超次元ゲイムネプテューヌ 罪深き最終兵器と黒の女神   作:甘さん

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主要登場人物(ラステイション陣営)

麻田啓二→プラネテューヌ

ノワール→プラネテューヌ

ユニ→プラネテューヌ

神宮寺ケイ→事業のためラステイションを離れている。


CFW陣営 

ホーリーエンペラーナイン(代表)通称HEN様

CFW三銃士(Criminal Force Weapon)

サーティースリー

海道玄

プロメデウス


chapter2-2 黒のシスターの悩み事

 

chapter2-2 黒のシスターの悩み事

 

「ネプテューヌさん、ネプギアさん今日こそ仕事をして貰いますよ」

「げっ....いーすんってばやだな~、犯罪神を倒してクタクタだからお疲れ休みって感じで良いって言ったじゃん!」

「全く....もうあれから何か月経ってると思ってるんですか、と言うかネプギアさんまでネプテューヌさんを見習ってサボっていますし.....」

「え.....あの、その...ごめんなさい」

綺麗な薄めの金髪をした、まるで妖精の様な小さな女性がネプテューヌとネプギアに対して小言を言いに来たようだ。

まぁノワールの話を聞けば、仕事を全くしていないのだから小言を言いたくなるのも分かるが。

こう言った事を言える立場にあると言う事は彼女は恐らく......。

「啓二さん、あの人がプラネテューヌの教祖ですよ」

ユニが丁寧に説明してくれたが、やはりプラネテューヌの教祖イストワールだったようだ。

いーすんと言うのはあだ名なのだろう。

しかし、教祖とは全員あの様な妖精の姿をしているのだろうか。

女神の助手でありながら、まだ自分の国の教祖の姿を見たことがなかったので、神宮寺ケイの姿を俺は知らない。

となると今は事業を立てるためラステイションを離れている神宮寺ケイも、同じ様な見た目をしているのだろうか。

「ユニ、俺たちの国の教祖の神宮寺ケイも妖精の姿をしているのか?」

「は?.....いや全然違いますけど」

半ば呆れられる様な形でユニに返答されてしまった。

考えてみると、妖精が新事業を起こすなんて滑稽に見えてしまうな。

俺はこの世界の常識が、よく分からないからあり得る事だと勝手に思ってしまったが。

やはり、知識が少し付いてきた今の状況が一番危険だ。

分からない所や足りない所は、自分で勝手に仮説や想像を立ててしまって、気付けば自分の考えが何時の間にか論理的ではなくなってしまう。

もっと知識を付けなければ。

「ねぷぅ.....今日もいーすんの説教をやり過ごすの大変だったよぉ!」

「あなたが仕事をしないからでしょ」

「自業自得ね......」

「サボり方を知っていればこんな事にはなりませんのに」

ノワール、ブラン、ベールにも総叩きを受けるネプテューヌだった。

女神の様子を見ていると、仕事に一番熱心なのはノワールで、ブランもやる事はやっている感じで。

ベールとネプテューヌが仕事をしていない様な感じなのだろうか。

サボっている事へのかわし方が上手いのはベールの方なのだろう。

 

楽しい時間も過ぎ、もう辺りも暗くなっていた時。

「あっそうだ~!今日は皆で教会にある温泉に入らない?」

「良いですわね」

ネプテューヌが温泉に入る事を皆に提案するが、だがこの提案は......。

「ちょっと待って.....おと...」

「そうよ!啓二がいるのに皆で入れるわけないでしょ!」

ブランが指摘しようとしている事を、押しのけて先にノワールが大きな声で主張する。

まぁ当然そうなるな。

最悪、全員が入っている間一人で待っていても良いが。

「さっすが~!彼女は彼氏の事をよくかんがえてるね~!」

「そう言う問題じゃないわよ!覗かれたら困るし!」

ネプテューヌとノワールの何時ものやり取りをしていると。

後ろの方からあの~と言う声が聞こえた。

「お姉ちゃん、私これから今作っているシステムの見直しとかしたいから、パスしていいかな?」

「ガーン!そんなネプギアちゃんが一緒に入って下さらないなんて、楽しみが減ってしまいますわ.....」

「ベールさん、ごめんなさい」

別にそこは謝る所じゃないと思うが、と言うかさっきの発言入ったらセクハラしますよって言う宣言と変わらないのでは。

「私たちも今は入る気分じゃないから良いわー!」

とラムが言い、ロムがこくこくと頷いている。

「じゃあ皆が入らないなら私も良いかな」

とユニも言い、結局女神達だけで温泉に入る事になりそうな空気になった。

まぁ、女神だけしか入らない中でユニが入るのは勇気がいりそうだし、ベールにセクハラされてしまうかもしれないしな。

と言う事で女神達のみ、温泉に入る事になり、女神候補生と俺は各々の時間を過ごすことになった。

すると、入る前に何故かノワールがこちらに歩み寄ってこう言ってきた。

「良い?絶対に覗かないでよね!」

「まるで前科があるみたいな念の押し方だな」

「この方はそこまでがっついている男の人と言う感じではありませんので、大丈夫だと思いますけども」

「むしろベールの方が心配ね.....」

「いやいや!これはきっと振りだね!良いか絶対に押すなよ!絶対に押すなよ!絶対にだぞ!的な!

 ねぷぅ!痛いよぉ~ノワールぅ~ほっぺたちぎれちゃうぅ~」

ノワールがネプテューヌの頬を思い切りつねりながらそのまま彼女たちは浴場へと向かっていった。

さて、もし俺が18禁ゲームや、中学生くらいを対象にした小説やアニメの主人公ならすかさず覗きを実行しただろうが、

覗きをしたいと言う親友キャラもいない今、ノワール達が来るまでどうやって暇を潰すかを考えなくてはならない。

ネプギアは一人で自室に戻ったらしく、ロム、ラムの二人は自分のやりたい様に遊んでいる。

とすると、やはり.........。

「ユニ、暇だな、何かやる事はあるのか」

「ネプギアも今日私と買った物を使って部屋で頑張っていますし、特にないから暇つぶしに携帯のゲームでもしてようかな」

ユニには昨日、勝手に前へ出て迷惑を掛けたことをしっかり謝っておきたい所だし。

場所を変えて、話すのも良いかもしれないな。

「少し、話したい事があるから近くのカフェにでも行かないか」

「えっ?話したいことって.....私もやる事ないですし良いですけど....」

俺はユニを連れ出し、プラネテューヌの教会近くにあったカフェに行くことにした。

 

「啓二さん、夜景が綺麗ですね」

近くのビルの6階にあるカフェのテラス席を取る事に成功し、素晴らしい絶景が俺たちの眼に映し出された。

まるで一つ一つの窓から見える明かりが宝石の様な輝きをしており、その宝石の輝きが紫の都市プラネテューヌの美しさを更に引き立てている様だった。

どこかのイベントに使われていたのか用途は分からないが、多彩な色をしたイルミネーションがこの都市をデコレーションしている様だった。

綺麗や、美しいと言う表現以外に表しようがない事に申し訳なさがこみあげてくる光景だった。

これも近未来の都市の夜だからこそ見れた光景であると俺は思った。

「うむ、最高の光景だな」

「ところで、話したいことって何ですか?.....」

顔に疑問符を浮かべたユニが真剣に俺の顔を見つめてくる。

「改めて、昨日は申し訳なかったと思ってな。

 俺が出て行かなくても君ならあれくらい制圧できただろうし、

 それに俺は、出て行かず待っていてほしいと言う君の約束を破ってしまった。

 本当にすまなかったな」

謝罪をする俺に対し、ユニは吃驚しながらこう返す。

「そ、そんな謝らないでください。

 結果的に啓二さんも何人か無力化してくれましたし、誰も怪我をしませんでしたし

 それに、あの人たちの何と言うか嘗め回すような視線と暴言に少し怖くなってしまったのは事実ですし.....

 とにかく啓二さんは次から気をつけてくれればそれで良いですから!」

改めて謝罪をしたがどうやら許してくれた様だ。

「それで啓二さんの話はそれだけですか?」

「それだけって軽い話でもなかったが、俺が伝えたかった事はそれだけだな。

 まだ時間はあるし、ユニからも話があれば付き合うぞ」

と言うとユニは少し考えて、俺を見据えてこう言った。

「じゃあ一つ意見を聞いて良いですか?

 そ....その男の人の意見が聞いてみたいので......」

「うむ、構わないぞ」

まぁ女性だけの感覚じゃ分からない事もあるから、男性の感覚も聞いておく必要のある事柄もあるだろうしな。

特にユニの周りを見ると女神と女神候補生と教祖、全員女性っぽいので男性の意見を聞く機会も少ないだろう。

ここは一つバシッと答えてあげるとしよう。

「そ.....その、男の人からみて私みたいな胸の人ってどう思いますか?」

なるほど、胸か......うん?胸........。

ちょっと待て、確かに男性の意見は必要かもしれないが唐突過ぎやしないだろうか。

「まず一つ聞いて良いか、本当にその質問で良いのか?それと何故そんな質問をしようと?」

「啓二さん質問が2つになってますよ。

 えーと、その前に啓二さんはまだ見てないと思いますけど、私たちが戦闘するとき強い相手だったら女神化して戦う事は知ってますよね」

つい質問が2つになってしまった。

なるほど、俺も冷静に返しているつもりが動揺している様だな。

女神化についてはノワールから話は聞いているので俺は首を縦に振った。

「女神化すると私達の見た目は変わるんですけど、今日ネプギアから指摘されて、私も気にしている事だったんですけど

 私って女神化すると胸が小さくなるんですよ.....

 普通は、お姉ちゃんも、ベールさんも少し大きくなりますし、ネプテューヌさんが一番大きくなるかな、身長も変わっちゃいますからね!

 ネプギアもそこそこ大きいし、周りと比べると小さい上に女神化すると小さくなっちゃうなんて自信がなくなっちゃいますし

 それで啓二さんにちょっと聞いてみたいかな...なんて」

なるほど、と言うかベールはあれ以上大きくなるのかっ?.....。

見てみた....いなんて思ってない、気のせいだ。

それよりもネプテューヌは話だけ聞くと、もはや別人になってしまっているな。

「啓二さんクールぶってるけど、ベールさんがカラオケで歌ってる最中胸をチラチラ見ていたのを私知ってますし

 さぞ興味があるんじゃないかと思って........」

ばれていたのか.....やはり女性はそう言った男性の視線をよく分かっているな。

でも何故、ベール自信ではなくこの娘が気づいたのだろうか。

これを聞くと泥沼に嵌ってしまいそうな気がしたので軽く咳払いをして誤魔化しを入れる。

「ごほん......正直な意見を話して良いんだな」

「構いません、と言うか嘘とか遠慮とかはあんましてほしくないです!」

なら俺も覚悟を決めるしかないな、俺自身も何についての覚悟なのかあやふやだから半分やけっぱちの様な物だった。

俺は注文したアイスティーで、喋って渇いた喉を潤し。

その間に喋る事をまとめながら話を続けた。

「現実を突きつける様で悪いが、普通の男の人ならやはり大きい方が好きだろうな。

 こう言うのを女の子の前で言うのもどうかとは思うが、俺も大きい方が好きだ。

 大きすぎるのもどうかって話もあるがそこは別の問題なので今は置いておくとしよう。」

「やっぱり、そうですよね......」

傷つけてしまったか、俺はすかさずフォローを入れる。

「まぁ男でも小さいのが好みの人はいるが

 ユニは小さいのが好きだからユニちゃん好きーってやってくる男がいて嬉しいって思うか?」

「えっ.....それはちょっと.......」

実際、貧乳好きを公言している男を貧乳の女性が良く思っているかと思えば、現実問題微妙ではないかと俺は考えている。

まぁ貧乳はステイタスだ!的な事を言っている女性なら好意的に受け取るのかもしれないが。

そう言えば、高校時代ロリコンとクラスで呼ばれていた男が言っていた持論によれば。

貧乳の魅力は、女の子がその貧乳を気にして恥ずかしがったりしている様な様子が可愛いからであり。

うるさい貧乳の女が自分の貧乳に対してドヤ顔してたり、ある所には需要あっからって言ってる様は実に情緒のない光景で、ただ見苦しいだけであると言っていたな。

 

「まぁ胸だけで君の魅力が決まるわけじゃないからそんな気にする必要はないんじゃないか。

 もし、君の事が好きだって言ってくれる男の人ができたなら、彼には同じ質問をしてみるといい。

 貧乳が好きだからって反応だけなら門前払いするとして

 そうだな、そりゃ胸の大きい君の方が好きだけど、でも胸の大きい誰かと今の君のどちらかなら断然君の方が好きだ

 なんて言ってくれる人を探すと良いんじゃないか?きっとそう言ってくれる人間はユニ自信をしっかり見てくれていると思うしな」

 

女神候補生の身体が成長するのかは知らないので。

成長すれば胸が大きくなると言う根拠のない慰めはしなかったが、大丈夫だっただろうか。

ふと、ユニを見ると呆然とこちらを見ている。

悪い事を言ってしまったか不安になったので、俺はすぐフォローをする。

「もしかして変な事を言ってしまっただろうか、だとしたらすまない」

「あ......いえ、と...とんでもないです!

 そのとっても勇気づけられましたし....」

無神経な事を言ってしまったかと焦るが、どうやらそんな事はなかったのか...或いは気を使ってくれているのか....。

それにしても頬がこちらから見てもはっきり分かるくらい赤く染まっているな。

よく見ると耳の方まで赤さが来ている様だ。

これは.....もしかすると......。

「すまない、俺が夜の寒いテラスに連れ出したばかりに、風邪を引いてしまっただろうか?

 熱はないか?」

「いえ、その大丈夫ですから、気にしないでください.......」

やはり変な事を言ってしまったからだろうか。

カフェから出て、プラネテューヌの教会に帰るまでこの様なギクシャクした空気になっていた。

 

その後、先に温泉から上がっていたノワールの待つ部屋に帰ると

何故かノワールが不機嫌になってしまった。

 

 

 

 

続く

 




パロディ・小ネタ元記載

ないだなんて悲しい事言うなよ......


では、chapter3-1をお楽しみください。
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