超次元ゲイムネプテューヌ 罪深き最終兵器と黒の女神   作:甘さん

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主要登場人物(ラステイション陣営)

麻田啓二

ノワール

ユニ

神宮寺ケイ→事業のためラステイションを離れている。


CFW陣営 

ホーリーエンペラーナイン(代表)通称HEN様

CFW三銃士(Criminal Force Weapon)

サーティースリー

海道玄

プロメデウス


chapter3-2 黒の女神の困惑と戦いの始まり

chapter3-2 黒の女神の困惑と戦いの始まり

 

「啓二!起きてっ!と言うか起きなさい!」

 

突然扉を力いっぱい叩く音と、朝から大きく、そして何処か慌てた声色で叫ぶノワールによって俺は目を覚ました。

俺は眠い目を擦り、今行くから待っていろと一言だけ言うと、ノワールも騒ぐのをやめて大人しくなったので。

俺はできる限り早く人と会える状態になれる様に朝の支度をした。

「こんな朝からどうした、何があった?」

「あっ!啓二.....良かったぁ...何も変わってないわ....」

ノワールの発言に俺は首を傾げるが、その間に心当たりを探しても俺にはどこにも心当たりがなかった。

「朝から俺の顔を見るためだけに来たのか」

「ちっ!違うわよ!別にそんな恋人ごっこなんてするつもりで来たわけじゃないわよ!

 と言うか私と貴方が恋人なんて、ネプテューヌ達が言ってるだけだし調子に乗るのも大概にしなさいよねっ!

 それに.....私の....妹とイチャイチャしてるくせに.....二股だなんて..信じられない....」

恋人ごっこは自分から言い出した話なんだがな...最後の言葉は小さくて俺には聞くことができなかった。

どうも読めない、プラネテューヌに着くまでユニと一緒に遊んでいてノワールをほったらかしにしてしまった事について、

少しノワールが不機嫌そうにしていたのは覚えている。

しかし、一晩経ってからここまで慌てて怒りに来るだろうか。

それに、今のノワールは非常に慌てており、態度や発言もおかしい。

この夜ノワールに何があったのだろうか。

「まずは落ち着け、俺に何の用事があるのか、夜に何があったのか落ち着いて話せ」

「そ....そうね、ちょっと取り乱し過ぎたわ...」

そう言うとノワールは深呼吸をして、何時もの雰囲気に戻り、話を始めた。

「ねぇ、啓二あなたは...その今日夢を見たりしなかった?」

夢、そう言えば見たな。

けど、ノワールにはショックな内容であるし言って良いのか憚られるな。

仕方ない、気を使って俺が言わない流れにしよう。

「見た、だが大した夢じゃないし話す必要も.......」

「見たの!どんな夢だったの!早く教えなさい!」

「いや、だから大した夢じゃないと......」

「良いから!」

俺が見たと言った瞬間、凄い食いつきを見せた。

その食いつき様はひょっとすると、ノワールは何か変な夢をみたのかもしれないな。

やはり、嘘を吐いた方が良かっただろうか。

しかし、もう手遅れだ、ノワールに話すには憚られる内容だが話す事にしよう。

「分かった、聞いて後悔するなよ、俺が見た夢は.......」

ノワールが前のめりになり俺の話す内容を真剣に聞こうとしている。

これを言えばどの様な反応するか手に取るように分かるので、言いたくないのだが。

「おまえ、今回のゲイムギョウ界の人気投票一位だっただろ?」

「そうよ!私が一位で、私が主役のゲームも発売されたのよ!

 凄いでしょ!次の人気投票も一位に決まっているわ」

目を光らせながら自慢をするノワールに対して俺は無慈悲にこう言った。

「次回のゲイムギョウ界の人気投票ではブランが一位になる夢を見た

 ちなみにおまえは5位だ、以上。」

「えっ?嘘でしょ!ブランは今回7位よ!そんな事あるわけ......

 と言うか私が5位って下がり過ぎじゃないっ!」

「....だから夢だと言っているだろう、何をそんな慌ててるんだ

 何時ものおまえなら、そんな滅茶苦茶な夢が正夢になるはずがないと普通に切り捨てそうなものだが

 と言うかそうならない様これから努力していけば良い話じゃないか?」

「そ...そうよ!そんな事正夢になるはずないわよね.......

 当然よ!次も私が主役のゲームを発売するんだから楽しみにしてなさいよね」

まぁ、俺は何故か正夢になりそうな予感がしているんだがな。

何時もならそんな嫌味をノワールにぶつけているが、今日はやめておくことにした。

「それで、夢はそれだけかしら」

「それだけだ、何度も寝直したわけじゃないからそんな沢山夢を見るはずがないだろう」

「本当に...」

「嘘を吐くメリットがどこにある?」

と言ったがもし俺がノワールに対して卑猥な夢を見ていた場合は、嘘を吐くメリットがあると言えるかもしれないが。

そう言った反論を思いつかない辺り、本当に焦っているみたいだな。

まぁ、ここまで来れば誰でも分かるが、ノワールは今日変な夢を見て少し気が動転している様だ。

そうなると、俺から聞いてあげる必要性がありそうだな。

「ノワールは何か夢を見たのか?」

「ふぇっ!?」

「何故、そんな変な声を上げるんだ、そういう質問をしてくると言う事はおまえも見たのかって話になるのは必然だし

 俺も話したんだから今度はおまえが話す番になるのは当たり前じゃないか?」

そう言うと、ノワールは固まってしまって、顔を赤らめてしまった。

「どうした?何故話してくれないんだ?人には話せない夢でも見たのか?」

「う....うるさいわよ!あんな事その.....言えるわけないじゃない...」

この反応のノワールは正直可愛いしもっと見ていたいし、もっと苛めて反応を見るのも楽しそうではあるが。

これ以上糾弾する様な真似をすると、仕事に支障をきたしたり、追い出される可能性もあるな。

夢の内容は少し気になるが、諦めて綺麗にまとめる方向で行くとしよう。

「まぁ、俺はノワールが見た夢の内容については分からないし、ノワールが何をそんなに慌てているのかも分からない。

 だけど、それが正夢に必ずなるとは限らないし、なるもならないもノワール次第なんだからそんな動揺する必要ないだろう

 まぁおまえが何に対して焦ってるのか、恐れてるのか分からないから多くは言えないが、そんな気にするなって事だ。

 おまえが何時も通りにして、そうならない様気を付けてればきっと正夢にはならないさ」

その言葉にノワールは少しぼーっとした様に俺を見つめて。

「何で私の話になってるのよ!気を付けるのは貴方の方よ!

 貴方の方こそ何時までもその生意気な口調でいなさいよねっ!

 後、昨日みたいにユニにはべったりくっ付かないでよね!」

と言ってそのまま走り出してしまった。

本当に何だったのだろう、まぁあの様子なら次会う時にはあの慌てた様子もリセットできているだろう。

力になれたかは謎ではあるが、俺は部屋に戻る事にした。

 

「CFWの取引現場を押さえる用意ができたわ!」

 

色々な事があって少し忘れ気味になっていたが、どうやら犯罪組織CFWが今日ラステイションのある場所で取引する事が

教祖の神宮寺ケイの調査によって、明らかとなった。

「場所はラステイションの廃工場、あそこは近々取り壊される場所だったな」

「でもあそこモンスターとか、警備用の機械が暴走してましたよね」

「それは先月私が一掃しておいたわ、狩り残しがいる可能性はあるけれど、あそこは今比較的安全で人も来ない状態で取引が出来る様になってしまっているわ」

「まぁ、何にせよ取引場所としては最適だな」

ノワールとユニは頷いている、前は出しゃばってしまったがもし戦闘になった際は彼女たちに完全に任せ

俺はサポートに徹する事にした。

「とにかく取引時刻は14時00分であるから、12時00分までには工場の図面とどの様に侵入して押さえるのが最適かを考えておく」

「それなら私も手伝いますよ」

「実際に戦うのはノワールやユニだし俺は近くで見ているだけだから、休んでいてくれ」

「でも..........」

「いや、これくらいは任せてくれ、俺はただでさえ戦闘はできないわけだし

 どちらかと言えばこれは俺の意地と言うかわがままみたいなものだ」

そう言うとユニはそれでも気にしているのかはいと言って引き下がってくれた。

「まぁ完成したら確認はさせてもらうけどね、穴の開いた作戦だったらやり直しにするわよ」

「そうならない様、結果を出そう」

ノワールとユニの二人はそのまま出ていき。

一人、端末に向かい合いながらキーボードを素早く叩く。

俺は廃工場の図面を、過去この廃工場を建設した会社に連絡する事で入手。

その図面を基に、取引現場となる部屋を予測し。

取引を押さえる経路を考え、最も最適なルートを考えた。

 

「なるほど、確かにこの部屋が一番怪しい気がするわね広いし、万が一窓から見られる事もないし。

 けど、侵入ルートにダクトを使うって...」

「やはり、服が汚れるから駄目か、違うルートだと万が一気づかれて逃げられる可能性があるし。

 恐らく相手はダクトを使って逃げると思うから押さえられない可能性が.......」

「そ....そうよね、分かったわよこれしかないならそうするわよ

 それに服は戦闘で汚れたり、少し破けたりすることも覚悟してるし」

まぁ分かっていても、ダクトに入って移動するなんて嫌に決まっているだろう。

そういうデリカシーも考慮してプランを練れれば良かったが、そう言った時間は俺にはなかった。

「まぁあなたにしては上出来だと思うわ!

 何にせよ、これで準備完了ね!ユニ!啓二!準備は良い?

 これから廃工場に突入するわ!」

「分かったわ!お姉ちゃん!」

「うむ、行くとしようか」

とは言っても、俺は戦闘に参加する訳ではなく、付いていくだけだが。

しかし、何が起こるか分からないので冷静に状況を分析しノワールとユニに指示を出していこう。

 

 

 

 

「ふむ.........そうか」

「どうしたのでアール?同志、サーティースリーよ!」

「いえ、今日廃工場で行われる取引の情報が漏れてしまった様ですね」

「それは大変でアール!ワガハイが加勢する必要がありそうでアール!」

「プロメデウスが行かなくても大丈夫ですよ、取引現場にはCFW幹部の中で最も強い.......がいますからね

 仮に女神が来たとしても、負ける事はないでしょう」

「ならば心配無用でアール!」

 

 

 

続く




レジバのオンラインと、サノバウィッチやってたので投稿遅くなりました。

chapter3-3をお楽しみに。
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