ドラえもんのび太の異世界からの来訪者   作:セナドライ

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二百話内で完結したらいいな~(願望)


#第一話 見知らぬドア

四月の夕暮れは、まだ少し肌寒い。

月見台小学校の裏山へ続く坂道を、#[[rb:兔谷> ウガイ]]#朔夜は竹弓を肩に担ぎながら歩いていた。

今日は珍しく午前で授業が終わり、そのまま道場へ向かったのだ。春の大会が近いせいか、師範の稽古もいつもより厳しかった。

「……肩、痛」

ぐるりと腕を回す。

弦を引き続けた右肩がじんわり熱い。

空はすでに藍色へ変わり始めていた。住宅街から少し離れた裏山は、人の気配が薄い。風が木々を揺らし、ざわりと葉擦れが鳴る。

朔夜は足を止めた。

「……あれ?」

木立の奥。

ぽつん、と。

そこだけ切り取られたみたいに、“ドア”が立っていた。

誰かの家の扉のようでもあり、そうではないようにも見える。

黒。

艶のない、深い黒。

その表面には、金色で細かな模様が刻まれていた。

円を描く線。

細い飾り。

そして中央には――月。

「……何これ」

思わず近づく。

触れようとして、手を止めた。嫌な感じはしない。

でも、妙だった。

裏山の地面に、扉だけが立っている。

壁も何もないのに。

「……ドラえもんの道具?」

真っ先に浮かんだのが、それだった。

最近も空き地で、“空飛ぶじゅうたんで配達屋をやる”だの、“雲を育てる”だの、妙な騒ぎをしていた。

#朔夜はため息をつく。

「また変なことしてるなぁ……」

そう呟いて、踵を返した。

 

 

「だからさぁ! ぼくだって本気出せばできるんだよ!」

いつもの空き地。

案の定、騒がしかった。

「はいはい、また始まった」

「のび太の“本気”なんて三分もたないだろ」

スネ夫が肩をすくめ、ジャイアンが豪快に笑う。

「そんな言い方したらかわいそうよ」

しずかが困ったように眉を下げた。

「でもほんとなんだって! もし秘密道具があれば――」

「またドラえもん頼みかよ!」

がはは、とジャイアンが笑う。朔夜は少し離れた場所で、その様子を眺めていた。

(……いつも通りだな)

平和すぎる。

騒がしいけど。

でも、だからこそ少し安心する。

「何の話?」

#朔夜が近づくと、のび太が「あっ」と顔を上げた。

「#朔夜! 聞いてよ、ジャイアンたちが――」

「おーい、のび太ぁ!」

そこへ、丸い青い影が走ってくる。

ドラえもんだった。

「大変なんだよ! さっき出した道具が見つからなくて――」

言いながら止まり、#朔夜を見る。

「あれ? #朔夜くん来てたんだ」

「ちょうどよかった。ちょっと聞きたいことある」

「?」

#朔夜は腕を組み、少し真面目な顔になる。

「裏山に変なドアあったんだけど。ドラえもんの?」

一瞬。

ドラえもんの表情が止まった。

「……ドア?」

「黒いやつ。金色で月の模様ついてた」

「黒……?」

ドラえもんは首を傾げる。

「ぼく、そんな道具出してないよ?」

「え」

空気が少しだけ変わった。

スネ夫が顔をしかめる。

「なにそれ、不気味じゃない?」

「誰かが置いたんじゃねーの?」

ジャイアンは気楽そうに言うが、しずかは不安げだった。

「でも、裏山に扉だけって変じゃない?」

#朔夜は小さく息を吐く。

「……やっぱドラえもんじゃないんだ」

「気になるなぁ」

ドラえもんは顎に手を当てた。

「とりあえず見に行こう!」

「えぇ〜!?」

のび太が青ざめる。

「夜の裏山ぁ?」

「のび太さん、怖いんですか?」

しずかがくすっと笑う。

「う、うるさいなぁ!」

「じゃ、決まりだね」

ドラえもんはポケットへ手を突っ込み、

「タケコプター!」

小さなプロペラを取り出した。

 

◇◇

 

夜風を切って、一同は裏山へ向かう。

住宅街の灯りが遠ざかり、森の影が濃くなる。

「……あった」

先頭を飛んでいた#朔夜が指差した。木々の間。

黒い扉は、最初に見た時と同じように静かに立っていた。

「うわぁ……」

スネ夫が声を漏らす。

「ほんとにドアだ……」

しずかが呟く。ドラえもんはゆっくり降り立ち、慎重に近づいた。

「どこでもドアに似てるけど……違う」

表面を見つめる。

黒地に刻まれた金の装飾。

中心に描かれた、細い三日月。

「きれい……」

しずかが思わずそう零した。

「この月の模様、なんだか――」

その瞬間だった。

――ギィ。

誰も触れていないはずの扉が、ひとりでに開いた。

「っ!?」

のび太が悲鳴を上げる。

扉の隙間から、白い光が溢れ出した。

眩しいほどの光。

なのに冷たい。

風が吹く。

違う。

“向こう側”から何かが流れ込んできている。

#朔夜は目を細めた。

その光の奥。

一瞬だけ。

誰かの影が見えた気がした――。

 




質問どんと来い!です。文章作成自体はチャッピー(チャットGPT)ですが、プロットを書いているのは私なので。
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