We are Always Searching Happy Goal   作:Redemptor

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We are Always Searching Happy Goal - 18

「いやあ、少し目を閉じただけなのに、まだ降ってるな」

 

一度降り始めた雨は、絶え間なく降り続いていた。

 

少し目を閉じただけのつもりが、思ったよりもかなりの時間が過ぎていたらしい。

 

「アンティリーネ。元々この国は、こんなに雨が降るのか?」

 

「ううん? 私はよく分からないけど」

 

もちろん、毎日このように雨が降るわけではなかった。

 

天気が良かった日の方が、ずっと多い。

 

しかし、特に昨日から異様なほど多くの雨が降っていたため、カリムは気になり、アンティリーネに尋ねたのだ。

 

地理に関しては自分と大差ないかもしれないが、天気については自分より知っているのではないか。

 

そう思っての質問だった。

 

「これ、だんだん俺みたいにしつこく──」

 

「は? 一体何が!」

 

似ている、という言葉にアンティリーネは反射的に反応してしまった。

 

絶対に似てなどいない。

 

そう言わんばかりに枕を持ち上げ、そのままカリムの頭めがけて投げつける。

 

そして見事、カリムの頭に命中した。

 

あまりにも一瞬の出来事だったため、彼は避けることもできず、そのまま食らってしまった。

 

「あー、もう。起きて早々、何言ってるのよ」

 

カリムがそのままひっくり返るのを確認したアンティリーネは、再び布団の中に潜り込んだ。

 

「もう知らない。私、もっと寝るから」

 

「ワハハハ! ちょっと冗談を言ってみただけさ」

 

少し照れくさそうに、素早く布団の中へ隠れるアンティリーネを見ながら、カリムは屈託なく豪快に笑った。

 

そして、その様子をゆっくりと眺める。

 

「うーん。それにしても、雨がずっとこうして降り続くと面倒だな」

 

このまま、布団の中で拗ねているような彼女の姿をずっと見ていたかった。

 

だが、いつまでもそうしているわけにもいかない。

 

──とはいえ、特にできることもなかった。

 

あの日以来、ニンブルやカーベインに会うのも難しくなった。

 

他の連中との飲み会はつまらない。

 

かといって、アンティリーネを連れ出して、自分一人だけ酒を飲むというのも、どうにも格好がつかない気がした。

 

「……そんなに退屈で面倒なら、もう少し寝たらどうなの」

 

「お、それもいいな?」

 

確かに、こんなに雨が激しく降る日には、ベッドに横になって寝るに限る。

 

そう考えながら、彼はごく自然にアンティリーネの隣へ横になった。

 

「何してるのよ!」

 

カリムが突然自分の隣に寝転がってきたため、アンティリーネは慌てて足で彼の尻を思い切り蹴り飛ばした。

 

「おっと。少し照れすぎじゃないか?」

 

ベッドから追い出され、床を転がることになったカリムは、豪快に笑いながら言った。

 

「照れてなんかないわよ! あんたのベッドもあるじゃない! あっちへ行って!」

 

特に嫌だったわけではない。

 

強い拒否感を抱いたわけでもない。

 

ただ、まだ早すぎる。

 

アンティリーネはそう思いながら、再び布団の中へ潜り込んだ。

 

その姿をゆっくり見守っていたカリムは、自分のベッドへ向かい、さっきアンティリーネが投げつけた枕を拾って返してやった。

 

「ほら」

 

「あ、うん」

 

アンティリーネは、彼が枕を持ってくると、顔と右腕だけをひょっこりと出し、素早くそれをひったくった。

 

「ワハハハ! こりゃ、すました猫みたいだな!」

 

彼女が小さくて可愛い動物のような反応を見せると、カリムはとても幸せそうに豪快に笑った。

 

その姿に、彼女をずっと抱きしめていたい衝動に駆られる。

 

だが、鋼の理性でどうにか耐えた。

 

その代わり、少し退屈で手持ち無沙汰な彼女のために、今回も道化を買って出ることにした。

 

「ふん。違うわよ」

 

すました猫。

 

その言葉を聞いた彼女は、布団の中でもごもごと小声で否定した。

 

もちろん、気分を害したから否定したわけではない。

 

猫、だなんて。

 

そんなことを言われたことがなかったため、妙にくすぐったく、どんな反応を見せればいいのか分からなかっただけだ。

 

「お。雨脚がだいぶ弱まったな」

 

早朝から、互いにどれくらいふざけ合っていただろうか。

 

まだ雨雲が空を覆ってはいたが、激しく降っていた雨は、かなり勢いを失っていた。

 

その言葉に、アンティリーネは布団を全身に羽織ったまま小走りで彼の隣へ来る。

 

そして、一緒に外を眺めた。

 

「本当ね」

 

「なんだ、その姿は」

 

その可愛らしい姿に、カリムは思わず笑ってしまった。

 

カリムがそんな反応を見せると、アンティリーネは軽く彼を睨みつける。

 

「面倒だからよ」

 

──瞬間的に、あまりにも可愛くて抱きしめそうになった。

 

その衝動を辛うじて抑え込んだカリムは、代わりに両手で彼女の頬を軽く掴み、頭をあちこちへと向けさせた。

 

「何よ、目が回るじゃない!」

 

突然頬を掴まれ、頭を動かされたため、少し目を回したアンティリーネは軽く苛立ったように言った。

 

今さっき起きたばかりなのに、何をするのよ。

 

もちろん、カリムは相変わらずにこにこと笑いながら、何でもないことのように言った。

 

「昔から、絶世の美女は寝坊助だと言うが、本当なんだな」

 

「何よ、それ」

 

生まれて初めて聞く言葉に、アンティリーネは不思議そうな表情を浮かべた。

 

私って、そんなに寝てるのかな。

 

それでも、聞いていて気分は悪くなかった。

 

「目を覚まそうと思ってな。雨もだいぶ弱まったし、とりあえず飯でも食べに行こうぜ」

 

「そういえば、うん。少しお腹が空いたわね」

 

彼の言葉を聞くと、なんだか本当にお腹が空いてきた気がした。

 

「……それに、計画を少し変えなきゃいけなさそうだしな」

 

アンティリーネがちょうど何を食べるか考えていた時、カリムはそれなりに真剣な顔で言った。

 

急に真剣な表情になったため、彼女は首を傾げる。

 

「変える? 計画を? どうやって?」

 

「バハルス帝国をもっと見て回りたかったんだけどな。つまり、首都まで行ってみたかった。だが、そろそろ定住する町を探さなきゃいけないと思ってさ」

 

彼女は一瞬、自分の耳を疑った。

 

彼と共に旅をするようになってから、二ヶ月が少し過ぎた。

 

旅を始めた時もそうだった。

 

旅の途中でも、何度も言った。

 

このように時間を浪費するより、早く定住する場所を探さなければならないと。

 

おそらく、数百回は言ったはずだ。

 

もちろん、彼はそのたびに古狸のように、あらゆる奇妙な理屈と奇行を繰り出して逃げ回っていた。

 

間違いなく、そういう男だった。

 

その彼が、自ら定住という言葉を口にしたのだ。

 

「信じられない」

 

小さな疑問符が、大きな感嘆符へと変わった。

 

おそらく、目も大きく見開かれていただろう。

 

それほどまでに、彼女にとって想像もできなかった言葉が、彼の口から出たのだった。

 

「なんだよ。なんでそんなに驚くんだ」

 

「うん、そうね! 今すぐ決めましょう!」

 

そして、驚きはすぐに幸福へと変わっていった。

 

いつ終わるか分からなかったこの放浪生活が、ついに終わる。

 

その事実に、アンティリーネはとても幸せそうな表情で彼を急かした。

 

「お、おう。分かったよ」

 

カリムもまた、そんな彼女の表情を見るのは初めてだったため、驚くしかなかった。

 

もちろん、すぐに彼女が幸せそうな表情を浮かべると、カリムもつられるように微笑んだ。

 

良いことは、良いことだ。

 

そう思いながら。




本日もお読みいただき、誠にありがとうございます。
明日もまたお越しいただけますと幸いです。
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