱伝導を遮断する。
すべては知識からくる応用ではなく、自らの細胞を無数に死滅させながら導き出した、執念深い生物学的な試行錯誤の結晶であった。
ドゴォォンッ!!
魔法少女が巨人の跳躍に合わせて放った、渾身の火球が巨人に直撃し、激しい炎が路地を明るく照らし出す。
しかし、先ほどまで火球から逃げ回り、左腕の盾で攻撃を受け止めるので精一杯だったはずの巨人は、その炎の中から悠然と現れた。
皮膚が焼け落ち、その下から現れたリン酸カルシウムの鎧の表面が焦げ、数千度の炎からの熱が体には蓄積しつつある。
しかし、タンパク質の構造すら塗り替え、超好熱菌すらも上回るほどの熱耐性を得た巨人にとって、既にそれらは致命的と言えるほどの驚異ではなくなりつつあった。
たった数分間の間に、巨人はとうとう「炎」という生命にとって避けようのない「死」をもたらす事象に対して、適応を果たしてしまったのだ。
巨人は魔法少女の方を、その顔の無い頭部を向けたまま、背中に当たる部分に構築された穴から、熱くなりすぎた体内の水分を水蒸気として放出する。
しかし、宙を飛ぶ魔法少女に対して、巨人は未だに有効な攻撃手段を見つけれていないのも事実。
このまま戦闘が続けば、ジリ貧になって削り殺されるのは自分の方である。と、巨人はそう悟り始めた。
「冗談じゃないわよ……ッ! 火力が通らなくなってる!」
だが、そうとは気付いていない魔法少女は舌打ちをし、自身の放つ火球が怪物に対して全く効果を示さなくなっていく様子に、背筋に冷たい汗が流れるのを感じた。
「マズいっすよ! あいつ、炎に適応して鎧まで出してきてるっす!」
「言われなくても分かってるわよ! だったら……装甲ごと適応の限界を超える火力で、一気に細胞一つ残さず焼き尽くすまで!!」
魔法少女はステッキを頭上に高く掲げた。
周囲の大気が一気に乾燥し、ステッキの先端へと、魔力が凄まじい勢いで収束していく。彼女の魔力のすべてを注ぎ込んだ、この裏路地にいる全てを灰にするほどの大技のモーションだった。
先ほどまでとは異なる予備動作に、巨人が警戒しつつも、その隙を狙って攻撃しようと、無言で腰を低くして構えた。
その時だった。
「――やかましいわ!」
路地の奥深くから、苛立ちに満ちた甲高い少女の声が響き渡った。
「せっかく良い気分で寝とったのに、妾の寝床の近くでドカドカと……何をしておるんじゃお前ら!!」
炎の明かりに照らされた路地の真ん中。
今まさに魔法少女が大技を放とうとし、巨人が構えを取るその中間地点の空間に、「それ」はとてとてと歩いて来た。
年齢は八歳程度だろうか。
漆黒の髪と黒い瞳を持つ、日本人らしき幼い少女。
身に纏っているのは、魔法少女のような煌びやかなドレスではなく、深い黒色の簡素なワンピースだった。
彼女は小さな手で目を擦りながら、口を尖らせて魔法少女と巨人を交互に睨みつけた。
「なっ……!?」
炎を収束させていた魔法少女の動きが、完全にフリーズした。
「ちょっと! なんでこんな所に一般人が、しかも子供が残ってるのよ! 早く逃げなさい!」
大技の射線上に突然現れた幼い少女を前に、魔法少女は慌てて魔力の収束をキャンセルした。彼女の認識では、目の前の少女はただの逃げ遅れた民間人でしかなかったのだ。
だが、彼女の肩にいた妖精の反応は全く異なっていた。全身の光を激しく明滅させ、ガタガタと恐怖に震え始めている。
「ち、違うっす! 逃げるのはこっちっすよ!!」
妖精の切羽詰まった絶叫が夜の路地に響き渡る。
「あの見た目……ふざけた口調……間違いないっす! あいつが世界征服を目論む悪魔の親玉っすよ!!」
「……はぁ!? 悪魔の親玉って、こんな子供が!?」
魔法少女は目の前の謎の少女を指さして驚愕する。
「ふざけた口調とは失礼な奴じゃな! 妾は偉大なるカグヤ様じゃ! ……って、そんな事はどうでもいいのじゃ。戦うなら妾の寝床から離れたところでやらんかバカモノ!! こんな夜に安眠妨害じゃろうが!!」
黒いワンピースの少女――カグヤは、子供っぽく地団駄を踏みながら魔法少女に向かって文句を垂れた。
魔法少女は妖精の言葉と、目の前の異常な状況を前にしてステッキの切っ先をカグヤへと向けた。
「……悪魔の親玉……なら、その化け物もあんたの手下ってことか!」
そう言って魔法少女はステッキの切っ先をカグヤへと向けたが、その額には嫌な汗が浮かんでいた。
(邪魔が入った……それに、あの怪物だけでも私の炎に適応し始めてて倒しきれるか分からないのに、その親玉まで出てきたら……このまま続けるのは無謀ね。それに、そろそろ一般人の避難も完了した頃合でしょ。……ここは悔しいけれど撤退ね)
冷静な判断力を持つ彼女は、一瞬で状況の不利を悟った。
「今日はこのくらいにしておいてあげるわ! 覚えときなさいよ!」
魔法少女は収束させていた炎の魔力を解放し、カグヤと巨人の視界を完全に遮る巨大な炎の壁を路地に発生させると、妖精と共に一瞬にして夜の街へと撤退していった。
「なんじゃ、騒ぐだけ騒いで逃げおったわ。つまらん奴じゃ」
カグヤは炎の壁が消えていくのを見届けながら、鼻をフンと鳴らした。
そして、彼女の視線は、背後に残された巨人へと向けられた。
「して、お主。悪魔かと思ったが、なんじゃ、魔力が全く無いではないか。珍しい生き物じゃのう」
カグヤは興味深そうに巨人の周囲をペタペタと歩いて回り、その表面に構築された骨の装甲をジロジロと観察した。
巨人は、炎を飛ばしてくる魔法少女が消えたことで戦闘態勢を解き、目の前にいる小さな個体をただ無言で見下ろしていた。
「ふむ……まあよい。お主、さっきの小娘と同等にやり合えるくらいには強いんじゃろ?」
カグヤは巨人の前に立ち、エッヘンと子供のように尊大に胸を張った。
「特別に、この偉大なるカグヤ様の世界征服のための手下にしてやるぞ! 感謝して妾に傅くが良い! まずは毎日妾に美味しいお菓子を貢ぐ仕事から……」
カグヤが上機嫌で語り続けている間、巨人の脳髄は極めて単純な演算を行っていた。
目の前にいるのは、全く警戒をしていない無防備な個体である。
サイズは極めて小さく、先ほどの個体のように抵抗して攻撃してくる様子も見られない。
人間の言語も「手下」という概念も持たない巨人にとって、カグヤの言葉は単なる無意味な空気の振動でしかなかった。
次の瞬間。
巨人はカグヤの言葉を遮るように、顔のない頭部の裂け目――無数の尖った乱杭歯が並ぶ口を限界まで大きく開いた。
そして、まるで無防備な小さな木の実でも食べるかのように、カグヤの頭をガバッと丸かじりにしたのだ。
「フギャッ!?」
カグヤのくぐもった声が巨人の口腔内に響く。
巨人は一切の躊躇なく消化プロセスを開始した。
強力なタンパク質分解酵素と極限濃度の塩酸が分泌され、カグヤの黒髪ごと頭皮をドロドロに削り取り、頭蓋骨のカルシウムを瞬時に分解する。
そして、露出した脳髄へと舌を触手のように伸ばし、ズルズルと音を立ててその中身を貪欲に啜り上げ始めた。
先刻の実験室で、研究員やラットの肉体を内側から溶かして喰らった時と同じ、凄惨でグロテスクな捕食のプロセス。
本来であれば、数秒で絶命して血の海に沈むはずの事象である。
だが。
「な、なんじゃ!? 急に周りが暗くなったぞ!?」
巨人の口の中で頭皮を溶かされながら、カグヤの底抜けに呑気な声が響いた。
「ってかこれ、もしかして妾、食われとらんか!? 今、妾の脳みそズゾゾって啜られておらんか!?」
頭部を溶かされ、脳を啜り上げられているにも関わらず、彼女の生命活動は停止するどころか、まるでギャグ漫画のキャラクターのように喚き散らしていた。
巨人はその異常な事態に理解が追いつかずとも、構わずそのまま全身を胃袋へと飲み込もうと喉を動かした。
「ってやめんかーー!! 妾の服がヨダレでベタベタじゃろうが!!」
ボゴォォォォォンッ!!!
巨人の顔面に、凄まじい衝撃が走った。
カグヤが苛立ち紛れに放った、ただの「張り手」である。
しかし、その小さな掌から放たれた物理的運動エネルギーは、先ほどの魔法少女の炎すら凌駕する、常軌を逸した理不尽な膂力となっていた。
音速を超えた衝撃波が巨人の頭部を粉砕し、数十トンものトラックに撥ねられたかのような勢いで、その巨体が路地の奥へと吹き飛んだ。
ドガガガガガガッ!!
コンクリート製のビルの壁を何枚もぶち破り、鉄骨をへし折りながら、巨人の体はいくつかのパーツにバラバラに千切れ飛んで、ようやく瓦礫の山の中で停止した。
静寂が戻った裏路地。
瓦礫の中に散らばった巨人の肉片や体液が、即座に異常を感知してスライム状になり、互いを求めてウネウネと集まり始める。
再構築されつつある巨人の視覚器官が、もうもうと立ち込める粉塵の向こう側から歩いてくる影を捉えた。
「ったく……手下にしてやると言ったのに、いきなり主人の頭をかじるとは躾がなっとらんわ。まずは調教からじゃな」
プリプリと怒りながら悠然と歩いてくるその小さな少女は。
巨人の酸によって溶かされ、完全に失われていた鼻から上の部位が存在しないまま、否、まるでビデオの逆再生を見るかのように、肉と骨と皮膚を、急速に再生させつつ、なんの苦痛も感じさせずに、こちらへと向かってきていた。