超次元ゲイムネプテューヌ 罪深き最終兵器と黒の女神   作:甘さん

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chapter1-3 黒の都市 ラステイションへ

 

 

chapter1-3 黒の都市 ラステイションへ

 

 

レイピアを突き付けられ身の危険を感じた俺は、黒髪の少女に全てを正直に話す事にし、

連行されるような形で高台から去ることになった。

どうしてあの場所にいたのか、俺は記憶にある事実だけを並べ、簡潔に説明した。

隣で歩く少女は俺の話を聞いている間、険しい顔で黙ってこちらを見つめていた。

信じて貰えない事は勿論の事、笑い飛ばされる事を覚悟していたが。

彼女は異世界から来たことは今のところ信じる事はできないが

今あなたを放置しておくことはできないと言い、とりあえず、自分の住んでいる教会に連れて行くと言ったのだ。

 

「正直自分でも理解が及ばない事象にまともに取り合ってくれて感謝する

 そういえば自己紹介をしていなかったな、俺は麻田啓二だ、君は?」

「私はノワール...そして.....」

 

自己紹介をしている途中に俺と黒髪の少女のノワールは森を抜け。

高台から見えたあの街が目の前に大きな存在感を表した。

 

「この国、ラステイションの女神よ!」

 

 

 

 

 

 

_____________________________

 

俺はノワールに教会に連れられ、その道中でこの国ラステイションの街並みを見学した。

黒を基調とした街、近未来を想起させる街の装飾からここは俺のいた世界と全くの別物であると再確認する。

 

教会に着いてすぐ俺はこの国の事、この世界の事を掻い摘んで話してもらった。

ここはゲイム業界と言う世界である事、そしてこの世界には4つの大国がありラステイションはその一つである事。

各国には女神がいて、その女神が国を治めている事。

そしてラステイションの現状や他の国と比べて如何に優れているかと言う話もしてもらった。

そのほとんどこの世界の常識である話に真剣に興味を持つ俺の態度を見て、

ノワールは本当に別の世界から来たのではないかと信じ始めた態度を示していた。

「これからあなたどうするの?もし本当に別の世界からここに来たのならこの世界の事をほとんど知らないだろうし。

 話している間に妹のユニに貴方の事を調べてもらったけどラステイションの住民でない事は確かみたいね」

ノワールの妹....さっき話に出た女神候補生の娘と言う事だろうか。

時より席を外して電話をしていたのは俺を調べていたという事か。

「俺が話した内容は全て事実だ、元の世界への帰り方も知らない。

 これでは路頭に迷ってどこかで力尽きるのがオチだろうな

 ところで、ノワール、君はこの国で一番えらいブラックハートなのだろう。

 なら俺は君を呼ぶときノワール様とかブラックハート様と呼ぶべきなのか?」

「ノワールでいいわよ....何故だか知らないけど貴方にそう呼ばれるとくすぐったいし....そうね.....」

ノワールは紅色の瞳をこちらに向け、真剣に見つめながら考え事をしている。

日本人と言う物は目を見て話す事が苦手である。尚且つ、そこに可愛い女の子がこちらを見つめていれば恥ずかしがって目を逸らしてしまうだろう。

しかしここで逸らすのは自分の運命が変わってしまう事もあるかもしれないので俺は気恥ずかしさをその辺に投げ捨てノワールを見つめた。

「そうね.....今うちの教祖は新事業に手を出すって言って留守なのよね....

 分かったわ、あなた今すぐ私の助手になりなさい!」

 

独り言のようなものをぼそりと呟いた後、ノワールは衝撃的な一言を発した。

この国を治める女神の助手をする、この世界に来たばかりの俺に勤まるのだろうか。

それ以前に何故俺を助手に指名したのか、俺は疑問をぶつける。

「どういうことかよくわからない、真意を聞かせてもらえるか?」

「今、ラステイションとルウィーとリーンボックスには教祖が不在なの。

 いなくなってみて分かるけど、仕事だけは本当によくこなしてくれたし......

 そこで私の仕事を補佐する役目をあなたにお願いしたいと思うわ

 ここで暮らせる様に部屋も提供するし、お金の方もちゃんと働いてくれれば出してあげる」

ここの現状を良く知らないが、どうやら誰かがいなくなって補佐する役目がいなくなり困っている様子だ。

正直な話、旨過ぎる話なので俺は安易に請け負わず、質問を続けた。

「なるほど、もし俺が異世界から来た悪だったりした時、助手として一番傍に置いておくことで

 監視も同時にこなせるという事か?」

ノワールはぽかんとした様子で俺を見つめ、すぐに口を開く。

「あなた....本当に鋭いのね....その通りよ

 とにかく私が見ている以上この国で妙な事はさせないし、したら覚悟して貰うわよ」

ノワールは出会った時の様にレイピアを突き付け敵意を向ける。

俺はノワールを真っ直ぐ見つめ一言こう言った。

「心得た」

その言葉と同時にノワールは敵意とレイピアをしまい、今度は俺に手を差し伸べた。

 

「ラステイションにようこそ、歓迎するわ」

 

俺はその手を取り、明日からノワールの助手として働くことを決意した。

 

 

続く

 




パロディ・小ネタ

毎回パロディ入れるとか......めんどくさいです....でもがんばります。

一言

力尽きましたベースキャンプに戻ります。
今回は早めに次話を上げられました。

それでは、chapter2-1をお楽しみに。
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