ホモビにでただけで異象ハンターにされる男   作:ニコラス―NICORUTH―

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 短め、かつ田所不在。エロ注意。


真紅のモーニングルーティン

 田所が家をでた丁度同じ頃。

絵空町の、茶色い家で。

 

「 あぁ、もうっ、最悪!またタギ虐民がコメ欄に沸いてるし!

マジムカつく。 」

 

 暗い部屋の中、ヴゥゥゥゥゥウウというなにかの振動する音が響いている。

この音は俗に言う、"オトナの玩具"の発するものであり、その主はベッドで横になっている女の手に握られ、

鼠径部に当てられ刺激を加えていた。

ちなみに彼シャツの下には下着は履いていない。

そう、裸である。

 

「 なんなのこのラッコテレビのなにがいいの?見るたびにすげえ不快になんだけど。 」

 

 彼女の朝は、目覚めた後に早朝の催しに苛まれる自身を慰めることから始まる。

男との逢瀬であられもない姿になる様を想像し、興奮を覚えて人目につかぬ部屋の中で自慰に耽り、やがて絶頂に至る。

人一倍以上に性欲の強い彼女はそうしてスッキリして一日を過ごすのだ。

しかし、彼女はその異能故に男性経験などはないため、そんなことは想像しづらい。

その為、イラストサイトの有志があげた画像などに目を通すのだが、最近は不愉快な輩が湧いてくるようになったのを感じていた。

 

タギドなる異象を虐げて愉しむ、通称タギ虐民である。

彼らはどうも民度が酷く、こうして無関係な場所で暴れていることも少なくない。

少なくとも彼女、真紅はNTRモノ以上の不快感を禁じ得なかった。

pix◯vのエロ画像で抜いていたら、関係ないコメ欄に、

あの下半身が致命的な男について描かれていたようなものだと思ってくれればいい。

東風◯早苗やら十六夜◯夜やら、時崎◯三やらのアレな様を頭に浮かべている中に、突如として南佳也が姿を現すのだ。

不愉快なんてものではないだろう。

 

「 はぁ~、萎える。シャワー浴びよ。 」

 

 バイブの電源を切って上体を起こし、ベッドから上がる。

風呂場の前まで歩き、シャツのボタンを外し、その豊満かつ異形な素肌を晒して、中に入った。

 

サァーッと気持ちの良いシャワーが彼女の身体にかかり、その長い髪は濡れる。

 

そんな中、真紅はふと一週間前のことを考え始めた。

タギドのことを頭の中から取り除きたかったというのもあるが、あの時鉢合わせたあの男のことを考えずには居られなかった。

 

そう、ISLANDERSのシャツ姿の、妙な存在感を醸し出す、

あの"先輩"だ。

 

「 あのシャツ、着てるやついたのかよ。それに・・・ 」

 

真紅はダサいと評判のあのISLANDERSシャツよりも、気になることがあった。

あの男の臭いだった。

少し会っただけなのに、あそこまで臭ってくるとは、彼女の想定外であった。

 

「 ああやべぇ、あの時のこと、思い出しちゃう。 」

 

 思わずさっきまで弄んでいた鼠径部を指で掴んでしまう。

あの臭い体臭、彼の異能の代償は、図らずも彼女に性的興奮を齎してしまっていた。

 

「 また会ったら、責任とって貰わないと。

こんな気持ちにさせて・・・ううっ 」

 

 異能持ちであった為にこれまで男運に恵まれなかった真紅であるが、この時、初めての感覚を覚えることになった。

 

 




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