ラウンドワンコラボだぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!!
新宿、のど真ん中にて。
現代最強の術師、五条悟。
史上最強の術師、両面宿儺。
そのふたりが、あいまみえていた。
「勘違いしてるみたいだから言っとくけど──────」
「そっちが挑戦者だから。」
「クソガキが。」
戦いの火蓋が開かれる。
殴り殴られ──────
否。
五条悟には、自身の術式、「無下限呪術」による無限のバリアが貼られている。
それは必ず最終的には2に収束するという、アキレスと亀のようであるが、「近づけば近づくほど遅くなる」という性質ゆえ、五条悟に触れることは不可能であると言えた。
しかし、それに対する対抗策。
無限をとっぱらい、自身の術式を当てる唯一の方法。
両者の声が重なる。
「「領域展開」」
無限の情報を与え、対象を廃人にする無量空処。
超広範囲に絶え間なく「解」、「捌」を浴びせ続け、対象を切り殺す伏魔御廚子。
領域展開の押し合いに持ち込まれる。
勝者は────────────
五条悟の身体に、裂け目が入った。
勝ったのは、宿儺。
しかし五条は、口を歪め、笑っていた。
(術式の性能は僕の方が圧倒的に上だ)
しかし、五条もこのままではいけない。
五条の持つ領域対策。
「シン・陰流 簡易領域 」
五条に攻撃する術はない。
押し負けたといえど、1度領域を展開している。
もちろん、術式は焼き切れる。
簡易領域で耐え凌ぐ。
耐えて、耐えて耐えて。
宿儺の領域が終了した。
宿儺の術式も、焼き切れた。
チャンス。
しかし、五条はそれがチャンスではないことを理解していた。
五条がとる術式の早期復活方法。
自身の脳を破壊し、反転術式で治す。
それを宿儺も行うと予測していたからだ。
案の定、宿儺もそれをしたようで。
再び、両者の声が重なった。
「「領域展開」」
五条が、従来の領域よりはるかに広い領域を展開した。
先に五条の無量空処が押し負けたのは、宿儺の領域の範囲の広さによるものだ。
領域は、外からの攻撃に弱い。
故に、外からの斬撃で破壊され、押し負けてしまった。
でも五条は、伏魔御廚子の範囲をまるまる囲むのでなく……
そのまま、ずっとずっと、ボーリング球程の大きさまで小さくなっていった。
領域の密度を上げ、外からの攻撃に強くするため。
伏魔御廚子のように、閉じない領域というものは「キャンパスを用いずに空に絵を描くことと等しい神業」と称されるくらいであるが、この五条の領域も⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
すなわち、明らかに人間が入る大きさではない領域に、自身が入るというイメージをもてていることも、また神業であった。
今度は宿儺も容易には突破できない。
領域の押し合いが続く。
次に勝ったのは⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯
ん?ボーリング球くらいの大きさ?
ボーリング球?
どこからともなく現れた永世さんが、五条の領域をつかみ、投げる
からんっ
と音を鳴らした。
それに続き、「ストライク!!」と機械の声。
ストライクである。
その芳しい結果を目前に、永世さんは。
「おお」
おしまい