ワタルを追いかけ、ふたご島を出たグレイたち一行。
次に辿り着いた島は、中心部に火山が位置する『グレン島』。
ボーイスカウトが島の名前を教えてくれたが、グレイたちはその名からこの島にはカツラさんのジムと研究所があることを思い出した。
既にカツラさんが調べ尽くしたであろうグレン島では、レッドの手がかりは見つけられそうにない。
どうすべきか悩んでいたグレイたちを横に、ボーイスカウトは丁度良いサイズの石を探しているようだった。
「なにをしているんですか?」
「イヤ、知り合いがポケモンバトルの特訓をする手伝いを頼まれているんだよ。…ここが特訓の場所で、あの人が特訓する人!」
特訓の手伝いだというボーイスカウトの案内についていくと、火口に架けられた橋の向こう側から誰かが歩いてくる。
歩いてきたおじいさんが合図を出すと、ボーイスカウトはゴーストと共に石を投げつけた。
ゴオと音が聞こえてくる程の速球がおじいさんへとぶつかる直前、影から現れた『なにか』がそれを弾き飛ばす。
ボーイスカウトは今度はウインディを繰り出すと、ゴーストの投げ続ける石に“ひのこ”を命じ、火球の礫を生み出した。
「火球があんなにたくさん!つり橋の上では左右に逃げようもないし、バランスを崩したら落ちちゃうんじゃ…!」
「いや…何かが、石を打ち返している。あれは…スプーンか?何か、見覚えが…!?」
礫が収まると、おじいさんは息を吐きながら『何か』をボールに収め、こちらへと歩いてくる。
「ありがとう。これは今日の分のお礼だ…また頼む」
「イーエ、お安い御用です!」
(この人…この声、どこかで見たような、聞いたような…)
どうやらボーイスカウトにお礼をしにきたらしいおじいさんに、グレイたちはどこかで見たかと疑問を覚える。
ついてくるかと問いかけてきたおじいさんに困惑しながらついていくと、火山横の洞窟から鋼鉄製の扉を通し研究所に案内された。
「ここは私の秘密研究所だ。裏はジムになっている。…グレン島にようこそ。グレイ、イエロー!」
「!ど、どうしてボクたちの名を?」
「…?眼鏡につけヒゲ、それにカツラ!?…カツラさんか!変装だったんだ…」
「どこで誰が見ているか分からないからな。…実は本物のヒゲは炎特訓で焦がしてしまったんだがね」
おじいさんの正体は、グレン島ジムリーダーのカツラだった。
カツラは『何か』の入ったボールをポッドへと移すが…グレイは、その中へ写ったモノに見覚えがある。
「見覚えがあると思ったら…カツラさん、これって…もしかして、『ミュウツー』なのか?」
「…!?何故、ミュウツーのことを…知っているのかい!?」
(ミュウ、ツー…?)
ミュウツーを知っているらしいグレイに、カツラは取り乱した様子だ。
ミュウツーが何か分かっていないイエローを尻目に、グレイは自身の生い立ちを告げる。
「俺は、ロケット団の研究所で造られました。…研究所を出るとき、目にしたんです。同じミュウの遺伝子が使われた、ミュウツーの資料を。…カツラさんは、ロケット団の研究員だったんですね」
「キミも、ロケット団で…?確かに、私は以前ロケット団で研究をしていたが、そんな実験、聞いたことも…いや。一度、ミュウの遺伝子が僅かに盗まれていたときがあった。その後の音沙汰はなかったのだが、まさか…キミが…」
「そっか、やっぱり秘匿されてたのか。…一つだけ、聞かせてください。あなたは…もう、足は洗ったんですよね?」
明かされたグレイの生い立ちに、カツラは思い当たる節があるようだった。
秘匿を悟ったグレイからの質問に、カツラは…
「あぁ、レッドくんの活躍を見て…私は、正気を取り戻した。今は、善の道を歩きたいと思っている。…だが、キミが復讐したいと言うのなら、私は…!」
「別に、足を洗って責任を取ろうとしている人にまで復讐はしませんよ…。でも、一つだけ約束してほしいことがあります。」
「何だって約束しよう…それだけのことを、我々はしてきたのだから」
約束してほしいと言うグレイに、カツラが断れるはずもなかった。
尊い命を兵器とすべく作り出し、その全てを奪おうとしていたのだから…
「ミュウツーのことを、幸せにしてあげてください」
「…な、に?本当に、それでいいのか…?元よりそうするつもりだ、他のことでも…」
「俺は、研究所を出た後はイエローの家に預けられました。最初は何も信じられなくて、諦めていただけだったけど……それでも、イエローは一緒にいてくれて…笑顔を見せてくれた。」
「そうして、ずっと一緒に過ごして…初めて、人の愛を知った。何年も経ってから、やっとわかったんです」
「造られた命でも、幸せになっていいんだって」
「そうか、そうか…!わかった、約束は必ず守るとも…!本当に、キミは…強い子に育って…」
ミュウツーを、幸せにしてあげてほしいと語るグレイ。
人として扱われすらしなかっただろう環境に生まれた少年が辿り着いた答えに、カツラは涙が止められない。
そうしてカツラが涙を堪えられるようになった頃、研究所の機械からピピピ…と音が鳴り始めた。
(グレイがそう決めたなら、ボクは何も言えない。…でも、そんなにボクのことを…なんだか、恥ずかしいけど。すごく、嬉しいな。)
「…?えっと、カツラさん。この音は…?」
「おお、イエローくん。済まないね、歳を取るとどうにも…それで、これは着信の音だ。…タケシくんからのようだな。私だ、カツラだ」
『カツラさん!今…オツキミ山の裏手だが、レッドが
通信してきたのはニビシティのジムリーダー、タケシ。
レッドを見つけたと言うが…いたとは、どういうことなのだろうか。
「タケシさん、それは本当ですか!?」
「そ、それで!レッドは無事なのか!?」
『いや、それが…正確に言うと、
「?????いたんだがいない?」
いたんだがいないと語るタケシは、レッドを発見した経緯を話し出す。
オツキミ山裏手を調査していたタケシは、ある場所でやけに深い穴を見つけていた。
その穴に潜った先にあったのが…画面に映されている、レッドの形をした何かだった。
(…?何か、違和感が)
「あ…レ、レッドさん!レッドさん!」
「落ち着くんだ、イエローくん、ピカ!それはレッドではない…そうだな、タケシ」
『ああ、カツラさん。コイツはレッドの形をした氷像、ただの氷の塊だ。そして中は空っぽ、まるで中身が這い出した後のサナギみたいに背中側が裂けてる』
「いたけれどいないと言う言葉の意味はそれか」
「タケシさん、つまりその像は…氷攻撃で凍らされたレッドさんが、その後抜け出たものだってことですか!?」
グレイの感じた違和感、そしてレッドの形をした何かとは、既に中身の這い出た後の氷の塊だった。
一度取り乱したイエローとピカだったが、それを認識して一旦は落ち着いた様子だ。
『そうだよ、イエロー。前に聞いたことがある。レッドは二年前シルフカンパニーの戦いの時も氷像にされた。恐らく同じような技だ』
「だとしたら自力での脱出は不可能だ。…助けた者がいるとしたら誰が、何の為に…」
この現象に心当たりがあるらしいタケシ。
しかし、レッドの手がかりは見つかれど誰が助けたのかという新たな疑問が芽生えてしまった。
カツラたちが思考を巡らせようとした時、通信器より異音が響く。
何かと思えば、通信に誰かが割り込んできたらしい。
画面に映ったのは…ハナダシティのジムリーダー、カスミ。
そのカスミより、衝撃の事実が報告された。
『カツラさん、大変!ニビが、格闘ポケモン軍団に襲われてる!』
「カスミくん!?それは本当か!?」
『タケシに伝えて!そして…ニビだけじゃないの!アタシの町ハナダもエリカのタマムシも…』
正義のジムリーダーズの町が、ポケモン軍団に襲われているというカスミだったが、突如通信が切れてしまう。
対処に向かったのか、通信すらできなくなったのか…それは分からないが、通信を聞いていたタケシは町を守るため、イシツブテたちを連れ山を下りていった。
ニビ、ハナダ、タマムシを襲っているのは、格闘・霊・氷の軍団。
タイプから察するに、奴らは四天王の軍団だろうが…四天王軍団はまだ一つ残っているはず。
目的はジムリーダーを身動きできなくすることと思われるが、残りは一体?
「ついに四天王の本格攻撃が始まった…だが、考えようによってはこれは好機だ。」
「好機?」
「実は、独自の調査で四天王の本拠地に目星がついている…ココだ!」
「これは…スオウ島、ですか?」
本拠地に目星がついていると言うカツラが見せたのは、スオウ島と記された島の写る地図。
地図にはない島と語り、四天王は私がカスミたちと合流すると考えているとカツラは推測しているらしい。
「そこで裏をかいて…今この島に攻め込む!私たち三人でだ…」
「ええ…!?ボクたちだけで、ですか…!?」
三人で突撃するという提案に、イエローは怖気づいていたが…ピカが奮起した様子でその裾を掴む。
遂に見つけたレッドの手がかりに興奮し、行かずににはいられないようだった。
「さっき、レッドさんのことを聞いて…。ヨシ!ボクだって同じ気持ちだよ、ピカ!」
「…イエローが大丈夫なら、行くとしようか。………?カツラさん、どうしたんですか!?」
覚悟を決めたイエローとグレイだったが、それに頷いていたはずのカツラが右手を押さえ倒れてしまった。
何でもないと語るカツラだが………すぐには動けそうにないのか、地図を渡しながら先に進むようグレイたちに伝える。
「で、でも…」
「別ルートで行った方が有利だ。キミたちは、島の反対側から上陸してくれ…。私は、準、備をして…追いかける…いいね?」
「…分かりました。行こう、イエロー!ララとリリは目立つから…頼んだカブキ、“なみのり"だ」
「…うん、行くぞピカ!」
カツラの促すように従い、グレイたちは各々の手段で“なみのり"をしスオウ島へと向かう。
彼らを見送っていたカツラだが、ポッドの中から伝わってきた意思に応え…ポッドからそのボールを取り出した。
「分かっているとも…そのための特訓だったんだ。…行くぞ、兄弟!」
カツラが島の西側に到着した頃、グレイたちは東側に潜伏し休息していた。
夜のうちに一度仮眠を取り、その後カツラと合流するつもりだったが…眠っていたピカが悪夢を見たのか、飛び上がるように目覚める。
「ピカ…また同じ夢を見たのかい?」
「ふぁ…何を、伝えようとしてるんだろうな…」
ピカの異変に気付いた二人も目を覚まし、その心を読み取ろうとしたが…ピカ自身が閉ざしてしまっているのか何も伝わってこずにいた。
そんな時。
空から、聞き覚えのある声がしてきた。
『なにしょげてんのよ、あなたたち!』
「ブルーさん!それに…」
「マサキか。久しぶりだな…むにゃ」
ブルーとマサキが、膨らんだプリンに乗ってやってきたのだ。
二人はプリンから飛び降りグレイたちの目の前へと着地すると、親しげに話しかけてくる。
…マサキは腰を痛めているようだが。
「そうや来たでえ、久しぶりやな。…何か、敬意を感じんけど」
「イエロー、それにグレイ。あなたたちの危機を知って追ってきたのよ。この四天王の本拠地、スオウ島までね」
「夕方上陸して、暗くなるのを隠れて待っていたんです、今まで」
「良い判断だわ。見たところ、イエローの案でしょ。少しは勉強したみたいね。ウフフ」
グレイはまだ眠そうにしていたが、イエローとブルー、二人が再会を祝うように話し合っている。
その様子を見ながら、マサキはブルーとイエローたちの関係について考えていた。
(ブルー…まだイマイチ信用できへんけど、本当にイエローたちと知り合いなんやな。それどころか、イエローとグレイをこの旅に送り出した張本人!カンナの時に助けてくれたんもブルーやゆうし…)
「マサキさん、どうしてブルーさんと一緒に?」
「こいつがいきなり押しかけてきたんや。まぁ、話せば長なるんやけど…」
「さ、さあ!もたもたしていても仕方ないわ。行くわよぷりり!グレイもほら、シャンとして!」
話せば長くなるというマサキを誤魔化すように、ブルーは
ぷりりが瞬く間に空気を吸い込み、四人を乗せて空へ浮かび始めると…今度は
大げさじゃないかと言うマサキだったが、ブルーから渡されたゴーグルを通して地表を確認するとヤドランたちが見張っているのが見えた。
「なるほど、寒いわけはこれやったか!こら、うっかり地上を移動したら三歩あるくごとにバトルやでぇ…」
「そういうこと!ぷりりの気球は、スピードはともかく静かさは天下一品だもの!イエロー、どっちに向かえばいいの?」
「ええと…地図を手に入れてるんですが…。あれ、どう見るのかな?ええと…こっちかな!?」
バレないように移動しようとしたブルーたちだが、イエローは地図の見方が分からない。
痺れを切らし、地図を見ようとするマサキ。
しかし、無理に動いた結果…地図は二人の手から落ち、挙句にはヤドランに食べられてしまった。
「どうするんやっ!」
「あなたのせいでしょう!?マサキ!」「んにゅ…うるさい…」
「ちょっと見てください、あのヤドラン、主人に伝えに行こうとしているんじゃ…!」
去っていくヤドランに、ブルーはタッちゃんを張り付かせる。
ヤドランが見えなくなるまで待ち…距離が取れたらタッちゃんの墨を辿るつもりらしい。
だが…待っている間にも、ハナダやニビ、タマムシは総攻撃を受けている。
急がなければ…そうイエローが焦るのも、無理はなかった。
ブルーたちが島の反対側に着いた頃、グレイも目をしっかりと覚ましていた。
ヤドランは中まで行ったようだが、すぐに侵入するには危険が伴う。
様子を探ろうとしたところ、ブルーがボールに入れていた
「人の…声。人の声が聞こえたみたいです。そしてこのピクシーの表情。驚いているけど、怯えてはいない…知っている人なんだね」
「ってことは、味方だろうな。」
「ええ、行ってみましょう!」
そうして踏み入れた場所には…五人のトレーナーが集まっていた。
ナツメ、キョウ、マチス…そして、カツラとグリーンまでもが一堂に介している。
「よく来たな、グレイくん、イエローくん。…一緒にいるのは誰かね?」
「ブルーさんとマサキさんです。ボクたちを追って合流してくれました。」
「それで…そっちの人たちは?」
「マチス、キョウ、ナツメ。元ロケット団だ。オレ達も今ここで…どうしたんだ、そのライチュウ?」
マチスたちの名、そして元ロケット団だと聞いた瞬間、グレイの意思を介さずララが飛び出してきた。
何かと思えば…まるで仇を見つけたかのように、殺意をその目に宿している。
「ファファファ…どうやらオレたちに恨みがあるようだが。良いのか、ここでやり合って。オレたちも四天王を倒すためにここへ来たのだが」
「四天王を倒す、だと…?」
殺意を向けられているというのに余裕気なマチスたちは、ロケット団の壊滅…そして打倒四天王の真相を明かす。
「いい機会だから教えてやろう。オレたちロケット団を壊滅させたとおまえらは喜んでいただろうが、そんなものとんだ思い違いよ」
「シルフカンパニービルが完全に崩れきる寸前、私たちはあの場所から去ったわ。そして今まで復活の準備をし、その時を待っていたのよ!」
「ところが…だ、今カントーは四天王の攻撃を受け、人々は消されようとしている。…オレたちの制圧するはずの場所で勝手な真似は許さん!」
「あなたたちも打倒四天王を掲げてこの場に来たんでしょう?邪魔をしないというのなら、この場は手を組んであげてもいいわ。」
復讐を果たさんとしていたララだったが…前へ進もうとする足を、グレイに止められる。
「待て、ララ…。復讐したい気持ちは一緒だ、許せないってのも、痛いくらい分かる。」
「だけど、今だけは抑えてくれ…!四天王を倒した後なら好きにしていい。でも今は…コイツラの手を借りてでも、カントーを滅ぼそうとしている四天王を倒さなきゃいけない…!」
血が滲む程に強く拳を握りながら、グレイは説得しようと言葉をかける。
一人と一匹は、足を洗い責任を果たそうとするカツラのことは許せても…懲りずに復活しようなんて奴を、許すことはできなかった。
それでも打倒四天王のために、今だけはやめてほしい…そんな訴えが通じたのか、ララが一歩下がる。
まだ、その目には憎悪の炎が残っていたが…説得には応じてくれたらしい。
「フフ…お決まりのようね。フーディン!」
一部始終を見届けたナツメがフーディンに合図を送ると、フーディンの作り出したスプーンがそれぞれの手元へ渡された。
『運命のスプーン曲げ』。
それは、全員がスプーンを持って強く戦う気持ちを念じることで、念を受け取ったフーディンが組むべき相手を決める占いだ。
(…レッドさんを探すために…そして、今度こそ守られるだけじゃなく、グレイの横に立つために)
(レッドさんが戦った四天王との戦いを…もう避けるわけにはいかない!)
そして、四天王と戦う決め合わせが決まった。
一組目、グレイ&イエロー&カツラ。
二組目、グリーン&キョウ。
三組目、ブルー&ナツメ。
どうやら、偶然にもシルフカンパニーの決戦で戦った相手同士になったようだ。
スプーンが曲がらずにいたマチスは同じく曲がっていないマサキを数合わせに連れていく。
「さて…と、オレたちの調べによればこの鍾乳洞は島内で迷路のように奥へと続いていくらしい。ここで四組に分かれて、別々に本拠地を目指そう」
キョウの提案に乗り、グリーンたちは別の道を歩いていく。
カツラについていこうとするイエローだったが、俯いているグレイに気づき、声をかけた。
「どうしたの、グレイ?」
「…ごめん、イエロー。少し、手を握ってくれないかな。心が、落ち着かないんだ…」
ララにはああ言ったのにさ…と、グレイはトキワに住んで以降初めて見た同胞の仇に、取り乱しているようだった。
怒り、悲しみ、憎しみ…形容のしようのない感情を抱え、脆くなったグレイをイエローは…
「ちょっとじゃなくても、気が済むまで握ってていいんだよ?ボクは、グレイが知ってる子たちの代わりにはなれないけど…隣にいることはできるから。だから、手を繋いで一緒に行こ?」
ワタルと初めてあった後のように、優しくその手を抱きしめた。
泣く子をあやし、手を引いて歩く親のように…グレイを慰めながら、カツラへ話しかける。
「グレイは、ボクが連れていきますから…行きましょう、カツラさん!」
「そうか…グレイくんのことは任せるよ。では、行くとしよう」
(しかし、やけに二人の距離が近いような…最近の子供たちは同性でもこんなものなのか…?)
二人の距離に疑問を覚えたカツラだったが、その答えは持ち合わせていなかった。
何はともあれ遂に四天王との決戦の時が来た。
四組に分かれた者たちは、その先でどの四天王と戦うことになるのか。
打倒四天王を掲げ、道を進め。