We are Always Searching Happy Goal   作:Redemptor

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皆様、はじめまして。Redemptorです。

本作は『オーバーロード』の二次創作小説です。
原作ライトノベル第16巻以降のアンティリーネ・ヘラン・フーシェ、すなわち絶死絶命を中心に描いた物語となります。

少しでも楽しんでいただければ幸いです。

P.S.
本作は韓国のWeb小説投稿サイト「ノベルピア(Novelpia)」で連載している作品をもとにしています。
日本語版は、AI、翻訳ツール、辞書などを補助的に使用しつつ、投稿前に私自身で確認・修正を行っています。

そのため、不自然な表現や誤訳、ぎこちない文章が残っている場合があります。
また、更新速度もかなり遅くなる可能性がありますので、その点はご理解いただけますと幸いです。

【翻訳について】
本作は韓国語原文をもとに、翻訳ツール、辞書、AIなどを補助的に使用して日本語へ翻訳しています。
投稿前に表現、固有名詞、口調などを確認・修正していますが、不自然な日本語や誤訳がありましたら教えていただけると助かります。

【他掲載先】
Novelpia(韓国語原文):https://novelpia.com/novel/350721
Royal Road(英語版):https://www.royalroad.com/fiction/162785/overlord-we-are-always-searching-happy-goal
AO3(英語版):https://archiveofourown.org/works/83169856/chapters/219039956
pixiv(韓国語原文):https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27657023


We are Always Searching Happy Goal - 0

結局、あの少女は何者だったのだろうか。

 

本当に魔導国の関係者だというのなら、自分はどこまで魔導国の掌の上で踊らされていたのだろうか。

 

これが、敗北。

 

敗北とは、敵の攻撃を受けて倒れることではない。

己の身を賭してでも叶えたいと願ったものを無惨に打ち砕かれ、決して覆すことのできない絶望を突きつけられることなのだと、彼女はようやく悟った。

 

酷い。

 

負けたくない。

絶対に、負けたくない。

 

敗北を知りたいなどという言葉は、ただの嘘だった。

本当は、自分の力を否定したかっただけなのだ。

 

あるいは、母を否定したかったのだろうか。

 

自分の中を流れる血を。

愛されることのなかった日々が、自分にもたらしたものを。

 

けれど、たとえこんな忌々しい力であっても、大切なものを守ることができたなら――

 

その時は、母を少しは許してやれたかもしれないのに。

 

ようやく、負けたくないと思えたのに。

 

その想いすら、折られてしまった。

 

『願わくば、魔導国の関係者では……ありませ……ん……ように…………』

 

────そうして、最強の人間と呼ばれ、スレイン法国最強の切り札であった彼女。

 

漆黒聖典番外席次。

「絶死絶命」こと、アンティリーネ・ヘラン・フーシェの意識は途切れた。

 

初めて味わった敗北から、どれほどの時間が経ったのだろうか。

 

闇そのもののような牢の中で、アンティリーネ・ヘラン・フーシェは冷たい石床の上に力なく座り込んでいた。

 

つい先ほどまで、自分こそが最強の人間だと信じていた。

だが、ナザリック地下大墳墓の圧倒的な力の前では、自分などただの子供に過ぎなかった。

 

特に、自分を容易く制圧したあの小さなダークエルフの少女。

その力は、想像を遥かに超えていた。

 

敗北は明白だった。

残されているのは、どのような処遇が下されるのか分からないという、未知への恐怖だけ。

 

死だろうか。

それとも、死よりもなお恐ろしい何かなのだろうか。

 

絶望的な思考が、彼女の頭の中をぐるぐると巡っていた。

 

「結局、ここまで、か」

 

絶死――アンティリーネは、すべてを諦めたかのような声で呟いた。

 

わずかな差などではない。

文字通り、圧倒的な差だった。

 

仮に、ここで運よく脱出できたとしても、彼らに立ち向かうことなどできないだろう。

 

牢へ連行される途中で、かすかに感じ取った気配。

あのダークエルフの少女に匹敵する、あるいはそれ以上の力を持つ存在が、五、六体はいた。

 

「まさか、あれほどの差があるとは」

 

もしも。

万が一にも。

 

今よりさらに修練を重ね、せめてあの怪物たちと同等の力を手にしていたなら。

もっと懸命に、もっと必死に生きていたなら。

 

果たして、結果は変わっていたのだろうか。

 

「……」

 

経験したことのない事態だった。

だから、彼女には分からなかった。

 

もしかすると、違う結果に辿り着けたのかもしれない。

あるいは、どれほど足掻いたところで、結局は今と同じ結末に行き着いていたのかもしれない。

 

そんな考えと共に、後悔が押し寄せてくる。

 

けれど、すべてはすでに起きてしまった後だった。

 

これ以上考えても、ただの妄想にしかならない。

結果を否定したところで、偽りの幻想が与えられるわけでもない。

そこにあるのは、ただ残酷な現実だけだ。

 

どれほど切に祈ったところで、それを聞き届ける者はいない。

そして、祈りの切実さはやがて挫折へと変わり、胸に冷たい刃を突き立てる。

 

──もちろん、それはあくまで彼女自身の考えに過ぎなかった。

 

すでに塵となって消えた六大神が、彼女の祈りを聞き届けたのだろうか。

 

それとも、今は亡き実母が、最後の贈り物を遺してくれたのだろうか。

 

あるいは――

 

漆黒の闇と絶望の中。

地獄のような牢獄の中。

 

一つの希望が芽吹きつつあることを、彼女はまだ知らなかった。

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