第15話 始動!∀ No.(アンリアル・ナンバーズ)
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セントラル・デュエルアカデミアの各クラスはA~Gまである。
俺はAクラスだった。
遊雅『同じクラスだったね!』
影丸『おう!』
黒刃『巻き込むなよ…』
雫(…)
ーーー
セントラル・デュエルトーナメント出場権を賭けたランク戦が、いよいよ開始された。
イベント期間中は授業が減少する…
影丸が言っていた…過程制の完全デュエル特化型学園とは、あながち間違いではないようだ。
「久々のランク戦だ!」
俺はいつもと変わらずテンションMAXだ。
黒刃『気合い入ってるな…』
「負けるなよ…」
遊雅『親父が残したプロデュエリストとしての軌跡を辿る為には、負けないことが大前提だ。』
「ベスト8か…響きはいいけど…プロデュエリストはもっと格上なんだろ?」
影丸『プロデュエリストってなんだ?』
雫『うそ…』
黒刃『デュエルの腕前はピカイチだが…知識はアマチュア以下だな…』
「まあ…知ってて損はない知識だ。」
ーーー
俺はおさらい役か?
ーーー
黒刃『プロデュエリストとは、その名の通り…デュエルを極めし者達の総称だ。』
「デュエルキングのみが出場権を得られる…年一度の祭典…ワールド・デュエルトーナメント…通称WDT…招待制の公式イベントの中では最大規模だ。」
「プロデュエリストとは、セントラル・ドグマが選抜する…数々の実力者達の頂点…つまり…WDT優勝者のみがそう呼ばれる…」
遊雅『そっか…それなら…一層気合いを入れないと…』
「親父が立っていた場所は、それほど高い場所なのか…」
「燃えてきた。」
これがデュエリスト魂だろうか…燃えるような熱さを放つ…
緊張や不安…プレッシャーや気の迷い…
それすら吹っ飛ばした。
ーーー
雫『ランク戦の仕様変更は確認した?』
「ただの雑魚狩りだと…もらえるRP(ランクポイント)は下がるよ…」
黒刃『まあ…そんな所だ。』
遊雅『要は、実力差が開き過ぎないようにすればいい…』
「この一点…」
影丸『マジか!?』
黒刃『あとはお前らだけだ。』
「デュエリスト達の腕前も上がってるようだから油断するなよ…」
遊雅『まあ見とけ!』
影丸『おう!』
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こうして…俺達は着々とランクを上げる…
ダイヤモンドランクからは、デュエリストのレベルも格段に上がり始める…
だが…
「ドラコネットが召喚に成功したとき…①の効果を発動!手札・デッキからレベル2以下の通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する!」
「デッキから…デジトロンを特殊召喚!」
「守備表示!」
ウォォォ…
デジジ…
デジトロン
DEF/0
ーーー
「俺は手札のサイバース・コンバーターの効果を発動!」
「自分フィールド上のモンスターがサイバース族のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる!」
ドララ…
ドラコネット
-サイバース族-
デジジ…
デジトロン
-サイバース族-
「サイバース・コンバーターを特殊召喚!」
「形式は守備表示!」
ウォォォ…
ヒュン…
サイバース・コンバーター
DEF/1000
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「召喚条件を確立…EXモンスターゾーンにアクセス…」
「ドラコネットとサイバース・コンバーターをL素材とし…リンク召喚!」
「リンク2…コード・トーカー!」
ウォォォ…
シュザッ!
コード・トーカー
ATK/1300
ーーー
オォォォォォォォ!!!
「コード・トーカーの常時発動効果は、リンク先のモンスターの数×500ポイント…攻撃力をアップさせるもの…」
「つまり…矢印の下…デジトロンが存在する限り…攻撃力を500ポイントアップだ。」
コード・トーカー
ATK/1300→1800
【エンドフェイズ】
「俺はカードを2枚セットし…ターンエンドだ。」
黒刃『ストラクか?』
ーーー
【ドローフェイズ】
遊雅『よっしゃ!オレのターン!』
「ドロー!」
手札5枚→6枚
【スタンバイフェイズ】スキップ
【メインフェイズ1】
遊雅『オレは手札から通常魔法…「強欲で禁欲な壺」を発動!』
「お互いにデッキからカードを2枚ドローし…その後、お互いのEXデッキから表側以外のカードをランダムに6枚…裏側で除外する!」
「強欲で禁欲な壺だと!?」
「2枚ドロー!」
遊雅 手札5枚→7枚
ーーー
「よっしゃ!オレの相棒を引いたぜ!」
遊雅『オレは手札から…「クリムゾン・ダイバー」を通常召喚だ。』
ウォォォ…
ブクッ…ボゴッ…
クリムゾン・ダイバー
ATK/1000
ーーー
遊雅『「クリムゾン・ダイバー」が召喚に成功したとき…①の効果を発動!デッキからカード1枚ドローを選択!』
「ドロー!」
黒刃(キーカードを引くことが目的か…)
「来た!」
遊雅『オレは手札から…「トイナイト」の効果を発動する!』
「このカードは、相手のモンスターの数が自分のモンスターの数より多い場合…手札から特殊召喚できる!」
「攻撃表示だ!」
ウォォォ…
ガコン…
トイナイト
ATK/200
ーーー
遊雅『「トイナイト」が特殊召喚に成功したとき…②の効果を発動だ。』
「デッキから特殊召喚できないなら…手札から!」
「トイナイトを再度…特殊召喚!」
ウォォォ…
手札7枚→5枚
「レベル4のトイナイトが2体…まさか!?」
黒刃(遊雅のEXデッキには、ランク9のあのカードが眠っている…だが…)
ーーー
まだ何かあるのか…
ーーー
「オレのフィールド上には、レベル4のトイナイトが2体揃った。」
「オーバーレイネットワークを構築…エクシーズ召喚!」
「存在しない記憶と思想が生み出した新たなNo.(ナンバーズ)…」
「始動せよ!カード世界の再構築!」
遊雅『「∀ No.(アンリアル・ナンバーズ)10-アブソーブ・ドラゴン」!』
unreal…No.10…
Access…
ウォォォ…
グァァァ…
∀ No.(アンリアル・ナンバーズ)10-アブソーブ・ドラゴン
【闇属性】【ドラゴン族】【ランク4】
ATK/0
DEF/2300
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漆黒の中から出でる龍は、異様さを放つ…
∀ No.(アンリアル・ナンバーズ)…その正体とは…
次回へ続く…
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